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2014年04月28日

2014年4月28日 輝き

今年も大型連休が始まった。
長く休みを取る人は、26日土曜から5月6日までの11連休。
街ゆく人の多くが『連休』の表情。
見ているこちらも何だか嬉しくなってくる。
一方で、私と同じ、カレンダー通りの勤務の人も多いだろう。

この時期になると
先輩アナウンサーから言われた言葉を思い出す。
33年前、入社時のことだ。
「いいか、アナウンサーとして、
お前が帯の番組を持てた時、失うものが2つある。
それは、『親の死に目』と『ゴールデンウィーク』だ。」
帯の番組とは、月曜から金曜まで、平日の毎日放送すること。
プライベートは、私にもある。週の休みも取れている。
その他は、番組を任された以上、
極力放送を優先させることは当然だと考えている。
10年前は、週末を使い家族4人で近場に宿泊。
それもままならないときは、庭にテントを張って
旅行気分を味わいつつ、思い出を作った。
御蔭さまで、子供たちは大きくなり、恨み節も聞こえてこない。
寧ろ行動はバラバラ。
今年も、リスナーから連休の近況を聞き、
それを紹介しながら、カレンダー通りに放送。
ラジオは、日々生活するリスナーに寄り添っている。


輝き
輝き

黄金の光
黄金の光

投稿者 joqr : 10:54

2014年4月27日のゲストは狐野扶実子さん(料理プロデューサー)

東京都出身。結婚を機にフランスに渡り、パリの三ッ星レストラン
「アルページュ」で、オーナーシェフのアラン・パッサールに師事。
3年で、副料理長に抜擢されました。

その後、パリを拠点に出張料理人として独立し、世界のVIPから注目を集め、2005年、パリの老舗「フォション」でエグゼクティブ・シェフに就任。

2009年、フランスで出版された「ラ・キュイジーヌ・ド・フミコ(フミコの120皿)」が、グルマン世界料理本大賞の女性シェフ部門で、世界最優秀賞を受賞しました。

この度、『世界出張料理人』を上梓。

今回は、狐野扶実子さんをお迎えし、出張料理を通じて出会った人々についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2014年4月27日「砂丘らっきょう漬け」

今回は鳥取県です。JA鳥取いなば 福部らっきょう漬け方 講師の会 会長 香川佐江子さんとお電話をお繋ぎしました。


◎そちらの特産品を教えて下さい!

シャキシャキとした歯ごたえが自慢の「砂丘らっきょう漬け」です。


◎いろいろな味が楽しめるそうですね?

「甘酢漬け」、「しそ風味」、「たまり風味」、「ピリ辛風味」「ワイン風味」の5種類があります。


◎香川さんは、らっきょう作りの先生なんですね?

22歳でお嫁に来て、義理の父と母に教えてもらいました。専業農家の人に負けたくないと思って、一生懸命作りました。


◎そろそろ、らっきょうが食べたくなる季節ですが、美味しいらっきょうの作り方を教えて下さい!

実が詰まったかたいらっきょうを使うことです。
らっきょうを漬けた時は浮いているが、沈み出したら食べごろです。甘酢漬けにするなら梅を入れても美味しいです。


◎「砂丘らっきょう漬け」は、どこで購入できますか?

JA鳥取いなばの「ネットショップ」から購入できます。

今回は、JA鳥取いなば 福部らっきょう漬け方 講師の会 会長 香川佐江子さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年04月21日

2014年4月21日 チャーミング

「山笑う」
春、山の草木が一斉に芽吹き、明るく生気にあふれた姿になることとある。
近所の自然公園が、正に表現通り。
新芽・新緑・・・山全体が初々しく、エネルギーが充満しつつあるのだ。
朝7時、いつものように散策(個人的にはパトロール)を始めた。
アップダウン繰り返しの遊歩道、一旦上がって
下りに差し掛かる際、
「ハアハア」
少々苦しそうな息遣いが前方から聞こえた。
次第に主が姿を現した。
上が白、下が黒の真新しいトレーニングウエア。
50代後半、小柄な男性だ。
銀縁の眼鏡をかけ、決して体育会系ではない風体。
「鏡を見ているようだ・・・」
スピードが遅い!
時速1キロか?
すれ違いざま、
「おはようございます!」元気に声をかけた。
「ハアハア」
返事がない。
先方の耳は見ていた。
イヤホンは入っていない。
音楽など聴いていない。
確実に、私の声は届いている。
何か考え事をしているのか、
それとも・・・礼儀を知らない人間か。
正直、私は晴れやかではなかった。
すると、約8秒後、後ろから
「OHYOURYOU~GYORYAI~MYASYU~」
なる声が聴こえた。
所々、呼吸音が挟まる。
そうだったのか・・・・・
申し訳ないことをした。
彼は挨拶どころではなかったのだ。
いい人だ!すごくいい人だ!
限界・・・肉体が笑っていたのだ。
心の中のオセロの駒が一気に白!
人の気持ちなんて・・・・。
いずれにしても「新」の季節である。

チャーミング
チャーミング

つつじの季節
つつじの季節

投稿者 joqr : 12:31

2014年4月20日「ご縁りんご」「ぴっこりんご」

今回は福島県です。JAすかがわ岩瀬 企画管理部 澤山聖美さんとお電話をお繋ぎしました。


◎そちらの特産品を教えて下さい!

