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2009年07月28日
2009年7月26日 松岡正剛さん
松岡正剛さんは1944年、京都のお生まれ。早稲田大学を卒業後、編集者として
雑誌「遊(ゆう)」の編集や展覧会の制作などさまざまな分野で活躍。
また「山水思想」「フラジャイル」「知の編集術」など情報文化に関する本を
数多く執筆されてきました。現在発売中の最新刊が「多読術」。
松岡正剛流の読書術について縦横に論じられた一冊です。
投稿者 joqr : 16:50
2009年7月26日 千葉県・松戸市 番組リスナー 桑原祥子(さちこ)さん 67歳
「よい食レシピ」
新潟県の郷土料理「こにも」。
私はもともと新潟県・新発田市出身。高校まで新発田市にいたが、学校を卒業と同時に
上京。新発田市に住んでいた頃お母さんがよく作ってくれた、郷土料理です。
材料と作り方
7~8種類の材料
にんじん、ごぼう、こんにゃく、しいたけ、ねぎ、大根、里芋、鶏肉など
材料をさいの目や短冊切りなど細かく切って煮込む
けんちん汁や豚汁の汁がない煮物のようなもの。根菜類からいい出汁が出る。
調理する際のポイントは、しょう油ベースの味付けで、甘辛い味付け。
味がよくなじむように、材料を細かく切る事。
現在、息子さんと二人暮らし。「こにも」は夕食のメニューに困った時に作る
定番のメニューです。また、同じ千葉県内に娘夫婦、孫がいるのでそこでも作る。
みんな喜んで食べてくれます。お母さんが作ってくれた「こにも」を思い出しながら
味付けしている。
「よい食」とは親から子どもに引き継ぐ、おふくろの味。
桑原さんにはお嫁に行った、娘さんがいる。
娘さんから、●●を使った料理を教えて欲しい・・・などと時々連絡がある。
投稿者 joqr : 16:08
2009年7月19日 宗次郎さん
宗次郎さんは群馬県・館林市のお生まれ。二十歳の頃にオカリナと出会い、
その音色・響きに魅せられ、オカリナの演奏・製作をはじめられました。
1985年、オカリナ演奏家としてメジャーデビュー。コンスタントにアルバムを
発表されるほか、各地でのコンサートを開催されています。
昨年、自宅近くの森に2ヘクタールの広さを持つ「Sojiroオカリーナの森」を建設。
また、今月には最新アルバム「オカリーナの森から」が発売されました。
投稿者 joqr : 15:55
2009年7月19日 岐阜県・中津川市 JAひがしみの 加子母(かしも)トマト生産組合 組合長 交告輝己さん
岐阜県の東部にある町で、交告さんがいる加子母地区は自然豊かな場所で、
面積の90%以上が山林。東濃ひのきの一大産地で、トマトをはじめ農業も盛んです。
健康ミネラルトマトは品種は桃太郎だが、土壌分析をおこない、植物が必要とする
養分を加えてバランスの良い、畑で育てたトマト。生育段階でも、状況にあわせた
生育コントロールを行い、ミネラルが豊富で栄養価の高いトマトができあがる。
取り組みをはじめたきっかけは、元々加子母地区は、トマトの名産地だった。
農薬科学研究所所長の中嶋先生の話を聞き、ミネラルトマトに興味を持ち平成8年から
は、部全体で取り組みを始めた。現在は、38名の組合員が栽培しています。
素材にこだわるモスバーガーの東海地区で使用しているトマトは、この「健康ミネラルトマト」。
以前は、一定の大きさのトマトしか使ってもらえなかったが、社長に直談判し、
小さいサイズのトマトもサラダ用として出荷されることになりました。
お客さんの評判は、旨味が強いトマトだと好評。これは、通常のトマトよりも
グルタミン酸とリコピンが多く含まれているため旨味が増す!
「よい食」とは、自分たちの食べる野菜は、自分たちで育てる事!
