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2010年11月29日

2010年11月28日 ゲストは、鎌田實さん。

ゲストは、長野県・諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さん。

鎌田實さんは1948年、東京のお生まれ。
東京医科歯科大学医学部を卒業後、長野県の諏訪中央病院に就職
され、長年、地域と一体になった医療に取り組まれてきました。

1988年、諏訪中央病院の院長に就任。
2005年からは名誉院長として、病院の中だけにとどまらない
幅広い活動をされています。

これまで『がんばらない』『なげださない』など、医療と人間の
生き方をテーマにしたご本を書かれてきた鎌田さん。
現在は最新刊となる『人は一瞬で変われる』が発売中。
『人は一瞬で変われる』
鎌田さんには、『人は一瞬で変われる』の中から
人が変わるために必要なこと、心構えなどについて
具体的にお話いただきました。

投稿者 joqr : 14:24

2010年11月28日 「農ファッション」

農作業着と聞くと、地味で、色のレパートリーも少ないイメージがありましたが・・・。
今日ご紹介するのは、新たな農作業着、「農ファッション」を提案している女子大学のお話です。


◎ はじめに文化女子大学に関して教えて下さい。

文化女子大学は、服飾関係の学科に特化した女子大学。全校生徒はおよそ1400名で、
6つのコースがあり、私は「機能デザインコース」を担当しています。
機能デザインコースでは、ヒートテックのような素材開発、仕事場で働きやすい
ワーキングウェアなどを勉強しています。

◎ 若い人向けの農作業着を考案されたそうですが・・・?
今春、JAから、若い人たちが身につけたいと思う作業着をデザインしてもらえないか?
と依頼がありました。そこで、全学生を対象に絵コンテを募集しましたところ、
280点近くのアイデア、絵コンテが寄せられました。
応募コンテを対象にコンテストを開催し、8人の受賞者を選び出しました。

◎ 学生さんの一部は農作業の現場にも足を運んだそうですね?

私が授業を受け持つ機能デザイン・3年生の生徒は千葉の農家へ、見学しに出かけました。
そこで、農家の方の生の声を聞くことができました。
それまで、生徒はどちらかというと明るい色&派手なデザインを考えていたようだった
が、生の声を聞き、「機能性重視」のデザインに変更しました。

◎ 今後の予定を教えて下さい。

コンテストに参加した4年生の生徒は、卒論のテーマに「農作業着」を選びました。
来年の4月には、現3年生が「ファーム ファッション」をテーマにしたショーを開催します。

◎ おしまいに、田村さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

野菜を中心にしたバランスのとれた食事を心がける最近は旦那さんも料理を手伝って
くれ、食事が楽しみです。

投稿者 joqr : 12:21

2010年11月29日 雪を抱く

週末河口湖に行った。
2週間前にも訪れた。
その際、例年より富士山の冠雪が少なく、練乳をけちられたかき氷の様に寂しかったのだ。そして・・・
今回は、しっかり晩秋の霊峰の存在感。
宿に着き、目の前に広がる河口湖を眺めていると、
突如花火が始まった。
空気が冷たい中の光。
湖面に鏡の如く大輪が映り、倍の明るさに。
クリスマスイルミネーションとはまた趣が違う。
花火は夏!という固定観念を打ち砕いた美は、感動に寒さを忘れた。
偶然プレゼントをもらった気分。
翌日、快晴のなか再び大きな日本一をしっかり焼き付けた。富士山はやっぱり美しい!そう思う。

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雪を抱く

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日本一の佇まい

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ラブ注入

投稿者 joqr : 11:23

2010年11月22日

2011年11月22日 紅葉

土曜日曜と、八王子の甲州街道沿いは、いちょうまつり。
日中は大渋滞になるが、まだ人が出る前の朝、車で通ってみた。
朝日を浴びた黄色い葉が一際眩しく、
まさに季節の宝石。
路肩に停めて眺めたいくらいだ。
さて、甲州街道沿い程ではないものの、近所にお気に入りの並木がある。
紅葉はまちまちだが、十分に感動する美しさだ。
何より人がいないのが嬉しい。
飽きるまで口あんぐり、喜びを独り占め。
自然に癒されている、今日もまた感じる。

