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2011年11月28日

2011年11月27日「イワシのぬた」

千葉県・浦安市にお住まいの吉本潤子さんに電話を繋ぎまして
「我が家の『よい食メニュー』をお伺いいたしました。

◎ 早速ですが吉本さんの「よい食メニュー」を教えて下さい!

「イワシのぬた」です。
使用する材料は、刺身用のイワシ、大根、酢、砂糖、味噌です。

◎ 簡単に作り方を教えて下さい。

刺身用のイワシを食べやすい大きさに切ります。
事前にすっておいた大根おろしに混ぜ、酢、砂糖、味噌を混ぜたもので和えます。
生臭くならないように、酢と大根おろしで調節します。

◎ 「イワシのぬた」は思い出の味だそうですね!

わたしは仙台出身なので、イワシのぬたは、おばあちゃんの得意料理でした。
どちらかと言えば、晩酌用の肴だったため、小さい頃は、ちっともおいしいと
思わなかったのですが、いまはその良さがわかるようになりました。

◎ 自分で作るようになったきっかけを教えて下さい。

結婚を機に仙台を離れ、自分で料理をするようになってから、
主人のお酒の肴として作るようになりました。
おばあちゃんに直接習ったわけではないため、当時の思い出をたよりに、
アレンジしながら作っています。

◎ おしまいに、吉本さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

旬のものを食べる事がよい食事に繋がると思います。

千葉県・浦安市にお住まいの吉本潤子さんにお話しをお伺いしました。

投稿者 joqr : 10:51

2011年11月27日ゲストは、恩田えりさんです

今週のゲストは、寄席でおはやしの演奏をされている恩田えりさんです。

恩田えりさんは1971年、東京・中野のお生まれ。
日本大学を卒業後、七年間の会社員生活を経て、寄席のおはやしさんになろうと決意。
国立劇場の伝統芸能伝承者養成機関を修了後の2003年、
落語協会に加入され、プロ・デビューをされました。

現在は、寄席を中心に出囃子や演芸の伴奏音楽などを演奏。

また、時折は寄席囃子演奏のライブなども開催されています。

恩田えりさんにスタジオで三味線の生演奏をしていただきながら、様々伺いました。

投稿者 joqr : 10:46

2011年11月28日 河口湖大橋より

土曜から日曜にかけ、河口湖で過ごした。
なでしこジャパン監督、佐々木則夫監督も、河口湖はパワースポット!というくらい、
気に入っているという。
私も河口湖が好きだ。
四季それぞれの顔がある。さらに、朝と夜のギャップがしっかりある。
霊峰富士山を間近にみられる。
何より温泉がたくさんある。ふじやま温泉がただいまのお気に入り。
都内から車で二時間かからない。
日帰りの場所に見られがちだが、2日かけても足りない見所がいくつもある。
勝山や塩山、山中湖に足をのばすのもいい。
さて次はいついこうか。

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河口湖大橋より

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晩秋の色合い

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朝の色

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夜空の紅葉

投稿者 joqr : 10:09

2011年11月21日

2011年11月20日「駅の市場」

JAの直売所は日本各地、さまざまな場所にあります。
今日ご紹介するのは、町のまん真ん中。
駅の改札を出て、そのまま入れる便利なお店だそうです。

「栃木県・宇都宮市」「JAうつのみや」
「直販課」の大塚昇(のぼる)さんにお話を伺いました。

◎ 駅のすぐ近くにJAの直売所があるそうですね!

店の名前は「駅の市場」で、宇都宮駅直結のビルで営業中です。
宇都宮駅の1日の利用者は7万人。JAではその人数に目を付け、昨年3月に開業しました。

◎ 駅前ならではのお店の工夫を教えて下さい。

高齢者の1人暮らしや会社帰りの単身者のお客さんが多いため、
野菜を小分けにして販売しています。
これは、帰りがけに野菜がカバンから出るのはカッコ悪いし、、
お年寄りの場合は、例えばキャベツを1個買っても食べきれない…
という声があり、それを反映させました。

◎ 他にも地元の農家の方も積極的に参加しているそうですね?