野菜に関しての理想は『自給自足』。交告さんの家では、トマト以外に
季節ごとの野菜を少量ではあるが、育てている
投稿者 joqr : 15:51
2009年7月12日 山下洋輔さん
山下洋輔さんは1942年、東京生まれ。幼少期からピアノ演奏をはじめられ、
高校時代にはすでにジャズバンドに参加。
国立音楽大学を卒業後の69年、山下洋輔トリオを結成し、ジャズ界の風雲児として
大活躍をされました。
近年はジャズライブのほかに、オーケストラや和太鼓とのコラボレーションも開催。
また今月は「山下洋輔トリオ」結成40周年を記念した復活祭も予定されています。
投稿者 joqr : 15:45
2009年7月12日 大阪府・東大阪市 JAグリーン大阪 経済部 次長 木積一公さん
東大阪市は、河内平野のほぼ中央部に位置し、西は大阪市、東は生駒山系に続く。
奈良県と隣接する都市。人口はおよそ51万人で、花園ラグビー場がある町です。
「大阪エコ農産物」とは、農薬の使用回数、化学肥料の使用量が府内の標準的な
使用回数・量の半分以下になるよう府が基準を設定し、基準以下で栽培される
農産物のこと。
これからは夏野菜がおすすめで完熟トマト、なす、きゅうり、枝豆、とうもろこしが
美味しい季節です!
JAグリーン大阪の直売所の「フレッシュクラブ吉田店」という店で販売しています。
この直売所は平成18年6月にオープンしてからおよそ3年になるお店です。
地域の農家の方が登録制で、その季節の旬の野菜を持ち寄り販売しています。現在、店で販売する野菜の半数以上が「大阪エコ農産物」です。
エコ農産物にはマークが付いていて、この「エコマーク」を切り取って台紙に貼り付けてお店に持参すると割引券が発行されます。
お客さんの反応は、みんな、エコマークを集めて、お店に持ってきてくれます。
この取り組みを始め、お客さんの意識が変わった!
「よい食」とは季節の野菜を食べる事。その食材がきっかけで、会話が弾む。
子どもたちの前で話をすることによって、旬の野菜を覚えていく!
投稿者 joqr : 15:30
2009年7月5日 片岡鶴太郎さん
片岡鶴太郎さんは1954年、東京・荒川区のお生まれ。
高校卒業後、物真似師の片岡鶴八師匠に入門し芸人の道を歩み始めます。
早くからテレビの世界で活躍され、やがて俳優としても数多くのテレビドラマ・映画に
出演をされてきた鶴太郎さん。
その一方、三十代の後半からは絵の創作をはじめられ、95年には初の個展を開催。
鶴太郎さんが創作された絵や書は多くの支持を集め、98年には草津に
「片岡鶴太郎美術館」もオープンしました。来月には、箱根での個展も予定されています。
投稿者 joqr : 15:24
2009年7月5日 長野県・大町市 JA大北 太田稔夫理事
大北(だいほく)とは、「大」=大町市、「北」=北安曇郡を合わせた地域を指します。
長野県の北西部にあたり、西側に雄大な北アルプスを見上げる美しい地域が管内になっています。リンゴや桃などの果樹も大北地域の特産物です。
大北地区の組合員も高齢化と過疎化が進み、ピーク時のおよそ半分に減ってしまった。
そこで使用しなくなった支所を整理し、支所に変わって「ふれあい機能店」として
地域の方に開放し、そば打ち体験施設や地域の会合施設として利用しています。
運営を民間企業に任せ「雪洞(ぼんぼり)」というお店をオープンさせました!
