ドコモ団塊倶楽部

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ムッシュかまやつさん、ザ・ワイルドワンズ ライブ! 2007年12月24日

12月24日(月振替休日)の
「ドコモ団塊倶楽部」は、先日行われました、
フジテレビ「お台場オトナPARK」とのジョイントで行われました
「『ドコモ団塊倶楽部』第3回スペシャルイベント」
トーク&ライブの模様をお送りしました。
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◆トークパートその1 ~オープニング◆
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【 ムッシュかまやつさん、加瀬邦彦さん登場! 】
オープニングトークには
ムッシュかまやつさん、加瀬邦彦さんのお二人が登場。
 
(弘兼)
スパイダースとワイルドワンズは雰囲気が違う。
ワイルドワンズは学生が多くて、
スパイダースはGSの中では不良っぽくなかった。
不良っぽいグループは
○○さんとか、●●さんとか ありましたよね。
スパイダースは洗練された都会的なイメージ。
リーダーの田邊さんがビシっとしていて
締めていた気がします。

(ムッシュかまやつさん)
マチャアキ、ジュンが怒られていました。
 
【 ビートルズ日本公演時のエピソード 】
 
 ◆お二人はともに、1966年のビートルズ日本公演の時に
  競演するチャンスがありながら、 
  観客席から見ていた――というエピソードをお持ちで、
  それぞれ当時の背景をご紹介くださいました。
 
まずは ムッシュかまやつさん
 
----ビートルズの日本公演では、競演を断って
客席から見ていたというエピソードが紹介されました。
(弘兼)
もったいない感じですが、なぜ?
(ムッシュかまやつさん)
あまりにもビートルズのマネをしていたので
本物と一緒にやるのが恥ずかしかったんです。

  
つづいて、加瀬邦彦さん
 
----ビートルズ日本公演の時に
「ビートルズを生で見られないなら」と
ビートルズとの競演が決まっていたブルージーンズを
脱退したという伝説があります。そのわけは・・・?
(加瀬邦彦さん)
ビートルズがすごい好きになって
ブルージーンズが前座に出ることが決まって、
同じステージに出られるとなったので、
ビートルズにも会えるし、サインももらえると
喜んでいたんです。
でも、警戒がめちゃくちゃ厳重で、
前座のステージが終わって楽屋に入ったら、
楽屋に鍵をかけて、そしてビートルズが演奏を終えて
会場から帰ったら 鍵を開ける――というんです。

(弘兼)
ケチくさい話ですね。
(加瀬邦彦さん)
全然見られないわけです。
抱きついたり、キスしたりしるわけじゃないのに、
こんなにひどいことはない。
どうしても見たいので、

(ブルージーンズを)やめて 客席から見たんです。
 

【 バンド名の由来を伺いました 】
(弘兼)
「ワイルドワンズ」は
全然ワイルドじゃないですよね。

(加瀬邦彦さん)
ギターを教えてくださった恩師の加山さんに
「名前をつけてください」とお願いして
つけてもらったんです。
自分は“ワイルド”“野生的”じゃない、と
思っていたんですけど、
「生まれたままの感じだから いいじゃないか」
と言ってくださって…。
当時は「異質」だなと思いました。

 
(ムッシュかまやつさん)
スパイダースは・・・
「ビートルズ」が「カブト虫」というように
「スパイダー」は「蜘蛛」。
「世界中に蜘蛛の巣を張り巡らせた、
成功するバンドになれ」と、
その頃 僕はいなかったんだけど、
(リーダーの)田邊さんから頼まれて
うちのオヤジがつけてくれたんです。
その時は僕が入るとは
思っていなかったんですよ。

 
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◆ライブパートその1 ~ムッシュかまやつライブ!◆
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オープニングのトークに引き続き
ムッシュかまやつさん ライブから・・・
(ムッシュかまやつ さん)
 一番最初っていうのは緊張しますよね・・・
 
【ムッシュかまやつさんライブの曲目】
1曲目 あの時君は若かった
2曲目 ノー・ノー・ボーイ
3曲目 どうにかなるさ
4曲目 我が良き友よ
 
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(石川)
ムッシュさんの服装がカッコよくて、
音はもちろん、全体的な雰囲気がカッコいいな と
思いながら拝見していました。

 
実はライブの途中に
ちょっとしたハプニングがありまして、
 当日会場に起こしになった皆さんは
 お分かりと思いますが
その部分の 音 は放送では若干変わっていました。
どんなハプニングだったのかは
あえてお伝えいたしませんので、
会場でご覧になられた方は
胸の中に「宝物」としてしまっておいてください。

 
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◆トークパートその2 ~ワイルドワンズ・メンバー登場◆
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【 鳥塚しげきさん、植田芳暁さん、島英二さん登場! 】
ワイルドワンズ結成時の
メンバー探し のエピソードをご紹介いただきました。
 
