2009年07月13日

2009年7月13日~16日放送

東京 代々木公園で開かれた「エコライフフェア2009」
国立環境研究所のブースでは、自転車発電に挑戦です。

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 自分の力でラジカセを演奏しましょう。
 自分の力でテレビをつけましょう。
   がんばーーれ  がんばーーれ
   ついたついた  わー

4ワットでラジカセがついて、扇風機が17ワット 
テレビは40ワットなので、必死に漕がないと点きません。
                              
白熱灯の60ワットと10ワットの違いも、
自転車をこいでみると分かります。 
蛍光灯タイプの電球 見た感じは同じでも、
自分の力で発電してみると省エネ度が実感できます。


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自転車発電の仕組みや、何を感じて欲しいのか
国立環境研究所の広兼克憲さんに伺いました。

「簡単に言うと、軽自動車からとった発電機、ダイナモなんです。
 この発電機を自転車を漕ぐ力で発電させて、
 その電力で家電製品をつけてみるという取り組み・・・
 スイッチひとつで家電製品使えますけど、
 電気を自分で起こすのがどれだけ大変か、体験できるものなんです。 
 これやった後、見てないテレビ点けっぱなしでいいですかって聞くと、
 いや消しますよって、皆さんおっしゃいます。
 つまりエネルギーの大切さを理解していただく、
 そういうプログラムなんです。」
                                   
会場の皆さん いい汗かいてました。


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「エコライフフェア2009」
携帯電話を回収、リサイクルしているブースもありました。
KDDIチャレンジドの竹本亘さんに伺いました。

「携帯電話にはレアメタルという貴金属が含まれているので、
 それを有効に利用できるんです。
 つまり、一般的な鉱山から回収するより、
 携帯電話から回収するほうが、
 より効率的に取り出せるということなんです。
 すべて手作業で、18の部品に分解分別しています。
 使い終わった携帯電話は有効な資源になるので、
 認識いただいて、回収リサイクルにご協力いただければと思います。」

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では、携帯電話 回収して分別したあとどうなるのでしょう。
竹本亘さんです。

「分解したものは、精錬会社に引き取られて、
 また元の金属に戻すということをしています。
 課題は・・やはり回収率が減っていること。
 携帯電話は高機能化が進んで、データが漏れるとか、
 自分で取っておきたいという思いがあって、 
 回収が進んでいないんですが、  
 回収した携帯電話のデータは、
 物理的にもソフト的にも消却して回収していますので、
 今後、回収率を増やすことが課題だと思います。」

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高機能化、多機能化が進み、回収率が減っている携帯電話
20%から30%への引き上げが目標です。

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投稿者 joqr : 16:01

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