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2012年08月27日

2012年8月27日 手作りな・・

8月が今週で終わる。
連日猛暑で夏はこれからも続く感じだ。
ただ、細やかに耳を澄ましてみれば、
日中、公園の樹にとまり喧しく鳴く蝉の数は減り、
夜は秋の虫が勢いづいてきたのも事実である。
50歳になったとき、先輩からこう言われた。
「40代も月日は早く流れたが
50代はその2倍で流れるぞ!」
今更ながら、先輩のアドバイスは正しかったと
感心する。
前向きにとれば、それだけ毎日が充実している訳だが、
反面全てにおいて鈍くなってきたとすれば不安だ。
この夏は特にいくのが早い。
高校野球地区大会の決勝まで母校が残ったり
ロンドン・オリンピックの感動、
そして甲子園の熱戦。
そして「忙しいからこそ何か始めるのだ!」と資格取得の勉強もしているからか。
1週間が心の法定速度を超えて過ぎていく。
月曜をこなしたと感じていたら、すぐ金曜だ。
もっと深みのある時を過ごさねばと反省。
それでも、青空に浮かぶ白い雲や
夕暮れの風に涼しさを感じるとほっとする。
心が優しくなる。
そうだ!忙しいときほど自然に目を向けよう。
遠くを未来を見つめなければ・・・。

手作りな・・
手作りな・・

まだ夏
まだ夏

投稿者 joqr : 11:49

2012年8月26日「笑みの里 かあちゃんち」

今回は、長野県の北部にある「JAながの」女性部の小板橋芙巳江(こいたばし・ふみえ)さんにお電話をお繋ぎしました。

◎ 6月に、食堂と直売所が一緒になったお店がオープンしたそうですね?

はい、JAながのの旧古間支店を改装した笑みの里 かあちゃんち」がオープンしました。
JAながのの女性部が運営していまして、地元のコメや旬の野菜をいかした料理で、
地域の魅力を伝えたいと思っています。

◎ 「笑(え)みの里 かあちゃんち」という名前がいいですね!
女性部が中心だと、賑やかで、これから地域の交流場所になりそうですが、
建物は、どんな感じで改装したのですか?

窓口のカウンターを取りはらって、事務机の代わりにテーブルとイスを並べて食堂にしました。金庫室は、重い扉を外し、コンロや換気扇を入れて調理場に変身させています。

◎お店のメニューを教えて下さい。

500円の米粉うどんや「作るかあちゃんによって献立が変わる」という700円のかあちゃん定食などです。
かあちゃん定食には、9月いっぱいまで、ナスやみょうが、キュウリ、ゴーヤ、ズッキーニなど、地元でとれた新鮮な野菜がたくさん入っていて、フライや天ぷらにもしています。
あとは、スコーン、パウンドケーキなどの野菜スイーツのほか、外では野菜も直売しています。


今回は、JAながの女性部の小板橋芙巳江(こいたばし・ふみえ)さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年8月26日のゲストははんつ遠藤さん(フードジャーナリスト)

1966年生まれ。東京・葛飾区出身。
早稲田大学教育学部を卒業後、海外旅行の雑誌ライターとして活躍。
その後、日本をはじめ、世界20数カ国の料理を研究し、現在はテレビ番組のレポートや雑誌記事の執筆、飲食店のプロデュースなどを行っています。

これまでに取材したお店は、6500軒以上。
主な著書に「おうちラーメン かんたんレシピ30」、「無化調(むかちょう)ラーメンMAP」、
「日本全国絶品うどん図鑑」などがあります。
また、地域固有の麺文化にも造詣が深く、ご当地麺類を研究する第一人者としても知られています。

はんつ遠藤さんをお迎えし、日本の麺文化についてお話を伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年08月20日

