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2018年11月05日

ソフトバンク VS 広島 日本シリーズ 3~6戦 解説

 11月5日の『岩本勉のまいどスポーツ』
 ガンちゃんが先週に引き続き
 日本シリーズ3~6戦の戦いを徹底解説!

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 ▲ガンちゃんの髪型から・・・ナマッパならぬ「ナマカッパ」?!

 第1戦 延長12回 2-2 の引き分け
 第2戦 カープが 5-1 で勝利。

 ヤフオクドームで行われた
 第3戦は 9-8
 第4戦は 4-1
 第5戦は 延長10回 5x-4
 ホークスがホームで3連勝!

 再びカープの本拠地
 マツダスタジアムに戦場を移した
 第6戦は 2-0 でホークスが勝ち
 2年連続日本一を達成しました。

 地元・福岡での第3戦を制し
 1勝したことで勢いづいたホークスが
 一気に4連勝。

岩本 「あの"勢いづき"はシビレたね」

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 なお、ホークスは第3戦~5戦の3勝で
 2011年の第7戦から本拠地・ヤフオクドーム
 日本シリーズ12連勝

   また、パ・リーグ勢としても
   パの本拠地で 対セ・リーグ15連勝となりました。

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  リリーフ陣の強さ

岩本 「夏から秋にかけての
    
(投手陣の)整備の仕方もうまい。
     短期決戦用のチーム作り。
     シーズンの終盤から
     短期決戦
(CS)入って
     日本シリーズの終わりまで、
     リリーフ陣が毎日強くなっていってる。
     投げれば投げるほど強くなっていってる」


 選手層の厚さが強みのホークスは
 ケガをした投手が出ても
 代わりのピッチャーが活躍。

 また、シーズン前半で主に「先発」を担った
 武田翔太、石川柊太がポストシーズンは
 中継ぎ(あるいは“第2先発”)として
 チームの勝利に貢献しました。

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松島 「(レギュラーシーズンで)
     先発としては武田翔太も、石川柊太も
     “すごい”という感じでは
     なかったじゃないですか。
     中に回った途端に、二人が
     威力発揮しまくりですよね」


岩本 「よく解説で使う言葉なんだけど
     『新しい自分に出会う』――と。
     今まで味わったことのないような
     ステージに立たせてもらい、
     アドレナリンとともに
     そこに向かっていったときに
    
(結果を残して)
     『オレ、こんなことできるんや』と。
     “水を得たカッパ”のように」


長 「“魚”ですよね」

岩本 「魚ですよ。
     マウンドでアウトを取れば取るほど
     強いピッチャーになっとったがな」


 クライマックスシリーズで活躍した石川柊太が
 右肘の異変で離脱しても
 高橋礼、大竹耕太郎が快投を見せました。

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 ▲ガンちゃんの髪型を『カッパみたい』と言ってしまった
   長アナは番組が終わるまで“カッパいじり”を受けるはめに

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  “甲斐キャノン” MVP!

 ホークス日本一のターニングポイントとして
 ガンちゃんが挙げたのは
 日本シリーズでカープが狙った
 6回の盗塁をすべて阻止し
 MVPにも輝いた甲斐拓也の強肩
 およびバッテリーのコンビネーション。

岩本 「何がすごいか――。
     甲斐のすごさもある。
     捕ってから速い、肩の強さ、
     コントロール。
     プラス、ピッチャーの『クイック』。
     クイックだけじゃなくて、
     クックできないピッチャーも、
     けん制のサインを
     いいタイミングで出して、
     キョロキョロ・・・と、
     投げなくてもいいから
     目で
(走者を)抑えんねん」


 そして、いざランナーが走っても
 6連続盗塁阻止の日本シリーズ新記録。

 もし、セーフになっていれば、
 ピッチャーはスコアリングポジションに
 ランナーを抱えての投球となり
 プレッシャーのマウンドが続きます。

 「低め」を意識して投げることが要求され
 「ボール」が先行する可能性もあるでしょう。

岩本 「(ランナーを)封じ込めたことによって
     アウトカウントが一つ増えて
     ランナーなしの状態。
     ピッチャー、余裕を持って
     投げれるでしょ。
     ドンドン先の結果が変わっていく
     好循環を生む材料として
     “甲斐キャノン”が
     すごい能力を発揮した」


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  ヤフオクドームでホームラン量産

 ホームランテラスが設置され
 一発が生まれやすい球場になった
 ヤフオクドームでの3試合で
 両チーム合計13本もの
 ホームランが飛び出しました。

 中でも印象的だったのは
 第5戦の延長10回裏
 柳田悠岐がバットを折りながら
 ライトのホームランテラスに運んだ
 サヨナラホームラン

岩本 「『あー、バット折れた・・・』と
     思って走ったら
     サヨナラホームランだって、
     そんなマンガみたいな話ある??」


 ピッチャーだったガンちゃんからすると
 「ホームランテラス」の存在は
 死活問題と指摘。

岩本 「“ピッチャー労働組合”作って
     デモ行進したらええねん。
     『テラスなくせ!テラスなくせ!』
     って言いたいくらい。
     まぁ、冗談やけども
(それくらい死活問題)


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投稿者 文化放送スポーツ部 : 2018年11月05日 18:30