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2007年03月23日

談志師匠が客席に!!

今週水曜日は、21日。
毎月21日は、新宿明治安田生命ホール

「志の輔らくご21世紀は21日」の日なのです。

落語初心者さんも、落語ツウさんも、確実に楽しめる会!と断言したいくらい、素晴らしい会ですよ。

毎回毎回、当日券の補助席&階段席も完売、完売の人気ぶり。
私の前に並んだ男性も、「開演ギリギリまで、買えるかどうか待ってみてもいいですか?」
これくらい注目されている会なのです。

この日のお弟子さんとスタッフさん、いつも以上に忙しそう。

志の輔さんの師匠である、立川流家元・立川談志師匠が突然いらしてる!とのこと。

ロビーで出会う知り合いさん達もみな、開口一番「談志師匠が来てるらしいよ!」
ざわざわざわざわ・・・・・・・。

噂で耳をダンボにしたまま、会場内へ。トントントン・・・・階段を降りようとすると・・・・。

「おい、なみだ(私)。」

振り向けば、ナイスな帽子を深々とかぶった、ベルボトム姿の談志師匠が最後列の席に。
野末陳平さんとご一緒です。

あのねぇ~、自分の師匠が客席にいたら演りにくいだろうって分かってるんだよ・・でも来ちゃった。
ちょっとしたら帰るから。

 志の八さん 位牌屋
 志の輔さん 猿後家
 松元ヒロさん 今日のニュース
 志の輔さん よかちょろ~山崎屋

全てが終了。
盛大な拍手の後に志の輔さん、「もしまだいらっしゃったら・・・・・師匠・・・」へ??

わ~、談志師匠、結局最後まで聞いていらしたんですねー!!

おぉ~というドヨメキと物凄い拍手の中、高座に上がる談志師匠。
ベルボトムが物凄くお似合いだなー。
足がすら~っと長いな~。

客席にいたら演りにくいだろうからと、一旦出たんです。
駅まで行って、待てよ、と。
演りにくいと思うのは、私の思い上がりなのではないか、と。
それで戻って来ました。
戻ってきたオレは・・・エラいと思いますよ。

・・・・・ふふふ。素敵だなぁ・・・・。

丁寧で深い深いお辞儀。談志師匠の落語と同じくらい、このお辞儀が好きです・・・・。
なぜか涙が出そうになるくらい、丁寧で温かいお辞儀。

この日も志の輔さんへの愛情たっぷりなひとときでした。

終演後、ロビーを出る談志師匠。

「んー・・・・エラいですよ。」ですって。またまた、ふふふ。

貼られてる!つぎの瞬間、無意識にシャッター押してた・・・・ファンなんだなぁ、私・・・・の
文化放送 アナウンサー 吉田涙子でしたん。

志の輔さんが貼られる。.jpg

投稿者 落語 : 09:13

2007年03月20日

浜松町かもめ亭 22時09分

「浜松町かもめ亭」は19時開演で21時までには終演するというコンパクトな
落語会。映画一本分くらいのボリュームで楽しんでいただこうという趣旨です。
(普通の落語会は2時間半~3時間くらいが標準)

毎回、終演後の21時すぎからホール横の会議室で簡単な打ち上げを開いています。
今回はその打ち上げ風景をちょっとご紹介。

uchiage0000.JPG
写真1。
まずは出演者のご挨拶。真ん中はいつでも腰の低い柳家喬太郎さん。
挨拶も高座と同じくトンチが効いています。

uchiage1.jpg
写真2。
左側の少年風の人物がレギュラー前座の立川こはるさん。(NARUTO風ですが女子)
今年の初めに初高座を勤めたばかりという新人です。
立川流は寄席に出勤しないため、当会をはじめ談春独演会などで
ゲリラ的な(?)前座活動に励んでいます。
来月は当会の開口一番を勤めますよ。
右側は「浜松町かもめ亭」のタイトルやメクリを執筆してくれている
春亭右乃香さん。寄席文字界のアイドルで、柳家喜多八が追いかけ回して
いるという噂。描く文字と同じでキレのある人です。
真ん中は私=松本です。半纏は自前。浅草の古着屋さんで貰った。

