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2012年04月30日

2012年4月29日のゲストは石川梵(写真家)

1960年生まれ。
AFP通信社・東京支局のカメラマンを経た後、フリーランスになり、
辺境の民と、その祈りの世界をライフワークにこれまで撮影してきた国々は60ヶ国以上。
「ライフ」や「パリ・マッチ」をはじめ、国内外の主要誌で作品を発表されています。
インドネシア・レンバタ島の村人が、銛(もり)一本で鯨を仕留める姿を描いたノンフィクション『鯨人(くじらびと)』(集英社新書)が評判を呼んだほか、被災地を撮影した『THE DAYS AFTER 東日本大震災の記憶』(飛鳥新社)で2012年度の日本写真協会作家賞を受賞。
その活動が国内外から注目されているカメラマンです。

投稿者 joqr : 10:00

2012年4月29日「みなくち農園」

今回は、石川県です。
能登半島の先端の街、珠洲市(すず・し)で「みなくち農園」を営んでいる皆口和寛(みなくち・かずひろ)さんにお電話をつなぎました。


◎ 皆口さんの農園では、どんな野菜を作っているのですか?

スイカ、かぼちゃ、あずき、サトイモなどのほか、8年ほど前から、イチゴも本格的に作り始めています。
珠洲市でイチゴを生産しているのは、うちだけでお客さんにはこの連休からイチゴ狩りを楽しんで頂いております。

◎ どうして、イチゴを本格的に生産しようと思ったのですか?

元々、家庭用に作っていたのですが、息子が東京の大学を卒業した後、家業を継ぐと言ってくれたものですから、それをきっかけに何か新しいものを生産しようと思い、息子と相談してイチゴ作りを始めました。
今では、姉が経営する農家カフェ「どんぐり」で私たちが作ったイチゴのメニューを、皆さんに食べて頂いております。

◎ どんなメニューなのですか?

「イチゴのかき氷」なのですが、凍らせたイチゴを豪快にクラッシュさせて、練乳をかけたものです。
今の時期はもちろん、オールシーズンでお出ししていまして、冬は薪ストーブの前で、皆さんに食べて頂いております。

◎ 農家カフェ「どんぐり」は、他にどんなメニューがありますか?

「スイカの種のお茶」や「黒豆大豆のお茶」、「さといもぜんざい」など、私たちが育てた野菜や果物の味を生かしたメニューをお出ししています。
自然なものをシンプルに、という考えで、姉がメニューを考えています。

◎今回は、石川県珠洲市(すず・し)の皆口和寛(みなくち・かずひろ)さんにお話をお伺いしました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年04月23日

2012年4月23日 黄色の季節

週末、八王子駅近くを歩いていると、
『緑のフェスタ』なるものが開催されていた。
地元でとれた野菜や花の苗がテントの中にある。
その中に八王子で芽を出した「ゴーヤ」の苗が・・。
3苗で380円。
すぐに買った。
先日購入した苗の横に八王子ものを植えた。
もしかしたら、種類が違うのかもしれない。
昨年は3つの苗でチャレンジしたが、
今年は6苗で緑のカーテンを作ってもらおう。
近くの公園を散策すれば、ヤマブキの花が目を引きつけた。
そういえば、去年はゴールデンウイークに見かけた記憶がある。
もうそんな季節なのだ・・・。
何だか時の流れが早いなあ。

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黄色の季節

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珍しい訪問者

投稿者 joqr : 16:34

2012年4月22日「スペアリブのマーマレード煮」

今回は、番組リスナーの中から
埼玉県・所沢市にお住まいの山崎富志子(やまざき・ふじこ)さんにお電話をお繋ぎしました。

◎ さっそくですが、山崎さんの「よい食メニュー」を教えて下さい。

「スペアリブのマーマレード煮」をご紹介します。
家族に出すというよりは、親戚や友達が遊びに来た時に出すことが多いです。
大皿で出すと、見栄えがするメニューです。
      
◎ 使用する材料は何ですか?

