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2010年06月28日

2010年6月27日  大根とから揚げ、みつばを使ったから揚げのみぞれ煮

今回は、番組リスナーのみなさんに、
「我が家の『よい食メニュー』をお伺いいたします。

東京都・荒川区にお住まいの佐々木真弓さんからお話を伺います。


◎ 早速ですが佐々木さんの「よい食メニュー」を教えて下さい!

大根とから揚げ、みつばを使ったから揚げのみぞれ煮です。
大学生の息子さんがアルバイト先で総菜を持ち帰って来る機会が多く、
何かアレンジできないかと考え、作るようになりました。

◎ お料理の作り方を教えて下さい。


ダシの素を溶かした水にから揚げを入れます。
味はお酒や水で調整し、大根おろしを上にかけます。
最後にみつばを乗せて、できあがり。

◎ 調理する際のポイントは?

大根おろしは、大根の汁を切らず、そのまま入れます。
汁の方にも栄養がたっぷり入っています。
一煮立ちさせる事で、から揚げも更にジューシーに!
大根を買った際、葉っぱが付いていたらその葉っぱも細かく刻んで、入れてしまう。

◎ 普段佐々木さんは、野菜などを保存する際、気を付けている事があるそうですね。

野菜を購入して余りそうになったら、使いやすいサイズに切って冷凍保存すます。
彩りが足りないと思った際、大変便利。家で保存しているのは、パプリカ、にんじん、たまねぎ、しょうがなど。

◎ おしまいに、佐々木さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

バランスのとれた食事を心がけています。旦那さんの昼食をいつもお弁当にして、
食事を管理しています。

投稿者 joqr : 15:28

2010年6月27日 ゲストは「虫目で歩けば」というご本を書かれた鈴木海花さんです。

ライター・編集者として活動をされている鈴木海花さん。

これまで書かれたご本は「よりみちチェコ」「すみモダン」
「小さくてかわいいもの」など、海外の文化や「暮らしの中の
道具」がテーマになっていましたが、今回書かれたご本の
テーマは「昆虫」。

男性が書いた昆虫採集や昆虫研究の本とはひと味違った
虫に関するエピソードが記された一冊として話題を呼んでいます。

鈴木さんには「虫目」とは、どのようなものの見方か、
昆虫観察の魅力について語っていただきました。

投稿者 joqr : 12:56

2010年6月28日 幼なじみ

誰にでも、これを嗅ぐと「子供時代にタイムスリップする!」という匂いがある。
私には3つ。
1つは「線香」
2つ目は「焚き火」
そしてもう一つは「牛乳石鹸」の香り。
先日のこと、
近所のドラッグストアー入り口で、懐かしい小箱が目に留まった。
40年ぶりだろうか・・・
そこには牛の、ホルスタイン種が左を頭に立っている。
小学校の幼なじみに再会した感動に等しかった。
青いそれは、3つで1パッケージ。
小さい頃は赤いパッケージをよく見た。
しかし、デザインは殆ど変わっていない。
気がつくと、2パック持ってレジに並んでいた。
そっと鼻を箱に近づけると・・・
密封されてあるはずの中から、あの優しい香りが。
「早く使いたい!使って全身このいい匂いに包まれたい!」
急いで帰った。
風呂を沸かしている時間ももどかしい。
「シャワーでいい」
小箱を開けた。
乳白色のビニールにくるまれた白い石鹸
少年時代に毎日吸い込んだ安らぎの香りが鼻に届く。
「野球で滑り込みに失敗し膝を擦りむいた時、しみたっけなあ・・」
「勉強サボって親に怒られ、泣きそうになったとき、この匂いだけが優しかった」
「タオルにたっぷり牛乳石鹸塗って、石鹸箱をくるみ、シャボン作ったっけなあ」
次から次に「あの頃」が蘇る。
懐かしさのあまり、牛乳石鹸のホームページを開いた。
すでにその歴史は100年を超え、様々なドラマがあった。
何より感動したのは、石鹸も時代によって様々進化をしている点だ。
「香りは目に見えない宝石であり、接する人の感受性によっていろいろな香りを楽しむことから人間本来の優しい情緒が生まれる」
これが石鹸の新しい価値という。
「香りは見えない宝石」
大きく頷く私がいる。
近頃、風呂が楽しくてしょうがない。

