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2018年11月26日

“駅伝に詳しすぎるアイドル”NGT48 西村菜那子さん

 11月26日の『岩本勉のまいどスポーツ』
 ゲストに“駅伝に詳しすぎるアイドル”
 NGT48
 西村菜那子さんお招きして
 その溢れまくる駅伝への情熱に迫るとともに
 西村さんの「箱根駅伝 名場面ベスト3」
 伺いました。

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◆◆ 西村菜那子さん プロフィール ◆◆

 1997年、長野県出身、21歳 (放送日時点)

 2015年、AKB48 国内5番目の姉妹グループで
 新潟県を活動拠点とするNGT48
 「第1期生 オーディション 最終審査」に合格し
 NGT48 チームNIIIに所属。

 趣味は駅伝観戦。
 特技は「箱根駅伝の歴代優勝校をすべて言えること」

 “駅伝に詳しすぎるアイドル”として話題となり
 去年2017年1月4日、箱根駅伝 復路 翌日の
 スポーツ報知に観戦記が掲載される。

 青山学院大学 原 晋監督や、
 アオガクOBでプロランナーの
 神野大地選手との対談も実現。

 鬼塚翔太選手、阪口竜平選手など
 “東海大学の黄金世代”といわれる
 2016年入学の、現在の大学3年生ランナーと同世代。

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  デレセ と ニャイロに ほっこり!

 箱根駅伝 名場面 ベスト3「第3位」
 今年の第94回大会 2区から・・・

 拓殖大学・デレセ選手と
 山梨学院大学・ニャイロ選手が並走中、
 デレセの手が、ニャイロの手に
 当たってしまいました。

 並走中の選手同士の手が接触することは
 珍しいことではなく、
 選手は気にせずレースに集中しますが、
 この時、デレセは走りながら“片合掌”――。

西村 「デレセ選手の性格なのか
     わからないんですけど、
     当たってしまった時に
     ニャイロ選手に『ゴメンナサイ』って
     謝ってるシーンが放送されてて、
     珍しいなと思って、
     すごくほっこりしたので印象深いですね」


岩本 「ちょっと触れただけでも
     ペース乱れるってことあるからね」


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  早稲田・山本 × 明治・大江 デッドヒート!

 箱根駅伝 名場面 ベスト3「第2位」
 2012年の第88回大会 5区から・・・

 この年は
 東洋大学柏原竜二選手が
 「5区」で往路トップの独走を見せ
 話題をさらいましたが、
 その裏で、2位争いにもドラマがありました。

 8.8キロ付近で
 2位を走る早稲田の1年生・山本修平選手が
 明治・大江啓貴選手に抜かれますが
 山本選手は離されることなく、10キロ過ぎに抜き返します。
 しかし、18.5キロ過ぎに再逆転、
 21キロ過ぎでまた逆転・・・

 そのまま早稲田・山本選手が往路2位を守り、
 明治・大江選手は3位でゴールしました。

松島 「この大会は正直、
     5区は“柏原竜二の大会”なんですよ。
     柏原竜二さんの大会で、
     その後ろの争いに注目した
     というところがすごいです」


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 ▲11月21日に行われたイベント「EKIDEN News 秋なのに大忘年」
  参加した松島 茂アナウンサーに対して
  仕事の都合で参加できなくなった西村菜那子さんが
  嫉妬心を燃やす場面も

  日体大 レース後の緊急ミーティング

 箱根駅伝 名場面 ベスト3「第1位」
 2012年の第88回大会 10区 終了後・・・

 それまで9度の総合優勝を誇る名門・日本体育大学
 この年、9区につなぐ戸塚中継所で
 初めて襷が途切れ、繰り上げスタートとなり
 過去最悪の総合19位に終わりました。

 別府健至監督は、復路のレース終了後
 次期キャプテンに当時2年生(春から3年生)の
 服部翔太選手を指名。
 上級生からの反発に対しては
 『文句があるヤツは辞めろ!』と、強い意志を示します。

