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2009年03月30日

2009年3月30日  準備万端

17年ぶりにラケットを握った。4月に中2となる愚息がテニスをかじっていて、近くにある公園で一緒にやろうと言われたのだ。正直やりたくなかった。ラケットは持っている。当時人気だった、プリンスプロというデカラケ。今では物置の片隅だ。何よりスクールに通った訳でなく、初心者である。運動不足もいいところだし。何度も押され、父親の威厳を保つため渋々シューズを履いた。ラケットは見つかるはずもなく、息子のモノを借りる。咲き始めた桜の側で入念に体をほぐす。息子が笑って見ている。ラケットを握る。明るい兆しを感じた。ラケットが思いの外軽い。バドミントンとは言わないがこれなら球は受けられる。

息子がサーブを打つ。ひえー!速い!そんなサービス受けたことない!だって、ちゃんとした試合などしたことないのだから。不幸中の幸いは、息子のコントロールが悪く、私の前にはボールがこないこと。すかさず声を掛けた。「おーい!今日はテニスコートじゃないし、サーブ調子悪いから、ラリーにしよう!」頷く息子。ああ、助かった。それから、暫くラリーを続けた。公園なので凹凸がある。バウンドに変化があり適度にボールが逸れて休みがとれる。30分続けた所で息子に電話。助かった。仕舞い際、息子が一言。「お父さん、凄く練習できた。またやってね!」「おう!」この言葉の続きは心で呟いた。「マイゴッド!」早くも脇腹に疲れを感じる。少し走るかなあ、こっそり。

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準備万端

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私はだあれ?

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もう一つの季節・・桃

投稿者 joqr : 09:51

2009年03月25日

2009年3月8日 群馬県・甘楽郡・甘楽町 甘楽町役場 振興課農林係 松沢計作さん

群馬県の南西部に位置する町で人口はおよそ1万4千人。そば以外の特産品は、ねぎや味噌、こんにゃくなどです。
平成8年から、放置畑を活用した「ちぃじがき蕎麦入門講座」がスタート。農家の高齢化や後継者不足などにより、畑が次第に荒廃するのを防ぐため土地を有効活用しようとはじまった。一口1万円で1aの畑のオーナーになり、地元の方の指導のもと、蕎麦栽培と蕎麦打ちを体験することができます。
「ちぃじがき」という名前の由来は、甘楽町は坂が多く、平らな場所に畑が作れない場所が多い。そこで古くから自然石を積み上げた「ちぃじがき」と呼ばれる石垣で段々畑を築き、農業が営まれてきた。そこから名前をりました。
講習は5回に分けて実施。8月中旬頃種まきをし、11月収穫、12月にそば粉を使用し手打ちそばにして、収穫祭を実施いたします。
収穫祭では、JAの方の協力もあり野菜の直売なども行う。参加される方は、今年度は30~60代58名が参加。地元半分、それ以外は東京方面から車で2~3時間掛けて参加する人もいます。参加者の中には、初心者の方もおり、鍬の持ち方から始まる事も!自分で育てたそばのため収穫祭の際、達成感はひとしおです。

投稿者 joqr : 11:25

2009年3月1日 秋田県 鹿角郡小坂町 有限会社ポークランド 総務販売部 石川保さん

小坂町は北東北3県(青森、秋田、岩手)のほぼ中央に位置し、奥羽山脈が形成する花輪盆地に沿って広がる。特産品はヒメマス、蜂蜜、たけのこなど有限会社ポークランドでは、
飼料用のお米で育てた豚がいます。ポークランドは平成7年にオープンした農場で30ヘクタールの敷地面積に3つの牧場があり、常時6万頭の豚を飼育しています。ポークランドでは、生協グループから平成18年に依頼があり、飼料米を使った豚を飼育開始。ブランド豚「日本の米豚」の出荷を平成19年からスタートしました。
飼料用米に使われている品種は「ふくひびき」というもの。飼料用米は、水田の水はけが悪い土地でも生産が可能。通常の稲作と変わらない労力で栽培でき、農業機械もそのまま使える点が有利。場所によっては。栽培は休耕田等でも行うことがあり、耕作放棄地減少にも一役買っている。
こちらで使用している飼料用米は、JAかづのが中心となって地元の稲作農家に栽培指導をしている。
現在はJAかづのを通じて生協グループのパルシステムの会員に出荷している。平成19年は2700トンを出荷。20年は3500トン。徐々に認知され、お米を使用することで、脂の質がよいと好評を得ています。

投稿者 joqr : 11:21

2009年3月8日 藤野邦夫さん

藤野邦夫さんは1935年、石川県のお生まれ。
早稲田大学文学部を卒業後、出版社勤務を経て、近年は英語・フランス語の翻訳家として活躍をされています。
そして、ご本業のかたわら、自らのがん克服経験をもとにされた「がん難民コーディネーター」としても活動をされ、数多くの患者さんの相談に乗っていらっしゃいます。

