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2008年06月30日

2008年6月30日  38年前かあ

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38年前かあ


梅雨の中休みに築地を歩いた。隅田川には幾つも橋が架かるが、威勢のよい名前は何といっても勝鬨橋である。今から103年前に日露戦争旅順陥落祝勝記念に由来する。完成は68年前。橋長246メートル。東洋一の可動橋と呼ばれるほどの評判だった。当初は1日5回、20分づつ跳開していたという。しかし時代の流れには逆らえず1970年を最後に橋は跳開していない。あれから、約40年、ではもう開かないかというとそうではない。勝鬨橋を火山に例えると、休火山にあたる。一昨年都が調査をかけた。すると、開閉には問題なしと報告がきた。制御機器さえ修繕すれば開くのである。開く角度は70度、かかる時間も70秒。うーん、実況してみたい!

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あの頃と今

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点灯可能!

投稿者 joqr : 10:51

2008年06月29日

2008年6月29日 千葉県山武市 JA山武郡市 豊岡支所スイカ部会 石田邦夫会長

千葉県・山武市は、2006年に4つの市町村が合併してできた市で、千葉県の東のはじに位置する。市内には九十九里浜があり、太平洋に面している。稲作はもちろん、野菜や果実の生産も盛ん。
スイカが特産で、その名も「豊岡ドラゴン」というスイカです。豊岡ドラゴンは、小玉スイカで、平成17年に商標登録した地元のブランド品。小玉スイカは、20年以上前から作っているが、豊岡の近くには、既にスイカの名産地である富里市がある。差別化しようと、インパクトのある名前を付けた。
このスイカは、枕型の小玉スイカで、通常のスイカよりも糖度が12~13度と高く、小さいながらも甘味が凝縮されている。
 栽培するにあたって、苦労されているところは、豊岡ドラゴンは、花粉が少ないためハチなどによる受粉作業ができない。そのため、手作業でしなければいけない。手間がかかる。 実を大きくするために、ツルの剪定にも手間をかける。
見た目がかわいく、味がしっかりとしていて美味しいと好評!
豊岡ドラゴンは、巣鴨、豊島、世田谷区の青果市場に出荷している。今後、生産農家も増やし、もっとメジャー化したい。

投稿者 joqr : 13:00

2008年06月28日

2008年6月29日 岡崎武志さん

1957年、大阪のお生まれ。
立命館大学を卒業後、編集者などをへて、執筆活動をはじめられました。
古本に関するエッセイや、書評を書かれることが多く、これまで書かれたご本に『古本でお散歩』『古本極楽ガイド』などがあります。
現在発売中の最新刊が『女子の古本屋』。

投稿者 joqr : 11:00

2008年06月23日

2008年6月23日 スモールワールド

晴好雨奇という四字熟語がある。山水の景色、晴れていれば勿論だが雨は雨で趣がある、という意味だ。梅雨も本番、連日の傘差しに岩手・宮城内陸地震被災地を心配しつつ、庭作業が出来ない自分がいる。ふと一週間前に近くのお茶屋が開いていたワゴンセールで衝動買いした皿を思い出した。幅15センチ長さ50センチの茶褐色。その渋い色合いと妙に長い形状。さらに700円という安さに思わず手を出した。当初は刺身を何点か盛ろうかと考えていた。それはそれで悪くないが、何か斬新な感じには遠い。ここは何か統一性を持たせ、かつ簡単な料理は出来ないものか・・・。浮かんだのがこちらの写真だ。材料は違えどタレは同じ。ニラダレだ。韮の刻みに出汁醤油、そしてオリーブオイルを調合した。茄子焼き、はんぺん焼きにはそのまま。レンコンとタコの炒めものにはタレをかけ回し、水分を少し飛ばす感じで味を馴染ませる。皿とタレの色が溶け込み、味も見た目も満足。晴耕雨読もいいけれど、出来るところで動く、これもいいものだ。


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スモールワールド

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雨とは(和)?