2012年8月20日 旅立ちました

とにかく今年は蝉が元気だ。
この夏は熱帯夜が多く、
夜中も昼間同様に鳴いている。
てっきり、蝉は明るさに反応し、
鳴き始めや泣き止みが決まっているのだと思っていたのだが
暑い夜には蝉が鳴き、涼しい夜にはコオロギが鳴いている。
もしかして・・・
調べてみると、『明るさ』と『気温の高さ』2つに反応するようだ。
夜中でも街灯の光で昼と勘違いし、
加えて熱帯夜でますます昼間だと誤解する。
「何だかこのところずっと活動している気がするなあ・・・」
そう思いながら鳴いているのだろうか。
東京本土に生息しているセミは、コエゾゼミ、エゾゼミ、アカエゾゼミ、
クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、
ハルゼミ、エゾハルゼミ、ヒメハルゼミ、ヒグラシの12種。
夜中にカン違いをおこして鳴くのは、都心に生息数が多いアブラゼミ、
ミンミンゼミ、ニイニイゼミ。
こんなに夜中まで鳴いて、寿命も短くなってしまうのでは? と心配になったが
蝉の夜鳴きと寿命との関連はないらしい。
何故鳴くのか?
鳴くセミはおすだけで、めすは鳴かない。
オスの蝉は、メスの蝉に自分のいる場所を鳴き声で知らせているらしい。
ミンミンゼミやツクツクボウシなどは、
鳴くと、そのあとパッととびたってしまうが、
アブラゼミやニイニイゼミなどは、鳴いても、そのまま動かない。
つまり、動いてメスを探す蝉と、
鳴いてメスをよぶ蝉の2種類がいるのだ。
成虫になれば、たった1週間か10日の命しか無い蝉。
限られた時間の中で、大切な仕事をしなければならない蝉。
そう思うと、あの騒音がエールに聞こえてきた。

旅立ちました
旅立ちました

これから一働き
これから一働き

投稿者 joqr : 14:42

2012年8月19日「人参のキンピラ」

今回は、松戸市にお住まいの東海林(しょうじ)みえ子さんにお電話をお繋ぎしました。
     

◎ さっそくですが、東海林さんのお家の「よい食メニュー」を教えて下さい。

人参のみのキンピラです。

◎ へぇ、どうやって作るんですか?

2~3人分だと、人参2~3本を用意して、千切りに。
大きめの鍋か底の深いフライパンの中に、多めのバターを入れて、人参がしんなりするまで炒めます。
そうしたら、塩コショウを適量、仕上げにオイスターソースを入れて、よく混ぜたら出来上がりです。ソースは多めが美味しいですけど、お好みで。

◎ バターで人参を炒めて、仕上げはオイスターソース!きんぴらとしては珍しいですけど、美味しそうですね!

オイスターソースを混ぜると甘くなるので、また違ったきんぴらになります。
子どもや友達に振る舞ったり、お酒のおつまみにもいいですよ!
ちょっと人がやらないようなメニューを考えたりするのが好きですね。1つ得したような気になりますから。

◎ そうですよね。他に、どんなメニューがあるのですか?

ワカメを天ぷらにしたり、納豆に味噌を入れておにぎりの具にしたりしています。
あとは、コーヒーが余ったら、粉ゼラチンや砂糖を入れてゼリーを作ります。ゼリーにきな粉を振りかけるとこれがまた美味しいですよ!

今回は、松戸市にお住まいの東海林みえ子さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年8月19日のゲストは五十嵐佳子さん(フリーライター)

山形県生まれ。
お茶の水女子大学を卒業後、出版社に勤務し、フリーライターの道へ。
主な著書に「こんなに楽しい!妖怪の町」、「気持ちよく、上手に暮らそう」
などがあり、さくらももこさんとの共著で「こども小説ちびまる子ちゃん」
シリーズなども手掛けました。
漫画家・水木しげるさんの奥さん・武良布枝さんが書いた「ゲゲゲの女房」に関しては、企画から携わり、その後、2年前のNHKの朝の連続テレビ小説の原案本に抜擢されています。

