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2012年12月31日

2012年12月31日 モリノミヤコ

これをご覧になっているのは、2012年大晦日だろうか。
はたまた、2013年、巳年のことだろうか。
現在仙台にいる。
さだまさしさんのカウントダウンコンサート中継のため。
ここ数年は、名古屋、大阪、そして、仙台で越年している。
さださんが、コンサートの場所に今回、仙台を選んだ理由には、東日本大震災があると察する。
あれから1年9か月。
復興は場所によってはすすんでいない。
仙台駅にその傷跡はないが、海沿いでは800人近くが命を失った。そこから、駅まではたった5キロ。
また、震災により、未だに16万人が故郷に戻れていない。私達は、このことを忘れてはいけない。
合わせて2万人近くが命を落とし、行方不明のまま。鎮魂の思いを込めつつ、今尚、震災の傷に苦しむ方々のために、さださんは、歌い、語り、皆と年を越すのだ。
家族や友人と迎える新年も楽しいが、好きな歌、同じ好みの仲間と迎える新年も素敵だ。
私も尊敬する1人、さだまさしさんの中継で年が越せるのは大変光栄である。
巳年は、清浄と優しさの年だという。
2012年お世話になった感謝と共に、
2013年、素敵な年でありますように!
部屋には一人しかいないけれど、放送で1つになれるのがラジオの良さでもある。

モリノミヤコ
モリノミヤコ

よいはるになりますよう
よいはるになりますよう

幟も元気!
幟も元気!

投稿者 joqr : 11:49

2012年12月30日「大原万宝院伝承・山椒大辛味噌」

今回は、長野県の北部、飯綱町です。
大原万宝院・味噌研究会の宮本ヒサコさんにお電話をお繋ぎしました。


◎ そちらの特産品を教えて下さい。

「大原万宝院伝承(おおはらまんぽういんでんしょう)・山椒大辛味噌(さんしょうおおからみそ)」です。


◎ 歴史がありそうな、長い名前ですね?

その昔、飯綱町には、万宝院という修験道のお寺がありまして、かつて、その山伏が辛味噌を人々に伝えたと言われています。
元々、飯綱町の大原地区というところに伝わっていたのですが、去年2月、大原地区の人たちに許可を取り、幅広く商品化することになりました。


◎ とても辛そうな味噌なんですが、どのように作るのですか?
     
地元産の味噌に、実ザンショウや唐辛子、みかんの皮をすりつぶして、混ぜて作ります。


◎ どうやって食べたら美味しいですか?

刻みネギと一緒に、ご飯の上に乗せて食べると最高です。ご飯が進みます。
湯豆腐の上に乗せても美味しいですよ。あとは、お酒のお供に!お酒が進んでしまって大変です。


◎ このお味噌は、どこに行けば買えますか?

地元・飯綱町の直売所「さんちゃん」で販売しています。120グラムで350円です。
こちらから、お送りすることも出来ます。
お問い合わせは電話番号026 253 0033まで。


今回は、長野県・飯綱町(いいづなまち)にお住まいの宮本ヒサコさんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月30日のゲストは井上理津子さん(フリーライター)

奈良市生まれ。

人物インタビューやルポタージュを中心に活動し、昨年、話題になった「さいごの色街 飛田」を
はじめ、「旅情酒場をゆく」、「はじまりは大阪にあり」、「大阪下町酒場列伝」など、著書多数。
フリーライターの団田芳子さんと共に執筆し、2006年に出版された「大阪名物 なにわみやげ」
(創元社)が最新版として改訂され、再び注目を集めています。

井上理津子さんをお迎えし、知られざる大阪土産について、お話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月24日

