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2015年03月30日
2015年3月29日「南高梅岩のり」
今回は和歌山県です。JA紀南 松下仁司さんとお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えてください。
紀州の南高梅と岩のりを合わせた「南高梅岩のり」です。
◎和歌山といえば、梅の産地。有名です。でも、どうして南高梅と岩のりを合わせようと思ったのですか?
昔はどこの食卓にも、梅と海苔の佃煮があって2つ合わせたら、より美味しいものが出来るのではないかと思ったからです。
◎どんな味わいですか?
とろりとした口当たりで濃厚な岩のりと梅干しの酸味が絶妙で、ご飯を何杯でもおかわりしたくなります。
香料、保存料、着色料などは使用していません。
◎岩のりは、どんな素材を使っていますか?
天然岩のり「ひとえぐさ」を使用しています。熊本・天草地方と長崎・五島列島付近で、漁師さんたちが1つ1つ手摘みしたものを使用しています。
◎どちらで購入できますか?
JA紀南のホームページでオンラインショッピングをご利用ください。
1瓶100グラムの4個入りで、税込2300円です。
◎おしまいに、松下さんにとって、「よい食」とは何でしょうか?
毎日、梅1粒を食べることです。
今回は、和歌山県 JA紀南 松下仁司さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2015年3月30日 サクラ
東京のソメイヨシノ、日曜に満開が発表された。
平年より5日早いという。
開花の基準は、靖国神社・標本木であるソメイヨシノの花が
5、6輪咲いた時だという。
では、満開は・・・・。
その標本木に、約80%以上花が開いた際、発表するという。
木によっても違うし、咲く場所でも異なるという。
桜の季節が今年もやってきた。

サクラ

太い所から
投稿者 joqr : 09:06
2015年03月23日
2015年3月22日「万能ゆずC」
今回は栃木県です。JA足利 ゆず部会・会長 大美賀厚さんとお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えてください。
天然果汁100%の手作り調味料「万能ゆずC」です。
◎足利は、ゆずの産地ですね?
昔は大きな屋敷なら、ゆずの木が1本か2本、植えられていましたが、昭和61年(1986年)から、こちらでリンゴ、あんず、ゆずの奨励栽培が始まり、平成4年(1992年)から6次産業化(生産・加工・販売)がスタートしました。
◎「万能ゆずC」という商品名がいいですね?
元々は、「ゆず酢」だったんです。
でも、今から12年くらい前に変更しました。ジューシー、ヘルシー、ゆずC!ということで。
◎万能ということで、どの料理にも使えますね?
ゆずの風味がギュっと凝縮されていますから、鍋物のつゆ、唐揚げ、サラダなど、何でも良く合います。
◎お酒に入れても美味しいですか?
甲類の焼酎、熱燗、甘酒に入れても美味しいです!
◎どちらで購入できますか?
足利市内の農産物直売所「あんあん」、JAタウンのホームページからでも購入できます。
120ミリリットルの2本セットで、税込1980円です。
◎おしまいに、大美賀さんにとって、「よい食」とは何でしょうか?
安心安全の食事です。
今回は、JA足利 ゆず部会・会長 大美賀厚さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2015年3月22日・3月29日のゲストは鶴見辰吾さん(俳優 自転車名人)
1964年、東京生まれ。
1977年、テレビドラマ「竹の子すくすく」でデビュー。
「3年B組 金八先生」などで人気に火がつき、その後、テレビ、映画、舞台などで幅広く活躍しています。
昨年は、大河ドラマ「軍師 官兵衛」、映画「バンクーバーの朝日」などに出演。
ふとしたことから始めた自転車は、数々のレースで入賞するほどの実力です。
2007年、「2代目 自転車名人」に就任。
この度、「とことん自転車」をお書きになりました。
2週にわたって、鶴見辰吾さんをお迎えし、自転車が変えた人生について伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2015年3月23日 あと一歩
3月22日夕方時点で、東京でのソメイヨシノ開花報告はない。
文化放送近くにある東京・港区、旧芝離宮庭園の桜の木を見たが、
「明日、咲きます!(予定)」
と語っているのが聴こえそうな、弾ける一歩手前の状態だった。
先日と比べて、開花手前の蕾、ピンク色が色濃い。
ポップコーンが「ポン!」と音を出しそうな感じ。
木の下にはベンチが用意されていた。
それぞれ向きが微妙に違っている。
きっと、綺麗に眺められる様、設置されたのだ。
暑さ寒さも彼岸まで・・・。
いよいよ、春の到来だ。

