2009年10月26日

2009年10月26日から29日放送

「低炭素社会“発見”IN千代田」 
「都市型コミュニティーサイクル社会実験」開始
そのキックオフ・イベントが、先日 
丸の内オアゾの○○(おお)広場で行われました。

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田島環境副大臣、石川千代田区長 メルビン駐日デンマーク大使
レーシングドライバーで登山家の片山右京さんなどが参加してのイベントでは
デンマーク大使が、渋谷区猿楽町の大使公邸から、自転車で到着。

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コミュニティーサイクル社会実験で使われる自転車と、
大使が乗ってきた自転車との交換会も行われ・・・・

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その後30人の小学生達が、大手町、丸の内、有楽町エリアの
低炭素スポットを巡るツアーに出かけました。

千代田区でのCO2排出量の7割がオフィスからといわれており、
太陽光発電や省エネ設備を整えたビルも増えていて、
その地図をもとに低炭素社会を発見しようという取り組みです。


「低炭素社会“発見”IN千代田」
丸の内パークビルの屋上、普段は入ることのできない場所ですが、
その屋上の3箇所に、太陽光パネルが敷き詰められています。

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環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 国民生活対策室 小森室長と
お話しました。

 「実はここ、なかなか見られない場所です。見上げると電気作ってる、街の中で・・
 それはいい発見だったんじゃないかなと思います。
 1,2,3箇所も・・ 太陽の動きで次々に光が当たるようになっているんですね。
作った電気はこのビルで使う・・エネルギーの地産地消ですね・・
できることから始める、いい取り組みじゃないかと思います。」
                         
オフィスビルでは、都内最大級(最大出力60キロワットの太陽光発電)
丸の内の、夜のライトアップをまかなっているそうです。

でも、高所恐怖症の人にはきつい
カメラスタッフも恐る恐る撮ってました。

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ところで、CO2削減に向けて活動を続けている「チームマイナス6%」
「チームマイナス25%」になるんでしょうか。
小森室長に質問しました

「チームマイナス6%は、もともと2012年の京都議定書を
きちんと達成するということで
 今、300万を越える方々に参加していただいて、
この動きは勿論続けていくと思います。
 こまめに電気を消すとか、できることからプラス町の中で電気を作る、
こういう新しい取り組みを応援してもらおうとか、
そういう動きにしていかなきゃいけない。
日本は技術も知恵もやる気もある。
マイナス25パーセントのみならず、
長期的に、世界でCO2半減に向けて引っ張っていくというか、
そういうことが大事じゃないでしょうか。皆で頑張りましょう。」
                                
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丸の内パークビルの地下には、
次世代エネルギー供給の地域冷暖房設備があります。
ここも、子供たちと見学しました。

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「これが熱い蒸気を作るボイラー。
これ1台で家庭のストーブの8000台分の力があります。
 暖房する時は、これ1台でビル2つ分暖める力がある機械。
 冷房のための冷凍機の中に、吸収式冷凍機があって、
それを動かすために、夏でも熱い蒸気を作っている。
この蒸気は一度蒸気ヘッターに集められ、
管を通っていろいろなビルに運ばれています。」
                         
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司令室も見学しました

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丸の内パークビルの「次世代エネルギー供給」
供給延べ床面積110万㎡の地域冷暖房施設。
各ビルが個別に冷暖房施設を持つ場合と比べ
冷暖房は12%の省エネだそうです。


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投稿者 ecoful : 05:22

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