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2014年01月20日

青山学院大学 4年生座談会

■1月20日の放送は・・・
  青山学院大学 4年生
    最後の箱根駅伝


 「本日のイチオシ」は毎年恒例の番組名物企画
 最後の「箱根駅伝」を走った4年生ランナー
 大会と、4年間の陸上生活を振り返ってもらう
 座談会形式のインタビュー!

 今年は、今月の「第90回 箱根駅伝」
 総合5位に入った青山学院大学4年生ランナー
 3選手にご登場いただきました。
  (総合5位は 青山学院大学史上 最高タイ)

 今週と来週27日の2週にわたって 前・後編でお送りする
 「青山学院大学特集」Part1
 明るくさわやかな笑顔で喜び合う
 ゴールシーンが印象的な
 「箱根駅伝」の舞台裏に迫りました。

座談会 登場選手

 10区・竹内一樹
  8区・井上尚樹(キャプテン)
  3区・石田駿介(副キャプテン)

 4年目で初めて箱根駅伝を走った石田選手
   (3区・区間8位)

 「箱根駅伝の舞台って、
  他の大会と違って舞いあがっちゃうんです。
  “歓声”がすごいなと思って、
  本当にすごい、いい舞台だなと思いました。
  こんなところを走れるんだったら、
  たしかに『1年間頑張れる』と改めて思いました」


 大会一週間前から続いた“緊張”
 ソワソワと落ち着きをなくし、
 練習中に口数が増えたという石田選手。

岩本 「喋って“呼吸”したいんです」

野口 「私も、喋る方でした。
     大人しくしちゃうと
     本番で喋れなくなっちゃいそうで怖くて
     緊張を忘れたくて喋ってました」


   大一番の前の“緊張”について
   ガンちゃんによれば
   プロ野球選手も緊張により
   口数が増えたり、反対に黙りこんだり
   あるいは、アクビをする選手も多いのだとか。

岩本 「あれは、緊張のアクビなんです。
     脳に酸素が足りなくなってるんです」


 試合前の練習で、その日の先発投手が
 アクビをしていたら、それは“緊張”の表れ

 右ひざにアクシデント発生 竹内一樹選手
   (10区・区間17位)

 アンカーを務めた竹内選手は
 11月に1万Mで自己ベストを更新し
 最後の“箱根”に向けて
 順調に準備を重ねていていましたが・・・

 12月5日、大会まで一カ月を切るタイミングで
 右ひざを負傷。 練習を10日間休んでも、
 痛みが引くことはありませんでした。

 しかし、原 晋監督に「痛くても走ります」と訴えると、
 12月19日、4年生のミーティングでも
 (ひざが)壊れても走る」と固い決意を示します。

 その時の仲間の言葉は
 「信じてるから、最後まで思うようにやってくれ」

岩本 「『信じてるから』って、チームプレーで
     一番ジーンと突き刺さる言葉なんです」


 その後2週間で、竹内選手の右ひざは劇的に回復
 痛みは残っていたものの
 区間17位(総合6位→5位)でゴール。

(竹内)
 「膝は、走れなくなる痛みはこなかったので
  運が味方してくれたなと思ってます」


(石田)
 (順位を落とさず)5位で来てほしいですけど
  竹内が“無事にゴールについてほしい”
  と思ってました」


(井上)
 「ゴールテープを切ってから 俺らのところに来るまでの
  スピードは一番速かったよね、全区間の中で」


(竹内)
 「ゴールテープを切ることも
  もちろん大事なんですけど

  (ゴールの)奥にいる みんなの方に
  早く行きたかった・・・」


 ゴール地点で待つ仲間からは「竹内」コール。
 ゴールテープを切った竹内選手は
 さらにスピードを上げて、ゴールの先で待つ仲間の元へ。

 笑顔と歓喜に包まれた竹内選手のゴールシーンは
 大学史上最高タイ「5位」の結果を超越した
 “仲間の想い”が詰まったものだったのです。

(石田)
 「『5位なのにメチャクチャ喜んでる』ってありますけど、
  でも僕らは1年間、このチームでやってきて、
  それでの順番
(5位)なので
  笑顔で竹内を迎えるっていうのが
  僕らのチームカラーじゃないですけど
  どんな順位であろうと
  “笑顔でタスキリレー”というのが
  モットーとしてありますよね」


(井上)
 「あのゴールが“ザ・青学”という感じだったんです。
  あれば青学を表してるんじゃないかな」


 信頼の絆で結ばれた仲間達と喜び合う姿に
 ガンちゃんは、あの物語を重ね合わせます。

岩本 「『走れメロス』の世界ですよね。
     彼らが青春のど真ん中の時に、これだけ
     素晴らしい時間を送れている ということは
     彼らの今後の生活の中で大きな財産ですね」


松島 「チーム史上最高タイの5位ということで
     久保田和真というエースを欠いての順位ですから
     次回以降が本当に楽しみです」


 来週1月27日は 座談会Part2
 竹内、井上、石田 3選手が4年間の陸上生活を振り返ります。
 どうぞお楽しみに!

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 ◆1月27日は
   青山学院大学 4年生座談会 Part2!


 竹内、井上、石田 3選手が振り返る4年間

  メール:maido@joqr.net  FAX :03 - 5403 - 1151
  出演者への質問・メッセージをお待ちしています。

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2014年01月20日 18:30