今週は「旬の味覚紀行」　たけのこ編

今週は「旬の味覚紀行」　たけのこ編

たけのこ農園「たけのこ屋」（三重県桑名市）ご主人近藤さん
先祖代々受け継がれているたけのこ山で、たけのこを獲り続けて２５年。
桑名市南部は、伊勢湾と木曽三川（揖斐川・長良川・木曽川）により、
長年育まれた良質の粘土質に恵まれ、やわらかくまろやかで美味しいたけのこが
収穫されます（その味は京都にまさるとも）。
三重県でもたけのこの産地は、この辺りだけだそうです。

近藤さんのたけのこ山は、広さ３０００坪で、最盛期には１日１トンの
たけのこが収穫されます。たけのこの収穫は朝６時頃から行います（朝堀り）。
たけのこは日に当たると日焼けしてしまい、黒くなり鮮度も落ちるため、
日が昇る前に収穫し、収穫後も日に当てないようにして出荷します。
地面から１センチほど出たたけのこを「とんが」という、掘る部分が細長い
クワのような道具で掘ります。
地面から出てる部分はたった１センチですが、地下には５０センチも
埋まっていて、重さは１キロから大きいもので２．５キロにもなります。
なので、掘る作業はかなりの重労働。
また、最盛期には１日に１０センチも成長するので、収穫時期を逃さないため
毎日山を隅々まで見て回らないといけないそうです。

たけのこの収穫時期は４月～５月上旬。
桜前線とともに訪れるそうで、今年は少し早くなるかも、とのことです。

収穫時期が終わると、あとの１１ヶ月は山の手入れ。
竹が密集してしまうとたけのこが出なくなるので、手をかけてやらないと
いけないそうです。

近藤さんのたけのこを食べてみたい方、
インターネットは「たけのこ屋」で検索すると、
ＨＰがトップでヒットします。

今、注文していただければ、獲れ次第、発送します。
収穫は５月上旬、ＧＷ頃までになります。

投稿者 ミュージックトリップ : 2009年03月21日 14:26