月一回、生産者が売り場に立ち、農産物のPRや、特産野菜を使った
おすすめレシピを紹介する「地産地消フェア」を開催しています。

◎ お客さんの反応はいかがでしょうか?

営業時間は朝の10時から夜の8時までで、
気軽に立寄れるお店として「家の冷蔵庫」代わりに使える!と好評です。

◎ これからの時期、お勧めの商品を教えて下さい。

特産品のイチゴや「にっこり」という品種の梨がおすすめです。

◎ おしまいに、大塚さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

地元のモノを意識して食べる事です。

「栃木県・宇都宮市」「JAうつのみや」職員の大塚昇(のぼる)さんに
お話しをお伺いしました。

投稿者 joqr : 15:22

2011年11月20日ゲストは、C・W・ニコルさんです

今週も先週に引き続きC・W・ニコルさんです。
ニコルさんの子供時代、「ニコルさんがいかにして自然とつきあうようになったのか」
「東日本大震災を経験して、これからの日本人が心に抱くべきものは?」というテーマでお伺いしました。

投稿者 joqr : 15:22

2011年11月21日 視界不良

土曜日に、人生2度目の驚きを味わった。
1度目は、今から42年前。
杉並の都営住宅に住んでいたときのこと。
冬の、冷たい雨が落ちてきそうな曇り空の朝。
急に窓ガラスが「ボン!」と音を立てた。
何かが当たったのだ。
それは石やボールが当たったものより、軟らかな音だった。
音のした方を反射的に見ると、茶色く細かい羽毛が2枚浮いている。
雀がガラスに当たったと直感。
直ぐ外に出て、鳥が落ちていないか確かめた。
当たりがソフトだったと見えて、姿はなかった。
ほっとしつつ、間抜けな鳥がいるものだと可笑しくなったのを覚えている。
時は流れて、今回は雨の朝。
南側の窓から紅葉を眺めていた。
すると、突然黒っぽい物体が透明なガラスの上部に20キロくらいのスピードで
ぶつかった。
「ダン!!」
42年前のガラスならば割れていただろうかなりの衝撃音。
白い羽毛が舞い、右斜め下に物体が落下した。
直ぐにベランダを覗くと、そこには鳥が落ちていた。
緑が入ったこげ茶色。20センチ位の鳥だ。
外傷はない。首が少し傾き、白い瞼は閉じている。
細くとがった嘴は開いていない。眠っているようだ。
脳震とうならば、暫くすれば目覚めると思い
雨の当たらない場所に移した。ペーパータオルに包んでおいた。
所用で外出。
日が暮れてベランダを見ると、鳥はまだそこにいた。
全く位置を変えていなかった。体は硬直。


場所を移すことにした。
翌朝、鳥を見た。やはりそのまま。
庭の片隅に穴を掘り、埋め、線香を手向けた。
10年前に転居してきて初めて庭に何かを埋葬した。
不注意だったのか、それとも急に具合が悪くなったのか・・。
調べてみると、「シロハラ」に似ている。
この鳥の一生はどうだったのだろう。
最後の表情が穏やかだったのがせめてもの救いだった。

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視界不良

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鎮魂

投稿者 joqr : 10:10

2011年11月14日

2011年11月13日「ぶんじ弁当」

3月11日に東北大震災が起こり、多くの方が地震、津波の被害に遭いました。
被災地の復興は日本人全体の課題です。

今日ご紹介するのは、地元の野菜を使ってお弁当を作り販売。
その収益の一部で、被災地のみなさんを応援しようという取り組みです。

「東京都・国分寺市」のデリカテッセン
「Catooya(キャトゥーヤ)」の萩原昌幸さんにお話を伺いました。

◎ 萩原さんが取り組んでいる「お弁当」販売に関して教えて下さい。

弁当の名前は「ぶんじ弁当」国分寺の「ぶんじ」から。
市内の4~5店舗の飲食店が協賛し、月と金曜日週2回、販売しています。
この取り組みは、JAや国分寺市の観光協会も賛同していて行政、農業、商業の
3つが、協力し合って実施しています。

◎ お弁当の内容を教えて下さい。

うちの店はデリカテッセン。(ハンバーガーカフェ)です。
店で販売しているハンバーグやスペアリブがメイン料理で、
それぞれのお店でメニューが違います。
国分寺の野菜を使用し、1個500~600円で販売しています。

◎ お弁当販売を思い立ったのは?