野菜の直売や生活必需品を販売し、高齢者やお店に来られない方に向けて商品の配達なども行っています。
他にもお店では、手編みのわらぞうりなどを販売。これは地元に伝わる伝統品で、地域のアンテナショップとしても活用されはじめています。
地元の女性部の方は「めだかの学校」というグループを結成し、様々な活動を行っています。JAと地域の方が一体となって、取り組んでいる感じがします。
投稿者 joqr : 15:22
2009年6月28日 林望さん
林望さんは1949年、東京のお生まれ。
慶應義塾大学大学院博士課程を修了後、書誌学・国文学の研究者の道を歩まれました。
エッセイスト、作家としての執筆も多く、これまで書かれたご本に
「イギリスはおいしい」「新個人主義のすすめ」「東京坊っちゃん」などがあります。
現在発売中の最新刊が「リンボウ先生のうふふ枕草子」。平安時代に記された
「枕草子」にリンボウ先生流の分析・解説をほどこした一冊です。
投稿者 joqr : 15:18
2009年6月28日 千葉県・船橋市 リスナー 村田千恵美さん 40歳
生まれも育ちも船橋市。船橋は、住宅街でどんどん都市化が進んでいるが、
住宅街の中に転々と畑などが残っています。特産品は小松菜。私もよく料理に使っています。
「小松菜と納豆の包み焼き」は細かく刻んだ小松菜を納豆とあわせ、それを油揚げの中に入れて焼いたものです。
この料理は小学校の時に食べた給食をアレンジしたもので、当時はほうれん草やネギを使っていたが、地元の特産品・小松菜を使って調理しています。
村田さんは両親と3人暮らし。普段から家の料理を担当しており、この料理は家族の間でも人気のメニューです。
使用する材料
・ゆでて細かく刻んだ小松菜 ・納豆 ・油揚げ、小松菜はいつも地元農家の作る小松菜を購入。 JAのスーパーもある。
納豆と小松菜を混ぜ合わせ、油揚げの中に入れる。油揚げを魚焼きのグリルで数分焼いて出来上がり!
調理する際のポイントは、味付けもいたってシンプル。納豆についているタレを使用。
ご飯のおかずにする際は、そのまま。お酒のおつまみにする場合は、少ししょう油を
かけてもOK!
「よい食」とは家族で囲む食卓。朝と夜、極力家族と一緒に食事をするようにしている。
食事は家族のコミュニケーションを図る大切な場所!
投稿者 joqr : 15:07
2009年07月27日
2009年7月27日 木漏れ日
日曜の東京は正に真夏。陽射しときたら、太陽が22日の日食に顔を出せなかった鬱憤を晴らすかのよう。蝉の鳴き声も急に元気だ。ヒグラシ、アブラ、ミンミン・・・競り合うような大合唱。我が家の猫は涼しい場所を選んで横たわる。強めの風が風鈴を鳴らす。麦茶を注いだグラスが汗をかいている。外を眺めれば、木漏れ日で夏草が揺れている。裏山に行くと、舗装道路の照り返しから1転、涼やかでまろやかな佇まいだ。蒸し暑さは変わらない。しかし、肺に取り込まれる空気に再生の力が加わる。
木漏れ日
木漏れ日
夕刻から地元の夏祭りが行われた。公園に組まれたコンパクトな櫓。四方に明るい提灯が伸びる。櫓の上では地元踊りの会メンバーが黄色の浴衣で輪を作る。去年に比べて約2倍の人出。不景気をはじめとする様々なストレスを発散したいからだろうか。老若男女からペットまで提灯の下、笑顔が集まった。焼き鳥を買うのにも30分。しかし苦情を言う人はいない。列を作る人たちは仲間と楽しそうに話す。並ぶ時間も祭りの1部なのだ。日常と非日常。ハレとケ。いつの時代でも必要のようだ。
ハレ
投稿者 joqr : 10:56
2009年07月21日
2009年7月21日 月と地球と太陽と
22日はトカラ列島付近で皆既日食。宇宙飛行に憧れ、現実のものとした、毛利衛さんも、46年前にそれを見たからだという。
