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2009年10月26日

2009年10月26日 これが〓

知人の誘いで三重県四日市市に旅をした。
秋といっても名ばかりで、紅葉には程遠い。
四日市もまさにそう。さて四日市と聞くと「喘息」を連想する方が多いだろう。戦後工業化が驚異的に進むなか、環境対策が間に合わず、人体に影響があったのは事実だ。公害である。
時が経ち、多くの反省から様々なことを街は学んだ。 今では環境意識に関してかなり先をいくと聞いている。
そんな四日市市は他の事でも実は指折りなのをご存知だろうか。
これからうれしい鍋料理。その土鍋生産は、全国の9割が四日市の萬古焼だ。 また、花器生産の7割も萬古焼。
はまぐりの蓄養出荷量は全国の8割が四日市市。
いま街が最も推すキャラクターは大入道!

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これが〓

毎年10月に行われる四日市祭の山車としてでるのだという。
電気仕掛けの憎めないキャラクター。
今流行のゆるキャラの先輩格。
首がのびると思わず笑う。暫く見入ってしまう。

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こ〓んなに

これがアーケードの一角にたたずんでいる。
その昔、人に悪戯をするタヌキを驚かせるために画策し、見事タヌキをぎゃふんといわせた代物らしい。 何とも顔の表情がとぼけている。
こにゅうどうくん、というストラップが人気と聞く。買おうか迷ったが今回は見送った。先物買いの人は是非!

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萬古焼 巨大蚊取り

投稿者 joqr : 10:57

2009年10月19日

2009年10月19日  シロの世界

地球温暖化が叫ばれて久しい。それが嘘でない証拠のようなニュースに驚いた。

標高5360mのエベレストでハエが発見されたのだ。「ハエを見たのは今年になってすでに2回。昆虫がこの標高で生息できるなんて数年前には考えられなかった」と地元の登山家は驚く。ヒマラヤ山脈のすべての氷河が毎年10~20m溶けて消失。昔は標高3750mで氷河融解が確認されたが、現在では標高5500mの永久氷河が溶け出している。エベレストの頂上の形が変わり、昔は50人が立てたが今では18人しか立てないらしい。 地球温暖化は驚異的なスピードでヒマラヤの氷河を溶かしているようだ。

このニュースで2つ考えさせられた。

1つは、「温暖化はいよいよ深刻。1日も早い地球規模の対策に知恵を絞らねばならない。」ということ。特にノーベル財団から期待を込めて平和賞に内定した、オバマ・アメリカ大統領や、「2020年までに二酸化炭素排出量を25%削減」と演説し、国連総会で拍手を受けた鳩山由紀夫総理のリーダーシップに期待したい。

そしてもう一つは、ハエの頑張りだ。

彼らのDNAがそうさせるのだろうか、何も限界に挑戦することはないだろうに。5000メートルといったら、日中はともかく日没後はマイナス10度やそれ以下だろう。何より空気が薄い。エサが少ない。暮らしやすい環境とはほど遠い。そんなところにどうして行くのか。たまたまなのか。植村直己氏のような冒険ハエでもいるのだろうか。そのうちエベレストの頂上(8844m)にも生息するのか。これが何かの始まりに深く関係するのか。いつもなら駆除するハエを2匹恩赦。このところ大分冷え、早朝の八王子はうっすら白い息が見えてきた。近所のハエはなんと幸せなことか。

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シロの世界

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只今育成中

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実り

投稿者 joqr : 10:21

2009年10月13日

2009年10月13日  自然対自然

先日の台風18号は大きな傷跡を残していった。死者もでた。茨城の知人の農場で、「そば」がやられた。「3分の1はやられちゃいましたねえ・・・」と笑い声で語っていた。笑い声には2種類ある。1つは心の底から笑顔な時。もう1つは・・・怒りや悲しみの限度を超えたとき。その息を弾ませる語り口には、「自然がもたらした結果には、恨み辛み言っても仕方ない」そんなオブラートで包まれていた。改めて農業は「自然」相手の仕事だと痛感する。そして、古から変わらない営みに「地球で暮らすこと」において、決定的な進歩は道半ばなのだと感じた。

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あいつの力

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優しさ

近くの神社、樹齢、約100年の幹が折れた。折れた先が携帯電話中継基地のフェンス。偶然とはいえ、文明と自然を考えさせられた。私たちには両方必要だ。オバマ・アメリカ大統領がノーベル平和賞に選ばれたこと、偶然ではないのかもしれない。
本人が思っている以上に・・・。

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くの字

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自然対自然

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対峙

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無言

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猛威

投稿者 joqr : 12:10

2009年10月05日

2009年10月5日  紅葉のはしり

10月に入り月曜から連休をいただいた。様々な所に出かけた。
おなじみ高尾山。599メートル、紅葉にはまだまだだがその気配も。2年前に一緒に登った時は半べそ状態でついてきていた息子があっさり抜いていく。ついていこうにも心臓がバクバク。初めてあいつに負けた!悔しくもあり、そして嬉しくもあり・・・。

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紅葉の前 三ツ星

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紅葉のはしり

江ノ島にも電車の旅。曇天にススキ、そして色を濃くした海。素敵だった。
こちらにはカラフルな花も。潮騒を耳にお目当ての「生しらす丼」と昼間からのビール。至福の一時。帰りにはJR相模線、北茅ヶ崎駅2分の天然温泉で潮風を洗った。露天も充実し、特に石窯の湯(五右衛門風呂の類)に30分つかる。

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秋と薄と海原と

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鮮やかな秋

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透明な感動

翌日は秋川渓谷・瀬音の湯。深い緑を眺めながらの露天は、遙か長旅をしてついた、そんな風景。たまたま一緒につかったのが中国人の団体。マナーもよく、しゃべる言葉が「ニーハオ」。目を瞑れば敦煌・・・(行ったことはない)
すっかり温泉に取り憑かれ、翌日、稲城温泉・「季(とき)の彩(いろどり)」へ。JR南武線・南多摩駅歩いて5~6分。ここにも1人用の石窯風呂があった。青空に白い雲を見上げる。時折横切るおじいちゃんで揺れる「ミニ瓢箪」も気にならないほど心がほぐれていた。

近くにもこんなに素敵な癒しの場所がある!
日本って素晴らしい。充実の休みだった。

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極楽の鐘

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望月

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花三昧

投稿者 joqr : 11:12