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2006年06月03日

弱り目に祟り目・・・・。でもその結果は

昨日は5時間22分、延長12回に及ぶ死闘を制した巨人。
選手たちが宿舎に戻ったのは日付が変わってから。

「食事が終わったら1時半で寝たのが2時。8時に目覚ましが鳴って起きたよ」(近藤ヘッドコーチ)
「ストレッチして荷物片付けて眠りについたのが2時前。でも2イニング投げた疲れで深く眠れず、
途中で目が覚めてしまった」(豊田投手)

それでも10時過ぎの飛行機で東京に戻ってきて、そのまま西武戦。
疲れがないはずのない中、ゲームでもアクシデントが続きます。
1回表先頭福地の打球が、いきなりパウエルの左すねを直撃。
パウエルは続投したものの4回にはインコースの直球が西武高山のヘルメットをかすめて、
危険球で退場を宣告されてしまいます。
打線は西武松坂の前になすすべなく中盤を迎えており、まさに踏んだり蹴ったり。
もうこれでゲームは決まったかと思われました。
ところが、パウエルの退場で悪いものをすべて出し切ることができたのか、
そこからゲームの空気が大きく変わります。
気持ちが萎えてしまいそうな展開の中で緊急リリーフに立った西村の踏ん張りが
チームに勇気を与えます。。

本来ならローテーションピッチャーとして先発するはずの西村が、高橋尚の復帰、
今日からの上原1軍合流によってローテーションからはじき出され、
この場面で登板しましたが、4回途中から最後までノーヒットピッチング。
この好投に応えたのが女房役の阿部。6回に逆転3ランを放って言った言葉が
「西村が頑張っていたので、必ずチャンスはやってくると思っていた」。
終わってみればこのワンチャンスでジャイアンツは3連勝。
なんだむしょうに希望をもらった感じがしました。

                                           上野智広

イ・スンヨプ選手の応援に来ていた韓国女子硬式野球チームのみなさん!にぎやか!!
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 2006年06月03日 14:34