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幼なじみ

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私の宝石

投稿者 joqr : 10:56

2010年06月21日

2010年6月20日  東京都立農業高等学校

全国各地にある農業高校。じつは東京にもあります。
今回ご紹介するのは、ユニークな活動によって注目を集めている東京の農業高校です。

東京都・府中市「東京都立農業高等学校」の金子淳一先生にお話をお伺いします。


◎ 東京都立高等学校に関して教えて下さい。

昨年創立100周年を迎え、全校生徒およそ540人の学校です。
学科は都市園芸科、緑地計画科、食品科学科、服飾科、食物科の5学科。
最近、少子化が進みで都内の高校は、希望者を集めるのに苦労している・・・という話を聞くが、農業高校では高い倍率を誇っています。

◎ 特に人気が高い学科はありますか?

都市園芸科で、1年生は草花、野菜、果樹全般に関する基礎知識を勉強し、2年生になると生産累計、草花に関してのデザインフラワーアレンジメントなども勉強する。
3年生は主に実習を行います。

◎ 敷地面積もかなり広いそうですね!

2万㎡を超える敷地をもつ「神代農場」を所持。
湧き水の流れる環境でワサビ栽培やシイタケ栽培、ニジマスの養殖、山野草の観察などを行っています。
茶畑もあり、5月の上旬には茶摘みも行きました。

◎ ただ作るだけではなく、学校で販売も行っているそうですが・・・

週3回販売日を設け、生徒が作った野菜やジャムなどの販売を行っています。
生徒が一生懸命作った野菜は、人気があり生徒たちもやりがいを感じています。

◎ 地域の方に学校を開放し、公開講座を実施しているそうですね。

「東京アグリカレッジ講座」を開いて、野菜作りの基礎講座を実施しています。
農家によるアドバイザーが指導を行っています。
年12回予定しており、今年も定員25名のところに6倍の希望者がありました。

◎ おしまいに、金子さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

なんでもバランスよく食べる事が、よい食に繋がると思います。

投稿者 joqr : 15:22

2010年6月21日 ブコツモノ

気になっていた傘を購入した。
梅雨時の鬱陶しい気分を 軽くするには、何か楽しみな物事があればいい。
雨が降ってもがっかりしない、寧ろ雨降りを楽しみに待つものは何だろう。
そもそも、何故、梅雨が苦手なのか。
太陽がなかなか見られないから?
私はソーラー電池で動いているわけではない。
湿度が高いから?
くせっ毛ではないから、そんなに困らない。
食物が痛みやすい?
我が家に冷蔵庫はある。
それに、危ないものは食べない。
こう考えていき、最も苦手なものが判明した。
雨だ。正確に言えば、雨風だ。
特に雨の日、ビルの間を歩けば、吹き抜けるビル風が予想以上に暴れだす。
傘は、突風にてんてこ舞い。
ビニール傘なら大半が破損する。全身が雨の餌食。
そこまで悲劇に遭わなくとも、安価なそれは、小振りで、愛着がわく前に存在を忘れられてしまう。
前々から、大切にしたい傘を物色していた。
ちょっと高価で機能も優れている傘。
梅雨入り3日前、そんな奴に出会った。
とある駅ビルの傘フェア。30種類を超える彼女彼らの中に「強(つよし)」はいた。
決してコンパクトではない。
武骨者の雰囲気。
手にしてみる。重い。
芸人に例えれば、パッション屋良だ。
んー!と言って、胸の一つも叩きたくなる。
しかし機能は見過ごせない。
自動開閉ボタンがある。さらに、傘の布が一部被せになっており、強風パワーを隙間から逃す設計なのだ。更に、手にとって二度と離さなかった理由がある。
それは定価の半額シールを見つけたこと。
これが決定打だった。
定価4200円。
傘に名前をつけた。
それが、強(つよし)。
まだ実戦で試してはいないが、ウズウズしている。
さあ、雨よ降れ、風よ吹け!
ウーヤーターー!!
雨が楽しみになった。

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ブコツモノ

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骨太

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ほぼ自動

投稿者 joqr : 15:16

2010年6月20日 ゲストは話題の本「聞き書き 築地で働く男たち」の著者、小山田和明さんです。

小山田和明さんは1970年、築地の仲卸業者「小山田」の
三代目として東京にお生まれになりました。

立正大学を卒業後、築地の水産会社に入社。
現在は「東都小揚(とうとこあげ)株式会社」に勤務をされて
います。

小山田さんのライフワークは「築地で働く人たちの言葉を
記録していくこと」。ご自身がインタビュアーになって、
様々な「築地秘話」を集められています。

小山田さんには、築地市場の伝統や魅力について
当事者の取材を基に、活き活きと語っていただきました。

投稿者 joqr : 12:55

2010年06月14日

2010年6月13日  ミルク082(おやじ)