uchiage2.JPG
写真3。
いちばん左は録音エンジニアの草柳俊一さん。柳家喬太郎さんや談志家元、
桂文我さんなど数多くの落語家のCDを録音・編集している人。
当会の録音には「お目付役」として参加をしてくださっています。
(「浜松町かもめ亭」はマイク4本を使用したステレオ録音をしています。
 近日「落語の蔵」に出ますから乞うご期待)
二番目は立川志ら乃さん。けっこう近眼。じつはすごく礼儀正しい人。
三番目は三遊亭司さん。当会には五月出演予定。今回の出番はないのですが
下見というか「勉強」に来てくださいました。感心な若者ですね。
大田区蒲田在住で、蒲田系落語家として注目を集めています。
四番目は私=松本(わかったよ)。

uchiage4.jpg
写真4。
なぜか演者以上に盛り上がっていたこの二人。
左は文化放送アナウンサー吉田涙子先生。いろいろな意味で大人(たいじん)。
右はCDプロデューサーの真柄久義さん。
(喬太郎「東京ホテトル音頭」のCD制作者です)
夜はこれからだってさ・・・。

次回四月公演は、小満ん、雲助という渋い名手の顔合せでぐっとアダルトな
雰囲気の会になる見込みなので(喬太郎さんが「客で来たい」と仰った)ぜひご来場ください。

                           
                                                     松本尚久

投稿者 落語 : 22:53

遅くなりましたが・・・・かもめ亭ご来場ありがとうございました!

更新が滞っていて申し訳ありません・・・m(_ _)m。

浜松町かもめ亭 三月公演へのご来場、まことにありがとうございました!!

 柳家初花さん 金明竹
 立川志ら乃さん 崇徳院
 三遊亭遊雀さん 野ざらし
 柳家喬太郎さん 白日の約束(新作)

 
次回の四月公演は4月19日(木)
 
 柳家小満んさん
 五街道雲助さん
 桂雀喜さん 
 立川こはるさん

がご登場です。どうぞお楽しみに☆

立川こはるさんは、立川談春さんのお弟子さん。
アニメのナルトちっくな髪型がお似合いの、とっても可愛いお弟子さんです。
ナルトちっく・・・・合ってるのかな・・・・是非ご確認にいらしてください☆

そんな(どんな?)こはるさんの師匠、立川談春さん、翌日に町田市民ホールで春風亭昇太さん との二人会。

 立川志の吉さん 松竹梅
 立川談春さん 大工調べ
 翁家勝丸さん(太神楽)
 春風亭昇太さん 愛宕山

開演前に受けたマッサージの影響で気持ちもユルユル。そんな訳で選ばれた、ユルユルな与太郎さんが登場する大工調べ。たっぷり1時間!の熱演でした~。

”この人、絶対いい人だ!!”高座を見ていていつも思う、立川志の吉さん
の、師匠である立川志の輔さんを持つ、この日の昇太さん。
昇太さん。.jpg

「志の輔ラジオ 土曜がいい!」もお耳になさって下さい(笑)。
土曜日11時~13時です・・・。

   結局最後は宣伝か!の、志の輔ラジオアシスタント 吉田涙子でしたん。

投稿者 落語 : 10:47

2007年03月13日

いよいよ16日は浜松町かもめ亭!!

さぁさぁ皆さま!!いよいよ16日(金)

浜松町かもめ亭です!!

今回のご出演は

 柳家喬太郎さん
 三遊亭遊雀さん
 立川志ら乃さん
 柳家初花さん

!!!!!!!!!!

