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2011年02月12日

第62回~冬の野鳥~

皆さん、こんばんは。

お休み前のひととき、いかがお過ごしになりましたか?

今回も番組を振り返っていきましょう。

第62回は「冬の野鳥」についてご紹介しました。


最近流行りの『ツイッター』、ここでの投稿を『ツイート』と言います。
これ、日本語では”つぶやき”と表現されていますが、
元々の意味はチュンチュンという”小鳥のさえずり”なんです。
そんな野鳥の声を人間の言葉に、
時には意味のある文章に置き換えて覚えやすくしたものが『聞きなし』です。

これは明治から昭和初期を生きた鳥類研究家・川口孫治郎(まごじろう)さんが使い始めた用語で、
彼は各地方で昔話や民間に伝わる、”こんな言葉に聞こえる”というフレーズを初めて文献にし、
それが鳥仲間に広まっていったんだとか。
例えばウグイスの「法、法華経(ほう、ほっけきょう)」とか、ホトトギスの「特許許可局」、
フクロウの「ボロ着て奉公」、ツバメの「土食って虫食って、渋ーい」などは有名です。

また、同じ声でも時代や地方によっても聞こえ方が様々で、
キジバトは「先生バカー」にも「親に孝行」にも聞こえるようです。
コジュケイのさえずりは「ちょっと来い」とも「母ちゃん怖い」にも聞こえますが、
英語では「ピープル・プレイ、ピープル・ホゥェン、ワン・ツー・スリー」に聞こえるんだそうです。


今回は他にも、秘密兵器を持つ鳥『フクロウ』、
『タンチョウ』の愛のダンス、鳥の集まる場所『城ヶ島と浜名湖佐久米駅』、
絶滅する野鳥『リョコウバトとアホウドリ』など、
「冬の野鳥」の世界をウォッチングしてみました。


シマフクロウ古志庵.jpg


番組では皆さんからのメールをお待ちしています。

番組の感想、能登さんに聞いてみたいこと、日々のエピソードなど、何でも送ってきてくださいね。


そして!

「地球NOTEドラマシアター」の音声をiTunesからダウンロード出来るようになりました!

パソコンや、iPhone、iPadから『iTunes』を開き、

『iTunes Store』内で「地球NOTE」と検索すると、

以下の4つのセットがダウンロード出来ます。


「第1章 夜が満ちる」「第2章 朝が嫌い」「第3章 朝の食卓」が収録されたPart1。

「第4章 ご馳走様」「第5章 運命の鍵」「第6章 微熱を冷ます処方箋」が収録されたPart2。

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パソコンやiPod、携帯電話などで聴く、能登さんの優しい声を是非お楽しみください!


そしてお聴きになりましたら是非、ドラマシアターの感想や、ご意見等を、

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今回、野鳥の写真でご協力頂いた
『アートライフミュージアム・ザネット』のホームページです。

投稿者 agqr : 2011年02月12日 15:00

 

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