2012年12月24日 冬の佇まい

ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行している。
宮崎県は23日、日南市の病院で感染性胃腸炎の集団発生があり、
70代から80代の入院患者6人が死亡したと発表した。
現在、過去5年間で最悪の患者の発生状況。
ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など
集団発生を起こしやすい。
食中毒というと夏場のものと考えがちだが、1年中、注意が必要。
冬は寒いから安心ということはないのだ。
症状は、初期は発熱や頭痛。
感染が進むと気持ちが悪くなり、激しい吐き気や下痢となる。
入院が必要になるほど重症化する場合もあるが、
命に関わることはまれ。
ただし、赤ちゃんや高齢者の場合、
吐いたものが喉に詰まったり、
肺に入って肺炎の原因になるので注意が必要。
下痢などによって脱水症状が起きるので、水分の補給も大切。
症状は二三日で収まるという。
ワクチンや直接的な治療法はなく、
症状が収まるまで耐えるしかない。
このウイルスはアルコールなどで消毒することはできない。
最良は、食品を加熱すること。
また、まな板や包丁などにウイルスが付着していると、
サラダなどにまぎれこんで感染するという。
事前の熱消毒が大切だ。
ノロウイルスに感染していても症状が出ない場合もあるという。
しかし、腹の中にはウイルスがいる。
トイレに行ったあと、手洗いをしなかったり、
不十分な場合は手にウイルスが付着し、
料理の中に紛れ込む可能性がある。
大切なのは、身近に流行が起きているときは、食品は生で食べないこと。
手洗いを徹底することのようだ。
年末年始は何かと慌ただしい。
気を引き締めねば。

冬の佇まい
冬の佇まい

タイトルメリークリスマス
メリークリスマス

投稿者 joqr : 11:31

2012年12月23日 「味感(みかん)ちっぷ」

今回は、岐阜県です。
岐阜県海津(かいづ)市にある、特産品加工組合「スイーツ でんえん」の代表、水谷(みずたに)浩(ひろし)さんにお電話をお繋ぎしました。

◎ 特産品のみかんを使った、ロングセラー商品があるそうですね?

南濃(なんのう)みかんを使った「味感(みかん)ちっぷ」です。平成7年から販売しています。


◎ 味を感じると書いて「みかん」と読むんですね。その「味感ちっぷ」は、どんな商品なんですか?

南濃みかんの皮をスライスして、糖液に浸して乾燥させたもので、パリパリっとした食感が人気です。


◎ 美味しそう!他にも特産品があるそうですね?
     
「味感ちっぷ」を作っている時に、これまではみかんの果汁を捨てていたのですが、その果汁を何とか活用できないかということで、議論を重ねた結果、「しょうがと南濃みかんのシロップ」という商品が出来上がりました。


◎ それも、美味しそう!お湯割りにしたら、温まりそうですね!

はい、みかんの果汁に砂糖を加え、しょうがと一緒に煮詰めました。
添加物が入っていないので、安心です。紅茶に入れても、温まりますよ!


◎ 「味感(みかん)ちっぷ」や「シロップ」は、どこで購入できますか?

最近、「スイーツ でんえん」のホームページがリニューアルしたばかりなので、そこから購入できます。

今回は、岐阜県海津市にある特産品加工組合「スイーツ でんえん」代表、水谷浩さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月23日のゲストは遠藤功さん(早稲田大学ビジネススクール教授)

1956年、東京生まれ。
早稲田大学商学部を卒業後、三菱電機に入社し、その後、経営コンサルティングの道へ。

現在、早稲田大学での教職に加え、ヨーロッパ最大の戦略コンサルティング会社、ローランド・ベルガーの日本法人会長としてらつ腕をふるっています。
著書も数多く、「現場力を鍛える」、「未来のスケッチ 経営で大切なことは旭山動物園にぜんぶある」などがあります。

この度、新幹線の清掃スタッフが紡ぎ出す、心温まるサービスのエピソードをまとめた『新幹線お掃除の天使たち「世界一の現場力」は、どう生まれたか?』(あさ出版)を上梓。

今日は、遠藤功さんをお迎えし、新幹線の清掃スタッフを通して見えてくる、日本人の「おもてなし」の心についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月17日

2012年12月17日 手作り

16日・日曜日の昼過ぎ。
投票へ行った。
八王子では、5つの投票をした。
衆議院議員選挙(小選挙区・比例)
東京都知事選挙
最高裁裁判官信任投票
都議会議員補欠選挙
合わせて5枚の投票用紙を3つの投票箱に。
青空、ぽかぽか陽気、
高齢者がゆっくりした足取りで、投票所に集まる。
こちらに住んで10年以上経つが
はじめて受付で10分待った。
もっとも、関心の高さというより、
説明に時間がかかっていたものだ。
また、記名する場所の一人の所要時間が比較的長く感じた。
これは12の政党が乱立し、
さらに、消費税引き上げ、社会保障制度改革、
原発・エネルギー政策、TPP などなど、
重要な政策課題が目白押しで、
小選挙区の1票と比例代表の1票を、
別々の政党に振り分ける選択が多くなされたのかもしれない。
いずれにしても、より良い日本の為に
粉骨砕身、汗をかいてくれる政治家に結集していただきたい。

手作り
手作り

私だって安心して暮らしたいのよ!
私だって安心して暮らしたいのよ!

