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2012年10月29日
2012年10月29日 猫の尻尾
我が家にはオス猫がいる。
数年前のゴールデンウィーク。
雨の朝、公園の生垣の下から
息子が「捕虫網」で捕獲した。
何故捕虫網か。
素手で捕獲するのが怖かったから。
確かに、当時は私の手のひらに乗るくらい
小さかったのに、
「シャ-!!」という威嚇音は成猫並だった。
今でも誰に捕獲されたのかは覚えているらしく
息子にだけは従順である。
一番世話をしない豚児にだ。
そんな猫の水飲み器が壊れた。
雄猫は特に手がかかる。
尿管が細く、
食事など気をつけないと、尿路結石となりやすい。
我が猫も、そんなところは敏感で
病院の世話になった。
以来、エサは特別、
飲料も、フィルター付きのポンプ式装置からとっている。
それがいかれた。
3000円で買い換え
新しい装置に水を注いだ。
すると、すぐ寄ってきた。
美味しそうに舌を使い口に運ぶ。
いつも以上に沢山飲んだ。
そして、私の脇を通過する際・・・ふくらはぎを
しっかり噛んだ。
遊ぼうぜ!の合図だった。
猫の尻尾
投稿者 joqr : 10:43
2012年10月28日・11月11日のゲストは塚本勝巳さん(ウナギ研究者・東京大学大気海洋研究所教授)
1948年、岡山県生まれ。
農学博士。専門は海洋生物学・魚類生態学。
1971年、東京大学農学部水産学科を卒業。
1994年、東京大学海洋研究所、教授に就任。
「海山仮説」「新月仮説」など独自の仮説に基づき、
2009年夏、北太平洋・西マリアナ海嶺南端部の海山域で
世界で初めて天然ウナギの卵を採ることに成功し、産卵場所も特定。
古代ギリシャの哲学者、アリストテレスの時代から、2400年もの間、
人類が誰も見ることの出来なかった天然ウナギの卵をついに発見した。
このたび「世界で一番詳しいウナギの話」(飛鳥新社)を上梓。
2週に渡って塚本勝巳さんをお迎えし、天然ウナギの卵を発見するまでのドラマ、またウナギ高騰の要因となっているシラスウナギの不漁の理由についてお話を伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月28日「羽後牛」
今回は、秋田県です!JAうご・営農販売課の大日向智彦(おおひなた・ともひこ)さんに
お電話をお繋ぎしました。
◎ そちらの特産品を教えて下さい。
特産の羽後牛を使ったレトルト商品で、「羽後牛カレー」と「羽後牛シチュー」です。
◎ 羽後牛(うごぎゅう)というのは、どんな牛で、どんな味がするのですか?
生産数は少ないのですが、年間7割が格付A4以上の出荷実績を誇る、最高級の黒毛和牛です。きれいなサシが入っていまして、お口に入れた瞬間、旨みたっぷりの肉汁があふれます。
脂身まで美味しいです。
◎ それがカレーやシチューに入って、レトルト商品になっているんですね?
はい。どちらも羽後牛のスネ肉に焼き目を付けてから煮込む本格派です。
羽後牛のうま味とコクを引き出したヨーロッパ風のカレーとビーフシチューになっています。
JAうごのホームページから購入できます。
◎ 商品のパッケージも、ユニークだそうですね?
西又葵(にしまたあおい)さんという美少女イラスト作家が描かれたイラストのパッケージとなっています。以前、町でイラストコンクールを開催した際、西又先生に審査員をお願いしたのですが、
その時、あきたこまちを召し上がって頂いたんです。
そうしたら、とても満足して下さって、「何か協力したい」ということで、最初はあきたこまちのパッケージに美少女イラストを描いて頂きました。
それが大変好評だったため、今回も羽後牛カレーやシチューのパッケージに、イラストをご協力頂きました。
今回は、秋田県「JAうご」の大日向智彦(おおひなたともひこ)さんに、お話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月22日
2012年10月22日 赤い実り
秋本番。
気がつけば、心地よい虫の音が聞こえなくなってきた。
徐々に木々の葉が色を変えてきている。
あっという間に神無月も下旬に。
個人的に余りなじみのないハロウィンを過ぎれば
もう霜月。
汗を吸収しやすいインナーを仕舞い
ヒートテックを出す時期はもうすぐそこに来ている。
となれば、
鍋の季節・・・。
日本の四季に改めて幸せを感じる。
赤い実り
紫の光
食べられるのでしょうか?