(石川)
コンセプトが8つあったそうで
主なものでは・・・

○全員ボーカルとコーラスができること
○プロの世界に毒されていない
 フレッシュな人であること
○アイビーファッションが似合い清潔感のある人
○人に好感を持たれる人間性を備えていること
○山よりも海が好きであること
 
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【 出会いのドラマその1 】 (植田芳暁編)
(加瀬邦彦さん)
ビートルズと同じ4人で同じ編成のバンドを
やろうと思っていたんです。
当時、ドラムを叩きながら歌を歌う人がいなくて
ドラムの人は歌も歌った方が
絶対カッコいいと思っていたから・・・

 
(植田芳暁さん)
 ビートルズのリンゴ・スターが歌も歌っていたんです
 
(加瀬邦彦さん)
今 僕がしゃべってる!  ≪場内笑い&拍手≫
 
(加瀬邦彦さん)
・・・それでアマチュアの中から探して、
「一人いる」っていうのを聞いて
川崎まで行ったんです。

 
(弘兼)
「七人の侍」みたいですね。
 
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【出会いのドラマその2】 (鳥塚しげき編)
(加瀬邦彦さん)
ブルージーンズをやってた時のファンの人で
立教大学の女性がいたんですけど
立教で 歌ったりギター弾いたりする人がいたら、
紹介してとお願いしたんです。

(鳥塚しげきさん)
当時 軽音楽部に属していて、
年に一度の発表会をやるので券を売っていたら
先輩から
「4人の女性から『券を買いたい』と言われていて
でも、一つだけ条件があって、
『ギターが弾けて歌える人を紹介してくれたら
 4枚のチケットを買いましょう』って言うんだ。
 加瀬さんのところに行ってもらわないと
 チケットが売れないから困るんだ」と言われて…

 
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【出会いのドラマその3】 (島英二編)
(加瀬邦彦さん)
ビートルズが帰国した1966年7月7日から
伊豆で合宿しようと決めていたけど
ベースがいない、となって、
その数日前に、鎌倉に住んでる後輩が
「鎌倉に 海でいつもギターを弾いている人がいる」
と教えてくれて、
「紹介してよ」と会ったのが島だった。

 
  (弘兼) 
   それ島耕作です。
(島英二さん)
翌日に兄と一緒に東京に行ってお会いして、
「あこがれの加瀬邦彦だ!」と思って
喋れなかったものですから、
兄貴が条件などいろいろな話をしていまして
僕は隣で
「加瀬邦彦って背は意外に低いな。
 着てる服はオシャレで、カッコいいな」と
 思っていて、最後『よろしくお願いします』と
 言ったら、加瀬邦彦さんがポカーンと
 僕の顔を見ていまして
 次の日、スタジオに行った時に
 『君が入るの?』って言われたんです。

(加瀬邦彦さん)
お兄ちゃんが入るもんだと思っていて、
彼は一緒に付いて来てるだけだと思ってたんです。
「じゃあベース」を って言ったら
『僕はギターです』って言うんだけど、
ギターは絃6本で、ベースは絃4本だから
ベースならすぐできるよ、って・・・。

 
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 ◆加瀬邦彦さんが スパイダースからブルージーンズへ
 移籍した際の裏話も紹介されました。

(ムッシュかまやつさん)
加瀬さんと前 一緒にスパイダースをやってた時に
寺内タカシさんとブルージーンズが売れてきて
引っ張られたんです。
どうしても行きたかったんですけど、
リーダーの田邊(昭知)さんは
辞めさせてもらえないと思っていたので、
演奏中に、加瀬さんはアンプとギターを持って
逃げたんですよ。

(加瀬邦彦さん)
逃亡したんです。

ブル-ジーンズに行く、その日の夜まで
やめられなかったんです。
その日の夜、ブルージーンズは新宿、
スパイダースは浅草でステージだったんですけど、
一回目のスパイダースのステージに出て
最初の演奏が始まってすぐアンプとギターを持って
「ご苦労様~」と言って新宿に向かって
ブルージーンズの二回目のステージに立ってました。

 
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◆ライブパートその2 ~ザ・ワイルドワンズ◆
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【ザ・ワイルドワンズ ライブの曲目】
 
1曲目 グループサウンズメドレー
    ブルー・シャトウ ~
       ~ 好きさ 好きさ 好きさ ~
         ~ 花の首飾り ~
           ~ シーサイド・バウンド

2曲目 青空のある限り
3曲目 愛するアニタ
4曲目 想い出の渚
5曲目 お嫁においで

 
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◆ライブパートその3 ~ワイルドワンズ+ムッシュ!◆
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 ◆ワイルドワンズにムッシュかまやつさんも
  加わってのライブ!!
 
【ライブの曲目】
 
1曲目 サーフィンU・S・A
2曲目 バンバンバン
3曲目 懐かしきラブソング

 
懐かしい歌を聴いていただきました。
懐かしい歌は、懐かしいいい想い出を
たくさん連れてきてくれます。
歌は本当に不思議です。
その時の様子が、その時のファンと共に
思い出されます。
僕たちはこれからも4人仲良く
心に残るいい歌を歌い続けていきます。

 
  そしてもっともっと、
  皆さんに楽しんでいただき、
  もっともっと喜んでいただき

    もっともっと
    元気になっていただきたいと思います!
    団塊の世代の皆さん、頑張りましょう!!