「皆既日食は見ないほうがいい!人生を狂わせることになるから」何処かのバーカウンターでの口説き文句風だが、あながち嘘でもないらしい。「壮大な天体現象。それに比べて俺の人生はなんてちっぽけなんだ・・・」日々の生活が馬鹿馬鹿しくなるのだという。今は裏山の花に心動かされる毎日。それはそれで幸せ。しかし、26年後、再び日本で見られるチャンスでは「今までじいちゃんの人生って何だったのだろう・・」と焼酎片手に呟いてみたいものだ。
月と地球と太陽と
花火
一つのドラマ
投稿者 joqr : 10:35
2009年07月10日
2009年7月10日 閑かな風景
大方の所では、5月の連休あたりで田植えをするという。ゴールデンウィークを利用して、いつもは他の街で暮らしている家族が力を合わせて稲を植えるからだ。私の知人も実家にたんぼがあり、休み明けにはいつもこう言う。「まったく、身体を休めるどころか、筋肉痛で都会に戻るのだからなあ・・」日焼けした顔からは決まって白い歯がこぼれる。自然と接する、楽ではないが何か満たされる部分もあるようだ。「ま、労働分以上の対価は送ってくれるから、仕方ないんだけどな!」
今から秋が楽しみなのだ。近所の田んぼが田植えの時期を迎えた。収穫も若干遅めなのだろう。老夫婦が役割分担する。手ぬぐいをほっ冠りした妻は端に作っていた苗床から田植え機に乗せられる分だけ苗をトレーに分ける。それを麦わら帽子の夫が植えていく。機械とはいうものの、楽ではない作業。近くで番いの鴨がのんびり見守る。何とも優しい光景。小一時間眺めていただろうか。老父が畔道に上がり、チャックを下ろした。小用をたす夫を横目に、妻はヤカンから麦茶を湯呑みに注ぐ。雀がチュンチュンさえずる。閑かな風景。直接私の口に入るわけではないが、なんだか秋が楽しみになった。
閑かな風景
ほっとする一時
投稿者 joqr : 11:33
2009年07月06日
2009年7月6日 飲み込まれた街
先日、三宅島に縁あってお邪魔した旨をお話したところ、読者からメールをいただいた。
そこには「阿古(あこ)地区の溶岩遊歩道には行きましたか?」と記されていた。
三宅島村は東京都。品川ナンバーの車が走っていることで実感する。長円形で径7~10キロメートル、面積約55.50平方キロメートル。83年(昭和58年)噴火では溶岩流が西海岸の阿古の約7割を埋没・焼失させた。2000年(平成12)噴火で、山頂にカルデラできるとともに多量の有毒火山ガスが発生したため、9月から約4年半の全島避難が続いた。人口は約2500人。昭和58年の噴火で埋没した阿古小学校の跡が噴火当時そのままの状態で残っているのが溶岩遊歩道。小学校があったということは、この地区にはかつて民家が密集していたのがわかる。それが大方埋没。不幸中の幸いは死者が出なかったことだ。
飲み込まれた街
住民の復興への並々ならぬ努力は想像を超えるものがある。今では旧小・中学校跡から歩いて5分程の所に新しい校舎が出来、体育館は様々なイベントに使用されている。
と同時に自然の驚異的な逞しさも、この遊歩道から強烈に感じる。噴火から4半世紀。当時は想像する余裕もなかった光景が所々に現われている。
ハチジョウイタドリ・・・植物が1m近く根を伸ばし、茶褐色の溶岩の上に命を増やし始めている。その茶色と緑のコントラストは私たちに希望を与えてくれる。400戸の家を飲み込み、溶岩一色だった阿古地区。時が流れ、少しずつ緑が多くなっているという。ハチジョウイタドリの葉がやがて落ち、土になり、低木植物の栄養となる。低木植物がやがて溶岩を覆う。そしていつしか森になる。命のバトンタッチ。そのいつしかは100年単位。壮大だ。自然の営みは、残酷であり慈悲深くもある。その両方ともが自然なのだ。人生も同じ。鉄筋がくの字に曲がり、溶岩が攻め、そして緑が生え始めた光景を見て改めてそう感じた。
悪夢
会話を交わした島のおばちゃんがこうつぶやいていた。
「でも仕方ないよ・・・それが三宅なのだから・・先祖からここに住んでるからね。
みんなここで生きてきたのだから。辛いなんていっていられないよ。
見たでしょ!?あの、溶岩から青葉が出ているの。すごいでしょ!
