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2017年01月30日

メジャー9年目 上原浩治投手 2年ぶり登場!

 新天地で メジャー9年目へ
  シカゴ・カブス 上原浩治投手 登場!

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 『まいどスポーツ』ではすっかり恒例となっていた
 野球オフシーズンのBIGゲスト
 上原浩治投手が2年ぶりの番組登場で
 ガンちゃん コウちゃん
 大阪出身コンビ復活!

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 この春で42歳となる「年齢」のことや
 メジャーリーガーとしての選手生命を支える
 「練習」のこと、
 毎年感じているという「不安」について――
 ガンちゃんとのホンネトークをお届けしました。

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  毎年感じる不安

 昨年秋、レッドソックスから
 フリーエージェントとなった上原浩治投手は
 「勝ちたい」という想いから、
 条件のいい球団の誘いを断って
 昨シーズン、ワールドシリーズを制した
 シカゴ・カブスに移籍。

 今、この時期の心境を
 「不安しかない」と語るのは
 今オフのような移籍の有無に関わらず
 巨人時代から続いているのだそうです。

上原 「毎年のことなんですよね。
    
(今オフは)新しいチームというのも
     もちろんありますけど、
     この時期は不安なんです。
     『今年、できるのかな?』
     という不安がすごいあるんで。
     だから練習するんです」


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 不安は
 シーズンが始まるまで解消されないそうです。

上原 「練習も今が一番しんどいわけじゃないですか。
     試合してる時が楽なわけです。肉体的に。
     シーズン入って、一球投げれば
     ある程度落ち着くと思います」


岩本 「一つのストライク、一つのアウトね」

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  クローザーで生活をチェンジ

 巨人時代は「先発完投」タイプとして
 10年間で112勝をマークした上原投手は
 メジャー2年目からリリーフとして起用され
 去年まで8シーズンで93セーブを記録。

 先発とリリーフとの「違い」を聞くと・・・

上原 「後ろを任されると、
     いつ
(登板が)あるか
     わからないんで、
     規則正しい生活しかしなくなりますよね。
     毎日、気張ってますから」


岩本 「僕、それが下手くそで、
     途中からブルペン
(リリーフを)任された時、
     日々の過ごし方がわからず、
     結局モノにできず、
     そのまま辞めたんですよ」


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 ガンちゃんがリリーフとして起用されていた時は
 毎日緊張し、疲れも抜けない日々で、
 ベストパフォーマンスを発揮できなかったとのこと。

 生活リズムのチェンジに成功した上原投手でも
 試合のないオフは外出する気力がなくなり
 とことん寝て過ごすそうです。

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  年齢と練習量

 上原投手は4月で42歳。
 プロ野球選手が“30歳前後で「間違いなく感じる」”という
 ≪ 肉体の変化 ≫

上原 「30前後で間違いなく感じます。
     そこをどう乗り切るかで
     30後半にいけると思うんです」


松島 「どう乗り切りました?」

上原 「ひたすら練習ですよね」

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 「練習」の話題となって
 ガンちゃんにもがつきました。

 年齢を重ねてからの練習は
 『量より質』となったそうですが

岩本 「若い時には量もこなしたでしょ?

上原 「メチャメチャやりました」

岩本 「量やることによって
     ハートが強くなるからね。
     ちゃんと、過程があるから
     量から質に移れたんですよ」


松島 「量の土台があるわけだ」

岩本 「最近の若い選手は
     それをしてないのに、
     質の方にいって
     『
(量をこなすのは)合理的じゃない』
     という人が増えてしまった」


上原 「それはすごい感じますね。
     若い選手がたまに自主トレに来ますけど
     『走ってないな』っていうのは
     すごいわかりますね」


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 さらに、40歳になってから
 再び走る量を増やしたとう上原投手。

上原 「今年(が、過去)一番走ってますね」

八木 「30後半と40過ぎてからの
     トレーニングも微妙に変えてるんですか?」


上原 「変えてますね」

岩本 「足の裏で地面を感じた選手が勝つんや!」

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 アスリートにとって“ケガ”が大敵なのは
 当たり前かもしれませんが
 ケガによって
 「練習」ができなくなってしまうことが
 現役引退を早めることになる――といえそうです。

   実際、ガンちゃん
   ハムストリングの肉離れが
   現役引退に繋がったとのこと。

 また、上原投手は昨シーズン
 お医者さんも「わからない」と言ったという
 全治不明の“大胸筋の肉離れ”に見舞われました。

上原 「去年に関して言えば
     『終わったな』と思ったんで。
    
(復帰は)半分諦めてましたけどね」


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岩本 「上半身の肉離れとなると
     ピッチャーからすると、
     次、ボール投げる時、
     臆病になるでしょ?」


上原 「スピードも、ただでさえ遅いのに、
     さらに遅くなりましたから。
     140
(km/h)出てないくらいですね」


岩本 「そうは見えんなぁ」

松島 「上原投手はこうやって
     大活躍されてるわけですから
     球速があまり出ないピッチャーも
     勇気をもらえますね」


岩本 「匠の技!」

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 上原浩治投手は 次週2月6日(月)も登場!
 番組名物「すべらな~い話」に挑戦します。

 トークテーマの書かれたクジを引いて
 その“お題”に沿って
 すべらな~い話を展開していただきます。

 いったいどんな奥深い話が聴けるでしょうか。
 どうぞお楽しみに!

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2017年01月30日 18:30