あと一歩

準備万端

咲いてます
投稿者 joqr : 09:07
2015年03月16日
2015年3月16日 微かな匂いが上品
今年もホワイトデーが過ぎた。
あれは、小学校の高学年だったか。
バレンタインデーなるものがあって
それが人気のバロメーターなのだと知り
皆戦々恐々だった。
幸い、私は1つ貰え、安堵した記憶がある。
頂いた女子には、今も感謝している。
ただ、その時は、ホワイトデーの欠片もなかった。
あれから半世紀近く。
「白い日」は業界の努力もあってか、市民権を得た。
さて、イベントに敏感なスーパー。
次は何か。
気を付けてみると・・・
「花見」
東京の開花予想は3月24日頃。
一方、八王子は梅が全盛期。
しかし、あと10日位で桜が主役となるのだ。
スーパーで驚いたのがもう一つ。
「イースター」
え?聞いたことはあるが・・・・。
確か、復活祭。
キリストが十字架にかけられ、命を落とした3日後、
復活したとされる日だ。
何でも、春分の日後、初めの満月の日だそうで。
今年は、4月5日。
イベントは、幾つまで増えるのだろう。
改めて、日本は平和なのだと感じた。

微かな匂いが上品

早春の盛り

はてさて
投稿者 joqr : 10:10
2015年3月15日「伊達の恵ゼリー」
今回は福島県北部の伊達市です。JA伊達みらい みらい百彩館んめ~べ 西戸晃一さんとお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えてください。
桃、柿、リンゴの3種類のゼリーがセットになった「伊達の恵ゼリー」です。
それぞれ、伊達産の果物100%の果汁を使用しています。
◎福島は、おいしい果物がたくさん作られています。この商品は、被災地の復興支援活動の一環として、地元の中学生が商品化に携わったそうですね?
OECD東北スクールという被災地の復興支援活動に参加している伊達市の中学生が、地元の特産品100%のものを使って商品化しようと頑張ってくれました。
味やパッケージなどで、彼らのアイデアが取りこまれています。
去年8月には、フランス・パリで活動内容の成果発表会が行われ、高い評価を頂きました。
◎「伊達の恵み」は、インターネットでも購入できますか?
JA伊達みらいのホームページから、「伊達の蜜桃ウェブショップ」のバナーをクリックして下さい。
1箱3個入りの3セットで、税込2570円。送料無料です。
今回は、JA伊達みらい みらい百彩館んめ~べ 西戸晃一さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2015年03月09日
2015年3月8日「えさし金札めん」
今回は岩手県です。岩手県の中南部、奥州市にあるJA江刺販売企画課 小澤英夫さんとお電話をお繋ぎしました。
◎そちらの特産品を教えてください!
江刺金札米の米粉100%で作った「えさし金札めん」です。
◎江刺金札米というのは、ものすごく美味しいお米だとか?
減農薬、減化学肥料で栽培し、その基準は全国の5割以下という特別栽培米です。
光沢や香り、粘りがあり、全国の食味ランキングで最高ランクの特A評価を10年連続・合計19回も獲得しています!
◎その美味しいお米で麺を作ろうとしたのはどうしてですか?
お米に付加価値を付けて、農家の皆さんの収入アップに貢献したいと思ったからです。
◎素晴らしいですね。改めて、「えさし金札めん」について教えてください。
そうめんよりも太く、つるつる、もちもち、のど越しがとてもいいです。鶏ガラ、かつお節、カレーという3種類のスープとセットにして販売しています。
◎「えさし金札めん」は、どちらで購入できますか?
JA江刺のホームページから「特産品のご紹介」をクリックして、『江刺ふるさと市場 ネットショッピング』からご購入できます。税込1700円。送料込みです。
◎おしまいに、小澤さんにとって、「よい食」とは何でしょうか?
お米、りんご、野菜、前沢牛など、江刺の美味しいものを食べることです。
今回は、岩手県 JA江刺 販売企画課 小澤英夫さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00
2015年3月8日・3月15日のゲストは岩崎由美子さん(福島大学教授)
1964年生まれ。
早稲田大学大学院・法学研究科・博士後期課程を単位取得退学。
1991年、社団法人「地域社会計画センター」研究員となり、1998年、福島大学助教授に。現在、行政政策学類・教授です。
これまでの著書に、「農村の女性起業家たち」、「女性の参画と農業・農村の活性化」などがあります。
この度、同じく福島大学の塩谷弘康教授と「食と農でつなぐ 福島から」をお書きになりました。
2週にわたって、岩崎由美子さんをお迎えし、福島の食と農について伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2015年3月9日 時が止まったまま
2月の末に宮城県・気仙沼市に行った。
東日本大震災で津波の被害が甚大だった場所だ。
あれから4年。
被災した場所では「かさ上げ」が進む。
ビルの2階から3階位の土盛りだ。
被災当初は、畑の真ん中に漁船があった。
さすがにそれは今ない。
しかし、今でも被災したままの家屋があるのにショックを受けた。
4年もたっているのに・・・。
それは、広範囲被害を受け、まだまだ対応が十分でないことを物語っている。
新聞のアンケートによると
宮城県で仮設住宅に住んでいる人は、3万5300人以上。
災害公営住宅完成率は、東北3県で20%に達していない。
また、ボランティア登録し活動した数は、ピークの2%だという。
力仕事の需要は減ったが、被災者の思いを聞く傾聴や
買い物代行などはまだまだお願いしたいようだ。
人の心の傷は土を盛ることで復旧はしない。
それは、月日をかけて、少しずつ、癒えていく。
皆で見守る、大切だと痛感した。