投稿者 joqr : 10:20
2012年10月21日「金子ゴールデンビール」
今回は、東京です!「JA東京あおば」の常務理事、渡邉和嘉(わたなべ・かずよし)さんに
お電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えて下さい。
JA東京あおばは、東京の板橋区、北区、豊島区、練馬区域で、栽培面積が最も多いのはキャベツです。その他、練馬大根、雑司ヶ谷ナス、早稲田ミョウガ、志村みの早生大根などを復活栽培中です。
練馬大根は、1mを超えるため抜くのも大変で、毎年12月「練馬大根ひっこぬき競技大会」を開催しています。
収穫された4000本の大根は区内の給食に、折れた大根は練馬大根ドレッシングに使用します。
◎子どもたちも喜ぶでしょうね。東京でも、こうしてたくさんの種類の野菜が作られているのが嬉しいです。そして、「JA東京あおば」では、去年から販売されている話題のビールがあるそうですね?
「金子ゴールデンビール」です。
1900年(明治33年)に練馬の篤農家・金子丑五郎により品種改良された日本初の国産ビール麦「金子ゴールデン」を使用しています。
2003年に、復活に向けた取り組みが始まり、去年から酒販免許も頂き、正式に販売を始めました。
手造りのため、年間1万4000本のみの生産です。
◎「金子ゴールデンビール」は、生産量が少なくて貴重なため、数か月に1回しか販売されないと伺っています。次の販売は、いつですか?
今度の土曜(27日)、JA東京あおば各直売所で販売いたします。
地域振興部03 5910 3066迄お問い合わせください。
今回は、JA東京あおば 常務理事 渡邉和嘉(わたなべ・かずよし)さんに、お話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月21日のゲストは乃南アサさん(作家)
1960年、東京生まれ。
早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動をスタート。
1988年、「幸福な朝食」で日本推理サスペンス大賞優秀作に選ばれ、
1996年、「凍える牙」で直木賞を受賞。
昨年は「地のはてから」で中央公論文芸賞を受賞されました。
著書は「風の墓碑銘」、「ミャンマー 失われるアジアのふるさと」など多数。
また乃南さんは、旅の達人としても知られており、
この度、「地球の穴場 仙人の村から飛行船まで」を上梓。
世界各地でのユニークな旅が話題になっています。
乃南アサさんをお迎えし、観光ガイド本にはのらない、
とっておきのスポットについて、お話を伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月15日
2012年10月15日 すすきも出迎え
土曜日に、再び高尾山に登った。
心身のリフレッシュにはぴったり。
先年、ミシュランの3星に認定されてから
土曜・日曜は大変な人。
朝7時の高尾山口は中年女性二人連れ、カップル、
初老の男性・・・様々な人で賑わう。
高尾の山登りでは特に性格が出る気がする。
それは登るペースにだ。
食べ物で考えると、好きなものから食べるか、嫌いなものからか
、一気に食べるか、ちびちび味わうか・・様々あろう。
私はさっさとすましてしまえ!タイプだ。
約1時間、ヒーヒー言いながら休憩を入れずに登るのが常になっている。
頂上が599.03メートル
早足で1時間堪えれば頂上に着くという距離がそうさせているのかもしれない。
今回も頂上に着くと、ぼろぼろ。
私以外、滝のような汗を流して苦しそうにハアハアしている輩はいない。
皆、爽快な顔をしながら最後の道を踏みしめてくる。
苦しそうな私を見て「あの人何でもっと楽しまないのかしら・・・」
と、不思議に思っている人も多いだろう。
なぜなら、私にとって、高尾山は自己確認の場なのだ。
辛さに耐えて頂上に着く。