初めて見つけた時はね、みんな泣いた。手を合わせたんだよ
ここから・・あたしたちの家が埋まってる所から・・。
此処で生きなきゃ、ここで生きていかなきゃ!ってね。
お陰でさ、感謝する心は強くなった。ありがたいってどういうことかわかったよ。」
事実は全部受け止める。そして出来るところから動いていく。
それが自然なのだろう。おばちゃんはちっとも暗くなかった。
命の奇跡
今でも場所によって高濃度ガスが発生する。飛行機も飛ばない。飛行場付近にガスが流れるためだ。チャンスを作って行ってみてほしい。笑顔で島民が歓迎してくれる。
おばちゃん、また会いにいくからね!
希望
投稿者 joqr : 11:04
2009年07月03日
2009年6月21日 三重県 多気郡・多気町県立相可高校 村林新吾先生 生徒代表 3年生 堀内文子さん
村林新吾先生:
三重県の公立高校で普通科・生産経済科・環境創造科・食物調理科の4つの学科をもつ
総合高校。各学科の特徴を生かしながらお互いの協調性を高め、明るく活気ある学校を
目指しています。
お店をはじめたきっかけは、平成14年五桂池ふるさと村「おばあちゃんの店
(農産物直営施設)」の食材を利用した、食物調理科生徒が運営する調理実習施設
としてオープンしました。店の名前は「まごの店」お店を運営しているのは、
1~3年生の食物調理科53名の生徒。学業が優先の高校生のため、営業日は、
土、日、祝日。お盆などの限定期間。将来調理師を目指す生徒が3つの班に別れて
働いています。
堀内文子さん:
主力メニューは3品各1200円
・花御膳:天ぷらや地元の鯛の煮付けなどが入っている
・松阪肉しぐれ茶漬け定食
・まごの店定食(とろろ芋 うどん定食)
メニューを考えるのは村林先生や3年生の生徒が中心です。
おすすめの食材は地元の特産品で、JAから仕入れているヤマトイモ。
ヤマトイモは、大和芋は粘り気が強く、焼いても揚げても、漬けても大変おいしいです。
また、店で出た野菜の生ゴミなどは契約している農家に渡し堆肥として利用。
そこから野菜を仕入れています。
お店をやってみて、時には厳しい指摘を受けることもあるが、自分たちが作ったもの
を食べてもらい「ありがとう!」と、言ってもらえるのは、うれしい。
授業も大事だが、それ以上のやりがいを感じる。店はオープンキッチンで、天ぷらを
揚げている姿などもお客さんから見えているので、手が抜けない。
投稿者 joqr : 12:36
2009年6月21日 細川佳代子さん
細川佳代子さんは1942年、旧満州のお生まれ。翌年、日本に一家で帰国され
神奈川県の鵠沼で生活をされました。上智大学在学中に細川護煕さんと知り合われ、
7年後の71年、ご結婚をされました。
政治家の妻として、長年にわたって細川護煕さんの活動を支えてこられたほか、
90年代以降はボランティア活動に尽力され、94年にはNPO法人
「スペシャルオリンピックス日本(ニッポン)」を設立。長野県での世界大会を
実現されたほか、現在まで国際的な規模のボランティア活動を実践されています。
投稿者 joqr : 12:29
2009年6月14日 料理研究家 本谷惠津子さん
本谷惠津子さんは東京のお生まれ。
上智大学に在学中より料理に興味を抱き、のちに姑になる料理研究家・本谷滋子さんに
家庭料理全般を師事。みずからも料理研究の道を歩まれます。
これまで出された御本に「はかりのいらないお菓子作り」「今日も笑顔で台所」などが
ありますが、近年は、「干し野菜」をテーマにされた「干し野菜クッキング」
「干し野菜のおいしいレシピ」の二冊が注目を集めました。
投稿者 joqr : 12:26
2009年6月14日 岡山県・倉敷市 JA倉敷かさや 倉敷営農センター 秋田誠さん
観光で知られる倉敷ですが・・・。倉敷市は、岡山県の南部に位置し温暖な気候を生かし、
様々な農産物の栽培が行われています。レンコン、ごぼう、トマト等が有名です。
農業塾は管内の遊休地の有効活用をしようとはじまった。過去2回は、講習会のみ
だったが、今回から実践を取り入れました。講習会を受けた人たちが、講習を受けた後
のアンケートで実際に野菜を栽培してみたい!という意見が多かったため実施される
ようになった。
今回で3期目を迎えるもので、参加者は一般の市民の方。一人10坪ほどの土地が
与えられ、開墾作業から行う。週1回JAの組合員が指導に当たっています。
参加者は50歳以上の人がほとんど。今シーズンは50人の希望者があり、
実施しています。
ただ栽培するだけではなく、収穫した野菜は直売所などで販売する予定です。
商売になる・・・というわけではないが、参加者のみなさんは、やりがいを
感じています!秋には畑で収穫したさつまいもを子どもたちと一緒に収穫。
収穫祭などを予定しています。農業塾を通じて、農作物の担い手を育成して
いきたい!