投稿者 joqr : 10:22

2008年06月22日

2008年6月22日 お休み

「あなたを訪ねて」のコーナーは、お休み。

投稿者 joqr : 11:30

2008年06月21日

2008年6月22日 佐々木秀実さん

1980年、長野県のお生まれ。
小さい頃から、三味線や邦楽にかこまれた環境でお育ちになり、
4歳で日本舞踊・三味線のお稽古を開始。
13歳の時、闘病中に聴いたエディット・ピアフの歌声を聴き、
シャンソンの魅力に目覚められました。
17歳で、日本シャンソン・コンクール東京大会に最年少で入賞。
フランス・パリへの留学を経て、
2002年、メジャー・デビューをされました。
現在はシングルCD「聞かせてよ愛の言葉を」がテレビドラマから火が付き大ヒット中。

投稿者 joqr : 12:00

2008年06月16日

2008年6月16日 地産色

14日土曜日、7時半に起きて読書を始めた。1時間程すると、体がフワッと揺れた。立ち眩みのような感覚。年のせいかと不安になりながら電灯をみると、揺れている。これが、岩手宮城内陸地震の長期波で、甚大な被害が出ているのを知ったのは、暫くしてからだった。亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方にお見舞い申し上げる。震源に近い駒の湯温泉は行ってみたい場所の一つだった。友人曰く、湯の川に身を沈め、放流されてる魚のような感じだよ。湯量が豊富なのだ。そんな秘湯が土石流にやられるなんて。中国四川で大地震があったばかりで自分達も気を付けなければ、と考えていた矢先だ。改めて、できうる備えを確認したい。我が家の花は色とりどり。自然の牙は出来ることなら見たくはないが、美しさならいつでもあってほしい。


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地産色

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フラワータワー

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黄色の時

投稿者 joqr : 10:22

2008年06月15日

2008年6月15日 立川談春さん

昭和41年、東京のお生まれ。
昭和59年、17歳で落語家の立川談志さんに入門。
立川談春を名乗ります。
平成9年に真打昇進。
近年は「談春七夜」と銘打った七日連続の独演会を開くなど著しい活躍をされ、
独演会のチケットが入手しにくい落語家の1人として知られています。
現在は、はじめての著書「赤めだか」が発売中。
こちらは、談春さんが前座時代の思い出を綴られた話題のご本です。

投稿者 joqr : 16:19

2008年6月15日 お休み

「あなたを訪ねて」のコーナーは、お休みです。

投稿者 joqr : 11:26

2008年06月09日

2008年6月9日 当たり前の美・・・

わがパソコンが壊れた。
ある日突然、初期化状態。
何にも残っていない。
接続やテレビも見られない。
インストールの仕方もすぐにはわからない。
コンピュータは全部そろっていて当たり前。
ゴミぐらい残っているかと探したが、きれいに、本当にきれいに消えている。
復元のシステムをクリックしても・・・・空しい。
世の中、何が起きるかわからない、この言葉は真実だ。
数年書き溜めた絵日記も旅立った。
また1から出直し。
ま、いいか。やる気は以前の倍出たから。
どうぞ、バックアップをお忘れなく。


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当たり前の美・・・

投稿者 joqr : 15:41

2008年06月08日

2008年6月8日 東京都調布市 JAマインズ 調布地区 イチゴ生産農家 齋藤修太郎さん

JA東京マインズでは、30代のみなさんが中心になり、イチゴを作っている。
私の他に3人、イチゴ作りに取り組んでいる。品種は、イチゴの「紅ほっぺ」「とちおとめ」2種類をみんなで作っている。
イチゴ作りをはじめたきっかけは、平成17年に開催された「フレッシュ&Uターン農業後継者セミナー」に参加した事がきっかけ。これは、東京都とJA東京中央会が主催したもの。そこで練馬区在住のイチゴ農家 関口さんに出会い、イチゴ作りをはじめることに。
イチゴ栽培をする前は、両親の後を引き継いでお米作りをしていた。 新たな事をはじめたいと思い、地元の30代の仲間と一緒にイチゴ作りを始めた。
イチゴを作るにあたって苦労したことは、JAマインズでは、自分たちしかイチゴを栽培していない。すぐ近くで相談する相手がいなかったため、自分たちで協力し合い、情報交換をしながら手探り状態ではじめた。苦労もするが勉強にもなる。
イチゴはJAの直売所や地元のスーパーで販売。地元で作ったイチゴということで、評判がいい。
今後については、まだまだはじめたばかりだが、徐々にイチゴを作るコツがわかってきた。今後は他の3人と協力し販路を拡大。調布の特産品として、イチゴ作りを続けて行きたい!

