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2006年08月02日

無言の檄

(7月29日)
昨夜完封負けを喫したジャイアンツ。今日は10点差をつけられての大敗でした。
打線も7安打で1点だけ。
そんな中意地を見せたのは4番・イスンヨプ選手です。
イ選手は4打席3打数3安打1HR、1四球と全打席出塁。
まさに孤軍奮闘でした。さらに6回の第3打席、センター前ヒットを放ったイ選手は何と
果敢に2塁へ走ったのです!

これには巨人サイドのレポーター陣一同驚きました。
この時点で試合は1-9で中日の大量リード、試合はほぼ決していました。
そんな中でのこの走塁。イ選手のチームへの無言の檄のような気がしてなりません。
個人的にある意味感動的でもあるプレーでした。
これで何か感じるところがないとダメだろう、そう思っていましたが…、
そのまま試合は終わってしまいました。

でも決して何も感じなかったのではなく、何か感じて何とかしたい、
でもできなかったのだと思います。その悔しさを次にぜひつなげて欲しい、と思いました。
本当はこんなプレー・気迫が巨人の生え抜きの選手から見られればなおいいのですが…。
                                          
                                              高橋将市

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2006年08月02日 13:35