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2011年06月27日

2011年6月26日 「アサリのかき揚げ」

神奈川県・横須賀市・久里浜にお住まいの吉江マサ子さんにお話を伺いました。

◎ 早速ですが吉江さんの「よい食メニュー」を教えて下さい!

アサリのかき揚げです。
先日、八景島の海辺で潮干狩りをしてきました。
そのアサリを使って、かき揚げを作りました。風味豊かで、大変美味しかったです!

◎ 使用する材料を教えて下さい。

アサリの身、三つ葉、葱、人参、干しエビと一緒に揚げます。

◎ このメニューは、吉江さんにとって思い出の味だそうですね?

このかき揚げは、小さい頃に母が作ってくれた、思い出の味。
実家は、八景島の近くにあり、果樹園をやっています。
家から5分ぐらいの場所に海があり、貝をとりによく出かけていました。
さらに家の近くには、三つ葉やセリなども自生していて、かき揚げに入れるために
母が、今晩かき揚げを作るから・・・と言われ、摘みに出かけた思い出もあります。

◎ ご家族の反応はいかがですか?

夫もお気に入りのメニュー。
今でも夫と春になるとお弁当を持って、八景島まで潮干狩りに出かけます。
アサリは、夫も殻から身を取るのを手伝ってくれます。
余ったアサリは、酒蒸しやアサリご飯などにもします。
アサリ御飯には人参や油揚げを入れます。

◎ おしまいに、吉江さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

実家が果樹園だったので、今でも旬の果物を食べるように心掛けています!

投稿者 joqr : 17:15

2週続けてのゲストは、小説家の山本一力さんです。

山本一力さんは1948年、高知県・高知市のお生まれ。

家庭の事情で、中学3年生の春に上京をされ、新聞の配達員を
されながら、中学校・高校を卒業。

旅行代理店、広告制作会社、商社勤務など十回以上の転職を
経たのち、49歳で小説家デビューをされました。

2002年に「あかね空」で直木賞を受賞。

以降、「大川わたり」、「背負い富士」、「深川黄表紙掛取り帖」
など、主に時代小説の分野で数多くの作品を執筆されています。

一週目は現在連載中の「ジョン・マン」、ジョン万次郎の人生についてご自身の歩みと重ねて
語っていただきました。
二週目は、山本一力さんの半生を振り返っていただき、人生の師とのエピソードや
ご自身の経験から得られた人生観、特にピンチに立たされたときの思考法についてお話いただきました。

投稿者 joqr : 17:02

2011年6月27日 緑のカーテンリハーサル

緑のカーテン作戦、
1週間毎に我が家のニガウリは
感動のペースで伸びている。
雨後のタケノコとはこんな感じのことを言うのでは・・・
という位の成長なのだ。
倍々とまでは行かないが、
先頭を走るニガウリ2号(単純に左から数えている)の
ツルは早くも12段(地上からの網目の数)に到達。
ゴールまで、3分の1に手が届いた。
このペースならば、2階まで総カーテンも夢ではない。
嬉しくてついつい見に行く。
するとヤブ蚊が・・・。
早くも花の元にミニニガウリを発見。
まさにうり坊だ。
脇に植えたトマトも順調に生育。
自然の恵みに改めてわくわくしている。

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緑のカーテンリハーサル

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うり坊

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やがて実を結ぶ・・・

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何時赤くなるのだろう・・・

投稿者 joqr : 10:42

2011年06月20日

2011年6月20日 カーテンリハーサル

梅雨らしい天気が続く。
真夏までに間に合うか、
緑のカーテン、ゴーヤの成長が著しい。
プランターから、ネット(網)のコマ数で数えているのだが、
先週は4段目と記憶している。
それが今日、7段目まで蔓の手がかかった。
正直、このところ太陽が見えないので
日照不足を心配していたが、お肌の紫外線と同じ!
光合成には問題ないと見た。
脇に植えたミニトマトの成長にも目を見張る。
大葉も連日葉を提供してくれる。
葉にカマキリの子供がよくいるのだが、
大葉を食しているのかしら・・・。
どこまで伸びてくれるのか、みんな!

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増し増し!

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カーテンリハーサル

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いつ赤くなるの?