  
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◆次回のドコモ団塊倶楽部◆
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年内の放送はきょうが最後です。
今年一年間お聴きいただきまして
ありがとうございました。
 
2008年最初「ドコモ団塊倶楽部」
1月14日(月祝)午前8時半から11時まで
エッセイストで画家、農園主、
ワイナリーオーナーの 玉村豊男 さんを
パーソナリティーにお招きして
農業について お送りする予定です。
どうぞお楽しみに!!

12/24(月休)は「お台場オトナPARK」! 2007年12月17日

12月24日(月/振替休日)午前11時~12時55分
放送の「ドコモ団塊倶楽部」

11月25日(日)に、フジテレビ「お台場オトナPARK」との
コラボレーション企画として開催された
「『ドコモ団塊倶楽部』第3回スペシャルイベント」
トーク&ライブの模様をお送りいたします。
 
ゲストにお迎えしたのは、ムッシュかまやつさん
加瀬邦彦&ザ・ワイルドワンズの皆さん。
パワフル、そしてクール、ときにはチャーミングな
一面を覗かせる皆さんの人柄に魅了され、
ステージは大興奮のうちにフィナーレ。
 
イベントにいらしていた方も、
残念ながら来場できなかった方も、
この機会をお聴き逃しのなく。
どうぞお楽しみに!!

コラム:町田忍の団塊コレクション 7回 2007年12月10日

『ボンナイフのこと』
 
 昭和30年代の筆箱の中には、小さなナイフが入っていたという人も多いと思う。それが「肥後の守」かボンナイフかで、時代も異なってくるようだ。
 ちょうど私(昭和25年生まれ)くらいのときがその分かれ目あたりだったのだろう。クラスの仲間の中にはまだ、この「肥後の守」を使用していた子もいた。
 当時、教室には備え付けの鉛筆削りが1台あった記憶があるが、もっぱらボンナイフを使用していた。
もっとも鉛筆を削るというよりも机の角とか、消しゴム、鉛筆の上の方を一部削って名前を入れる部分を作るときなどに使った。
 ボンナイフには2種類あり、
二つ折りのデラックス型(※写真①/10円)、
普及型(※写真②/5円)があった。
ボンナイフは昭和20年代初め安全カミソリの刃に柄をつけた「学生ナイフ」として登場したのが発祥だといわれている。
 関西地方では「ミッキーナイフ」(※写真③)と
呼ばれていた。 
bon-knife.jpg
▲①デラックス型 ②普及型 ③ミッキーナイフ
 
(町田忍)
 
 ◆◆ お知らせ ◆◆ 
町田忍さんが協力しているイベントをご紹介します。
 
   ~ 心ふれあう憩いの広場 ~
 下 町 と 銭 湯 の  物 語

 
昭和40年代のなつかしい銭湯、町空間を
思い起こさせる品々が展示されています
 
◎主な内容
・「銭湯めぐり」写真展
・銭湯の歴史紹介
・地図で見る台東区内銭湯の推移
・入浴料金の変遷

・昭和の銭湯 1/25模型 で
 ペンキ絵・タイル絵の制作:町田忍
・銭湯広告看板 展示
 (町田忍コレクションより出展)
  
【開催期間】 2007年11月14日(水)~2008年1月30日(水)
【 会場 】 テプコ浅草館 1階 下町ギャラリー
【営業時間】 午前10:00~午後6:00
【 休館日 】 毎週月曜日[祝日の場合は翌日]・年末年始
 ※ 入館無料

【  駅  】
●つくばエクスプレス:浅草駅出口徒歩約1分
●東京メトロ銀座線: 田原町駅 徒歩約7分
          浅草駅出口1
          (雷門方面)徒歩約10分
●東武地下鉄伊勢崎線: 浅草駅 徒歩約10分
●都営地下鉄浅草線: 浅草駅出口A5徒歩約12分

詳しくはこちらをご覧ください
(テプコ浅草館のサイトへジャンプします)

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「ドコモ団塊倶楽部」は熱い青春時代からラジオを お聞きいただいている団塊世代の皆様に、心地よい 音楽と話題にのせてエールを送り続けている番組です。 番組は毎月1回の放送で、2005年1月よりスタート、 あの頃も、そして今も輝き続ける団塊仲間の方のお話 を伺ったり、懐かしい時代を紐解いてみたり・・・・。 レトロに浸る心地よさと同時に、今をそしてこれからを 楽しんで生きる気分をお届けしています。 番組のスーパーバイザーは1947年生まれ団塊ド真ん中・ 漫画家の弘兼憲史さんと団塊ジュニアを代表して石川真紀アナウンサー。

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