残念ながら完売・・・・チケットゲットできなかった皆さん、申し訳ありません・・・。
このブログでご紹介があると思います、どうぞそちらを楽しみにお待ちくださいね。

そしてチケットを見事ゲットされました皆さまは、どうぞお忘れなく☆

遊雀さんと仲良し(こんな言い方、失礼かしら・・・)な喬太郎さん。

「一緒に伺いますんでヨロシクお願いします☆」

とニコニコしながらうれしいお言葉。
どうぞお楽しみに!!

そんな喬太郎さん、お歌のCDも出されてます。
喬太郎さんのCD。.jpg

ゲストに師匠の柳家さん喬さん、風間杜夫さん、三増紋之助さん、林家二楽さん、寒空はだかさん、柳亭市馬さん and more more・・・・・。超豪華です!
Go Luck! RECORDS より好評発売中ですよん。かなり・・・・面白い・・・・。

  毎日毎日ライブと落語☆笑いと音楽バンザイ♪な文化放送 吉田涙子でしたん。

投稿者 落語 : 10:58

2007年03月08日

しばらくのご無沙汰でした

 先週の月曜日、やっと念願叶って、大阪は天満天神
『繁昌亭』に行ってきました。昼席と夜席、半日繁昌亭
で幸せな時間を過ごさせていただきました。
 昼席はとっくに売り切れており、友人の協力を得て
裏技で手に入れた貴重なチケット。夜席は、事前にネ
ットで購入していたのですが、どうやら繁昌亭のチケ
ットは昼席から売り切れるようです。東京では、平日
の昼席で(通常の番組の時は)立見が出るというのは
考えられませんが、大阪は燃えておりました。昼席は
1時開演なのですが、12時前に繁昌亭に着いたら、す
でに長蛇の列。当日券もすっかり売り切れておりまし
た。
 初めての繁昌亭、確かに評判通りの素晴らしい立地
条件。日本一長い商店街の天神橋筋商店街から1本裏
手、大阪天満宮の裏(敷地は天満宮の駐車場跡地だと
か)、風情のある建物は、杮落としからまだ半年という
真新しい寄席です。
 席は自由席、補助席を入れても約250席という、落
語を演る定席としては理想的な大きさの寄席ですが、
入場料が2500円(前売り2000円)ですから、運営
は大変だろうと思いますが、上方では60年ぶりとい
う落語の定席の復活に寄せられる期待は大きいものが
あります。応援したいですね。
 さて、この日の番組ですが、期待通り、上方落語の
底力を感じさせてもらいました。米左の高座の時には、
睡眠不足がたたって居眠りをしてしまいましたが(失
礼なことです)、全ての演者に満足。小米朝、米左、
佐ん吉以外は皆初めて聴く人たち(少なくとも記憶に
はない)でしたが、どの高座も楽しめました。
 古今東西、女性噺家の第1号といわれる露の都の
『みやこ噺』(まくら噺、漫談)に出会えたのも幸いで
した。故・桂春蝶の子息・春菜は、将来が楽しみな逸
材と感じました。小米朝はここでも華のある高座で客
席を沸かせてくれ、銀瓶が、三枝・作『宿題』で爆笑
を誘い、坊枝の巧みな芸に感心し、繁昌亭では初めて
トリを取ったという文太の込み上げてくる熱い思いの
感動を共有することができました。文太さん、噺を終
えて涙ぐんでいました。(初日に聴けてよかった)
〜昼席〜
桂佐ん吉    『始末の極意』
林家卯三郎   『河豚鍋』
桂春菜     『ラジオ川柳』
桂米左     『一文笛』(だと思われる)
露の都     漫談
桂小米朝    『稽古屋』
笑福亭銀瓶   『宿題』(桂三枝・作)
桂坊枝     『火焔太鼓』
豊来家玉之助   太神楽
桂文太     『不動坊』
繁昌亭02.jpg
↑昼席の開場を待つ長蛇の列