リンゴの加工品「ご縁りんご」「ぴっこりんご」です。


◎かわいらしい名前ですね。どんな風に加工してあるのですか?

「ご縁りんご」はリンゴを輪切りにして乾燥させ、歯ごたえ、甘みがしっかり感じられるタイプです。表面に切り込みを入れることでちぎりやすく、食べやすい工夫がされています。
一方「ぴっこりんご」はスライスにしてから乾燥させたもので、パリパリとチップス感覚で食べられます。こちらはケーキの飾り付けや、ヨーグルトに混ぜたり、パウンドケーキの具材として混ぜても美味しいです。


◎リンゴ本来の味を大切にしたいと思って、作っているそうですね?

はい。カットはすべて手作業です。乾燥作業がいちばん神経を使います。果物本来の香り・風味が失われないように、数時間ごとに段階的に乾燥温度を上げて、およそ30時間かけて仕上げています。添加物、調味料は一切使用していません。


◎どのような理由で商品化されたのですか?

もともと形が不揃いだったり、傷があったりして、廃棄処分するしかなかった地元産のリンゴを美味しく活かしたいと思ったからです。


◎リンゴに対する気持ちが伝わってきます。2つの商品は、どこで購入できますか?

須賀川市にあるJAのファーマーズマーケット「はたけんぼ」で購入できます。





今回は、福島県 JAすかがわ岩瀬 企画管理部 澤山聖美さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年4月20日のゲストは藤林泰さん(元埼玉大学教授)

1948年、山口県生まれ。
1972年、早稲田大学法学部を卒業。
研究分野は、地域社会史、市民活動論です。

1994年、インドネシア中部にあるスラウェシ島を訪れた際、冷凍カツオの輸送船が、鹿児島の枕崎へ輸送されていることを知ったことが、かつお節を研究するきっかけになりました。

1997年、「カツオ・かつお節研究会」の中心メンバーとなり、長年、日本をはじめ、南の島々を現地調査。
「カツオとかつお節の同時代史」などをまとめています。
この度、北海道大学教授の宮内(みやうち)泰介(たいすけ)さんと、ともに執筆した『かつお節と日本(にほん)人』を上梓。

藤林泰さんをお迎えして、知られざるかつお節の世界についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2014年04月14日

2013年4月14日 春だ!

あっという間に、東京はソメイヨシノの季節が往った。
そして、街路樹はハナミズキが姿を見せ始めた。
自然公園のヤマザクラは今が盛りだ。
そして、ヤマブキ。
花ではないが、楓の緑が瑞々しい。
野鳥も賑やか。
先週までたどたどしかった鶯の囀りが堂に入ってきた。
地面に目をやれば、タンポポの鮮やかな黄色と緑が元気をくれる。
そして、芝桜。
我が家の芝桜も花をつけた。
それは嬉しいことだったが、
今年は、狭い庭ではあるが、仏の座(三階草)が群生している。
花を囲むよう対生する葉の形が、仏の台座のように見えることから
ホトケノザと呼ばれるようになったという面白い形の草花だ。
春の七草のそれとは違う。
よくよく見ると唇の形をしたピンク色のはかわいらしい。
空き地や道端、コンクリートの隙間、鉢植えの中など、
どこにでも進出していき、なんとか花を咲かせると、
翌年は見事に増殖している、あれである。
調べてみると・・・・大変だ!
園芸家の大敵とあるのだ。
それによると、うどんこ病になりやすいそうだ。
うどん粉のような粉で白くなる植物の病気である。
昨年は、シロツメクサが蔓延った。
それはそれで綺麗だったのだが・・・。
タイヤ交換と雑草取り、そしてそして・・・
春は、桜の如く、あっという間に過ぎていく。

春だ!
春だ!

野草
野草

投稿者 joqr : 10:36

2014年4月13日「あらくれポーク」

今回は愛媛県です。今治市のJAおち・いまばり管内しまなみイノシシ活用隊 隊長 渡邉秀典さんとお電話をお繋ぎしました。


◎そちらの特産品を教えて下さい!

イノシシの肉を使ったソーセージ「あらくれポーク」です。


◎イノシシの肉を使っているのは、どうしてですか?

JAおちいまばり管内の大三島は、本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」のほぼ中心にあり、愛媛県で最も大きな島で、温州みかんなどの柑橘栽培で知られていますが、近年、イノシシが農産物を荒らすため、被害が深刻なんです。
イノシシの捕獲と新たな活用策のために開発し、島の新たな人気商品として売り出しています。


◎「あらくれポーク」は、どのような工夫がされていますか?

イノシシ肉のほかに豚肉を使用しています。一般的にイノシシの肉は臭みが強く、硬いと言われますが、血抜きや解体の技術を向上させることでクリアし、部位の特性を生かしながらおいしく食べやすいソーセージとなっています。


◎お客さんの反応は、いかがですか?