時が止まったまま

春

仮設はいつまで
投稿者 joqr : 09:28
2015年03月02日
2015年3月2日 気仙沼、それでも日は昇る
金曜から日曜まで、宮城県気仙沼市に行った。
東日本大震災から4年。
5年目に入る被災地はどのような状況なのか・・・。
JR気仙沼駅は被害にあっていない。
ただし、大船渡線は一ノ関から気仙沼駅で寸断。
そこから先は、去年からBRTと呼ばれるバス高速輸送システムが出来た。
以前はレールが敷かれていたホーム脇は道路になり
バスが横付けできるようになっていた。
片方はディーゼルカーが、反対側が赤いバス。
普通では見られない光景だ。
一時話題となった、復興屋台村に行ってみた。
冬の2月、客が一番少ないシーズン。
給料日後の金曜だから、そこそこ賑わっていると思いきや、
午後7時でまばら、10件ほどが開いていたが
全く客のいない店が半分だった。
先客2人がいる、魚が売りの「海の家」という店に入った。
40代半ばのダンディーなご主人。首元のスカーフがおしゃれだ。
トロメカジキの刺身が今日のお勧めという。
カウンターに座り、地酒をちびちび頂いて話を聞いた。
トロメカジキ、おすすめ通り美味しい!
「実は、この復興屋台は来年3月いっぱいなんです。
以前は民宿を営んでまして、それを津波でやられ、
同じ境遇の2人と一緒にここを始めました。
それから、1人は独立し、もう一人はリタイヤ。
今は私だけ。喋るのも苦手でこんな感じです。」
むしろ実直でいい人とわかる。
今後の事を聞いてみた。
「実は、近くに、飲食店を集めたビルが出来ます。
そこの権利を確保して」
「あ~それはよかったですね!」
「でも、やめました」
「え?どうしてですか?」
「私には高校生の息子がいます。
店を新たに出すには多額の借金が必要で、
私一人では無理なのです。
すると、息子の人生に影響が・・・。
息子には息子の人生があります。
親の意向でそれを曲げさせるのは違うと思う。
だから・・・やめました。
今後の事は考え中です」
これまでやってきた民宿は波にのまれた。
もし、民宿があったなら、息子も自然と継いだかもしれない。
しかし、新たに始めた居酒屋は、状況が違うと父は考えたのだ。
複雑な心境が伝わってきた。
あの日の津波が、何もかも変えてしまった。
それでも生きていく。
自分として、家族として。
ご主人の額には深い皺が幾つもあった。
料理はどれも美味しかった。
どうかなくならないでほしい・・・そう思った。

気仙沼、それでも日は昇る
投稿者 joqr : 10:35
2015年3月1日のゲストは土田美登世さん(ライター、編集者)
1966年生まれ。
お茶の水女子大学・大学院修了後、雑誌「専門料理」、「料理王国」編集部を経て、独立。
食に関する記者として、プロの料理人や生産者の取材を中心に幅広いテーマで執筆しています。
これまでの著書に「こだわりパン屋を開く」、「日本イタリア料理 事始め 堀川春子の90年」があります。
この度、お書きになった「やきとりと日本人 屋台から星付きまで」が話題に。
土田美登世さんをお迎えして、身近なのに意外と知らない「やきとり」の歴史について、深く伺います。
投稿者 joqr : 10:00
2015年3月1日「こんにゃく芋」
今回は神奈川県です。横浜市青葉区のJA田奈 女性部 久保田美恵子さんとお電話をお繋ぎしました。
◎JA田奈は、都市型農業として、様々な農産物が作られているようですね?
サトイモ、ニンジン、ハクサイ、サツマイモなど多くの野菜が作られています。
◎そうした中で、女性部の皆さんたちが、各家庭で育てているものがあるそうですね?
実は、こんにゃく芋なんです。
◎横浜でこんにゃく芋なんて、意外な組み合わせですが、昔から作られていたのですか?
量は少ないのですが、前々から、女性部の各家庭で植木畑の片隅に植えていた人が多かったですね。
◎そうですか。こんにゃく芋は、割と育てやすいのですか?
はい、割と放っておいても育ちます。だいたい3年ほどで、いったん取り出すか、そのまま植えておくか、どちらかなのですが、5年を過ぎると花が咲いてしまうので、ダメになってしまいます。
私の地元・福島では、3年ほどで育ったら秋にいったん取り出して、春に植え直すということをしていました。
◎今後、こんにゃく芋を、どう打ち出して行こうと考えていますか?
少しずつ収穫量を増やして、JA田奈の管内で作った自前のこんにゃくとして、皆さんに食べて頂きたいです。
今回は、横浜市青葉区のJA田奈 女性部 久保田美恵子さんにお話を伺いました。
投稿者 joqr : 10:00