カルシウムやタンパク質が豊富に含まれている牛乳。
子供たちには特に飲んで欲しいものですね。

今日は、牛乳をもっとみんなに飲んでもらおうと全国各地のイベントに参加している
埼玉県深谷市にお住まいで、「元酪農家」、現在はシンガーソングライター」の村川徳浩(のりひろ)さんにお話をお伺いします。

◎ 村川さんは、いつも「ミルク082(おやじ)」さんと呼ばれていらっしゃるそうですね!私も今日は、そのように呼ばせて頂きます。
はじめに普段の活動に関して教えて下さい。

元酪農家で、昨年の6月から全国各地を回り、牛乳をどんどん飲もう!と、自作の歌を通じてPRしています。
老人ホーム、保育園、幼稚園、スーパー、飲食店など声が掛かればどこにでも足を運んで、歌を歌います!

◎ ミルク082さんは、元々酪農家だったそうですがこの活動をはじめたきっかけは?

26歳で父親の後を継いで酪農を始めました。歌を作るきっかけになったのは、雪印の食中毒事件。売れ行きが低迷する牛乳のイメージを変えたいと、ミルクソングを作曲。
「ミルク082」の名で人気を集めました。
22年従事した酪農を2009年3月に廃業し今の活動を開始。
今では両親も活動を応援してくれています。

◎ 衣装や移動する車もオリジナルだそうですね!

衣装は牛柄の着ぐるみ&移動も牛柄の車。およそ1年で、今までに200以上、30都道府県以上のイベントに参加しました。

◎ 各地を回っていると様々な出会いもあるのでは・・・?

沖縄のイベントに参加した際、そこはボクシングジムだったが、地元の人や主催者の方が誕生日を祝ってくれました。
牛乳のおいしさに気付いてもらえる事が、一番うれしいです。

◎ おしまいに、ミルク082さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

普段は移動が多かったりして、不規則な食生活。野菜を意識して食べる事。
そんな時に牛乳を飲むと落ち着きます。

投稿者 joqr : 13:28

2010年6月13日 ゲストは料理家の枝元なほみさんです。

枝元なほみさんは神奈川県のお生まれ。

大学を卒業後、劇団「転形劇場」で舞台に立つかたわら、
無国籍レストランで8年間、シェフをされていました。

劇団を退団後は、料理家の道を歩み、これまでに多くの
れレシピを考案されています。

また無類の旅好きとしても知られ、これまでに訪問された
国は二十カ国以上。現地で教わった料理を、枝元流にアレンジ
し、日本に紹介もされています。

番組では枝元さんが最近訪れた南インドの旅行記を始め
旅先での人々との生活レベルでの触れ合い、上手な旅の方法を
語っていただきました。
また、子供たちの食育についてもお考えを述べていただきました。

投稿者 joqr : 13:12

2010年6月13日 日を浴びる

近畿と東海、北陸などで梅雨入りした。
絵日記を書いている時点で、関東にまだ宣言はでていない。
鳩山政権から菅政権にスイッチし、梅雨という情緒的な現象に目がいかない今日この頃。
気がつけば、肌に湿気が纏わり付く様になってきた。
氷を入れたグラスも、汗をかきはじめた。
世の中はどう動こうが、季節は毎年移っていく。
7年前、あなたは何をしていたか覚えているだろうか。
2003年5月、地球を出発した小惑星探査機「はやぶさ」が帰ってきた。
まさにドラマチックな7年だった。
3億キロという想像がつかない距離を、2年半かけて進み、
小惑星「イトカワ」に着陸。砂などの採取を試みた。
あまりに遠い距離のため、地球からの指示を待たなくともいいように
探査機自体が判断を下す機能を持っていたという。
まさにSFが現実となっている。
しかし幾多の絶望的なトラブルがあった。
それをスタッフの知恵と粘りで乗り越えた。
そして予定より3年遅れの帰球。
人間の英知がまた地球解明、宇宙への旅へ歩を進めた。
打ち上げ時はロケット。
帰還時は中華鍋風のカプセル。
そこにはたくさんの期待が詰まっている。
参議院選挙の頃、恐らくまだ梅雨前線は日本列島に居座っていることだろう。
日本という国は、もう遠回りはできない。
日本丸の乗組員として
この国の未来を一人一人が熟慮すべき時期にきた、そう感じる。