地元には特産品のごぼうなど、美味しい食材がたくさんある。恵まれた食材に
感謝しながら、毎日の食事を大切にしていきたい。
投稿者 joqr : 12:24
2009年6月7日 和歌山県和歌山市 JAわかやま営農生活部営農指導課 田中敦幸さん
しょうがの栽培が盛んなのは栽培に最適な砂地の土壌があるからです。
しょうが農家はおよそ120戸。代々継いでいる家庭が多い。
収穫時期によって呼び方が違い、「新しょうが」と「囲いしょうが」がある。
新しょうがは、白っぽく植えてから180日以内。囲いしょうがは、植えてから
180日以上経ったもの。獲る時期&出荷する時期によって、名前が変わってくる。
収穫時期は、5月下旬から6月いっぱいまでです。
昨年は野菜の偽装問題などがあり、国産品の商品が見直されるきっかけになった。
そのおかげで、値段なども2割以上高く取引されるようになった。
最近では、高知、和歌山以外にも熊本などでも栽培され始めています。
しょうがの栽培は、露地ではなくハウス栽培で行っています。出荷する際の
ハウス内の気温は35度以上!真夏のような暑さの中、黙々と作業しています。
おすすめの食べ方は、新ショウガを甘酢漬けにして食べる。しょうがを薄く切り、
甘酢に漬けた浅漬け。夏場になると各家庭の冷蔵庫に必ずあるほど地元ではポピュラー
な料理です。
良い食とは「地産池消」地元のものを意識して購入する事。直売所が近くにあるので
よく利用している。 スーパーなどに行った時にも、地元のものを購入するように
心がけています。
投稿者 joqr : 12:19
2009年6月7日 比較文学者 小谷野敦さん
小谷野敦さんは1962年、茨城県のお生まれ。
東京大学文学部を卒業後、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の留学を経て
東京大学大学院の博士課程を修了。
比較文学者として現在までに「谷崎潤一郎伝」「夏目漱石を江戸から読む」など
数多くの本を上梓されています。
また評論や小説の分野でも活躍され、ご自身の体験をベースにされた著書
「もてない男」や小説「非望」などを発表されています。
投稿者 joqr : 12:09
2009年5月31日 落語家 柳家三之助さん
柳家三之助さんは昭和48年、千葉県・銚子のお生まれ。
平成7年に柳家小三治師匠に入門。柳家小ざるを名乗ります。
平成11年に二つ目昇進し、柳家三之助と改名。現在は、寄席や落語会に
数多く出演をされています。
そんな三之助さん。プライベートでは大の飛行機マニア。これまで、飛行機に関する
本を二冊出されているほどの傾倒ぶりです。
投稿者 joqr : 12:07
2009年5月31日 神奈川県・小田原市 【番組リスナー】川連和子さん
元々は東京の練馬区に住んでいたが旦那さんの退職を機に、小田原に引越しをしました。
小田原は緑豊で大変住みやすい場所。また以前からの憧れの場所でもありました。
今日は主人が作る鶏肉のつみれ鍋をご紹介いたします。我が家では「与作鍋」と
呼んでいます。
主人は、都内のホテルで働いていました。シェフではないが、料理が好きで、
休みの日などに腕を振るっていました。
オリジナル料理「与作鍋」は、和子さんが命名。北島三郎さんの代表曲「与作」から
きています。胸肉を包丁で叩く音が、「♪トントントーン」とするため。
娘が2人おり、今は結婚したり仕事で別々に暮らしているが昔は冬にこの鍋を作って
家族みんなで食べました。
材料は鶏肉の胸肉、長ネギ、あとは、つなぎの卵、だし汁の昆布、塩、酒、味付けは