「ああ、今日も頑張った。まだ衰えていない」
自分で自分を試している。
正直、毎回本当に辛い。
でも、また行きたくなる。
不思議だ。
もしかしたら、高尾の天狗に遊ばれているのかもしれないなあ。
すすきも出迎え
富士も出迎え
投稿者 joqr : 12:04
2012年10月14日のゲストは水野恵美子さん(編集者)
出版社勤務を経て独立後、食と暮らしをテーマに活動し、聞き手や書き手として、
料理人、菓子職人の本などを出版。
この度、愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウンの一角で、四半世紀に渡って
自給自足をしながら穏やかな日々を送っている、つばた英子さん84歳、修一さん87歳を
取材した「ききがたり ときをためる暮らし」を上梓。
ご夫婦の軽やかで瑞々しい暮らしぶりは、多くの読者の共感を得ています。
ご夫婦を取材した水野恵美子さんに、「ときをためる暮らし」について、
お話を伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月14日「黒豆ごはん」
今回は神奈川県川崎市にお住まいの朝子(あさこ)さんにお電話をお繋ぎしました。
◎ さっそくですが、石森さんのお家の「よい食メニュー」を教えて下さい。
「黒豆ごはん」です!
◎ 黒豆ごはん!美味しそう!これは、どなたから教えてもらったのですか?
先日、転勤で青森の八戸に引っ越した二女から、教えてもらったんです。
八戸では、スーパーなどでも売っている定番メニューのようでして、
自分でも作ってみようと思いました。
◎ そうですか。黒豆ごはんの作り方を教えて下さい
まず、黒豆を皮がはじけるまで、から炒りします。だいたい5分くらいでしょうか。
そうしたら、酒少々、塩少々をご飯にまぜて炊飯器にかけるだけ!簡単です。
八戸では、普通の白米で炊くそうなんですが、我が家では餅米も入れます。
量としては、うちは食べ盛りの孫がいるので、餅米3カップ、白米2カップに、黒豆1カップくらいです。
◎ お家の皆さんの感想は、いかがですか?
主人にも孫にも好評です。
お赤飯よりも作るのが簡単ですし、どこかに出掛ける時におむすびにして持っていきます。
まだ、作り始めて3回なのですが、黒豆ごはんは、我が家のよい食メニューの仲間入りとなりました。
今回は、川崎市にお住まいの石森朝子(いしもり・あさこ)さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月08日
2012年10月8日 雲から顔を
9月の終わりに夏休みをいただいた。
休みの前半は知人のイベントに参加。
後半、半年以上ご無沙汰の高尾山に登った。
週末、野暮用や悪天候などで遠ざかっていたのだ。
朝7時。曇天。
予報では次第に晴天になるという。
都心へ向かう電車は、まだまだラッシュ。
高尾山へ向かう下りは、
高校生と山に向かう元気な人生の先輩達で
これまた活気があるのだ。
高尾山口駅に着く。
高尾山は1号路から6号路まで登山道がある。
8時15分からはケーブルカーやリフトも動くが
下から登る道は3つ。
1号路、6号路、そして稲荷山コース。
大好きな6号路を選ぶ。
この道は、川の音、滝、を感じ、
山頂の近くまで沢に沿って登るのがいい。
平日とあって登る人も少なく
自分のペースで登ることが出来た。
3.3キロ、小一時間で599.03メートルの頂上に。
汗びっしょり、息を荒げながら着くと
富士山が見え、笑顔に。
富士は少しだけ白いものを乗せている。
50キロ先の都心方向へ目をやれば
スカイツリーがニョキッと見える。
向こうが634メートルで高いので
真横に見える感じだ。
秋から冬は視界が良好。
毎回楽しみだ。
握り飯をほおばった。
最高に旨い。
ススキが風にそよいでいる。
心が軽くなった。
幸せはこんな所にもあるものなのだ。
雲から顔を
秋の七草
日本一!