西村 「そこでいろいろ
     揉めたみたいなんですけれど、
     1年後は、予選会トップで通過し、
     『箱根駅伝』優勝という・・・」


岩本 「すげえな。
     今の“時系列”聞いてるだけで
     感動してわ。
     監督の目利き、すごいな」


 3年生キャプテン・服部翔太選手は
 「5区」区間賞の走りで
 見事、期待に応えました。

西村 「チームを立て直して
     優勝に導いたということで。
     予選会からのスタートで
     『箱根駅伝』優勝したのは
     2校しかないみたいで、
     珍しい大会。
     この89回の優勝は
     『すごいな!』って思いましたね」


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  第95回大会 注目校/推しランナーは?

西村 「個人的に注目しているのは
     法政大学なんですけど・・・」


 “推しランナー”は3年生・青木涼真選手。

 今年1月の前回大会では5区
 9人抜きの走りを見せ区間賞を獲得。

 西村菜那子さんは、この時点から注目し始めました。

 そして今年5月の『関東インカレ』
(第97回 関東学生陸上競技対校選手権大会)
 「男子1部 3000m障害」でも優勝

西村 「すごく調子のいい選手だと思うので
     法政大学、今年来るんじゃないかな
     と思ってますね」


岩本 「根拠がパーフェクトやもん!」

松島 「法政のつぼた監督が言っていたのは
     『すごくクレバーな選手』
     『レースの組み立てが
      ものすごくうまいし、冷静』と」


岩本 「補足もパーフェクト!!」

西村 「松島さんも
     EKIDEN Newsの忘年会で
     『3位』にしてましたよね、予想」


松島 「法政大学はやっぱり注目ですよ。
     山の“下り”も
     経験者がいるんですよね。
     『区間3位』の選手がいるんで」


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 ▲放送終了後に“握手会”

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  西村菜那子さんの最新情報

 NGT48 ならびに 西村菜那子さんの最新情報は
 NGT48 Official Siteをご覧ください。

投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30

2018年11月19日

ガンちゃんに質問! ガンガンクエスチョン★★

 11月19日の『岩本勉のまいどスポーツ』
 リスナーの皆さんから募集した質問に
 ガンちゃんが答える
 「ガンガンクエスチョン」をお送りしました。

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 ガンちゃんの現役時代のエピソードを通じて
 野球やピッチャーに関する
 奥深い話が聞けたり、
 ガンちゃんの意外な素顔に迫れたり、
 普段、番組の中で
 あまり触れる機会のない話題についても
 答えてもらえる「ガンガンクエスチョン」

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 今回寄せられた質問は・・・

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 Q.ピッチャーの「面構え」についてどう思う?

 広島・中崎翔太投手やソフトバンク・森 唯斗投手は
 “ふてぶてしい顔”“いい顔”である
 ――というファンの視点からの質問。

 ピッチャーの「面構え」が打者に対して
 有利・不利につながることはあるの?

岩本 「表情ってすごく重要。
     表情が強く見えるように
     工夫
(すること)もある。
     ヒゲが伸び散らかしてる方が
     ワイルドに見えたりするやん。
     そういうのも作戦にあるかも」


長 「『ポーカーフェイス』は有利なんですか?」

岩本 「頭の中を
     悟られないようにするためには、
     メチャメチャ難しいよ。
    
(一方で)ポーカーフェイス過ぎて
     ランナー抱えて打たれてるときには
     『もっと感情出せ!』というように
     逆もある。TPOですよ」


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 西武多和田真三郎投手は
 “シラ~っ”と投げているようでいながら、
 実際は“エグイ”ボールを投げるピッチャー。

 やさしそうな表情の投手が
 その見た目に反して、力強い球を投げると
 打者の目から入った情報(=表情)と
 投球との間に強いギャップが生まれることも。

岩本 「だから打ちにくい――
     というのもある。これは武器」


 Q.現役時代のオフシーズンの楽しみ方、
   オフシーズンに必ずやっていたことは?