薄口しょう油、塩で味を調える。
胸肉を包丁でよく叩いて、ミンチにする。
長ネギもみじん切りにして鶏肉に混ぜる、卵はつなぎに使用。
昆布でだしをとり、沸騰したら丸めて、ダシの中へ
最後にしょう油と塩で味を調え、ポン酢で食べる。
ポイントは、鶏肉の胸肉を包丁でよく叩く事。フードプロセッサーでやってもいいが、
包丁を使うのがポイント。包丁の方が、アジが出ます。
よい食とは親から子どもへ伝える手作りの味。親が料理をする姿を見て、子どもは育つ!
結婚して家を出た娘だが、よく「あの料理」はどうやるの?と連絡があります。
投稿者 joqr : 12:05
2009年5月24日 熊本県・八代市 JAやつしろトマト加工研究会 岩田美江子さん
熊本県南の中心的な都市で、熊本市に次いで人口が多い田園工業都市です。
八代の特産品といえば、日本一の生産量を誇る畳の原料であるイ草です。
八代は、「冬春トマト」の日本一の生産地です。使用するのは「はちべえトマト」
という品種です。ビニールハウス内に害虫が嫌う黄色灯を灯し、農薬の使用を
押さえて栽培したトマトは、昔ながらの自然の味がして、おいしいと評判です。
収穫時期は11月~6月頃です。冬春トマトは糖度が高い。
加工トマトというと、従来はケチャップやピューレといった商品しかなかったので、
そこで目新しい商品を作ます。ことはできないか?という事で、ドライトマトを発案しました。
8~10等分に切ったトマトを1日かけて乾燥機で乾燥です。全て手作業で行っています。ドライトマトの特長は乾燥させることによって、生食のトマトよりも栄養豊富です。
カロテンとリコペンが、たっぷり含まれていまるので、健康維持のサプリメント
としても利用可能。
おすすめの食べ方は、一度お湯に戻して、酢を加えて野菜などと混ぜてサラダや
パスタのトッピングに!そのままカレーに入れても、酸味&コクが出ます。
トマトは徐々に認知されてきたので、今後はトマト以外にも特産品である
アスパラなど試作しています。
自分たちは、消費者であり、生産者でもある。今後も直売所などへ、安全で安心なものを
提供していきたいです。その事が「よい食」に繋がる!
投稿者 joqr : 11:57
2009年5月24日 川村蘭太さん
川村蘭太さんは1945年、長野県のお生まれ。
大学中退後、コピーライター、CMプロデューサーなどを経て、
81年、ひょんなきっかけで「黒沢エンタープライゼズ」に入社。
以来、黒澤明監督がお亡くなりになるまでのおよそ20年間、
公私にわたって黒澤さんと交際をされてきました。
現在発売中の著書「黒澤明から聞いたこと」は、黒澤監督の思い出や
素顔を魅力的に語られた一冊です。
投稿者 joqr : 11:44
2009年5月17日 江戸川大学 鈴木輝隆教授
鈴木輝隆さんは1949年、名古屋市のお生まれ。北海道大学を卒業後、神戸市役所、
山梨県庁などに勤務され、地方自治に関して様々なお仕事をされてきました。
近年は、国土交通省「国土審議会」の委員や内閣府の研究会のメンバーとしても活躍。
また、北海道のニセコや長野県・小布施の「地域づくり」計画に参加され、地方の再生に関して、
現場で発言をされてきました。現在は江戸川大学・社会学部の教授でもいらっしゃいます。
投稿者 joqr : 11:21
2009年5月17日 埼玉県深谷市 JAふかや営農経済部 指導販売課 植竹和彦さん
埼玉県北西部に位置し、群馬県との県境にある深谷市。深谷ネギと聞いてピンと来る
方も多いのでは?
