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2016年01月25日

岩本勉 - 田口昌徳 のバッテリー復活!

■1月25日の放送は・・・

 現役時代はガンちゃんを支えた女房役!
  今季は“常勝西武”復活を目指す!
 埼玉西武ライオンズ
  田口昌徳バッテリーコーチ 登場!

 プロ野球キャンプインを
 1週間後に控えたこの日のゲストは
 今シーズンから埼玉西武ライオンズ
 バッテリーコーチに就任した、
 ガンちゃんの“元女房役” 田口昌徳コーチ!

 バッテリーを組んだ二人にとっての
 忘れられない試合や
 田口選手(当時)がグラウンドとベンチ裏とで
 それぞれ必死に取り組んでいた
 “ある練習”について、
 そして、ライオンズのコーチとしての
 意気込みなどを伺いました。

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◆◆ 田口昌徳コーチ プロフィール ◆◆

 1970年、茨木県出身、45歳(放送日時点)

 駒澤大学からドラフト4位で日本ハムに入団。
 プロ4年目の1996年には101試合出場。
 2002年途中、ダイエーに移籍。
 2005年、現役引退。
 翌年以降、ダイエー~ソフトバンクで
 チームスタッフ、2軍コーチ、スカウトを歴任。
 2015年は楽天の1軍バッテリーコーチを務め
 昨オフ、西武の1軍バッテリーコーチに就任。

 ベンチではムードメーカーで
 モノマネが得意。

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 22年の時を経て
 ボビーベニー 復活!!

 1994年、ハワイ・ウィンターリーグに参加した
 田口コーチとガンちゃん

 この時、田口コーチがほかの参加選手の中で
 太い声がカッコよかったという
 ボブ・ベネット選手のモノマネ(声マネ)をしていると
 ガンちゃんは(ボブ→)「ボビー」と呼ぶように。

 またガンちゃん自身は、日本からの参加選手の中に
 オリックス・岩崎久則投手(=ガンちゃん)が
 いたことから、この時は
 (勉/ツトム→)「ベン」と呼ぶようにリクエスト。

 やがて(ベン→)「ベニー」となって・・・

田口 「“ボビーとベニー”になったんです」
 
 二人は帰国後も「ボビー」「ベニー」と呼び合い
 チーム内から「お前ら、何やねん!」と
 ツッコまれたとか。

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 スタジオに長州力選手が・・・
 はたまた平泉 成さんが・・・二人いる?!?!

 田口コーチの得意なモノマネといえば
 プロレスラー・長州力選手(声と仕草)。

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 ガンちゃんからは、かつて
 東京ドームのウエイトルームの鏡の前で
 田口選手(当時)が一人、声を出しながら
 長州選手のモノマネを練習していたという
 衝撃の事実が明かされました。

岩本 「鏡に向かって
     『来いよ!オラ!!』ってやってるから」


田口 「幸い、体型も似てるんですよね」

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 野球の練習に関して話題に上がったのは
 ワンバウンド/ショートバウンドの投球を
 体で止める ブロッキング

 田口さんは気合の掛け声とともに
 ブロッキングの練習を続け
 体はあざだらけに――。

 ガンちゃんはキャッチャーを評価する上での
 大きな要素に
 「ブロッキングのうまさ」があるといいます。

松島 「ある意味、あざは勲章ですよね?」

 この話の流れから
 てっきり美談になるのかと思えば・・・

田口 「痛みからエクスタシーに
     変わっていくんですよ。
     気持ちよくなっていくんです!」


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 たとえ気持ちよくなろうとも、
 当然、痛みは相当なもの。
 練習後には、ひとり、コールドスプレーで
 応急処置をする田口さんの姿が
 ガンちゃんの目に入りました。

岩本 「そんなの見たら、大好きになるでしょ」

田口 「それで((ブロッキングで失点を防いで))
     ピッチャーが抑えてくれたら
     それで嬉しいんで」


 田口さんが試合中に
 ピッチャーを盛り立てるために発する
 掛け声には
 (ワンバウンドしようが)「全部止めるぞ!」
 という言葉が多かったそうです。

田口 「ワンバウンドは自信がありました。
     それだけ練習もしましたし。
     練習はウソをつかないですよ」


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 キャッチャー・田口昌徳にとって
 ピッチャー・岩本勉は
 リードしやすい投手だったのでしょうか――?

田口 「サインを交わすときに
     “会話”ができるんです」


岩本 「察する能力、すごかった!」

 何を投げたいのか、
 わかることが多かったようです。

田口 「サインを出して、
     気持ちよく一発で合わないと
     ピッチャーと呼吸が合わないんです。
     アイコンタクトというんですかね、
     今まで受けてきたピッチャーの中で
    
(ガンちゃんが)一番でしたね」


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 岩本 勉田口昌徳のバッテリーが
 忘れられないゲームを振り返りました。

 ◆ガンちゃん

 1996年4月25日 対 近鉄(東京ドーム)

 日本ハム 2-1でリードの9回表のマウンド、
 満塁のピンチでバッターは中村紀洋――。

 田口捕手は、岩本投手が一番投げたかった
 カープを要求し、
 見事、空振り三振に仕留めました。

 息ピッタリの二人はこの時、
 お互いがお互いを人さし指で差し合うガッツポーズ!

岩本 「その時の写真
     パネルで家にある!」


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 ◆田口昌徳コーチ

 1996年6月25日 対 オリックス(岩手県営野球場)

 日本ハム 1-0でリードの9回裏2死、
 完封勝利まであとアウトひとつで
 バッターは四條 稔。

 ボテボテのファール(2ストライク目)の
 打球を取りに行ったバッテリーが
 勝負球を確認。

 「どうする?」
 「真っ直ぐでいきます!」

 グラブで口元を隠しながら伝えた
 岩本投手でしたが、興奮のあまり
 周囲に聞える大きな声になってしまい・・・

    結果は内野安打

 そして次の打者トロイ・ニールに
 逆転3ランを浴びサヨナラ負けを喫しました。

岩本 「内野安打で余計にカーっとなって
     リキんでアウトコースのストレートが
     指にへばりついて真ん中高めに。
     バカーーン!!とライトスタンドの
     森の中に消えていった・・・」


田口 「天国も地獄も
     味わっているわけですよ、僕らは」


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◆◆ 田口昌徳語録 ◆◆

 ピッチャーに勝ってほしいから 

  「僕は“人のためにすることが幸せ”
   に思える人間でして、自分のために、と思って
   リードしたことなんてないんですよね。
   ピッチャーのため、ガンちゃんのため、
   その日のピッチャーに勝ってもらいたい
   と思って
(リードしている)

 常勝ライオンズ復活を! 

(ファンの方へのメッセ―ジ)

  「伝統ある西武ライオンズに入団しまして
  
(現役の)日本ハム時代から
   雲の上のチームだった
   強い西武をまた作りたいです。
   西武ファンの皆さん、大いに期待してください!」


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 文化放送「ライオンズナイター」
 「ライオンズエクスプレス」
では
 田口昌徳コーチのインタビューや談話を
 お伝えする機会が、きっと多いはずです。

 ラインズファンの皆さんは
 田口コーチが、
 その長年のキャリアを活かした指導と
 明るい性格によって
 チームを活性化させることに期待を――、
 そしてプロ野球ファンの皆さんは
 田口コーチの、爆笑を誘う発言や
 パフォーマンスに注目しましょう!


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投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30