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2019年08月19日
芝草宇宙さんが見た 高校野球 夏の甲子園
8月19日の『岩本勉のまいどスポーツ』は
ファイターズＯＢで、ガンちゃんの先輩、
帝京長岡高校 硬式野球部コーチの
芝草宇宙さんに電話インタビュー。
ベスト４が出そろった全国高校野球
夏の甲子園大会の注目ポイントを伺いました。
▲2018年3月5日ご出演時の 芝草宇宙さん
◆◆ 芝草宇宙さん プロフィール ◆◆
人類が初めて月面に降り立った1969年の
8月18日生まれ。（放送日前日が誕生日）50歳。
埼玉県所沢市出身。
帝京高校時代、甲子園大会に３度出場。
３年夏の大会では２回戦の東北高校を相手に
ノーヒットノーラン達成。
さらに３試合連続完封を記録。ベスト４入り。
1987年秋、ドラフト６位で日本ハム入団。
1991年、プロ４年目の初登板（対ロッテ／川崎球場）
５安打完封勝利を記録。
おもに1990年代後半は先発、
2000年以降は 中継ぎ・抑えで活躍し
2001年からは４年連続シーズン５０試合以上登板。
プロでは２０年プレー。
現役引退後は、社会人野球・かずさマジックのコーチ、
古巣・日本ハムで投手コーチ、スカウトを歴任したのち
母校・帝京高校のコーチを経て
現在は帝京長岡高校（新潟）のコーチを担当。
野球評論家としても活動中。
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◆ 星稜・奥川恭伸投手
まず注目した選手は
最速158キロ右腕
星稜高校（石川）奥川恭伸投手。
星稜は、準々決勝・仙台育英戦で
奥川投手を起用せずに準決勝進出。
あす（20日）の準決勝
中京学院大中京（岐阜）戦では
満を持して奥川投手の登板が予想されます。
芝草 「奥川のひとり舞台に
なるんじゃないかな
という楽しみがあります」
奥川恭伸投手のすごさをお聞きしました。
芝草 「ストライクゾーンにどんどん
入っていくじゃないですか。
高校野球ってストライクゾーンが
広いと思うんですけど、
広さを使わず、力でねじ伏せる――、
そんなピッチングを感じますね」
そのほか、もうひとつの準決勝
履正社（大阪）対 明石商業（兵庫）の
見どころとして
今大会の３試合をすべて１点差で競り勝っている
狭間善徳監督率いる明石商業に注目。
明石商業は16日の宇部鴻城（山口）戦
１－２と１点を追う８回１死三塁
カウント３－２の場面で
ヒットエンドランを敢行し
同点とするなど、様々な作戦を駆使して
ベスト４入りを果たしています。
芝草 「接戦に勝つ野球を
やってきたと思います。練習から」
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◆ 芝草コーチの指導法
帝京長岡高校（新潟）コーチとしての
指導法を伺いました。
最も心がけていることは「礼儀」。
プレーよりも先に
挨拶や返事ができるようにすることを重視。
また、現在は１年生主体のチームで
２年生のレギュラーは一人という状況もあり、
体力面の強化を課題に掲げているそうです。
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◆ 高校野球の「球数制限」について
大船渡高校のエース・佐々木朗希投手が
岩手県大会・決勝戦の登板を回避したことが
大きな話題となりました。
佐々木投手は
全国高校野球・岩手大会４回戦（7月21日）
盛岡四高との試合で延長１２回１９４球を投げ切り、
中２日で準決勝（24日）一関工戦でも完投。
翌日（25日）決勝戦は出場せず、チームは敗退。
ピッチャーの球数を制限すべきか――
という点については
「一番難しい問題」と語る芝草宇宙さん。
ピッチャーの球数を制限するならば
同時に
バッターのファール打ちを規制するなど
ルール変更の必要性が生じる
――という見解を示してくださいました。
岩本 「変化球ピッチャーと速球ピッチャーの
疲れ具合も違うから
球数で代えられても、
という話ですよね」
芝草 「高校野球に関しては
『ファール何球打ったらダメ』だ――
というルールができるのか、
っていう話で、そうすると野球が
全く変わってきちゃうじゃないですか。
でも、将来、甲子園だけ
球数を制限かけるとかっていうことも
出てくるんじゃないかなと思うんですよね」
★芝草宇宙さんの過去のご出演
・2009年02月01日
・2018年03月05日
▲2018年3月5日ご出演時の 芝草宇宙さん
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2019年08月19日 18:30