今年の春、山形県の新しいブランド米「つや姫」を題材にした
著書「つや姫 10万分の1の米」(角川フォレスタ)を上梓。
     
五十嵐佳子さんをお迎えし、いま話題のお米「つや姫」について伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年08月13日

2012年8月13日 夏

この約2週間、朝の電車は目を赤くした人ばかり。
そんなロンドンオリンピックも閉幕。
様々な感動を味わった。
選手は、死にものぐるいの練習を積んできた。
頂点に立ちたい!メダルを獲りたい!
スタッフのために、国の為に、自分のために・・
その一心で、辛い毎日に耐えてきた。
そして大舞台。
結果は・・・悲喜交々(ひきこもごも)。
現実は時にして残酷だ。
皆、ベストを尽くしたのは紛れもない事実。
一方で審判の体制など、改善しなければならない事もあったが
やはり『一所懸命』この姿に優る美しさはないと強く思った。
200を超える国と地域の約1万人のアスリートに
勇気と元気をもらった。
ありがとう!お疲れ様でした!

夏

ドラマ
ドラマ

投稿者 joqr : 10:55

2012年8月12日のゲストはスパイシー丸山さん(カレー研究家)

1974年生まれ。北海道出身。
普段は、本名の丸山周(まるやま・しゅう)として、
ラジオやテレビ番組、イベントのパーソナリティとして活躍。
趣味のカレー好きが高じて、カレー研究家としての活動をはじめ、
日本野菜ソムリエ協会のジュニアカレーマイスターの講師、
全国のカレー店の食べ歩き、カレーイベントの開催など、様々な活動を行っています。
また、世界初のカレーヒップホップユニット「スパイスボーイズ」を結成し、カレーミュージシャンとしての一面もお持ちです。
スパイシー丸山さんに、カレーやスパイスの魅力についてとことん伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年8月12日「氷美柑」

今回は、静岡県の西、「JAみっかび」営農支援課の
藤山和弘(ふじやま・かずひろ)さんにお電話をお繋ぎしました。

◎ 夏にぴったりな特産品があると伺っていますよ!

はい、JAみっかびが開発した新型の冷凍みかん「氷美柑」(こおり・みかん)です。
シャーベットのようなシャキシャキの食感と、果汁がとてもフレッシュです。
「こおり」は氷という字で、「みかん」は、美しいという字に、柑橘類の「かん」です。それで「氷美柑」です。

◎ 涼しげな感じがして、いいじゃないですか!どんな特徴があるんですか?
     
特殊な技術で、みかんの細胞組織を壊さないように瞬間冷凍しています。
普通の冷凍みかんだと、皮をむいて氷がとけてくるとグチャグチャになってしまいますが、氷がとけてもそんな風にならずに、美味しく食べることが出来ます。
一つずつ、皮をむいてから冷凍しています。
      
◎ みかんは、どんなみかんを使っているのですか?

光センサーによる厳しい検査を通過した、糖度が12度以上のみかんを使用しています。
「青島」という品種で、生で食べてもおいしいみかんです。
「暑い夏にこそ、おいしい三ケ日みかんを食べたいなぁ」という組合員の声がきっかけとなって開発が始まりました。

◎ 通信販売は行っていますか?

はい、行っています。
「アグリみっかび」で検索して頂くと、「アグリみっかび ミカちゃんショップ」というページが見つかりますのでそちらでご購入下さい。よろしくお願いします。


今回は、静岡県JAみっかび 営農支援課の藤山和弘さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年08月06日

