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2014年02月24日

2014年2月24日 白魔の顔

2度目の大雪から1週間が過ぎた。
いつもの東京ならば、あっという間に雪は消えるのに、
我が八王子、路肩に寄せられた残雪が場所によっては2メートル近い。
バス停近くにも雪は残る。
普段ならば、縁石にぴたりと寄せて
車高が左に傾き「さあ、どうぞ!」
とお年寄りが車内へ乗り易い体勢を作るバスが、
2メートル以上離れて止まる。
利用者は、縁石から一旦車道に降りて、雪をなるべく踏まないよう
おっかなびっくりバスのステップに向かう。
何気なく使っているバス。
不便を感じて改めて気づく。
日本のサービス精神に改めて感動だ。
近所でも被害があった。
カーポートの屋根が雪の重みでV字になっていた。
山梨の知人、イチゴ農家。
除雪が間に合わず、ハウスが潰れた。
その人は悔しそうにこういった。
「ハウスが潰れて、中に入れないのですよ。中には、
『今、ワタシ、一番甘いよ!美味しいよ!』って言ってる
イチゴらがいっぱいいるのですよ!
でも、そこまで行ってあげられないのですよ。
こんな雪初めてだ・・・。辛いです。
イチゴも生きているのに・・・。すぐそこにいるのに・・・。」
雪の惨さの一片を痛感した。
雪国と称される地域で暮らす方たちの日常を垣間見た気がする。
色に罪はない。しかし白という色は、私達に感動と試練を与える。
冬季オリンピックも・・・・。

白魔の顔
白魔の顔

春はすぐそこ
春はすぐそこ

投稿者 joqr : 10:52

2014年2月23日ゲストは青山潤さん(東京大学・大気海洋研究所)

1967年、横浜市生まれ。

東京大学大学院・農学生命科学研究科・博士課程修了。
東京大学・大気海洋研究所にて、塚本勝巳教授のもとでウナギの研究に携わり、2008年、東京大学海洋アライアンス連携分野・特任准教授に就任。

今なお謎が多いウナギの生態解明のため、世界を駆けまわる日々が続いています。

これまでの著書に、「アフリカにょろり旅」、「うなドン 南の楽園にょろり旅」があり、2007年には「アフリカにょろり旅」で第23回講談社エッセイ賞を受賞しました。

この度、「にょろり旅・ザ・ファイナル」を上梓。
     
今回は、青山潤さんをお迎えし、発見や研究の楽しさについてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2014年2月23日「テンペ」

今回は岡山県です。JA岡山 女性部 今っ娘会(いまっこかい) 会長 岩藤佐知子さんとお電話をお繋ぎしました。


◎そちらの特産品を教えて下さい!

大豆の発酵食品「テンペ」です。


◎テンペとは、どんな発酵食品なのですか?

インドネシアの伝統的な発酵食品です。煮た大豆をハイビスカスなどの葉の表面についているテンペ菌で発酵させたものです。
形は大豆の1つ1つが白い菌糸で固まったケーキ状のものでほんのり甘く、「大豆のカマンベールチーズ」とも言われています。


◎どうして、そのテンペに注目したのですか?

JA岡山の加工所を建設するにあたり、注目されるような新しい加工食品を作りたかったからです。
発酵食品を研究している岡山県の工業技術センターの技師の方から、テンペのことを教わりました。


◎そのテンペですが、栄養価が高そうですね?

植物性たんぱく質、リノール酸、ビタミンB群、食物繊維、イソフラボンなどを豊富に含んでいます。


◎テンペは、どんな料理に使うのですか?

和洋中、何でもよく合います。ゴマを合わせたなます、エビ春巻き、カレーやハンバーグに入れるのもオススメです。


◎インターネットでも購入できますか?

JA岡山のホームページで購入できます。150グラムで、1個250円です。





今回は、JA岡山 女性部 今っ娘会 会長 岩藤佐知子さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年02月17日

2014年2月17日 メレンゲの世界

先週の続きをお伝えしようと考えていた矢先に
再び大雪。
いや、前回を上回る積雪に八王子は見舞われた。
金曜日夜、吹雪の中、バスを待っていても中々来ない。
小一時間待ってようやく来たバスの先頭に座る。
既に坂道は登坂不可能で、コース変更をアナウンス。
いつもならば10分位の道のりを、チェーンの
「カッシャッカッシャッ」というリズミカルな音と振動。
倍の時間がかかりそう。
以外に心地よく感じていると。急ブレーキ。
前に同じ会社のバスがハザードを点灯させている。
前のドライバーが駆け寄ってきた。
「もう一つ前のバスとトラックが接触して、道を塞いでいます。
警察が来ないと動けません。片側2車線の反対車線を通らないと行けません。」
そこで、小一時間。
ようやく動いた。
事故現場を横目で見ると、バスにトラックが傾いて接触。
何だか、寄り添う感じ。怪我人がいなくてよかった。
しばらく走り下車。
降りてみると、雪が深すぎる!
ひざ下まで積もっている。
靴は防水シューズだが、踝下から容赦なく雪は入ってくる。
冷たさに耐えながら、普段の倍時間をかけながら帰宅。
と・・・・・。
門が開かない!
雪が積もって開かないのだ。
手袋を濡らしながら雪かき。
玄関についた時には、へとへとだった。
翌日、外出の予定。
さらなる苦難が・・・・。
続く。
雪国の苦労を身に染みて感じた。

バス停?
メレンゲの世界
バス停?
灯り
バス停?
白い魔物の仕業
バス停?
私は誰でしょう?