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紅葉

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幸せの黄色い・・

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幸せの黄色い・・

投稿者 joqr : 13:18

2010年11月21日 生姜丸しぼり わかやま ジンジャエール

色々な料理に使えるショウガ。実は和歌山県の特産物として知られています。
今日は、和歌山県のJAが特産品の新ショウガを使ったジンジャエールを製造・
販売しているというお話しです。

◎ 和歌山は日本でも屈指の新ショウガの産地だそうですね。

和歌山県は、温暖な気候を生かして農業生産が盛んな土地です。
和歌山といえば、みかんが有名だが実は、新ショウガの出荷量は、全国第2位を誇っています。※1位は高知県

◎ ジンジャエールを開発したきっかけを教えてください。

正式名は「生姜丸しぼり わかやま ジンジャエール」。
今年の5月から発売が開始された。市、商工会議所、JAが一体となって、
新名物を開発できないか?という話になり、地元の名産品である「新しょうが」
に目を付けた。商品化までは1年ほどかかりました。

◎ 商品開発の際、苦労した事はありますか?

ジンジャエールを入れる容器。
当初はペットボトル飲料として売り出したかったが、生のショウガを使用するため
賞味期限が3カ月と短かった。そこで保存期間が長いビン容器に落ち着いた。
ビンの場合は、1年間の保存が可能です。
※ 1本 250ml 180円

◎ みなさんの評判はいかがでしょうか?

当初、年間目標は24万本だったが、予想以上の反響があり、9月末の時点ですでに
60万本を突破。生のショウガを使っているため、飲んだ後に体がポカポカするという
感想が多数あります。

◎ どこで売っているのですか?

県内では、スーパー、百貨店など多数の店で置いてある。10月からはANAの国内線
でも販売開始。これから県外の人にも認知してもらえるようにどんどんピーアールして
いきたい。

投稿者 joqr : 12:16

2010年11月21日 ゲストは、先週に続いてゲストは夏木陽介さん。

先週に続いてゲストは夏木陽介さん。
今回も原節子さん、田中絹代さん、丹波哲郎さんとのエピソードのほか
ご自身の俳優生活や病気克服のお話などプライベートのお話を伺いました。

投稿者 joqr : 12:11

2010年11月15日

2010年11月14日 ゲストは、俳優の夏木陽介さん。

ゲストは、俳優の夏木陽介さんです。

夏木陽介さんは1936年、東京のお生まれ。
明治大学に在学中から雑誌のモデルとして活躍をされ、
卒業後の58年、映画会社の東宝からデビューをされました。

以降、「密告者は誰か」、「用心棒」、「野盗人風の中を走る」など
数多くの出演。
70年代にはテレビドラマの「Gメン 75」にながらく出演
をされました。

現在、講談社から夏木さんの足跡を作家の轟夕起夫(ゆきお)
さんがまとめられた自叙伝「好き勝手夏木陽介」が発売中です。

夏木さんには、デビューのエピソード、三船敏郎さん、小林桂樹さん、
そして浜美枝さんとの共演裏話、また黒澤明監督との撮影秘話をたっぷりとお話いただきました。

投稿者 joqr : 12:10

2010年11月14日 齋藤弘美さん「まぜご飯」

今回は、番組リスナーのみなさんに電話を繋ぎまして
「我が家の『よい食メニュー』をお伺いいたします。

◎ 早速ですが齋藤さんの「よい食メニュー」を教えて下さい!

「まぜご飯」
一年中季節に関係なく作るメニューです。
今の時期は新米の季節なので、家族みんなが楽しみにしています。

◎ 使用する材料を教えて下さい。

タケノコ、はす、ニンジン、干しシイタケ、こんにゃく、焼きちくわ、桜エビ、
さやいんげんです。
このレシピは、わたしが嫁いですぐ、他界したお姑さんから教えてもらったものです。

◎ 「まぜご飯」の作り方を教えて下さい。

たけのこ、はす、ニンジン、こんにゃく、干しシイタケ、
桜エビを事前にしょうゆベースの和風だしで煮込み炊き立てのご飯に混ぜ合わせる。
干しシイタケと、桜エビからイイ出汁が出て、味にアクセントを加える。
茶碗に盛りつけてから、彩りにさやいんげんを乗せて出来上がり。

◎ ご家族の反応はいかがですか?

