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コラム:町田忍の団塊コレクション 3回 2007年08月06日

 
『カメラ』 
 
 昨今はカメラといえば、デジタルカメラが主流となってしまった。
もっとも10年ほど前を考えるとフィルム式がまだ頑張っていた時代でもあった。
 
camera.jpg

時代を感じるなつかしのデザイン

 さて、カメラが庶民生活の中において日常的に使用されるようになったのは、つい最近のことである。戦前においてはライカカメラ1台で小さな家が建ったといわれている。参考までに昭和32年の新聞広告におけるカメラの価格をいくつか見ると、3万円~10万円前後となっている。たとえ3万円としても、この頃のテレビが約6万円(現在の約100万円弱)なので、かなり高価なものということが理解できる。
 
shinbun.jpg

価格に注目! これが当時の新聞広告
 
 したがって、松島トモコさんを広告に起用してヒットした「フジペット」というカメラは、32年当時で1950円という価格で子供たちにもどうにか買ってもらえるカメラとして好評だった。
 この頃はまだモノクロフィルムが主流で町の商店街には必ず写真屋さんがあり、その奥でご主人が現像などの作業としていた。
そんな風景も今は昔のものとなってしまった。
 
(町田忍)

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「ドコモ団塊倶楽部」は熱い青春時代からラジオを お聞きいただいている団塊世代の皆様に、心地よい 音楽と話題にのせてエールを送り続けている番組です。 番組は毎月1回の放送で、2005年1月よりスタート、 あの頃も、そして今も輝き続ける団塊仲間の方のお話 を伺ったり、懐かしい時代を紐解いてみたり・・・・。 レトロに浸る心地よさと同時に、今をそしてこれからを 楽しんで生きる気分をお届けしています。 番組のスーパーバイザーは1947年生まれ団塊ド真ん中・ 漫画家の弘兼憲史さんと団塊ジュニアを代表して石川真紀アナウンサー。

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