2009年08月03日

2009年8月3日から7日放送

東京 代々木公園で行われた「エコライフフェア2009」
涼しげに浴衣を着た、日本百貨店協会の高橋亜子さんに
お話をうかがいました。

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「日本百貨店協会では、9月30日まで冷房温度を若干弱めて、
人それぞれ体感温度は違いますが、地球環境を考えて、
適切な温度を見つめなおしましょう、
新しいライフスタイルを考えましょうという呼びかけの
取り組みを行っているところです。  

また、百貨店では、紙袋やレジ袋、
様々な包装材を沢山もらうと思うのですが、
スマートラッピングということで、自分に合った包装、
自分で選ぶスマートラッピングを、環境への取り組みということで
行っているところでございます。」
                     
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また、百貨店協会統一のエコバッグは
(考える黄色いカンガルーのマークです)
カーボンオフセットがついていて、
環境貢献ができるというエコバッグ。

百貨店に入ると
「冷房温度を考えてね」って、出入り口にステッカーが貼ってあります。

百貨店 お店によって、屋上緑化に取り組んだり、
食品残渣をリサイクルしたり
お店の改装に合わせて、照明を全てLEDに取り替えたり・・・
環境負荷の少ない店作りに取り組んでいます。

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7月23日は「大暑」
文化放送サテライトプラスでは
「打ち水大作戦2009」が行われました。

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打ち水の桶を積んで、ステージ前で呼び込み。
目の前が浜松町駅なので、道行く人が足をとめます。

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文化放送で、その模様を中継するため
皆さん、固唾を飲んで、始まりを待ちます。

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5,4,3,2,1 打ち水スターーート

打ち水効果は?日本水フォーラムの浅井さんに伺いました。

「水を撒くと、蒸発する時、気化熱で
地面や空気から熱を奪うという性質があります。
江戸時代には、打ち水は庶民の当たり前のものでした。
それが高度成長時代の中で、だんだんなくなって・・・
打ち水を見直して、都市に水辺って大事だよねとか、
涼しいだけじゃなく近隣のコミニティーが良くなる効果もあるでしょう。
あと水道水を使わないということで、
水を繰り返し大切に使うことも考えてもらう
きっかけになると思ってます。」
                   

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ステージの音は、太陽光パネルで発電。

「打ち水大作戦、昨年は、全国で700万人以上が参加。
木曾ひのきの間伐材で作った桶で
日本の森を健全に育成するためのひとつの支援になれば・・・
打ち水をしながらCO2育む森を考えるきっかけにしてもらえればいいな」と
浅井さんは語っていました。

お風呂の残り湯などを利用して
暑い夏、打ち水で、気温を下げましょう。 

投稿者 ecoful : 05:30

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