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2017年09月04日

W杯出場決定!湯浅健二さんがサッカー日本代表を分析

■9月4日の放送は・・・

 ワールドカップ出場決定!
  サッカージャーナリスト 湯浅健二さん
   日本代表を語る!

 サッカー日本代表は8月31日
 ワールドカップ ロシア大会 アジア最終予選
 オーストラリア戦に勝利し、グループB 1位通過が確定。
 6大会連続のワールドカップ出場を決めました!

 そこで「まいどスポーツ」でもおなじみ、
 ドイツサッカー協会公認プロサッカーコーチの
 ライセンスをお持ちの
 サッカージャーナリスト
 “熱きゲルマン魂”湯浅健二さんに
 オーストラリア戦や
 ハリルホジッチ監督について伺いました。

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  走りまくって・・・最高のサッカー!

 「サッカーでは攻撃でも守備でも
  全ての場面で相手より人数を多くし
  数的有利な状況を作ることが大切」

 ――と語る湯浅健二さん。

湯浅 「そのためには
     一生懸命走らなきゃいけない。
     前から後ろから、
     走りまくって、守備にガンガン入った。
     “攻守のハードワーク”って
     言い方をするんですけど
     彼らは最高のサッカーをやった」


 かつて、オシム監督
 “走らなければ、いいサッカーにならない”
 ――と言い続けたことを例に挙げ、
 ハリルホジッチ監督の喜びの大きさを推測します。

湯浅 「ハリルホジッチはオシムを尊敬していて
     あの系統のサッカーで勝てた、
     それも最高の内容で結果を残したことで
     ハリルホジッチも飛び上がるくらいの
     ハッピーさに包まれたと思いますね」


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  いい監督とは

 サッカーは“心理的なゲーム”――
 怒りの感情のような“黒いエネルギー”
 にもなる――と分析する湯浅さん。

 プロの世界では
 代表メンバー同士の間にも
 “ドロドロした想い”がある一方で・・・

湯浅 「最終的にチームの目的があり、
     個人の目的とのバランスが取れた形で
     最後に結果に繋がる。
     結果に繋げるために監督は
     “心理マネージャー”として
     手腕を発揮するわけですよ。
     いい監督というのは
     哲学者であり、心理学者であり、
     すべてうまく利用してるわけですね。
     野球で言えば
     野村
(克也)さんみたいなものですね」


松島 「超トップが集まっているからこそ
     一つになるって、
     そう簡単ではないですね」


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 アジア最終予選の初戦(2016年9月1日)
 日本はアラブ首長国連邦(UAE)に敗れました。

湯浅 「あそこから世代交代を始めたんです。
     それがオーストラリア戦で
     結実したと思いますよ」


 これまで日本代表の主力として活躍した
 本田圭佑、香川真司、岡崎慎司は
 オーストラリア戦でのスターティングメンバーから外れ
 本田、香川は出番なしに終わりました。
 (岡崎は途中出場)

湯浅 「世代交代って、どんなに難しいことなのか、
     変化を求めていったハリルホジッチが
     結果を残した」


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  本大会での期待

 来年2018年の本大会で
 日本は過去5大会以上の成績を残せるでしょうか。

 ハリルホジッチ監督
 2014年のブラジル・ワールドカップで
 アルジェリア代表チームを率いて
 同国初の決勝トーナメント進出を果たすと
 1回戦では
 最終的に大会優勝を果たすドイツを相手に
 延長戦までもつれ込む激闘を展開。
 瀬戸際まで追い詰めました。

湯浅 「アルジェリアの(チームの)中でも
     いろんな問題がたくさんあった。
     それを乗り越えて
     彼はあの素晴らしいチームを作った。
     期待しましょう。期待できますよ!」


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 ロシア・ワールドカップで、日本代表には
 攻守にわたって、
 常に、数的に有利な形を作ることを期待。

湯浅 「それこそ美しいサッカー。
     美しく勝つ!


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投稿者 文化放送スポーツ部 : 2017年09月04日 18:30