現在発売中の藤野さんのご本が「がん難民コーディネーター」。75万人とも言われる「がん難民」の問題をクローズアップした話題の一冊です。

投稿者 joqr : 11:11

2009年3月1日 江波杏子さん

江波杏子さんは1942年、東京のお生まれ。
1960年、17歳の時に大映ニューフェイスとして映画界にデビュー。
「女賭博師」シリーズ全17作など、数多くの映画作品に出演をされました。

近年は、映画だけでなく、「ちりとてちん」「ごくせん」などのテレビドラマ、舞台劇の世界でも活躍をされ、今月末からは新作の舞台「ストーン夫人のローマの春」に出演をされます。

投稿者 joqr : 11:10

2009年2月22日 江波杏子さん

江波杏子さんは1942年、東京のお生まれ。
1960年、17歳の時に大映ニューフェイスとして映画界にデビュー。
「女賭博師」シリーズ全17作など、数多くの映画作品に出演をされました。

近年は、映画だけでなく、「ちりとてちん」「ごくせん」などのテレビドラマ、舞台劇の世界でも活躍をされ、今月末からは新作の舞台「ストーン夫人のローマの春」に出演をされます。

投稿者 joqr : 11:08

2009年2月22日 山梨県 南アルプス市 JAこま野 女性部 飯野支部長 川手智恵美さん

山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する南アルプス市農用地がおよそ11%、森林原野がおよそ73%を占めており、緑豊かな環境です。
飯野地区はさくらんぼ、桃、ブドウの栽培が盛んな土地で、平成18年から、「女性果樹専門研修会」を実施しています。研修会は農閑期の10月から3月まで月1回開催しています。
研修会がはじまったきっかけは、どうしても普段の活動は、男性中心になることが多いので、「女性にもできる果樹作りを!」という声がJAに寄せられ、研修会が行われるようになった。研修会は評判が良く、現在30名が参加しています。
研修内容は、山梨県果樹試験普及センターが全面協力のもと、今年度は「美味しい桃の作り方」となっています。桃の木のせん定、作り方だけではなく、市場に出回る糖度の高い桃を研究したり、経営面の勉強も実施します。
実際に研修会を開いてみて、これまでは旦那さんの理屈や経営方針がありなかなか意見できないというメンバーもいましたが、この研修会をきっかけに果物に関しての意見や作り方に関して、自分の意見が話せるようになった。今年もすでに4回実施。今後は自分たちの手で作った「桃」を販売できるように取り組んで行きたい!

投稿者 joqr : 11:06

2009年2月15日 長野県諏訪市 株式会社マツキ 専務 松木久茂さん

株式会社マツキは、昭和14年創業の寒天製造メーカー。現在20名ほどの従業員で、寒天作りを行っている。マツキがある長野の諏訪地区では、寒天メーカーが20ほどある。
そもそも寒天はテングサやオゴノリなどの海藻類を煮て溶かし、布などを使ってろ過して、それを固めるとところてんができる。このところてんを角形に切り、自然に凍結させ天日乾燥させて作られます。
長野県ではなぜ寒天が盛んに作られているかというと、農家の農閑期となる12月中旬から2月に掛けて昔から副業として行われてきた歴史があるからです。
寒天つくりに必要なのは「寒さ」と「適度な乾燥」。寒天作りの気候が適しているため、寒天業が発展した。東北地区などは、気温は低いが雪が多いため、どうしても湿度が高くなってしまう。そのため、寒天を作ることができないのです。
松木さんのおすすめの食べ方は、ご飯と一緒に炊く事。寒天は無味無臭。一緒に炊く事で、食物繊維も一緒に摂ることができます。
2月16日は長野県寒天水産加工業協同組合が2005年に制定した記念日です。ちょうどその頃、テレビの情報番組で寒天が紹介され健康食品として注目を集めた。天然製造の寒天は、2月のこの時期に大詰めとなることなどから、2月16日が「寒天の日」に選ばれました。