みんな「お母さんの味だね」と、懐かしんで食べてくれる。
大変好評です!いつもより、多めに作ってもなくなってしまいます。

◎ おしまいに、齋藤さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

バランスの良い食事をとる事!
実は、うちの子は野菜嫌いで、大人になるまであまり生野菜を食べなかった。
そこで、野菜を少しでも多く食べられるように献立を考えています。

投稿者 joqr : 12:09

2010年11月15日 ボウシが小さい

紅葉を見に河口湖に行った。今年は、例年より10日程見頃が遅く、今が一番よいと聞いたからだ。
富士山を眺めても、冠雪が少ない気がする。
といっても、日曜早朝の気温は6度。何度も霜がおりているという。
ビジネスホテルに一泊したのだが、そこで蚊がでた。深夜1時半に何度も耳元でプーン・・・。
その都度耳をビンタしても捕まらない。
耐えかねてフロントに蚊取り線香をもらいにいった。60過ぎだろうか、山谷初男似のフロントマン。
私のことを寝呆けたオヤジととらえている目。
だが、私の本当をみて、倉庫に探しに。
3分して戻ってきた。
手には何とかジェットなる殺虫剤。
「さ!存分に使ってください!」
フロントマンのテンションが妙に高くなっている。
だが渡されたそれは、残りわずかだった。
部屋に戻り、ベッドの下やデスクの下などに噴射。
その勢いは「プシュー!」ではなく、「シェー」なる情けない音。
しかしそれ以降、忌まわしい羽音は消えた。
早朝、殺虫剤を返しに行くと、改めて山谷さんはこの時期に蚊が出たことに驚いていた。
蚊も季節の移り変りが急すぎて、姿を消す時期がわからなかったのだろうか。
河口湖の紅葉は今が見頃である。

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ボウシが小さい

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年中紅葉

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風流

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マッかっか

投稿者 joqr : 10:28

2010年11月09日

2010年11月9日 風邪なんて、とんてきー!

週末、知人の誘いで、三重県四日市に旅をした。
「とんてき」をご存じだろうか?
簡単に言えば、厚切り豚ロース肉を焼いたもの。
これを独特なソースにからませた食べ物のこと。
これがいま流行のご当地グルメ、四日市名物なのだ。その始まりは新しく、5年前だという。
元々地元のとある中華料理店の看板メニューだったものに、スポットライトをあてたのだそう。
そして、一昨年、四日市とんてき協会が設立された。
四日市とんてきの定義は4つ。
1、黒っぽい濃い味のソース
2、厚切りの豚ロース肉を使用
3、ニンニクが添えられている
4、千切りキャベツの付け合わせ
四日市に着き、本家ではない中華料理店で注文してみた。
値段は1200円
決して安いとはいえない。10分程で出てきたそれは、「旨そう!」の一言に尽きた。
早速口に運ぶ。
凝った味というより、懐かしい家庭の味がする。
見た目より味はあっさり。ソース味が基本なのだ。
あくまで個人的感覚だが、ウスターソース3に、醤油とみりんそれぞれ1といった感じ。そこに、ほくほくのニンニクがコロコロ遊んでいる。
付け合わせのキャベツがソースを適量吸い取り、これまた旨い。
一口サイズに切ってあるから、パクパクいける。
ポイントは、厚切り肉とニンニクへの火の通り。
肉を煮ずに、あくまでもソースとからめて焼くところだと。
味付けは、ケチャップを加えてもよい。
あれこれ考えていると、顔がにんまりしている自分がいた。
ご当地グルメに脳をほぐしてもらった。
どうですか!美味しそうでしょ!?

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風邪なんて、とんてきー!

投稿者 joqr : 10:25

2010年11月01日

2010年11月1日 雨の後

日曜の早朝、高尾山に登った。
台風一過、抜けるような青空を期待していたが、どんよりとした曇り。
まだ薄暗い中始発バスに乗り込んだ。
6時10分高尾山口駅に降り立つ。
脇を流れる小川の音がいつもより荒々しく、山に降り注いだ雨の量を物語っている。
登山者はいつもの日曜の3割程度だ。
高尾山への登り方は、途中の分かれ道を数えると6号路まであるが、
山頂へのコースは大きく分けて3つ。
1号路・・・山頂まで完全舗装路。
稲荷山コース・・・麓のケーブルカー駅からすぐの階段を上る初めから山道。
6号路・・・川のせせらぎを聴きながら歩き始め、気がつくと野鳥の声に変わるコース。