 昼席に次いで、繁昌亭の夜席『月よう寄席』へ。昼
席が4時過ぎに終わり、6時半開演の夜席までの間、
繁昌亭に併設の喫茶店で休憩後、天神橋筋の商店街を
ぶらぶら。6時前に繁昌亭に戻ったら、もう長い列が
できておりました。
 この日は、昼席と同じ演者、銀瓶は演目も同じでし
たが、夜は夜でまた大いに楽しませていただきました。
小米朝の『くしゃみ講釈』は、『七段目』と並んで、
今や彼の十八番のひとつに数えられる演目で、期待通
りの熱演。文太の『小倉船』は、米朝師くらいしか演
る人のいない珍しい噺。私も米朝師のCDで知ってい
るだけで、今まで聴いたことのない噺。奇想天外、『地
獄八景……』ほどの笑いはないが、不思議な噺。珍し
いものを聴かせてもらいました。
 ところで、繁昌亭の客層ですが、やはりシニアの男
女が中心でしたが、カップルよりも、女同士、男同士
のグループや、若い女性のグループが目立ちました。
年齢層は東京と変わりません。
〜夜席〜
桂佐ん吉    『狸賽』
笑福亭銀瓶   『宿題』
桂坊枝     『阿弥陀ヶ池』
桂小米朝    『くしゃみ講釈』
桂米左     『河豚鍋』
桂文太     『小倉船』(竜宮界竜の都)

ベテラン花粉症患者の岩本でした

投稿者 落語 : 23:39

2007年03月06日

精養軒にて

basekihirou.JPG

五街道佐助改め四代目隅田川馬石襲名披露パーティに出席をした。
「隅田川馬石」という名前、落語マニア以外にはあまり馴染みがないと思う。
古今亭志ん生が十六回改名したうちに名乗った名前のひとつで、ただし
志ん生は一ヶ月しか使わなかったという。
師匠の五街道雲助という名前にも通じて、スケールが大きい。
この一門、雲助さんも、兄弟子の桃月庵白酒さんも、今回の馬石さんも
世間一般にはあまり知られていない亭号を名乗っている。
それと関係があると思うのだが、素顔を見ていても、落語業界的なところが無い。
それが大変プラスに作用しているように感じられる。
馬石さんの高座は最近、聴けていないが、挨拶状の山本進氏の文章によれば
ここのところ名人長二、お富与三郎といった人情噺に取り組んで成果をあげていると
言う。近々ぜひ聴いてみたいと思う。馬石さんおめでとう!
                                        松本尚久

披露興業は三月下旬からスタート。
http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Special/Promotion.aspx

投稿者 落語 : 12:28

天どんさん。

3月3日 ひなまつり ~三遊亭天どんさんの勉強会 @三田春日神社

『高座見て ファンになりました。』

今まで一度だけ、配られたアンケートにこう書いて提出したことがあります。
それが、三遊亭円丈さんのお弟子さん、天どんさんでした(多分ご本人もスタッフの方も全く覚えていないはず☆)。

何故気になるのか・・・・分かりません。
でも・・・気になるんです。

マクラから独特な空気・・・・気になるんです。

あ!こんなトコ!

「この着物、すぎますか・・・・僕のイメージは・・・・・・」

「・・・・・・・・シャアザクです。」

(※シャアザク・・・・ガンダムに登場するシャア専用ザクのこと。)
シャアザク。.jpg

こんなトコが、好き。

これまた気になる春風亭栄助さんと、ナイスな落語会も予定されてますよ。
栄助天どんの会チラシ。.jpg


ゲストは三遊亭白鳥さん。着物の袖が、鳥の羽の形してますよ、着物にピカチュー、ついてますよ。

こちらも楽しみ、是非☆

       子供の頃、弟とガンプラ作りまくってました 文化放送 吉田涙子でした。


投稿者 落語 : 08:57