 A.一日1回、必ずトレーニング

 ゴルフをはじめ、趣味に時間を費やして
 リフレッシュすることはあるものの
 トレーニングは欠かさなかったというガンちゃん

岩本 「『オレ休んでる時、周りの人間
      練習しとるんちゃうか?』
     って思う。
     恐怖と不安と戦うの」


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 “積極的休養”を目的に
 軽いストレッチで済ませる日があっても、
 もし一日丸々休んでしまったら
 “他の選手は練習しているのでは?”
 といった『不安』と『恐怖』に襲われるため
 体のケアを全くしない日はありませんでした。

岩本 「だから、朝のうちランニングして、
     ひと汗かいて、トレーニングして、
     『きょう、やりました。
      さぁ、遊んできまーす!』

     『ゴルフ行きまーす!』
     不安が強くなると
     恐怖にまで変わってくる。
     それがあると
     楽しいことも楽しくないやん」


 Q.最も欲しかった個人タイトルは?

 A.(タイトルではありませんが)最多投球回

岩本 「パ・リーグで(そのシーズンで)
     一番投げたピッチャーになりたかった」


 エース、先発ローテーションの一員として
 マウンドに上がることが多かったガンちゃん
 200イニング超えを目標にしていました。
 (自身シーズン最多投球回数は189/1999年)

 “必要とされている”
 “マウンドに立たせたい――と思われる”
 投手でありたいと考え、
 自らの強みを
 リリーフ陣を休ませることができる
 完投の多さ(長いイニングを投げられる)と
 自負していたガンちゃんならでは。

 ※「完投数」リーグトップ
  1998年(10完投)、1999年(9完投)に記録

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 Q.社会人生活の中で最も大切なことは?
    (就職が決まった大学4年生の方からの相談)

 A.挨拶

 たとえ相手の反応がなくても、
 続けていくと、やがて挨拶を返してくれるようになり
 コミュニケーションがうまくいくでしょう。

 さらにアドバイスとして・・・

岩本 「名前を二つ持ちましょう。
    
(本名と)もう一つ『オイ』という
     名前を持っておこうか」


 上司が用事を頼もうと『オイ!』と呼んだ時
 その場の誰よりも早く『ハイ』と返事をし、
 積極性を発揮すれば、評価も高まるでしょう。

岩本 「ドンドンいろんなことを
     任せられる人になる。
     オレ、高校卒業する時に
     恩師の先生に、それを教えてもらった」


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 Q.現役時代、もう一つ球種を増やせたら
   何をマスターしたかった?

 A.シュート

 現役時代、変化球ではカーブを筆頭に
 スライダー系フォークボール、チェンジアップを
 武器としていたガンちゃんですが
 シュートはマスターできませんでした。

 しかし2005年――。
 多くの球団が取り入れた低反発球
 ボールの縫い目が高くなり
 シュートを投げやすくなったのです。

岩本 「ちょっと軌道をつけるだけで
     シュートしてん、ボールが」


 それまでのボールは、縫い目の山が低いため、
 リリースの瞬間に手首を外側にひねって
 回転をつける必要がありました。

 惜しむらくは、ボールの変更が
 ガンちゃんの現役ラストシーズンだったこと。

 もっと早く導入されていれば
 シュートを武器とした岩本 勉投手の活躍が
 もっと長く見られたはず。

松島 「“シュートピッチャー”岩本勉が
     もしかしたら見られたかもしれない。
     導入が早ければ」


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 Q.現役時代、ファン感謝デーで仮装した?