黒コショウをきかせてあるのでビールのおつまみに合うという声が寄せられています。


◎「あらくれポーク」は、どこで購入できますか?

JAおちいまばりの大型農産物直売所「さいさいきて屋」で販売のほか、さいさいきて屋のホームページでも購入できます。1パック5本入りで税込み515円です。


今回は、愛媛県今治市のしまなみイノシシ活用隊 渡邉秀典さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年4月13日のゲストは原千代江さん(茶道家)

1947年、新潟生まれ。
1982年に設立された、JRA(日本(にっぽん)中央競馬会)の競馬学校で、裏千家茶道の教授として今も茶道を教えています。

この度、『なぜ競馬学校には「茶道教室」があるのか』を上梓。

原千代江さんをお迎えし、勝負師に必要な茶道の心についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2014年04月07日

2013年4月7日 昼の顔

週末花見をした。
自宅近くの公園角にあるソメイヨシノ。
幹の太さは約80センチ。
枝先までの高さは6~7メートル。
2月の大雪、近くの車庫屋根は幾つも潰れた。
しかし桜はそれに耐え
今年も見事に無数の花をつけた。

木の下にベンチがある。
それは、花をめでるためではなく
やがて青々とした葉を茂らせ夏を迎えた時、
木陰で休む目的で出来たものだ。
腰を下ろすとそれがわかる。
花を見るには左に体をよじり、見上げねばならない。
その恰好は5分と持たないのだ。

夜10時。もう犬の散歩にも来ない時刻。
焼酎をロックグラスにたっぷり注ぎ、家を出た。
オレンジの街灯が公園を照らしている。
幹に近づき見上げてみる。
昼間見る華やかさと違い、
それは、どこか悲哀を帯びている。

さだまさし氏が、この季節になると
1本の桜に会いに行くという。
この1年を報告し、これからの1年を思い描くそうだ。
素敵だと思った。
私も真似てみた。
あれから5年。

今年も無事に乾杯できた。
喜怒哀楽が蘇り、感謝と反省を心に刻む。
そして、明日からの1年を思った。
辺りはかなり冷え込んでいる。
幹も冷たくなっているだろう。
少しでも温めようと、ベンチにグラスを置き、木肌に触れた。
「あ~!!」
声を漏らした。
温かいのだ。
仄かな温もりが伝わってくるのだ。
昼間の温もりを体で受け止めているからなのか、
花を咲かせるために体が熱くなっているのか・・・。
寒風に抗わず、しかし、感化されない芯のある温かさ。
何かが込み上げてきた。
本当の優しさを感じ、自分は生かされているのだと悟った。

来春まで、また恥じない毎日を送ろうと思う。
この桜と笑顔で乾杯するために。

昼の顔
昼の顔


夜

投稿者 joqr : 11:52

2014年4月6日のゲストは今柊二さん(定食評論家)

1967年、愛媛県生まれ。横浜国立大学卒業。

大学卒業後の1993年、友人2人とともに畸人研究学会を立ち上げ、機関紙「畸人研究」を発行。
その後、漫画雑誌「ガロ」でも、畸人に関する連載をスタート。

2002年から、定食評論家となり、主な著書に「定食バンザイ!」、「定食ニッポン」、「たらふくホルモン」、「立ちそば大全」などがあります。

この度、古今東西のカツ文化を掘り起こした「とことん!とんかつ道」を上梓。

今柊二さんをお迎えし、日本全国に染みわたる豊潤なカツ文化についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2014年4月6日「かあちゃんの富士山」

今回は静岡県です。JA御殿場 女性部 加藤鶴江さんとお電話をお繋ぎしました。


◎そちらの特産品を教えて下さい!

女性部の店舗「かあちゃん」で作っている、米粉のマドレーヌ「かあちゃんの富士山」です。


◎いい商品名ですね。去年6月、富士山は世界文化遺産に登録されましたね?

それを記念して作りました。このマドレーヌは、その名のとおり富士山の形をしていて、シュガーパウダーで山頂にかぶさる雪を表現しています。少し大きなサイズで、直径はおよそ11センチ、高さは5センチです。


◎2~3人で食べるのに、ちょうど良いサイズですね?

そうですね。米粉とバターを贅沢に使用し、やさしい甘さで、上品な味に仕上がっています。


◎米粉は、どのような米粉を使っているのですか?

富士山の湧き水で育った、地元の「JAごてんばこしひかり」の米粉を使っています。
女性部のメンバーは、米粉のパンやピザを作っていた経験があるので、そのノウハウを生かしています。


◎卵にも、こだわっているとか?

地元産の産みたてのものを週3回仕入れて使用しています。


◎「かあちゃんの富士山」は、インターネットでも購入できますか?

1個150グラムで、2個セットで1300円です。「静岡県のJA 特産品紹介&ショッピング」でご注文して下さい。





今回は、静岡県のJA御殿場 女性部 加藤鶴江さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00