投稿者 joqr : 10:42

2014年2月16日「リンゴ&ブルーベリーのミックスジャム」

今回は岩手県です。岩手県のほぼ中央、紫波町(しわちょう)にある加工グループ「舟久保 夢屋」の代表 佐沼静香さんとお電話をお繋ぎしました。


◎そちらの特産品を教えて下さい!

「リンゴ&ブルーベリーのミックスジャム」です。


◎どんな味がしますか?

リンゴとの相性が抜群のブルーベリーをたっぷりと使用しています。コクのある味と爽やかな酸味がします。


◎作り方にも、こだわっているそうですね?

果樹農家で採れた新鮮な果物を使い、保存料や着色料を使わず、グラニュー糖だけを使用しています。
接着剤の役割を果たす食物繊維のペクチンも使わず、砂糖と果物のみで固めて仕上げています。
水分が多い新鮮なリンゴを使う場合は、その状態によって分量も一律とはいかないので、そこは苦労します。


◎どんな思いで、ジャム作りが始まったのですか?

「大切に育てた果物が、規格外で捨てられてしまうのがもったいない」「子どもにはいつも、安全、安心な食べ物を与えたい」という共通の思いです。


◎加工している「舟久保 夢屋」は、どのようなメンバーが働いているのですか?

果樹農家を営むJAいわて中央の女性部のメンバー4人が平成7年に結成し、現在は40代~50代が中心です。
管内農家の6次産業化を積極的にすすめるJAからは、売り方やPRのアドバイスをもらい、広報誌への掲載、販路の拡大など、全面的なサポートを受けています。


◎「リンゴ&ブルーベリーのミックスジャム」は、どこで購入できますか?

農事組合法人 産直センター「あかさわ」で1個150gで480円で購入できます。



今回は、岩手県紫波町にある加工グループ「舟久保 夢屋」の代表 佐沼静香さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年2月16日のゲストは内澤旬子さん(文筆家・イラストレーター)

1967年、神奈川県生まれ。
國學院大學文学部・哲学科卒業。

ノンフィクション、エッセイなど、幅広い分野で著書があり、2011年には、「身体のいいなり」で、講談社エッセイ賞を受賞しました。

この度、「捨てる女」を上梓。
乳がんになったことがきっかけで、様々なものであふれた部屋から、何もない部屋に住みたくなり、ありとあらゆるものを捨てる姿を、イラストとともに笑いを折りまぜながら書きつづっています。

内澤旬子さんをお迎えし、ものを捨てた後に見えたことについてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2014年02月10日

2014年2月10日 バス停?

土曜から日曜にかけての雪には驚いた。
関東甲信地方で記録的な大雪となり、
東京の都心では8日夜遅く、
45年ぶりに積雪が27センチに達したという。
所用があり、土曜朝7時前に家を出た。
八王子の空から粉雪がパチパチと傘に落ちる。
そのままにしておくと、傘に積もっていく。
朝から電車は大乱れ。
結局終日乱れっぱなしだった。
夜7時位に最寄駅に着くと
今度はバスが立ち往生。
チェーンから怒りにも似た火花を出しながら、
タイヤが雪と格闘していた。
急こう配はすでに登れず、ルートを変更しての走行。
よせばいいのに、息子と約束した、焼き鳥を買いに
途中下車。
小一時間焼きあがるのを待っていた間に、バスが来なくなった。
仕方がないので、バス停3つを歩くことに。
既に積雪は30センチ近く。
片側2車線の立派な道に、これまたパワフルなトラックが
3台立ち往生。
チェーンが切れたり、スリップしたり・・・。
25分かけて家に戻ると・・・・。
写真の有様。
翌日、どうしても車を出さなくてはならず、雪かき。
思いのほか雪は軽く、1時間程度で何とか轍を作った。
しかし、翌日、幾つもの試練が待っていた。
続く

バス停?
バス停?

開かない!
開かない!

投稿者 joqr : 10:09

2014年2月9日「牛スジのトマトスープ」

今回は文京区にお住まいの佃美月(つくだみづき)さんとお電話をお繋ぎしました。


◎さっそくですが、佃さんのお家の「よい食メニュー」を教えて下さい!

牛スジを使ったトマトスープです。


◎作り方をご紹介して下さい!