投稿者 joqr : 17:22

2008年6月8日 増田剛己さん

1958年、山口県・下関のお生まれ。
大学を卒業後、出版社勤務などを経て、現在は
フリーライターとして活躍をされています。
また、東京都内を歩いて移動する散歩愛好家としても知られ、
現在は「散歩」「東京散策」についての原稿も数多く書かれています。

投稿者 joqr : 16:18

2008年06月02日

2008年6月2日 命に感謝!

久しぶりに朝陽で迎えた日曜、延び延びになっていた庭の雑草取りをした。延び延びの分だけ伸び伸びしていた奴らだ。雑草と一口に言っても、10種類は生えていようか。面白いのがその勢力図が年々変わる事だ。昨年から大方を占めているのが『シロツメクサ』。160年前にオランダから荷物の緩衝材として持ち込まれ、明治時代に飼料用が野生化して今日に至る。またの名は『クローバー』。この繁殖力たるやもの凄い。地面の栄養分を吸い尽くされてしまうのではないかというくらい地面を立派な茎が這う。花言葉が「約束」「私を思って」と言うらしいが、「此処に生えてね!」などと約束した覚えはない。ましてやあなたを思いやると、野良猫がそのフカフカの草の上でおみやげを残していってしまうのだ。四つ葉のクローバーを見つける暇もなく「ブチブチ!」手で茎を地面から剥がしていく。瞬く間にゴミ袋が2つ出来上がった。剥がした下から以前主だった芝が色を悪くしながら顔を出した。同時に直径5ミリ近い立派なミミズも慌てて土中に潜り込もうとしている。どうやら土の栄養はばっちりの様だ。自分の了見の狭さをミミズから感じた。八王子に移り住んで10年。庭に、自然に触れる事で様々な事を教えられる。今年初めてのヤブ蚊に刺されながらも、八王子(此処)に住んで良かったと思う。5年前に母の日に鉢で買い庭に植え替えたバラが、今年も鮮やかな赤い花を咲かせた。大地ってすごい!


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命に感謝!

投稿者 joqr : 10:45

2008年06月01日

2008年6月1日 静岡県沼津市 JAなんすん プチヴェール生産者 山本孝雄さん

沼津の農作物には、「ぬまづ茶」や「ヤマトイモ」の生産が盛ん。お米作りも盛んに行われている。そして、「プチヴェール」という野菜を作っています。
「プチヴェール」とは、ミニキャベツの事。平成13年に、JAなんすんプチヴェール専門部会を沼津市大平地区で立ち上げた。当初は地元では4人しか作っていない、マイナーな野菜だった。
地域農業の姿を知り、理解と親しみを持って貰うための取り組みとして、市内の4中学校の学校給食で導入された。これがきっかけで、徐々に使用する学校も増え、現在では、沼津市の全ての小中学校、40を越える学校給食で使ってもらっている。緑色のミニキャベツだが、茹でるとクリーム色になる。それにドレッシングやマヨネーズをかけて食べる。
「プチヴェール」という野菜が子どもたちを通じて地元で徐々に浸透。給食でも残す人が少ない人気メニューとなっている。
この成功をきっかけに、地元のたまねぎ、みかんの缶詰、豚肉、お米、茶の供給も開始し、牛肉も学校給食に供給されはじめたと聞いている。まさに地産地消!

投稿者 joqr : 17:16

2008年6月1日 神崎宣武さん

1944年、岡山県のお生まれ。
武蔵野美術大学に在学中から民俗学者の宮本常一氏に師事し、
日本人の歴史的文化・風習についての研究をはじめられました。
これまで書かれたご本に「まつりの食文化」「江戸の旅文化」などがあり、民俗学の知識をわかりやすく伝える内容には定評があります。
現在は「旅の文化研究所」の所長を務められているほか、
岡山県宇佐八幡神社の宮司さんでもいらっしゃいます。

投稿者 joqr : 16:17