スカイツリーより低いのです
投稿者 joqr : 10:27
2012年10月7日「3年A組シリーズ」
今回は、鹿児島です!鹿児島県阿久根(あくね)市にある鹿児島県立鶴(かく)翔(しょう)高校・食品技術科の中島幸二(なかしまこうじ)先生にお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えて下さい。
うちの生徒が手掛ける加工食品「3年A組シリーズ」です。
豚みそ、ボンタンのシロップ漬け、イチゴジャムなどを作っています。
年間製造量で言いますと、豚みそは年間およそ10トン、缶詰にして5万個に達しています。
◎人気商品ですね!いつから作っているのですか?
1991年、鶴翔高校の前身の阿久根農業高校時代から作っていますから、もう20年以上になります。
実習で作っている商品で、今は20種類くらいあります。
◎「3年A組」という名前の由来は何ですか?
阿久根の「A」、農業を意味するアグリカルチャーの「A」、そして高品質を表す「A」から、それぞれ取りました。2005年には、商標登録も済ませています。
◎3年A組シリーズは、どこで販売されているのですか?
鹿児島県内のスーパーや百貨店、博多駅、北九州空港などのほか、東京では、鹿児島のアンテナショップで有楽町駅近くの「かごしま有楽館」でも取り扱っています。
東京をはじめ、関東の皆さん!3年A組シリーズを、ぜひ一度、召し上がってみて下さい!
今回は、鹿児島県立鶴翔(かくしょう)高校の中島(なかしま)幸(こう)二(じ)先生にお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月7日のゲストは寺本敏子さん(編集者)
1949年、鳥取県・境港(さかいみなと)市生まれ。
建築関係の編集プロダクション「秋耕社」を営みながら、「街歩き」の視点で、
東京の町並み、建築、花と緑をめぐっています。
淑徳大学池袋サテライトキャンパス・エクステンションセンター講師。
この度、「東京の花と緑を楽しむ小さな旅」を上梓。
健康増進を兼ね、自転車で都内の公園や庭園、植物園などをめぐる、大都会の
植物散策13コースを紹介しています。
寺本敏子さんをお迎えし、東京の花と緑についてお話を伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2012年10月01日
2012年9月30日のゲストは稲泉連さん(ノンフィクション作家)
1979年、東京生まれ。
早稲田大学を卒業後、ノンフィクション作家の道を歩まれ、2005年、
「ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死」で大宅賞を受賞。
その他の著書として、
「僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由」、「仕事漂流 就職氷河期世代の働き方」、
「命をつないだ道 東北・国道45号線をゆく」などがあります。
この度、東日本大震災で被災した本屋さんの歩みを取材した「復興の書店」を上梓。
稲泉連さんに、被災地で本がいかに人々を支えたかについてお話を伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2012年9月30日「ほうれん草うどん」
今回は、東京です!国立(くにたち)にある、野菜と地域食材のお店「とれたの」の
福島秀夫さんにお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えて下さい。
ほうれん草をうどんに練り込んだ「ほうれん草うどん」です!
◎「ほうれん草うどん」ですか?おいしそうですね!
国立で生産されている甘みのあるほうれん草を使っています。
小麦粉も100%国産のものを使っていて、乾麺にすることで、うどんに風味を閉じ込めています。
◎皆さん、どんな思いで開発されたのですか?
国立には地域の特産品がなかったため、何とかしてみんなで作ろうと思っていたんです。
谷保地域に古くから伝わるうどん文化と国立で収穫量の多いほうれん草を融合させ、
新しい特産品として、自信を持ってオススメできる商品に仕上がりました。
◎「ほうれん草うどん」は、どうしたら購入できますか?
以前まではお電話で注文を受けたら郵送していたのですが、今は、直接、こちらの「とれたの」までお越し頂き、ご購入して頂いています。
1袋1人前から2人前で、315円です。
3袋、5袋、8袋も販売しています。
新鮮野菜もたくさん販売していますので、ぜひ、お越しください。定休日は日曜です。
今回は、国立の野菜と地域食材のお店「とれたの」、福島秀夫さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00