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2010年12月27日

2010年12月26日放送分

今回の放送は
11月27日(土)に行われた、JA横浜主催のイベント「FOODで風土フェア」
(一般のみなさんに農作物の収穫体験やウォークラリー、トークイベント、
料理教室などを通じて、「食と農」に関する関心と理解を高めてもらおうと開かれたイベント)
に浜美枝さんと寺島アナウンサーが参加した模様をお伝えしました。

当日のウォークラリーで見学コースの一つになっていた、
横浜市の地元農家、城田朝成(しろた・ともあき)さんの大根畑をたずねてお話しをお伺いしたほか、
「食と農」をテーマにしたトークイベントの様子を放送しました。

投稿者 joqr : 17:55

2010年12月27日 たつ!

2010年もあとわずか。
貴方にとってどんな1年だったろうか。
私にとっては、昨年末より、「動く」1年だった。
年明け早々、国技館から、さだまさしさんとのご縁で、NHKと文化放送の同時放送に参加し、特設の土俵上からお送りした。
また、10月からは、新しく番組が始まった。毎朝どこかに足を運び、リポート。実際に動く大切さを改めて噛み締めている。
緊張や弱気という壁の向こう側には、必ずリスナーが喜んでくださる何かがあるはず!
そう信じて、進んでいきたい。
クリスマスに、ケーキを作った。
といっても、スポンジ、クリーム、苺を揃え、短気にならず作っていく。
形はともかく、味は満足!何でもやってみよう!
そんな気持ちが自然に湧いてくる。
「億劫がらない自分」を継続していきたい。
2010年、浜美枝のいつかあなたとをお聴きいただきありがとうございました。2011年も、浜美枝さんと、楽しく放送いたします。
どうぞお楽しみに!

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たつ!

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たつ!

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つくる!

投稿者 joqr : 14:50

2010年12月20日

2010年12月19日 「秋冬(しゅうとう)にんじん」

みなさんは、秋から冬にかけて収穫される「秋冬(しゅうとう)にんじん」という、
にんじんをご存知でしょうか。このにんじんは、埼玉県の特産品なんだそうです。

今日は「埼玉県新座市」「埼玉県農村女性アドバイザー」の尾崎千恵子さんにお話を伺います。

◎ 尾崎さんの家は、代々伝わるにんじん農家だそうですね!

我が家は、18代続く農家で、旦那さん17代、息子が18代目です。
旦那さんと息子夫婦4人で、農作業をしています。
作っているにんじんは「秋冬にんじん」という種類で、見た目は普通のにんじんと一緒です。

◎ 新座市は、なぜにんじん栽培が盛んなのでしょうか?

新座市周辺は、関東ローム層のやわらかい土質が特徴。
このため、根が地中深くまで伸び、土中の栄養をたっぷり吸い上げて蓄えられる。
根菜類を育てるのに非常に適している

◎ 今年のにんじんの出来はいかがでしょうか?

猛暑のため、どうなるのか心配だったが、1週間ほど生育が遅れた程度で、
例年並みのにんじんができています。出荷は11月中旬から始まり、3月末まで続きます。

◎ にんじんを使った新たな特産品も生まれているそうですが・・?

5~6年前に町の取り組みで完成した「にんじんうどん」。うどん屋さんと協力
して作ったもので、にんじんのペーストを麺に練り込んだものです。
一口食べると、ほのかににんじんの香りが口の中に広がります。
市内のうどん屋、蕎麦屋で食べられるほか麺も出荷されています。
製麺メーカーからネット通販でも買えます。

◎ 尾崎さんの畑には、毎年小学生が見学に来るそうですね。

「食育」という言葉がなかった20年前から地元の小学生が、にんじんの収穫に
やって来ます。地中に埋まったにんじんは、子どもたちにとって新鮮なようで、
みんな積極的に作業に取り組んでくれる

◎ おしまいに、尾崎さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

自分たちで育てた、旬の農作物を食べる事です。

投稿者 joqr : 17:46

2010年12月19日 ゲストは、玉川奈々福さん。

ゲストは、浪曲師の玉川奈々福さんです。
玉川奈々福さんは横浜市のお生まれ。

94年に「浪曲三味線教室」に参加したことがきっかけで
浪曲の魅力に魅せられ、95年、玉川福太郎師匠に入門。
浪曲の曲師として活動を開始。
曲師というのは浪曲の三味線演奏家のことです。

