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2007年02月20日

また涙子さんにお会いしましたね

 19日の月曜日、内幸町ホールの遊雀さんの会で、同じ列の席2つ隣に
涙子さん発見! ほんと、お互い落語ビンボーを絵に描いたような図式。
 柳家三太楼改め、三遊亭遊雀……三太楼時代から注目の落語家さん
でしたが、一皮むけた感じで、芸風も少し変わりました。もちろん、いい
方に変わったと思います(今のところは)。声に厚みが出て、弾け方が
ダイナミックになったように感じます。いいですね〜 大いに笑わせてい
ただきました。
 ゲストで登場の、(新しい)師匠の三遊亭小遊三師……   遊雀さんも
いい師匠に恵まれたものです。今後の活躍がますます楽しみになりま
した。

 本日20日は、ル・テアトル銀座の『読売GINZA落語会』で、初っぱな
に遊雀さん登場。『強情灸』で爆笑を誘ってました。今回は、仲入り後、
正蔵さんと歌丸師が、『双蝶々』の定吉殺し〜雪の子別れをリレーで
という趣向がウリ。しばらく歌丸師を敬遠していた自分を、今日は恥じ
ております。十八番の『双蝶々』だったとはいえ、歌丸師の高座は鬼気
迫るものがありました。生の高座の醍醐味は、こういう名演に出会える
歓びに通じますね。既成概念や、たまたま出会った不味い高座の印象
で判断するのは禁物だと、改めて感じた夜でした。
 今日は涙子さん、まさかいなかったでしょうね(笑)。

                                                                     落語の蔵丁稚・岩本

投稿者 落語 : 2007年02月20日 22:43