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日を浴びる

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色づき

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横田へ

投稿者 joqr : 10:18

2010年06月07日

2010年6月6日  豆腐かすてら

みなさんは、「豆腐かすてら」という食べ物をご存じでしょうか。
この食べ物は、秋田県では、ごく一般的に食べられているものなんだそうです。
一体、どんな食べ物なのでしょうか?
「秋田県大仙市(だいせんし)」 「有限会社 佐藤食品」の佐藤淳一(じゅんいち)さんにお話をお伺いします。


◎ はじめに大仙市に関して教えて下さい。

秋田県南部の内陸部に位置し、全国的に有名な「大曲の花火大会」が行われる町。
お米作りやじゅんさいの産地としても有名です。

◎ 「豆腐かすてら」とはどのような食べ物でしょうか?

豆腐かすてらは、豆腐を布で絞って、水を切りつぶす。そこに砂糖や卵、塩を加えて
焼き上げたもの。名前の通り、甘くてお菓子感覚で食べられます。

◎ 地元では、おなじみのもの?

昔は冠婚葬祭の時、ハレの日の食べ物として食べていました。
今でもお正月やお盆の時などによく食べます。
地元でも豆腐かすてらは、5社ほどが製造しています。
佐藤食品でも40年ほど前から販売している定番商品です。

◎ 製造するに当たって、苦労している部分はありますか?

食べた時のふっくら感(食感)を大切にしています。
店によっては、銅板で焼いているところもあるが、佐藤食品では、オーブンを使って
焼いています。すべて手作業のため、冬でも職人はオーブンの火で日焼けしてしまう程、過酷な作業です。

◎ 佐藤食品さんでは、他にもお勧めの食べ物があるそうですね。

「とうふ巻き」豆腐に卵を入れずに蒸かして作ります。
豆腐版の伊達巻きのようなものです。
豆腐かすてら&とうふ巻きともに、豆腐をつぶして使っているので、
豆腐を食べるより大豆を多く摂取できます。
少量で栄養価が高いため、少食のお年寄りにも人気です!

◎ おしまいに、佐藤さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

会社でも心掛けているが、地元の食材を仕入れて食べる事。
これが良い食に繋がると思います。

投稿者 joqr : 13:23

2010年6月6日 ゲストはジャズ評論家の中山康樹さんです。

中山康樹さんは1952年、大阪のお生まれ。

ジャズの専門誌「スイング・ジャーナル」の編集長をへて、
音楽の評論活動を開始。

これまで書かれた
ご本に「マイルスを聴け」「jazzの名盤入門」
「ビーチ・ボーイズのすべて」などがあります。

現在は二冊の新刊、「マイルスVSコルトレーン」と
「マイルスの夏 1969」が発売中。

番組では、マイルス・デイビスとその音楽の世界観について
詳しくお話していただきました。

投稿者 joqr : 13:11

2010年6月7日 運動会の帰りに

土曜日曜と、日中はまずまずの天気だった。
土曜は豚児の運動会。
中学3年、義務教育最後のスポーツイベントを覗きに行った。
薄曇りの中、グラウンドには思った以上の応援で賑わっている。
2年前に訪れた時は閑散としていた。今回は以前の2倍だ。
なるほど、息子の学年は2クラスしかなかったが
下の学年は3クラスづつある。それが理由かもしれない。
八王子の中学だなあ、と感心したのは
地元が生んだ、ファンモン(ファンキーモンキーベイビーズ)の
曲が多用されていたこと。
もっとも、選手が退場する際にはZARD「負けないで」だったが。
中学は自宅から徒歩で40分かかる。
私の場合、平坦な道を25分だった。
息子は、かなりアップダウンの道を行く。
この道を春夏秋冬、よくぞ通っているなあ!と見直した。
息子はじめ、生徒みんなが真剣に競技に参加している姿を見て
安堵感と喜びに溢れた。
一所懸命は、年齢問わず美しいのだ。
新しく船出をしようとしている日本丸の新船長にも
輝く瞳を忘れないで欲しい!
そう願った。

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運動会の帰りに

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結晶

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スター

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投稿者 joqr : 10:17