 A.シンクロナイズドスイミングの仮装をした
    (現・アーティスティックスイミング)

岩本 「シンクロのカッコで
     上田佳範と出て行った。
     用意してくれたレオタード的な
     あれを“もっとハイレグ”にした」


 判定役を務めた大沢啓二監督からは
 1番の評価を受けたそうです。

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「ガンガンクエスチョン」過去の放送
 ・2018年09月03日

投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30

2018年11月12日

豊田 清さん 西武時代の 名場面

 11月12日の『岩本勉のまいどスポーツ』
 ゲストにライオンズのかつての絶対的守護神で、
 投手コーチを務めていた巨人を
 今シーズン限りで退団した
 豊田 清さんをお招きして
 西武時代の名(迷)シーンについて
 当時の実況音源を交えながら
 振り返っていただきました。

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◆◆ 豊田 清さん プロフィール ◆◆

 1971年2月2日生まれ
 三重県亀山市出身、47歳 (放送日時点)

 鈴鹿高校、同朋大学を経て
 1992年のドラフト3位で西武に入団。

 2000年まで「先発」で活躍したのち
 2001年に「抑え」に転向。
 2002年、2003年は2年連続“セーブ王”。

 FA権を行使し、2006年から巨人でプレー。
 「抑え」「中継ぎ」で活躍し
 2011年、広島に移籍し、この年限りで現役引退。

 プロ19年、通算66勝50敗157セーブ。

 2012年から今シーズンまで巨人の投手コーチ。

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  2004年 日本一の胴上げ投手

 豊田さんは
 西武時代の2004年の日本シリーズ(対中日)で
 ライオンズの4勝すべての試合を締めくくり(3セーブ)
 “日本一”の胴上げ投手になりました。

 最後のバッターの打球は、
 ピッチャーズマウンド後方に舞い上がり・・・

豊田 「自分のところにボールを
     もってこよう
(打たせよう)と思ったら
     どうしたらいいかなと思って
     江川さんのアレ
(※)
     頭に浮かんだんです」


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 (※)1981年の日本シリーズ(巨人対日本ハム)胴上げ投手の
    巨人・江川 卓投手はウィニングボールを手にするため
    狙ってピッチャーフライを打たせ、自らキャッチしました


豊田 「普通は捕らないんですけど、
     両手上げて『オーライ、オーライ』
     って言ったんですけど
     カブレラが横取りしていった、
     っていうことで。
     『来たな!』と思ったんですけどね」


岩本 「キャッチやったら(キャッチしていたら)
     もっとカッコよかったけど、カブレラ、、、。
     これは、ピッチャーの意見です。
    
(カブレラが豊田さんにゆずって)
     輝かせてくれてもエエやないか
     と思うけども」


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 放送では、このライオンズ日本一の瞬間の
 実況音源をお聴きいただきました。

 なお、実況アナウンサーは、14年前で声が若々しい
 松島 茂アナウンサーでした。

 ※ ラジコのタイムフリー機能で
   2018年11月20日5時までお聴きいただけます。

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  21-0 の大差で完封勝利

 1997年5月7日 ダイエー 対 西武(福岡ドーム)
 ライオンズ21-0 で大勝したゲームで
 豊田さんは2安打完封勝利をマーク。

 味方が大量得点をした試合の先発投手は
 ともすると、緊張の糸が切れてしまい、
 たとえ白星を挙げたとしても
 何点か失点するもの・・・。
 ところが、豊田さんは一方的な試合展開となった
 このゲームで見事シャットアウト勝利。

松島 「普通、21点も味方が点取ると
     1点2点3点・・・取られますよね?」


岩本 「こんなに点取ってて
     バランスを保ちながら投げ切る
     というのは、すごいな。
    
(西武打線もすごいが)
     『心 動かずに完封するピッチャーが
      もっとすごいな』
と言ったの
     覚えてる」


 29安打、毎回の21得点を挙げただけあって、
 この試合は終始、味方の攻撃が長かったため
 ベンチ横でのキャッチボールも長時間にわたり、
 また、アンダーシャツを
 2度着替えたイニングもあったそうです。