投稿者 joqr : 10:59

2009年2月8日 神奈川県 南足柄市 おやじ倶楽部 会長 川崎堅三さん

去年の4月に南足柄市社会福祉協議会が開催した「おやじの料理教室」をきっかけにグループ「おやじ倶楽部」を結成した。さらに、料理だけではなく、食材も自分たちの手で!と考え野菜を作る「おやじ農園」もスタート
「おやじ倶楽部」の年齢層は、定年退職したメンバー62歳から75歳まで男性のみ。
メンバー10名で市内の休耕田を利用して活動中です。
現在〈冬〉は露地栽培で大根やブロッコリーを栽培。JAに所属している方をアドバイザーに招いて野菜作りの基礎を学んでいる。活動は週2回です。
野菜作り以外にも、様々な活動をしている夏には社会福祉協議会の知的・身体障害児一時預かり事業「しゃぼんだまの会」のメンバーと一緒に収穫祭を開催しました。きゅうり、トマト、なす、さつまいも堀りなど。自分たちの作った野菜を食べてもらい、とてもうれしかったです。
ただ自分たちで栽培するだけではなく、地域の方と交流があるので、大変やりがいがある。次回もぜひやりたいと福祉協議会から依頼があるほどです。
年末にも「健康フェスタ」に参加し、パスタを振舞ってきた!今後も地域のイベントに積極的に参加していきたい!

投稿者 joqr : 10:53

2009年1月25日 栃木県・芳賀郡・芳賀町 惣菜工房 「旬彩おふくろ」 宇塚田勝子さん

芳賀町は、栃木県の南東部に位置する町。県内でも代表的な米どころとして知られている。
近郊型の農業が盛んで代表的な特産品は梨「旬彩おふくろ」をはじめた、きっかけ平成13年からはじめたお店で、道の駅「友遊はが」内に設立しました。
自分たちの栽培した野菜を利用して美味しいおかずを提供しようと主婦3人でスタート。現在は8人で営業中です。
人気商品はサラダや煮物、コロッケ類。今の時期は、「しもつかれ」という郷土料理がおすすめ。しもつかれは、節分で使用した豆を使い大根、にんじん、酒粕、新巻鮭、油揚げなどをじっくり煮込んだものです。
メニューはそれぞれの主婦がこんなメニューはどうか?と提案し試作を繰り返し、新メニューを開発している。メニューは本やテレビの料理番組を参考にしている。
宇塚田さんは食べ歩きが大好きで、様々なお店の料理をアレンジしています。
食材の仕入れは道の駅の直売所から仕入れたり、少量だが自分たちの作っている野菜を持ち込んでいます。お客さんの反応は、お惣菜をg単位で少量ずつ購入できるため当初はお年寄りに人気があった。それが口コミで徐々に広がり、今では周辺の一人暮らしの男性や家族連れにも支持されている

投稿者 joqr : 10:48

2009年1月18日 東京都 「株式会社じょうえつ東京農大」代表取締役 藤本彰三

現在の日本の農業で一番問題になっているのは農家の後継者不足。それは、お米の名産地新潟県上越市でも同じこと。このまま、日本の農業が衰退してしまうのは本当にもったいない!そこで株式会社を設立し、有機農業に取り組む事を決定した。設立するに当たって、上越市の協力もあり実現しました。
大学が会社組織を設立するメリットは、実際に大学での研究成果を農業・農村現場で実践する事ができること。また学生が講義・実験などを通じて習得する知識や技術を実践することができることです。
職員は現在3人。現地の方と、大学の卒業生が1人。上越市に在住。10haの農場を経営しています。まだプロジェクトは始まったばかりで今年から本格的な取り組みが始まる予定です。
今は土地作りのための開墾作業。試験的に栽培したお米や野菜は、農大のインターネットを通じて出荷しました。アイガモ農法や再生紙のシートを使用した米作りを実施。「再生紙マルチ」はダンボール古紙から製造されました。
シートを敷くことで、田面を遮光し、雑草を抑制する土地がまだやせている状態なので、土作りを行い新潟の特産品であるコシヒカリの有機栽培を目指す。
将来的には、自分たちの作った野菜を生かしたレストランを開設し、地域の活性化につなげたい!大学と会社の意味ある連携を目指す。

投稿者 joqr : 10:42

2009年2月15日 康宇政さん

康宇政さんは1966年、東京のお生まれ。
東京写真専門学校放送芸術科を卒業後、フリーの演出助手として活動。
90年代にディレクター・デビューをされ、これまでに数多くのテレビ番組、ビデオ作品を監督・演出されてきました。

本年、はじめての長編ドキュメンタリー映画「小三治」を発表。当代随一の落語家、柳家小三治師匠をモチーフにした1時間44分の作品です。

投稿者 joqr : 10:26

2009年2月8日 佐藤和歌子さん

佐藤和歌子さんは1980年、神奈川県のお生まれ。

慶應義塾大学に在学中の2003年、さまざまな住宅の「間取り」を記録・分析した『間取りの手帖』を上梓。一躍話題になりました。

大学卒業後はフリーライターとして多くの雑誌や書籍に執筆をされています。
現在発売中の最新刊が「悶々ホルモン」。
佐藤さんが東京を中心に、44軒の「モツ焼き屋さん」を訪ね、食べたり飲んだりした見聞録とも言える一冊です。