今回は6号路を選んだ。
駅から5分は舗装路を進み、山門のある砂利道を左に行く。

右手に川。流れが見た目にも騒々しい。
川に段差のあるところは、特に周りの音を消すくらいだ。
昨夜の雨風で、山道にはまだ青々とした葉や枝が力任せにもぎ取られ伏せている。
台風の力を感じながら進む。普段より道が水を含んでいる。
道に岩が混じる辺りで、可愛い姿を発見。
沢ガニである。
いつもなら用心して出てこないのだろう、今朝は人も少なく油断したのだろうか。
こんな出会いがまた楽しい。
くねくね道を行くと、少し開けた場所に出る。
高級カメラで沢を丁寧に撮影している30代、赤いシャツの男性がいた。
話を聞くと、昨夜の雨で水かさが増し、水の流れがより白く綺麗に撮れるのだという。


山頂まであと3分の1という所から、野鳥の囀りのお出迎え。
ラスト木の階段、息を弾ませて登る。
「サクッ」地面にはドングリが。
頂上についた。1時間。
小雨が降り始めた。600メートル足らずの山でも、天気の変化は下より激しい。
年間200日は登るという額に汗が光る初老の男性によると
紅葉のピークは11月中旬。
リュックに鈴をつけている理由も尋ねた。
「高尾山だからって馬鹿にしてはいけませんよ。3年前には小熊が出たし、
イノシシも怖いからね。鈴とラジオは必需品」
「文化放送流してると、獣に会いませんよ!」
そんな冗談も言えないくらい真剣だった。自然は侮ってはいけないのだ。

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雨の後

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高尾蟹

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男坂

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ゴールの色具合

投稿者 joqr : 13:53

2010年10月31日 ゲストは若菜晃子さん

ゲストは「東京近郊ミニハイク」というご本の著者、若菜晃子さんです。

若菜晃子さんは1968年、兵庫県のお生まれ。

学習院大学を卒業後「山と渓谷社」に入社され、
登山雑誌の執筆、編集にたずさわられました。

現在は「山と渓谷社」を独立され、フリーの立場で登山や
ハイキングについての取材・執筆をされています。

現在発売中のご本が「東京近郊ミニハイク」。
東京の都心部から時間をかけずに体験できる手軽な「山登り」
について記された一冊です。

番組では気軽な山登りの楽しみや山登りに際しての注意点を
初心者向けにお話いただきました。

投稿者 joqr : 12:04

2010年10月31日 鹿児島かぼちゃ

秋の野菜、カボチャ。焼いても蒸かしても美味しい!

今日ご紹介するのは、鹿児島のカボチャ農家さんが、ちょっと
ユニークな方法で元気なカボチャを育てているという話題です。

「鹿児島県・指宿市」の「JAいぶすき」「かぼちゃ部会」の
永吉真一(ながよし・しんいち)さんにお話をお伺いします。

◎ はじめに指宿市に関して教えて下さい。

鹿児島県薩摩半島の南端にあります都市です。
指宿温泉が有名で毎年多くの観光客が訪れます。
温暖な気候に恵まれ、野菜の大産地となっています。

◎ 地元のかぼちゃ農家さんは、かぼちゃを育てる際に、
あります工夫をしているそうですが・・・?

このあたりは激しい強風にみまわれます土地のため、作物が倒れてしまう事があります。
そこで農家では、春は麦類、秋はソルゴーという2mぐらいあります大きな植物を
一緒に栽培していて、それが自然の風よけになります。

◎ 風除け以外にも効果がありますそうですね。

疫病を防いだり、雑草や泥の害を抑えることができます。
台風が来ても、麦やソルゴーを植えるようになってから、被害がぐっと減りました。

◎ この方法をはじめたきっかけを教えて下さい。

以前は、ビニールのシートなどをかぶせたりして風除けにしていた。
10年ほど前、自分が子供の頃、地元で行っていた事を思い出し、その方法を復活。
効果が証明され、現在は地域の200世帯ほどのかぼちゃ農家が実施しています

◎ 今年のかぼちゃの生育状況はいかがですか?

9月に苗を植え、12月に収穫予定。順調に育っているので、期待できます。
あとは台風が直撃しないように願う!いぶすきのかぼちゃは、甘くておいしいので
12月の冬至の時など、ぜひ食べてみて下さい!

◎ おしまいに、永吉さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

自分たちで野菜などを作っている。地元のものを食べる事が、よい食に繋がります。

投稿者 joqr : 12:03