豊田 「アンダーシャツを着替えても
     また汗が ぶり返してくるんですよ」


岩本 「これ『ピッチャーあるある』の中でも
     なかなか ない『あるある』の話やで。
     あ、『ピッチャーないない』か、これ」


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  噛み合わないヒーローインタビュー

 ガンちゃんは、レギュラー番組
 『ガンちゃんの世界一面白いプロ野球の番組』
 パートナー、
 HBC北海道放送・渕上紘行アナウンサーから託された
 豊田さんへの“謝罪”メッセージを伝えました。

 今からさかのぼること14年前・・・

 2004年6月19日 日本ハム 対 西武(旭川スタルヒン球場)
 延長11回の末 6-5 で
 ライオンズが競り勝ったゲームに豊田さんは
 5番で登板し、2イニングスを投げて勝利投手に。

 「ヒーローインタビュー」のインタビュアー担当だった
 当時2年目の渕上アナは、
 決勝のタイムリーを含む2安打1打点と活躍し
 この日が誕生日の和田一浩選手が
 「ヒーロー」だと信じて疑いませんでした。

 しかし、お立ち台に上がったのは豊田投手。

 豊田投手に対する質問を準備していなかったため
 的外れの質問を連発する
 “噛み合わない”インタビューとなってしまい、
 豊田さんを怒らせてしまった――と
 長年、申し訳ない気持ちを抱いていたのです。

 実際のところ、豊田さんはその時、
 意図がわからない質問に対して
 聞き返すことはあっても、けっして
 不機嫌になっていたわけではありませんでした。

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 放送では、渕上アナの必死さが空回りした(失礼)
 ヒーローインタビューをお聴きいただきました。

 ※ ラジコのタイムフリー機能で
   2018年11月20日5時までお聴きいただけます。

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  今後の野球人生は・・・

 「また、どこかで野球を教える機会があれば」
 と語る豊田 清さん。

 近い将来のビジョンとしては・・・

豊田 「深くは考えてないんですけど
    
(取材で)グラウンドの方に降りて
     いろいろ話もしたいですから
     “スーツ”は着たいなとは思ってますけどね」


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岩本 「解説業?
     また球場でお会いすること あるわ。
     嬉しいわ」


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 ガンちゃんは1995年7月14日にプロ初勝利
 豊田 清さんは1996年7月14日にプロ初勝利を記録(プロ4年目)
 また「7月14日」は豊田さんのお母様の誕生日という特別な日でもあります

豊田 「それまで全く(1軍で)
     勝ててなかったんで
     親孝行もしたかったし、
     最高の日でしたね」

投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30

2018年11月05日

ソフトバンク VS 広島 日本シリーズ 3~6戦 解説

 11月5日の『岩本勉のまいどスポーツ』
 ガンちゃんが先週に引き続き
 日本シリーズ3~6戦の戦いを徹底解説!

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 ▲ガンちゃんの髪型から・・・ナマッパならぬ「ナマカッパ」?!

 第1戦 延長12回 2-2 の引き分け
 第2戦 カープが 5-1 で勝利。

 ヤフオクドームで行われた
 第3戦は 9-8
 第4戦は 4-1
 第5戦は 延長10回 5x-4
 ホークスがホームで3連勝!

 再びカープの本拠地
 マツダスタジアムに戦場を移した
 第6戦は 2-0 でホークスが勝ち
 2年連続日本一を達成しました。

 地元・福岡での第3戦を制し
 1勝したことで勢いづいたホークスが
 一気に4連勝。

岩本 「あの"勢いづき"はシビレたね」

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 なお、ホークスは第3戦~5戦の3勝で
 2011年の第7戦から本拠地・ヤフオクドーム
 日本シリーズ12連勝