2001年からはみずからも舞台にあがり浪曲師としても
デビューをされました。

師匠ゆずりの古典演目から、「浪曲シンデレラ」「悲願千人斬り
の女」などの新作までを手掛け、浪曲界の注目を集めています。

今回は、玉川さんの浪曲との出会いや魅力、
そして後進の指導に熱心だった玉川福太郎師匠との思い出を
語っていただきました。

投稿者 joqr : 16:55

2010年12月20日 聖なる夜

今年もクリスマスが近づいてきた。
街はサンタやクリスマスイルミネーションで溢れついる。
デパートを覗くと、自分へのご褒美プレゼントや、部屋でのパーティーグッズが増えている。
より、実をとるということか。
昭和記念公園をのぞいてきた。
此処も、じっくり楽しむ1人客が増えた気がする。
来年は自分をさらに高める年でありたい。

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聖なる夜

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天使が昇る時

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惑星

投稿者 joqr : 10:15

2010年12月13日

2010年12月12日 「鱈とカボチャのクリームグラタン」

埼玉県・富士見市にお住まいの名越奈穂香さんにお話をお伺いしました。

◎ 早速ですが名越さんの「よい食メニュー」を教えて下さい!

「鱈とカボチャのクリームグラタン」です。
寒い時期には、頻繁に食卓に並ぶ定番メニュー。
雑誌で基本的な作り方を覚え、自分流にアレンジしました。

◎ 使用する材料を教えて下さい。

鱈、かぼちゃ、玉ねぎ、生クリームまたは牛乳
※時間がない場合は、缶詰のホワイトソースを使ってもよい

◎ 「グラタン」の作り方を教えて下さい。

グラタン皿に材料の鱈、かぼちゃ、玉ねぎを並べホワイトクリームをかける。
焦げ目が付くまでオーブンで焼く。
ポイントとしてはかぼちゃは先に電子レンジで火を通しておくとよいです。

◎ ご家族の反応はいかがですか?

子ども2人が大好きで、喜んで食べる。グラタンは、すりつぶすと離乳食にもなるので、
大変重宝しています!グラタンを食べると、体が温まるので冬はおススメです!

◎ おしまいに、名越さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

小さい子どもがいるので、野菜などを取り入れたバランスの良い食事を心がけています。

投稿者 joqr : 17:06

2010年12月12日 ゲストは、天沼寿子さん。

今日のお客様は、インテリアやアンティーク雑貨の専門家、
天沼寿子さんです。

天沼寿子さんは東京のお生まれ。
日本大学を卒業後、貿易会社勤務などを経て、アメリカに移住。
8年間のニューヨーク滞在の経験を生かし、83年に帰国されて
からはカントリーアンティークショップ「デポー39」を設立。

現在は、インテリアデザインのアドバイザーとして活動をされ、
これまで書かれたご本には「カントリーアンティークの
家づくり」 「カントリーアンティークのすてきな暮らし」など
があります。

現在は最新刊の著書「人生をリセットする、部屋の片付けと模様替え」が発売中。

天沼さんには、中高年向けの片付け術を中心に
伝統的な生活様式と現代生活とがマッチする部屋のアレンジ法を伺いました。

投稿者 joqr : 16:54

2010年12月13日 沢山の雲

司馬遼太郎 『坂の上の雲』に熱中している。
といっても、一気に読む時間はないので、ちびちび進んでいる。
これがまたいい。
30代までは、「夜を徹してでも早く読み切る」に感動を覚えた。
50を超え、「楽しみこそ少しづつ」に魅力を感じるようになった。
年齢とは関係がなく、環境のなせる技かもしれぬ。
『坂の上の雲』とは、封建の世の中から目覚めたばかりの日本。
その道を登り詰めて行けば、やがては手が届くと焦がれた欧米的近代国家を
「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えたという。
日本特有の精神と文化が、19世紀末の西洋文化に対しどのような反応を示したか。
時代は21世紀。
成熟社会という言葉を耳にして久しい。
我が子を見ていても、自分が同じ頃抱いていた夢や価値観は到底通用しない。
満ちあふれた社会。しかし精神的には何か不安定。
『道はあっても、登りなのか下りなのか、はたまたその道は正しい道なのか』
小説の中には、本来の夢とは違っても、生きていくため、時代が与えたと言うべき場で活躍する兄弟が出てくる。
『大道楽』と自身の使命を呼び、昼夜をそこに費やす。
時代は違えど心に刺さる言葉がたくさんある。
改めて名作の素晴らしさに感動している。
本は人生の栄養・・・そう思う。

