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2010年08月06日

第48回~野鳥~

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?

今回も番組を振り返っていきましょう。

第48回は「野鳥」についてご紹介しました。


現在590種から620種くらいの”日本の鳥”がいると言われ、
これに加えて外来種が日本列島に生息しています。
この中には都会に生きる鳥や遠く外国から渡ってくる鳥もいて、
一口に「鳥」と言っても本当に様々なんです。

そんな鳥に関する不思議な話は今も数多く語られています。
たとえば「ブッポウソウ」。
暗闇で「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴く為、
「仏、法典、お坊さん」を連想させるありがたい声であると、
この名前が付けられました。
弘法大師も、その鳴き声を聞いたと書き記しているため、
間違いないと長い間考えられてきましたが、意外な真実が明かされました。

昭和10年、とあるラジオ局が、ブッポウソウとされていた鳥の鳴き声を全国に中継しました。
そこでリスナーに指摘され判明したのが、その鳥は「コノハズク」というミミズクだったのです。
肝心の本物の「ブッポウソウ」の鳴き声はといえば
「ゲゲッ、ゲゲゲッ」と、汚い声で鳴き、全くの別の鳥だったんです。
そして、そんな汚い声でなくことから、
本物のブッポウソウは『姿のブッポウソウ』と呼ばれ、
コノハズクが『声のブッポウソウ』と呼ばれるようになったんですよ。


今回は「カラス」の話や、謎の多い「渡り鳥」の生態の話、
エネルギー節約をする「鷹」の話や、蜂を食べる不思議な鷹「ハチクマ」の話、
そしてその鳥達を追いかける「野鳥観察愛好家たち」の話などを中心に、
夏に見られる「野鳥の世界」をウォッチングしてみました。


ブッポウソウ出典付き.jpg


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投稿者 agqr : 2010年08月06日 16:00

 

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