   また、パ・リーグ勢としても
   パの本拠地で 対セ・リーグ15連勝となりました。

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  リリーフ陣の強さ

岩本 「夏から秋にかけての
    
(投手陣の)整備の仕方もうまい。
     短期決戦用のチーム作り。
     シーズンの終盤から
     短期決戦
(CS)入って
     日本シリーズの終わりまで、
     リリーフ陣が毎日強くなっていってる。
     投げれば投げるほど強くなっていってる」


 選手層の厚さが強みのホークスは
 ケガをした投手が出ても
 代わりのピッチャーが活躍。

 また、シーズン前半で主に「先発」を担った
 武田翔太、石川柊太がポストシーズンは
 中継ぎ(あるいは“第2先発”)として
 チームの勝利に貢献しました。

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松島 「(レギュラーシーズンで)
     先発としては武田翔太も、石川柊太も
     “すごい”という感じでは
     なかったじゃないですか。
     中に回った途端に、二人が
     威力発揮しまくりですよね」


岩本 「よく解説で使う言葉なんだけど
     『新しい自分に出会う』――と。
     今まで味わったことのないような
     ステージに立たせてもらい、
     アドレナリンとともに
     そこに向かっていったときに
    
(結果を残して)
     『オレ、こんなことできるんや』と。
     “水を得たカッパ”のように」


長 「“魚”ですよね」

岩本 「魚ですよ。
     マウンドでアウトを取れば取るほど
     強いピッチャーになっとったがな」


 クライマックスシリーズで活躍した石川柊太が
 右肘の異変で離脱しても
 高橋礼、大竹耕太郎が快投を見せました。

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 ▲ガンちゃんの髪型を『カッパみたい』と言ってしまった
   長アナは番組が終わるまで“カッパいじり”を受けるはめに

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  “甲斐キャノン” MVP!

 ホークス日本一のターニングポイントとして
 ガンちゃんが挙げたのは
 日本シリーズでカープが狙った
 6回の盗塁をすべて阻止し
 MVPにも輝いた甲斐拓也の強肩
 およびバッテリーのコンビネーション。

岩本 「何がすごいか――。
     甲斐のすごさもある。
     捕ってから速い、肩の強さ、
     コントロール。
     プラス、ピッチャーの『クイック』。
     クイックだけじゃなくて、
     クックできないピッチャーも、
     けん制のサインを
     いいタイミングで出して、
     キョロキョロ・・・と、
     投げなくてもいいから
     目で
(走者を)抑えんねん」


 そして、いざランナーが走っても
 6連続盗塁阻止の日本シリーズ新記録。

 もし、セーフになっていれば、
 ピッチャーはスコアリングポジションに
 ランナーを抱えての投球となり
 プレッシャーのマウンドが続きます。

 「低め」を意識して投げることが要求され
 「ボール」が先行する可能性もあるでしょう。

岩本 「(ランナーを)封じ込めたことによって
     アウトカウントが一つ増えて
     ランナーなしの状態。
     ピッチャー、余裕を持って
     投げれるでしょ。
     ドンドン先の結果が変わっていく
     好循環を生む材料として
     “甲斐キャノン”が
     すごい能力を発揮した」


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  ヤフオクドームでホームラン量産

 ホームランテラスが設置され
 一発が生まれやすい球場になった
 ヤフオクドームでの3試合で
 両チーム合計13本もの
 ホームランが飛び出しました。

 中でも印象的だったのは
 第5戦の延長10回裏
 柳田悠岐がバットを折りながら
 ライトのホームランテラスに運んだ
 サヨナラホームラン

岩本 「『あー、バット折れた・・・』と
     思って走ったら
     サヨナラホームランだって、
     そんなマンガみたいな話ある??」


 ピッチャーだったガンちゃんからすると
 「ホームランテラス」の存在は
 死活問題と指摘。

岩本 「“ピッチャー労働組合”作って
     デモ行進したらええねん。
     『テラスなくせ!テラスなくせ!』
     って言いたいくらい。
     まぁ、冗談やけども
(それくらい死活問題)


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投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30