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沢山の雲

投稿者 joqr : 10:44

2010年12月06日

2010年12月5日 「ラ・フランス」

みなさんは、山形県特産の果物をご存知でしょうか?
正解は・・・洋梨の「ラ・フランス」です。

今日は「山形県 天童市」「JAてんどう 果樹部会」
部会長の佐藤昭生(あきお)さんにお話を伺いします。

◎ はじめに山形県・天童市に関して教えてください。

山形市に隣接(北側)しており、人口は6万人ほどです。
全国的には「将棋の町」として有名。温泉地としても人気です。

◎ ラ・フランスは、秋から冬にかけての食べ物だそうですね。

収穫は10月中旬からはじまり、冷蔵庫で保存します。
12月一杯まで関東、関西、仙台を中心に出荷されます。
地元でラ・フランス農家は600戸ほどで、年間2500トン前後出荷しています。

◎ 最近は高級ブランド化されたラ・フランスもあるそうですね。

名前は「スーパーラフ」 と言って2L以上の大きさで、糖度は14度以上あります。
育てる園地もJAで登録制としています。そのため、全体の出荷量の数%しかありません。
ブランド化することにより、農家の意識も高まっています。

◎ 今年の出来はいかがでしょうか?

猛暑もあり、若干小ぶりではあるが十分な糖度がありおいしい!
12月いっぱいまでは、手に入ると思うのでぜひ一度、天童のラ・フランスを食べてみて下さい!

◎ もっと天童のラ・フランスを知ってもらおうと、販売促進にも力を入れているそうですが・・・。

関東・関西の市場や取引先を回ったり、週末になると各地で試食販売も積極的に行っています。

◎ おしまいに、佐藤さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

国内産、特に地元のものを食べるように意識しています。
同じ農家として、安心して食べられるものを選んでいます。

投稿者 joqr : 17:01

2010年12月5日 ゲストは、鎌田實さん。

今週もゲストは、長野県・諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さん。
最新刊『人は一瞬で変われる』に関するお話のほか
ご自身の体験に基づいたエピソードやイラクの子供支援のお話をしていただきました。

投稿者 joqr : 16:53

2010年12月6日 衣更え

色を変えながらも枝にしがみついていた葉が、いよいよ旅立つ頃となった。
私にとって、師走初頭は多少落ち着ける時期である。霜月の週末は、毎年用事が入り、気忙しいのだ。
そんなこともあって、この位になると、風邪を引く。精神的に緩むためか、はたまた神様が大病になる前で休ませてくれているのか。ご多分にもれず、土曜に熱発。
朝目覚めると、体の節々が何だか痛い。
じっとしていられない、いやな感じ。
しかし喉に痛みはなく、鼻水も出ていない。
用事を済ますため外出。ところがバスに乗ったあたりから今度は悪寒。
これはまずい。
記憶を頼りに内科へ向かった。
初めて受診する病院。
貼り紙を見ると、10日で閉院とある。
理由がわからず多少の不安は否めなかったが、訪れる患者も多く、何より他を探す元気も残っていない。待合室に座った。他の人達はコートを脱いでいる。私だけがマフラーや手袋をし続けている。
初診の手続きを済ませ、待つこと15分。
名前が呼ばれた。
診察室に入ると、そこには白衣のプーさん似、40代男性医師がこちらを向いている。
ジーパンが裾から見える。問診から始まり、入念に肺の音を聴く。
その後、看護士が鼻に綿棒を突っ込み、インフルエンザのチェック。
鼻水は出ておらず、粘膜を採られた際、目から汁がでた。
待合室で待つこと10分。
再び呼ばれ、診察室へ。
「インフルエンザは陰性。風邪ですね!」
安心しつつも、過労の気があり、食欲もないので点滴をお願いした。すると、笑顔で言った。
「寺島さん、ここまでどうやって来られました?」
「バスと電車です」
「ですよね!?だったら、点滴はあまり意味はありません。水分を沢山とってください。スポーツドリンクを倍に薄めてとってください。それで十分ですよ。」成る程点滴は、いよいよ弱った人が処方されるもので、私のように医者から見てまだまだ元気な患者は
水分を口からとればよいのだ。
人は体調を崩すと、重症に捉えがちだが、病は気から。医学に頼りすぎるのも如何なものか・・ということか。
もっと、自己パワーを認めて、その上で医療の力を借りればよいのだ。
熱は一日で下がり、節々のだるさもとれた。
体からの警鐘で改めて健康の有難みを思い出した週末だった。

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衣更え

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旅立ち

投稿者 joqr : 10:23