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2018年07月23日

オートレーサー 青木治親選手

 7月23日の『岩本勉のまいどスポーツ』
 ゲストに川口オートレース所属の
 オートレーサー・青木治親選手をお招きして
 オートレースの魅力や苦労話
 25日開幕のG1「キューポラ杯」に向けた
 意気込みなどを伺いました。

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◆◆ 青木治親選手 プロフィール ◆◆

 1976年、群馬県子持村(現・渋川市)出身
 42歳 (年齢は 放送日時点)

 6歳でポケバイに乗りはじめ
 16歳の1992年、バイクのロードレースでデビュー。
 95年、96年、2年連続 125ccのクラスで世界王者。
 2003年、27歳でオートレーサーに転身。
 2004年、第29期生としてデビュー。
 2006年「キューポラ杯」(川口)でG1初制覇。
 2011年、G1「プレミアムカップ」優勝。

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  ロードレースとオートレースとの違い

 ロードレースオートレースとの大きな違いは
 メカニック・チームスタッフの存在。
 ロードレースでは、身の回りのことや
 レース中のタイヤ交換もスタッフが行います。

 レーサーとメカニックとの間には“阿吽の呼吸”があり、
 エンジン音など“擬音”を言葉(にならない言葉)で伝えても
 通じるのだとか。

 一方、オートレースでは
 競争車(バイク)の整備を一人で行います。

青木 「走って、状態を自分でわかって、
     どういう風にしようか、
     エンジン、タイヤ、フレーム関係を
     すべて考えていかなきゃいけない
     というところが難しいところですね」


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  タイヤの種類、使い分け、費用

ロードレースは天候に合わせて
溝がない(晴天)溝がある(雨天)
タイヤを選択/変更しますが
オートレースは
溝があるタイヤ1種類だけ。

 それを、どう使うかはレーサーの判断に委ねられます。

 たとえば、晴れのときは
 練習走行でタイヤの溝を減らすなどして、
 雨なら、新品に近いタイヤを使ったり
 溝を増やしたりして、溝の高さを調整します。

青木 「高さを変えると
     グリップ力が変わったりするんですね」


 また、タイヤ1本は、2~3レースで
 使えなくなってしまうそうです。

長 「タイヤの費用は誰が負担するんですか?」

青木 「自分ですよーーー!!自分自分!(笑)」

 タイヤは1本 8千円程度で
 オートレース専用設計。

 そのほか競走車(バイク)の購入、
 パーツ、部品などの費用は
 レースの賞金で得た収入の中から工面するそうです。

岩本 「3レースで(1本)8千円でしょ。
     年間、何本使うんだっていう話や」


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 さらにタイヤには【当たり外れ】があり
 練習で試した際に。フィーリングが良かったタイヤは
 レース用にキープしておくそうです。

青木 「ここぞとばかりの時に使う、みたいな」

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  青木治親選手の 夢

 をお聞きしました。

青木 「オートレースの中で年度末にある
     『スーパースター
(王座決定戦)
     ぜひ優勝したいな、
     というところもありますね。
     やっぱり、みんなそこを目標として
     1年頑張ってますんでね」


松島 「まずは『キューポラ杯』ですね」

青木 「ですね!」

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  川口オートレース

 ■住所:埼玉県川口市青木5-21-1
 ■交通:JR「西川口駅」
     埼玉高速鉄道線「南鳩ヶ谷駅」から
     無料バス(いずれも10分)
 ■ウェブサイト: こちら

 ■第42回 G1「キューポラ杯」
 ■日程:7月25日(水)~29日(日)

 ※ 追記 28日開催予定の「キューポラ杯」4日目は台風の影響により
      中止、順延となりました。このため最終日は30日に行われます。


 「キューポラ杯」は連日ナイターで開催されます。
 お仕事帰りでも終盤のレースを観戦可能!
 ぜひ会場での観戦を お楽しみください!

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 ※2016年7月18日放送分の
  川口オートレース特集の模様は こちら

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2018年07月23日 18:30