スペアリブが700グラムから1キロほど。こちらはお好みで量を決めて下さい。
あとはマーマレード1カップ、赤ワイン1カップ、しょうゆ2分の1カップ、そして塩コショウです。

◎ どんな風に作るのですか?

まず、お鍋に油を引いて、塩コショウをすり混んだスペアリブを炒めます。
焼き目がついたら、いったんスペアリブを引き上げ、そのままお鍋に、マーマレード1カップ、
赤ワイン1カップ、しょうゆ2分の1カップを入れて煮立ったら、一度引き上げたスペアリブを入れます。
最初の10分は強火で、その後は弱火で、1時間ほど煮込めば、出来上がりです。

◎ 美味しそう。しかも簡単に作れますね。


今回は埼玉県・所沢市にお住まいの山崎富志子(やまざき・ふじこ)さんにお話を伺いしました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年4月22日のゲストは山口ミルコ(エッセイスト)

1965年、東京都生まれ。
角川書店雑誌編集部を経て、1994年2月、幻冬舎へ。
プロデューサー、編集者として、文芸から芸能まで幅広いジャンルの書籍を担当し、数々のベストセラーを世に送り出しました。
今から3年前に幻冬舎を退社し、その直後、乳がんが発覚。
闘病生活が始まりました。
このたび、ご自身の闘病生活を綴った「毛のない生活」(ミシマ社)を上梓。
絶望の淵から希望を見出し、毎日を真摯に生きる姿が読者の共感を呼んでいます。

投稿者 joqr : 10:00

2012年04月16日

2012年4月16日 ワイルドだろぅ?

週末、宮城県・気仙沼市の知人と連絡をとった。
気仙沼は梅も桜もまだとのこと。
自分には当たり前のことが、
地域や状況によってはそうではない・・・
改めてそう感じた。
八王子はソメイヨシノの花吹雪。
八重桜も盛りを過ぎつつある。

ホームセンターに行った。
今年も野菜の苗が大人気。
去年自然のカーテンが流行り、
我が家でもチャレンジした。
無精して緑のネットはそのまま。
ゴーヤが目に入る。
「今年もやったるか!?」
1苗198円を4つ。
去年は品切れで苦労したことを思い出す。
さらに昨年好評だったピーマンとトマトも購入。
178円のプランターと1.4キロの土もカゴに入れた。
早速植えた。
今年も朝の水やりが日課となった。
成長をご報告する。

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ワイルドだろぅ?

投稿者 joqr : 10:25

2012年4月15日のゲストはキャシー中島(タレント)

1952年、ハワイ生まれの横浜育ち。
タレントとして活躍する一方、パッチワーク作家としても著名。
ハワイアンキルト、アメリカンキルト、ステンドガラスキルトなど、
色彩豊かな作品を数多く生み出しており、その分野での著書も多数。
その芸術的才能は、国内外のコンテストで高く評価されており
数々の受賞歴があります。

投稿者 joqr : 10:00

2012年4月15日「ニンジン」

今回は、長年、有機農業に取り組んできた福島県「JAみちのく安達(あだち)」二本松・有機農業研究会の
大内信一(おおうち・しんいち)さんにお電話でお話を伺いました。
     

◎ まず、去年の福島第一原発の事故で、大内さんをはじめ、JAみちのく安達の皆さんも被害を受けたと伺っています。その後、被害状況は、いかがですか?

今も実害が続いており、農業をやめてしまう人もいるほどです。
数値検査で、引っ掛かっているわけではないので残念です。

◎ その中で、大内さんをはじめ、これからも農業を続ける皆さんは今、どのような取り組みをされているのですか?