投稿者 joqr : 12:50

2012年12月16日のゲストは高橋大輔さん(探検家)

1966年、秋田市生まれ。

「物語を旅する」をテーマに、世界各地に伝わる神話や伝説の背景を探るべく、旅を重ねています。2005年、アメリカのナショナル・ジオグラフィック協会から支援を受け、小説ロビンソン・クルーソーのモデルとなった人物の住居跡を発見。世界的なニュースになりました。

著書に「ロビンソン・クルーソーを探して」、「浦島太郎はどこへ行ったのか」。
この度、サンタクロースのルーツを求めて世界各地を訪ね、その素顔に迫った『12月25日の怪物 謎に満ちた「サンタクロース」の実像を追いかけて』(草思社)を上梓。

今日は、髙橋大輔さんをお迎えし、私たちが知らないサンタクロースの謎について、お話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月16日「人参たっぷりの松前漬け」

今回は、埼玉県八潮市にお住まいのみち子さんにお電話をお繋ぎしました。


◎ さっそくですが、お家の「よい食メニュー」を教えて下さい。

「人参たっぷりの松前漬け」です!


◎「あら、ヘルシーで美味しそう!お正月に作るんですか?

はい、そうです。母から教わって、今では私が作っています。


◎ では、「人参たっぷりの松前漬け」の材料と作り方を教えて下さい。
     
材料は、人参3本、根ショウガ1かけ半、だし昆布30g、干しスルメ3枚です。
干しスルメは足を外して、身の方だけを使います。

・作り方は、まず、干しスルメをビニール袋に入れて、薄めた煮切り酒3分の1カップをその中に入れます。 冷蔵庫で1日~2日戻します(ふやかします)。
・1日~2日経ったら、スルメの皮を取り除き、軟骨も抜きます。この時、キッチンペーパーでこすると便利で、水気も取ります。
・続いて、漬け汁を作ります。
 生醤油3分の2カップ、薄めた煮切り酒3分の1カップをまぜ、タッパーに拍子切り(短冊切り)した人参、根ショウガ、だし昆布、干しスルメを入れて、1日冷蔵庫に入れておきます。
 お腹がすいてしまったら、1日待たずに少し漬けこんだくらいでも食べられますが、1日待った方が味がしみ込みます。
・ポイントとなる人参は、中くらいの大きさのものを使った方が、甘味が出て美味しいです。ショウガは多く入れた方が、大人の味になります。


◎ 美味しそう!お正月に食べてみたいです。みち子さん、ありがとうございました!

今回は、埼玉県八潮市にお住まいの宮島さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月10日

2012年12月10日 彩り

つい1週間前には、黄色に姿を変えた銀杏の葉が
幹に1枚もない。
裸になった木が、街道沿い、寒そうに立っている。
道路に落ちた葉が、強めの風に「カサカサ」と
乾いた音を立て、舞い上がる。
冬が訪れたのを実感する時。
一方、近くの自然公園内にあるカエデは今が見頃。
黄色、赤、散歩者の足を止めさせる。
こちらは多くの木々に風から守られ、
ゆっくりと姿を変えていく。
2012年もあと約3週間。
来年は今年より良い年になって欲しい、
と願いながら、風をやりすごした。

彩り
彩り

孤高
孤高

投稿者 joqr : 12:42

2012年12月9日のゲストはほりえさわこさん(料理研究家)

料理研究家の草分け的存在である祖母の泰子さん、母・ひろ子さんも料理研究家という家庭に生まれました。

幼稚園の頃から包丁を握り、中学生の時から祖母と母の料理教室「堀江料理学園」で料理の基礎を学びます。
女子栄養大学卒業後、イタリアに1年、韓国に半年間、料理留学し、その経験を生かした新感覚のレパートリーや著書も多数。
55年間放送されているNHKの料理番組「きょうの料理」には、これまでに、祖母、母、そしてさわこさんの堀江家3代が出演しています。

今日は、ほりえさわこさんをお迎えし、堀江家に3代にわたって伝わる味について、お話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月9日「ようかん」

今回は、東京都江東区にお住まいの岸田好子(きしだ・よしこ)さんにお電話をお繋ぎしました。


◎ さっそくですが、岸田さんのお家の「よい食メニュー」を教えて下さい。

「ようかん」です!