牛スジをコトコト煮詰めて、ジャガイモやニンジン、玉ねぎと一緒に煮込みます。
その後で、トマト缶のトマト、固形のコンソメ2~3個を入れて、塩コショウを加えます。
隠し味はお醤油です。
たくさん作った次の日は、カレー粉を入れて、トマトカレーにして食べています。


◎その他に、お家でよく作るメニューは何ですか?

豚バラ大根です。白菜も入れて美味しいですよ!



今回は、文京区にお住まいの佃美月さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年2月9日ゲストは水戸岡鋭治さん(デザイナー)

1947年、岡山県生まれ。
岡山工業高校卒業後、大阪のデザイン会社に就職し、1972年、ドーンデザイン研究所を設立。

建築物の完成予想図「パース画」で業界にその名をとどろかせ、1988年、福岡市の「ホテル海の中道」のデザイン担当をきっかけに、JR九州の鉄道デザインにも着手。
「つばめ」「ソニック」といった特急列車や九州新幹線のデザインで注目を集めました。
     
さらに、ローカル線や路面電車、バス、駅舎などのデザインや街づくりなどを通して、地方の活性化にも貢献しています。

この度、「あと1%だけ、やってみよう 私の仕事哲学」を上梓。
     
水戸岡鋭治さんをお迎えし、仕事への情熱、心意気についてお話を伺います

投稿者 joqr : 10:00

2014年02月03日

2014年2月3日 節目、きっかけ、貴方の舞台

今年も節分がやってきた。
節分には「季節が移り変わる時」という意味がある。
春夏秋冬
暦は、季節の切りかわる時を
立春・立夏・立秋そして立冬と表現する。
その切りかわりの前日が節分。
立春が1年のはじめと考えられていたことから、
節分と言えば「春」のことを指すようになったのだという。
この日は、神社仏閣や一般の家庭でも
「家の中の悪いものを追い出して、福が来るように」と
豆をまく。
今年は1人節分なので、鬼は仮想でまき手が私だ。
もっとも近頃は、「恵方巻き」も幅を利かせてきているが。
節目というのは大事。
去年からの悩みをまだ引きずっているのなら、
この機会に転換をはかればいいし、
まだダメなら、新年度(4月)までに何とか。
それでもとなれば、今年の半分、6月までに・・・・。
先人たちの知恵なのだろうか。
無理せず大らかに行きたいものである。

節目、きっかけ、貴方の舞台
節目、きっかけ、貴方の舞台

投稿者 joqr : 10:17

2014年2月2日「辛大根のおやき」

今回は長野県です。善光寺の表参道沿いにある長野の郷土食を提供するお店、「門前農館(もんぜんのやかた)さんやそう」の取締役社長、芳川智恵さんとお電話をお繋ぎしました。


◎お店の名前が、ひらがなで「さんやそう」。優しそうで、かわいいイメージですね!

JAながの女性部吉田支部の6人の名字からイメージして名づけました。岩田さんとか、やまかみさんとか、はなおかさんなどからイメージしました。


◎どのような郷土食を提供しているのですか?

すいとん、そばがき、ジャガイモの甘辛煮など。特にジャガイモは捨ててしまうような小さなものを農家から頂いて、甘辛煮にしています。


◎その中でも、人気の商品があるそうですね?

辛大根のおやきです。


◎実は、スタジオに今、到着したばかりです。さっそく頂きますね。美味しいから、他の店も参考にするのでは?

皆さん、マネして同じものを作ろうとするんですけど、結局、うちの物を買うようになります。


◎他に、どのような「おやき」がありますか?

ポテトサラダ風味、フキやミョウガ、野沢菜などです。11種類を1箱にしたセットも販売していますので詳しくは、「さんやそう」のホームページをご覧下さい。


◎おしまいに、芳川さんにとって、「よい食」とは何でしょうか?

安心安全な食事をすること。自然のものを食べること。





今回は、善光寺の表参道沿いにある「門前農館 さんやそう」取締役社長、芳川智恵さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2014年2月2日のゲストは師岡カリーマ・エルサムニーさん(アラビア語キャスター)

1970年、東京生まれ。
エジプト人の父と日本人の母のもとに生まれ、幼少期は日本とエジプトを行き来し、中学から大学までエジプトで暮らしました。

カイロ大学・政治経済学部を卒業後、ロンドン大学で音楽学士を取得。

現在は、NHKワールド・ラジオ日本の国際放送で、アラビア語キャスターを務めるほか、獨協大学、慶應義塾大学で非常勤講師として教鞭をとっています。

主な著書に「恋するアラブ人」、「イスラームから考える」、「アラビア語のかたち」などがあります。

この度、「変わるエジプト、変わらないエジプト」を上梓。
     
師岡カリーマ・エルサムニーさんをお迎えし、エジプト人の日常についてお話を伺います

投稿者 joqr : 10:00