3月に東北大震災が起こり、震災直後、
「飲食店の売り上げが激減し、コンビニ弁当の売り上げが増している」という
ニュースを見ました。
「被災地支援を兼ねて、弁当を販売できないものか」と思い地元の飲食店と話
し合いを持ち、地場産の野菜を使った弁当販売にたどり着きました。

◎ 今後の予定を教えて下さい。

販売直後は、反響が多々ありました。
今後も年内一杯は、続けていく予定です。
初の試みだったが、様々な協力があり形になりました。
今後も地元の活性化や被災地復興の企画を考えたいと思います。

◎ おしまいに、萩原さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

安心して食べられる物を口にすることです。

みんなのよい食プロジェクト」は日本の食の未来を元気にするための運動です。
今日は、「東京都国分寺市」のデリカテッセン「Catooya(キャトゥーヤ)」
の萩原昌幸さんにお話しをお伺いしました。

投稿者 joqr : 17:32

2011年11月13日ゲストは、C・W・ニコルさんです

今週と来週は特別プログラムでお送りします。
先月、10月に神奈川県・箱根のスペース「やまぼうし」で
行われた浜美枝さんと作家、C・W・ニコルさんのトークショー
を二週にわたって放送いたします。

C・W・ニコルさんは1940年、イギリス・ウェールズのお生まれ。
17歳でカナダに渡り、カナダ水産調査局のスタッフ
として北極に生息するほ乳類の調査・研究を経験。
また自然保護の問題にも70年代から取り組まれています。

日本には1962年に初来日。
1980年には長野県に住居を定められ、執筆活動を開始。

86年、長野県・黒姫にある、荒れ果てた里山を買い取り、
「アファンの森」と名付けて森の再生活動をはじめられました。
この活動はいま現在も続けられています。

1995年に日本国籍を取得。
ある意味で、日本人以上に「日本の自然」「日本の森」に精通
しているC・W・ニコルさんです。今週はニコルさんに森の再生というテーマでお伺いしました。

投稿者 joqr : 17:31

2011年11月14日 何に見えるかな?

秋が好きだ。
実り、紅葉も素敵だ。
何よりも高い空がいい。
青く澄んだ空。
羽衣のような薄い雲。
天女を連想する一時。
そして雲は一瞬たりとて同じ形がない。
私にとって無常を明るく表現する代表だ。
今は象に見えても、
数分後にはサイに見える。そのあとはウリ坊に。
どくろに思えた雲が数十秒後にはドラえもんに。
その時の心を映しているようだ。
あなたは、この雲、何にみえますか?

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何に見えるかな?

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何に見えるかな?

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何に見えるかな?

投稿者 joqr : 10:28

2011年11月07日

2011年11月7日 紫の秋

2011年もあと2ヶ月を切った。
気がつけば、朝晩ひんやりとしてきたし
公園の木の葉は、例年通り赤くなって
1枚また1枚と地面に落ちる。
虫の音もかろうじて聞こえる程度に減っている。
霜月にもなれば至極当然ではある。
一方で、沿道にある銀杏の葉の色づきは遅いようだ。
銀杏(いちょう)と言えば、今年だからこその話を聞いた。
いつもなら、道に落ちた銀杏(ぎんなん)を争うように拾うのだが
放射性物質のホットスポットと報道されて拾う人が激減。
特有の臭いが立ちこめる・・・。
当たり前の循環が立ちいかなくなってきている一例だ。
冷温停止状態の前倒しは望むところだが
未だに原子炉の一部では核分裂が・・。
真実はどうなっているのだろうか。
何かを信じたい今日この頃である。

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紫の秋

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黄色い秋

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実りの秋

投稿者 joqr : 10:11