◎「ようかん」ですか!ご自身で、ようかんを作っているんですか?

はい、そうなんです。
母が島根の津和野で農家をしておりまして、小豆をよく送ってくれます。
だいたい、月に3~4回、ようかんを作ります


◎ 結構多いですね?
     
この前、母に「また送って!」と言ったら、『ええ?送ったばかりじゃない!』と言われてしまいました。子どもの頃から、ようかんを作るのが大好きなんです。
東京に来てからは、長年、小豆やようかんを買ったことがありません。


◎ いいですねぇ。ご近所の方も喜ぶでしょう?

はい、ご近所の方とお茶を飲む時に、ようかんをお出ししているのですが、近所の子どもたちからは「ようかんおばちゃん」と呼ばれています(笑)。


◎ ようかんの作り方を教えて下さい。

小豆5合をひと晩、水にひたしておいて、5時間ほど煮ます。圧力鍋だと3時間40分くらいです。
次に白い布で小豆をこして、砂糖や寒天を入れてゆっくり2時間くらいかき回していき、大きい器に流し込んで窓側で冷やせば出来上がりです。

今回は、江東区にお住まいの岸田好子(きしだ・よしこ)さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年12月05日

2012年12月2日のゲストは星野博美さん(作家)

1966年、東京生まれ。
2001年、「転がる香港に苔は生えない」で、第32回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
昨年「コンニャク屋漂流記」で、第63回読売文学賞随筆・紀行賞を受賞。
これまでの著書に「謝々!チャイニーズ」、「銭湯の女神」、「のりたまと煙突」などがあります。

この度、長崎・五島列島の自動車学校で送った悪戦苦闘の日々と新たな発見をつづった
「島へ免許を取りに行く」(集英社インターナショナル)を上梓。

星野博美さんをお迎えし、40代での挑戦についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 15:55

2012年12月2日 「深大寺だるまかりんと」

今回は、東京です。
調布市にある小野牧場、小野一弘(おの・かずひろ)さんにお電話をお繋ぎしました。


◎ 小野牧場は、調布市で唯一の牧場だとか。小野さんで何代目なんですか?

祖父が昭和40年代に酪農を始めまして、私で3代目です。
祖父が始めた頃は、調布でも40軒くらい乳牛を飼育しているところがあったと聞いています。


◎ 小野さんの牧場で搾乳された生乳(せいにゅう)から、美味しいお菓子が出来たそうですね?

「深大寺(じんだいじ)だるまかりんと」といいまして、かぼちゃ、練乳、黒糖の3つの味のかりんとうです。今年の8月から、調布市の新しいお土産として販売されました。


◎ 美味しそう!このかりんとうは、いろいろな方の協力があって商品化されているそうですね?
     
はい、うちで搾乳された生乳は、まず作業所に運ばれ練乳に加工されます。
納品された練乳は、かりんとうメーカーの手でかりんとうになり、別の作業所ではパッケージング(包装)、包装紙の印刷、販売店への納品など、作業を分担した上で皆さんの手に届いております。


◎ 「深大寺だるまかりんと」は、どこで購入できますか?

調布市役所1階の売店や調布市の観光案内所「ぬくもりステーション」などのほか、調布市内のJAマインズショップでも販売しております。
詳しくは、調布市役所のホームページで「深大寺だるまかりんと」と入力してみて下さい。


今回は、東京・調布市の小野牧場、小野一弘さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 15:45

2012年12月03日

2012年12月3日 龍猫!

只今、2日日曜の夜7時。
あと1時間もすると、雪が降る予報。
深々と冷えてきた。
今年もあと1ヶ月・・・
などと、センチメンタルになっていられない。
月半ばに衆議院議員と都知事選挙。
我が家の前には、いつもより大きな掲示板。
加えて八王子は、都議会の補欠選挙もある。
4日が衆院選公示。
私達や子供達が安心して暮らせる日本を
真剣に考える議員に活躍して貰うべく
1票を投じたい。
選挙というと神頼みも恒例。
先日秋葉原の柳森神社に寄ると、
龍に重なるように猫。
この神社には狸の石像があるのだが、
幅をきかせているのは
干支にない動物のようで・・・。
意表を突いた結果になるという神の暗示か?

龍猫!
龍猫!

投稿者 joqr : 10:30