ニンジンが放射性物質を吸収しにくいということで、福島県の農林水産部と相談した結果、ニンジンの作付面積を増やしました。
ただ、冬場はニンジンの売り上げでしのげても、夏場は利益にならないので、ニンジンジュースを通年で販売することにしました。

◎ 本格的なニンジンジュースは、皆さん、それまでに作ったことがあったのですか?
        
みんな初めてのことで、戸惑うことばかりでした。
何度も試作・試飲をして、有機栽培のニンジンを丸ごと裏ごしし、添加物の代わりにレモン果汁と梅エキスで、保存できるようにしました。
ビタミンの損失を抑えられる低温殺菌も採用しています。

◎ ニンジンに関して、数値検査は行っているんですよね?

はい、行っています。JAを通して福島県の農林水産部に検査を依頼していて、さらに民間の複数の調査機関にも検査をお願いしています。
この4月から野菜の放射性セシウムに関する国の基準値は1キロあたり100ベクレル以下です。
毎回、数値はそれ以下ですし、放射性物質が検出されないこともあります。安全なものしか市場に出していません。

◎ ニンジンジュースの評判は、いかがですか?

おかげさまで、皆さん、甘くておいしいと言ってくれます。
素材の味を大切にして、これからもっとおいしくしたいと思っています。


福島県「JAみちのく安達(あだち)」の大内信一(おおうち・しんいち)さんにお話をお伺いしました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年04月09日

2012年4月9日 台桜

花祭り(4月8日)に花見をした。
といっても、1人で近所のお気に入りのソメイヨシノを見たのだ。
都心は満開、地元八王子は7~8分咲き。
月に例えれば、小望月(こもちづき)である。
桜吹雪も趣がある。
しかし私は天に向かって若々しく花を蓄えている姿が好きだ。
上野や浅草の桜並木も美しい。
わが「台桜(うてなざくら)」は一本だけ聳え立っている。
孤高な感じも素敵なのだ。
小高いところに咲いているので勝手に「台」と名付けている。
風が強めの青空の下行ってみた。
樹齢50年くらいだろうか。
花びらは一片も旅立っていない。
去年、東日本大震災後の佇まいとはまた違う。
こちらの気持ちが変わったのか。
ふと、桜の幹から花はどう見えているのか知りたくなった。
12年同じ桜を見ていて初めての気持ちだ。
幹に体を預け、見上げてみた。
枝や花が私から伸びていく。
自分が逆立ちをして、足の先から花びらが見える感じだ。
立場が変われば見方も変わる。
その両方が真実なのだ。
干支が一巡して
桜からまた教わった。
隣の木で「コツコツ」音がする。
コゲラが季節をノックしていた。
春である。

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台桜

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幹から・・・

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その先へ

投稿者 joqr : 10:40

2012年4月8日「カリフラワー」

今回は、埼玉県JA埼玉ひびきの本庄地区野菜一元出荷協議会 カリフラワー部会・会長の堀口義明さんにお電話をお繋ぎしました。


◎ 堀口さんは、カリフラワーを作っているんですね。

はい。普通のカリフラワーはもちろん、
新しい品種の「ロマネスコ」も作っています。
ロマネスコはカリフラワーの一種で、
怪獣の背中のように見た目はゴツゴツしているのですが、
色は明るい緑色で、食べると歯ごたえがあっておいしいですよ。

◎ どのような食べ方がおいしいですか?

軽くゆでて、マヨネーズをつけて食べるのがおいしいですね。
噛めば噛むほど、甘味が広がります。

◎ いつから、ロマネスコを作っているのですか?

今から5年前です。
今では、耕地面積5ヘクタール、年間8万個を出荷するまでになりました。

◎ 今年の冬は寒かったから、育てるのが大変でしたか?

寒いと出荷が遅れるので大変です。
それと、去年は台風が来て、畑に植えた苗が流されてしまいました。

◎ ロマネスコを作る上で、どのようなこだわりがありますか?