JAふかやの「ほうれんそう」や「ねぎ」の結束テープには、HPアドレスと
生産者番号が表示してあり、情報をパソコンで検索すると残留農薬検査結果や
生産者の顔、野菜づくりに対するコメントを確認できます。テープの色は赤で、
それが目印になっています。
平成17年から始まった取り組みで食の安全性が叫ばれ始めた時期。この取り組みを
行う事によって、生産者側もプライドを持って、野菜作りに取り組むようになった。
JAふかや管轄内のおよそ1割の農家50名が参加。参加しています組合員は、
化学肥料や農薬を通常の半分以下に抑えて販売。県の「特別栽培農産物」の認証を
受けています。
赤いテープで、目立ち、華やかだという意見が多い。何よりも安心して購入できると
好評です。今後は種類を増やしていきたい。
投稿者 joqr : 11:19
2009年5月10日 埼玉県・本庄市 JA埼玉ひびき 経済課 蓮博政さん
本庄市は、埼玉県の西北に位置する町。群馬県伊勢崎市にも隣接しています。
水と緑豊かな自然環境に恵まれたところでネギ、キュウリ、等の野菜やぶどう、
いちご等の果樹栽培も盛んです。
野菜の出張販売サービスをはじめたのは、平成17年。ある地元企業から話があり、
そこの社員さんが買物時間がないため、野菜の出張販売を行って欲しいとの
要望があった。
それまでJAでは地元の野菜をアピールしようと各種イベントへの出店参加、
保育園への園児の昼食食材供給、などの活動をしていた。
私たちJA側も、自分たちの野菜をアピールできるチャンスだと思って快諾。
スタートしました。
現在、月2回お昼12~午後1時までの一時間、30~50品目を小袋詰めにして、
500~600個を販売。今の時期の人気商品は、トマト、いちご、きゅうりなどです。
はじめた当初は認知度がなく、販売するのに大変苦労した。
現在は、社員の方も「毎月○○にやってくる!」と、直売を楽しみにしている方も
多く、完売してしまいます。
噂を聞きつけ、市内にある他の企業からも社内で野菜を販売して欲しいと要望があった。
今後も、地元野菜を様々な形でアピールしていきたい!
投稿者 joqr : 10:58
2009年5月10日 中村富十郎さん
中村富十郎さんは昭和4年、四代目・中村富十郎さんと舞踊家・吾妻徳穂
(あづま・とくほ)さんの間にお生まれになりました。
戦時中の昭和18年、坂東鶴之助を名乗り初舞台。立ち役、女形の両方で
活躍をされ、昭和47年に五代目・中村富十郎を襲名されました。
平成6年、人間国宝に認定。踊りの名手としても知られ、今月末には
歌舞伎舞踊の会、「矢車会」を主宰されます。
プライベートでは小学校に通う2人のお子さんのお父様でもいらっしゃいます。
投稿者 joqr : 10:53
2009年5月3日 マグナム小林さん
マグナム小林さんは昭和46年、千葉県・千葉市のお生まれ。
平成6年、早稲田大学を卒業後、落語家の立川談志さんに入門。
「立川小談林(こだんりん)」を名乗り、数年間の活動をしますが、
上納金の未払いが原因となり、破門をされてしまいます。
その後、特技のバイオリンを使い、有楽町の街角で路上パフォーマンスを始めます。
次第に話題になり、数多くのステージ、落語会などに出演。
現在は落語芸術協会の会員として、寄席の高座にも立たれています。
投稿者 joqr : 10:51