投稿者 joqr : 10:29

2011年06月19日

2011年6月19日 「みんな愛して・西船橋の小松菜2011」

東京のすぐお隣り。千葉県の船橋市は小松菜の名産地です。
(小松菜は色々な食べ方が出来て美味しい野菜です)

つい先日は、特産品の小松菜を使った、大掛かりなイベントが催されたそうです。

今日は、そのイベントを企画された千葉県・船橋市、
「JAちば東葛(とうかつ)西船橋葉物共販組合」
「西船橋小松菜イベント実行委員会」の藤田篤人(あつと)さんにお話を伺います。


◎ 早速ですが、今回行われたイベントの詳細を教えて下さい。

イベントの名前は「みんな愛して・西船橋の小松菜2011」。
5月21日から6月5日まで開催されました。
地元船橋の小松菜をもっと地元の人に食べてもらおうと、飲食店と協力し合い、
お店で地元の小松菜を使った料理を提供してもらいました。

◎ 今年で2回目のイベントだったそうですね?

イベントは地元の小松菜農家「うぐいす会」の9名を中心に企画しました。
昨年は十数店舗だったが、今回は2倍の28店舗が参加。
去年は、本当に手探り状態で、「何をやればいいのか?」不安だらけだったが、
今年は役割分担も上手くいき落ち着いてイベントを開催できました。

◎ イベントでどのような成果が?

イベントを開催したせいか、認知度も上がり注文数も増加しました。
船橋のグループでは、年間100万束出荷しています。

◎ おしまいに、藤田さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

地元で作ったものを食べる事。
自分自身も一農家として、安心して食べられるものを心がけて提供していきたいです。

投稿者 joqr : 17:10

2011年06月13日

2011年6月12日 「い草」

畳の原材料である「い草」。
みなさんは、この収穫時期をご存知でしょうか?
い草は、6月下旬から7月下旬にかけて収穫されるのだそうです。

今日は、いま「い草」収穫の最盛期を迎えている
「熊本県・八代市」「JAやつしろ」の平山義明さんにお話を伺います。


◎ はじめに、熊本県・八代市に関して教えて下さい。

熊本県の南に位置する都市。
海に面し、市の中を名流、球磨川が流れている。
平野部では、現在も農業が盛んな土地。
畳の原料となるいぐさの生産は日本一で、国産のおよそ9割を占める。
他にも柑橘類・晩白柚(ばんぺいゆ)も特産品です。

◎ 八代市のい草の歴史を教えて下さい。

八代地方でい草栽培がはじまったのは、今から500年ほど前だと言われている。
米などの作物が作りにくかった土地に、い草が持ち込まれ、貧窮していた人々の
暮らしは豊かになった。これがきっかけとなり、一大生産地として定着しました。

◎ 今年のい草の出来具合はいかがでしょうか?

冬から春先の寒さで生育が少し遅れています。

◎ 八代のい草の特徴は?

県内で作られているおもな品種は「ひのみどり」「夕凪」「ひのはるか」。
これらの品種は、育成権があり、他県では栽培できない。
「ひのみどり」は、茎の太さがわずか1.1mm。
通常一枚の畳を織るのに使用するのは、5000~6000本だが、
「ひのみどり」は7000本使用。そのため、きめ細やかな畳ができる!

◎ 今後の畳業界の展望を教えて下さい。

最近は、中国からの輸入い草が急増している。
国産の安心・安全を訴求するシステムを導入している!

◎ おしまいに、平山さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

ゆっくりと時間をかけて食事をする事。
良く噛んで食べると自然と時間がかかる。

投稿者 joqr : 16:23

6月12日ゲストは、作家の中川右介さんです。

ゲストは「クラシックジャーナル」編集長で、
作家の中川右介さんです。

中川右介さんは1960年のお生まれ。
早稲田大学第二文学部を卒業後、雑誌編集者をへて、クラシック音楽の専門誌「クラシックジャーナル」を創刊。
編集長を務められています。

ご自身の著作としては『カラヤン帝国興亡史』
『カラヤンとフルトヴェングラー』などを発表。
 
また、歌舞伎に関しても造詣が深く、これまでに
『坂東玉三郎』『歌舞伎座物語』などのご本を書かれています。

現在発売中の最新刊が『悲劇の名門 團十郎十二代』。
今日は中川右介さんをお客様にお迎えして、
歴代の市川團十郎の歴史を中心に
ドラマチックな歌舞伎の舞台裏のお話しをお伺いしました。

投稿者 joqr : 16:09

2011年6月13日 生かされた命 あきらめない

東日本大震災から3ヶ月。
週末、津波被害の大きかった宮城県気仙沼市に行った。
「とてもとてもカメラのシャッターを押せなかった」
先日足を運んだ友人の芝田山親方が言っていた。
とてもよく分かった。
私達がカメラで撮りたい想い出は、悲しみではないということを。
惨状を職業や記録として後世に残す意義はある。
行ってみて感じた。
「これを私が撮ったら失礼に当たる」と。
だから目に焼き付けた。
この光景を、教訓を、何かに生かさねばと、凝視した。
鼻や耳や肌に刻み込んだ。
稲を植えるはずだった田んぼの真ん中に
車が植わっている光景が
3ヶ月経ってもそのまま。
あまりに被害が広範囲。
あまりに被害が甚大なのだ。