2012年8月6日 民謡流し

この金・土・日と、八王子は祭りだった。
普段は車がひっきりなしの甲州街道。
この3日間は市街約1キロに渡って、モノとなる。
神社などから御輿も何基か出るが、
八王子は「山車」がメイン。
上下(かみしも)に区分された地区には
特徴のある山車がある。
山車に設えてある舞台。
お囃子に加え、狐・獅子・ひょっとこ・おかめ・・・
神秘的な物からひょうきんな物キャラクターまでが
見物客の夏に想い出を焼き付ける。
思えば、春先、自治会館などからお囃子の音が聞こえてきた。
この日のために稽古を積んでいたのだ。
今回驚いたのは、
太鼓や横笛を、
藍色の法被を身に纏った多くの若い女性が
奏でていたこと。
さらに彼女たちを乗せた山車の屋根の上には
方向を指示する、鯔背な女性が乗っている。
これが決まっているのだ。
紋付き袴の長老が先頭を進む。
山車を引く太い綱を町民が引く。
山車の後ろには小さい車が続き
参加者の水分補給を担う。
皆が1つになっている。
祭りの大切さを改めて感じた。
ハレの日・・・
この日のために、日常がある。
老若男女のお祭り野郎は、皆、最高に輝いていた。

民謡流し
民謡流し

ススメー!
ススメー!

横浜は右折だ
横浜は右折だ

ハイタッチ!
ハイタッチ!

ごきげんよう
ごきげんよう

意外に気さくだろう~
意外に気さくだろう~

夢に出るぜ~
夢に出るぜ~

投稿者 joqr : 10:39

2012年8月5日のゲストは太田和彦さん(居酒屋評論家)

1946年、長野県生まれ。
1968年、資生堂に入社し、アートディレクターを務め、朝日広告賞、毎日広告デザイン賞などを受賞。

1989年、アマゾンデザインを設立し、映画、演劇、音楽、バレエなど、芸術関係のグラフィックデザインを数多く手掛けています。

2000年から7年間は東北芸術工科大学で教鞭もとられました。

本業のかたわら、「ニッポン居酒屋放浪記」「居酒屋おくのほそ道」
「ひとり旅 ひとり酒」など、居酒屋や旅をテーマにした本を
多数執筆されていることでも知られています。
     
太田和彦さんをお迎えし、大人の居酒屋の楽しみ方について伺います。

投稿者 joqr : 10:00

2012年8月5日「桃の涙」

今回は、福島県の北部、「JA新ふくしま」総合企画部 部長 斉藤政治(さいとう・せいじ)さんにお電話をお繋ぎしました。

◎ 今、福島の様子はいかがですか?

子どもたちが外で遊べるようになって、春には運動会がありまして、少しずつですが、いろいろなことが元に戻りつつあります。

◎ そんな中、「JA新ふくしま」では、新しいお酒を作っているそうですね?

特産品の桃「日川白鳳(ひかわはくほう)」と地酒をブレンドした、「桃の涙」という口当たりのいいお酒です。

◎ どうして「桃の涙」という商品名にしたのですか?

去年、ある1通の手紙が管内の果樹農家に届きまして、その手紙にはこう書かれていました。
「観光客が減り、果物もなかなか売れないと聞きました。私は何も出来ない悔しさに涙しています」と。
手紙を受け取った果樹農家は、自分たちの気持ちを代弁してくれたことに感謝して、「私たちのために涙してくれてありがとう」と返事を書きました。
この出来事をきっかけに、果物として売れなくなってしまった日川白鳳を使ったお酒が開発され、「桃の涙」と名付けられたんです。
応援してくれた人がいたからこそ、生まれたお酒だと思っています。

◎ 生産者の涙、応援に感謝する涙ですね。お味は、いかがですか?

甘いお酒なので女性に人気です。今なら炭酸で割ると美味しいです!
徐々にですが、全国的にも販売が始まっており、JA新ふくしまのホームページからも購入できます。
他にないほどの検査機器を使って、安全検査を行い、安全が確認された商品しか流通させていません。
風評に惑わされず、今後、福島の農家が丹精こめて栽培した農産物の味をご賞味頂ければ幸いです。


今回は、福島県のJA新ふくしま 総合企画部・部長の
斉藤政治(さいとう・せいじ)さんにお話を伺いました。

投稿者 joqr : 10:00