投稿者 joqr : 10:25

2009年2月1日 板倉徹さん

板倉徹さんは1946年のお生まれ。70年に和歌山県立医科大学を卒業。
その後、カリフォルニア工科大学生物学部への留学などを経て、94年から、母校の脳神経外科教授を務められています。

「脳の専門家」として数多くの発言をされ、現在は著著「ラジオは脳にきく」が発売中。

また、96歳の現役医師、日野原重明さんとのトークをおさめたCD「若々しく脳を保つ行き方」もリリースされています。

投稿者 joqr : 10:24

2009年1月25日 三浦展さん

三浦展さんは1958年、新潟県・上越市のお生まれ。
一橋大学社会学部を卒業後、雑誌「アクロス」の編集長、三菱総研主任研究員などをへて、現在は消費社会研究家、マーケティング・アナリストとして活躍をされています。

これまでに書かれたご本に「下流社会」「日本溶解論」などがあり、日本社会の格差、家族、若者の生活に関して多くの発言をされています。

三浦展さんの最新刊が「女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?」。
各方面で話題の一冊です。

投稿者 joqr : 10:22

2009年1月18日 麻生洋央さん

麻生洋央さんは1948年、千葉県のお生まれ。

日本大学を卒業後、独学で珈琲の焙煎技術を習得され、1973年、千葉県市川市に喫茶店「麻生珈琲店」を開店されました。

また、江戸時代に日本で造られ、海外に輸出されたコーヒーカップの研究・収集を続けられ、市川市にある「里帰りカップ資料館」の館長さんでもいらっしゃいます。

投稿者 joqr : 10:20

2009年03月23日

2009年3月23日  京都の春

東京も桜が咲いた。日曜は春の嵐。開花直後の嵐でよかった。一週間後なら花散らしになるところだった。目覚めてカーテンを開けると、外がいつも以上に明るかった。雪の朝の様。木蓮の純白が辺りをより明るくしていた。思わず声をあげ、笑顔になった。100年に1度の経済危機。荒みがちな気持ちを自然は優しく包み込む。何と美しい季節。次は桜が私たちの心を浄化する。まだ蕾のそれが私に問い掛けた。「あなたが一番大切にしなくてはいけないものは何?」1つ深呼吸をし、遠くを眺めた。

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京都の春

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ねねがいた場所

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ねねがみた庭

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時が止まる空間

投稿者 joqr : 10:25

2009年03月16日

2009年3月16日  うみとたいよう

13日に福岡から桜の便りが届いた。そして近所の花色も赤から白に変わりつつある。長命な梅の傍らで、椿の花があと2輪。さらにその先、木蓮の蕾が膨らみを増した。その膨張の様は、春光に誘われ白いおかきを油に入れた瞬間の様。朝は固かったはずなのに、陽に照らされたそれは、もう食べ頃の大きさに変わっている。

今回浜さんとの旅で改めて琵琶湖の大きさに感動した。それまで接した湖は、諏訪湖・河口湖・山中湖。その延長位に思っていたら・・・この写真。何も遮るものが写らない。「湖(うみ)」である。その湖に川端(かばた)の水も流れ込む。川端の水は生活用水、古からの知恵が働いている。食事後の皿洗い、流れ出る残飯を飼っている鯉がきれいにしてくれるのだ。まさに共生。今回お邪魔した針江地区、魚も野菜もそしてコメも全て地の物。地産地消が平安時代から続いているという。何より美味で豊富な水があってこそ。改めて日本は水に恵まれている事を感じた旅だった。

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うみとたいよう

投稿者 joqr : 10:23

2009年03月09日

2009年3月9日  ここから始まる

久しぶりに番組は外からお届けする運びとなりました。
いい旅でした。ご期待ください!
先ずは、光景を御覧戴きましょうね!

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ここから始まる。

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細やかな・・

投稿者 joqr : 10:26

2009年03月02日

2009年3月2日  ほのか

1月は、いく・・2月は、逃げる・・こう言われる。確かに1月は正月休みと成人の祝日があるから、半端な気持ちで2月にバトンタッチする。2月は元々3日ほど短い上に建国記念の日も休めるので、まさしく逃げるように弥生となる。3月は、去る。雛祭りに始まり、年度末ならではの気忙しさが包み込む。卒業はじめ区切りの場面が多く、半ばには確定申告の期限もあるから、まさに去るように過ぎていく。そんな中自然に目をやれば、梅が咲き、水仙が私たちの目を楽しませ、菜の花も独特の香りを風に乗せる。忙中閑あり、この気持ちを忘れずにいたい。

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梅か

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密やか

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煌びやか

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ほのか

投稿者 joqr : 10:23