だから、希望や救いを撮った。
この花は、津波に襲われ、間違いなく自然の猛威になぎ倒された
場所に咲く花。
鼻を近づけた。
潮の香りがした。
そしてこの石像は、津波・火事に見舞われ、戻るところを失った
鹿折(ししおり)近くにある
興福寺の入り口に立っている。
この二つに私は救われた。

話したいことはたくさんある。
おいおいお伝えすることにする。
これだけは伝えたい。
被災地の人々の多くが、復興に向けて舵を切ったということを。

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生かされた命 あきらめない

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慈悲

投稿者 joqr : 10:09

2011年06月06日

6月5日ゲストは、本多京子さんです。

ゲストは、医学博士・管理栄養士の本多京子さんです。

本多京子さんは東京のお生まれ。
実践女子大学を卒業後、早稲田大学教育学部の研究員などを経て、
〈コラーゲン代謝の研究〉で医学博士号を取得。

現在、NPO「日本食育協会」ならびに「日本食育学会」の理事
を勤められています。
これまでには食と栄養の専門家として、プロ野球、ラグビー、
スキー、相撲などスポーツ選手に対する栄養指導を経験。

また、テレビや雑誌では健康と栄養に関するアドバイスやレシピを数多く発表。書かれたご本は60冊以上にのぼります。

今日は医学博士・管理栄養士の本多京子さんに「免疫力を高める
ための生活習慣」について詳しくお伺いしました。

投稿者 joqr : 12:56

2011年6月5日 「梅宣伝隊」

◎ はじめに和歌山県の田辺市に関して教えて下さい。

近畿地方の南部、和歌山県の中南部に位置する都市です。
世界遺産の熊野古道もあり、一年中観光客で賑わっています。
JA紀南地区は、日本一の青梅の集荷量を誇る一大生産地です。

◎ 今まさに、梅は出荷の最盛期を迎えているそうですね!

6月いっぱいまで梅の出荷は続きます。
※今年の出来は例年以上に良いです。

◎ JAでは、「梅宣伝隊」というものを結成しているそうですね?

梅宣伝隊は、4年ほど前から結成されました。
青年部、女性部、JAの職員が中心となり梅生産者ら30~40名が、
消費地のスーパーマーケットなどで、紀州紀南の梅をPRしています。

◎ 結成をしたきっかけを教えて下さい。

梅の購入者は、年配の人が中心。
ただスーパーなどの売り場に並べておくだけでは新規の若い人たちの層を取り込めない!
生産者の梅に対する想いを届けたいという気持ちから宣伝隊を結成しました。

◎ 売り場では積極的に「試食」をしてもらっているそうですね?

子どもたちに梅の美味しさを知ってもらいたいと考え、「梅ジュース」を作っている。
この作り方は簡単で、材料は梅1kg、砂糖1kgのみ。
ビンの中に入れて、1週間ほど置いておくだけで原液ができる。
これを水や牛乳で割って飲むと、非常においしい!
これからの時期、夏バテしないようにおすすめです。


◎ おしまいに、竹内さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

地元のものを意識して食べる事。
地元や国産のものを選ぶように心がけています。

投稿者 joqr : 11:13

2011年6月6日 ゴーヤの歩み

緑のカーテン、ゴーヤは1週間でネットの1マス分づつ生育している。
「植物も子供の躾と一緒!過保護にしたらダメ。」
先輩の教えに『なるほど』と納得
過分に水や肥料を与えない。
先週は雨が多かったので、1度も水やりはしなかった。
今日(日曜)も曇天。
これから雨の予報。
親としてぐっと堪えた。
ついでに植えた大葉やミニトマトがすくすく育つ中、
ゴーヤ3兄弟はのんびり生育している。
葉を見ると、虫に食べられた様な穴。
虫の姿は見えず。
果たして何なのだろうか・・・。
土曜日に裏山へいった。
せせらぎに木から落ちた花びらが・・。
桜に負けない美しさ。
近くではウグイスが気持ちよさそうに鳴く。
大きく息を吸った。
初夏の香りがした。

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1マス毎

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ゴーヤの歩み

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悲しいほどの美

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鎮守

投稿者 joqr : 10:56