まだ新しい品種なので、試行錯誤の段階ですが、
形と味にはこだわっていきたいです。

埼玉県「JA埼玉ひびきの」の
堀口義明(ほりぐち・よしあき)さんにお話をお伺いしました。

投稿者 joqr : 10:00

2012年4月8日のゲストは、地主恵亮(じぬしけいすけ・フリーライター)

1985年、福岡県生まれ。
武蔵野美術大学卒業後、フリーライターに。
「シャッター押して下さいとお願いされる方法」、
「トイレが近くなる飲み物調べ」など、ユニークな視点で
執筆した記事を、主にインターネット上で公開されています。
このたび、50年前のグルメガイドを片手に、いまなお残るお店を訪ねる
『昔のグルメガイドで東京おのぼり観光』を上梓。
その斬新な切り口が評判を呼んでいます。

投稿者 joqr : 10:00

2012年04月02日

2012年4月2日 白も咲きました

東京のソメイヨシノが、土曜、去年の5日遅れで開花した。
八王子はそれより3日遅れるだろう。
不思議なもので、日曜日は春そのものの陽光。
庭のシロツメクサが、青々としてきた。
今日から4月。新年度。
我が家の庭も雰囲気を変えようと考えた。
今度の土曜、芝桜の苗が届く。
インターネットで注文した芝桜が福井の生産者からやってくる。
75苗。色は3色。
どんな模様に植えようか・・・。
ちょうど、横田基地へ降下するルートなので
飛行機からもわかるように
笑顔にでもしようか・・・。
小さすぎてわかるわけがないだろうが。
去年チャレンジして、
今年も元気に花を咲かせたグループの近くに植えよう。
今度の日曜が楽しみである。

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白も咲きました

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広く見えるけれど実は・・・

投稿者 joqr : 11:47

2012年4月1日のゲストは、町亞星(フリーアナウンサー)

1971年生まれ。
子どもの頃からアナウンサーに憧れ、立教大学卒業後、
日本テレビに入社。
ニュース、スポーツ、天気など、様々な番組で活躍された後、
報道に活動の場を移し、記者、報道キャスターを務められました。
2011年6月、フリーに転身。
病に倒れられたお母様の介護体験を綴った初めての御本、
『十八歳からの十年介護』(武田ランダムハウスジャパン)が
いま静かな共感を呼んでいます。

投稿者 joqr : 10:00

2012年4月1日「芋焼酎」

今回は「兵庫県・尼崎市」「JA兵庫六甲」の「尼崎営農支援センター」の寺下裕進さんにお話を伺いました。


◎ 地元で作られている特産品に関して教えて下さい。

地元の伝統野菜を使用した芋焼酎です。
さつまいもの品種は、「尼藷(あまいも)」。
芋焼酎は姫路の酒造メーカーに依頼し、平成20年に商品化されて「尼の雫」と命名しました。

◎ このさつまいもは、長い間育てる方がいなかったそうですね。

地元では、江戸時代から昭和20年代まで栽培されていたさつま芋なのです。
何か新たな特産品が作れないかと考えた時、60年ほど栽培が途絶えていたさつま芋に目を付けました。
市やJAが中心となり「尼藷復活プロジェクト」を立ち上げまして、現在は7名の農家が栽培しています。

◎ そのお芋を使った「尼の雫」の評判はいかがですか?

芋のほのかな香りがあり、女性でも飲みやすいと好評です。
味は、風味を生かしたまろやかな味わいです。
芋は、通常出荷するよりも大き目700~1kgのものを使用しています。

◎ 今後の展望を教えて下さい。

現在は、720ミリリットルの瓶で販売しており、年間3000本ほどの出荷しています。
商品を販売するだけではなく、芋を栽培し、農地の有効活用に役立てていきたいと思っています。

◎ おしまいに、寺下さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

地元の野菜を意識して食べることです。


「兵庫県・尼崎市」「JA兵庫六甲」の寺下裕進さんにお話しをお伺いしました。

投稿者 joqr : 10:00