こころのビタミンタイム
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2010年06月04日
6月2日ご紹介

(柏市・ケイコさん)

回り道といいますと、亡き伯母のことを思い出すんです。

24歳という早めの結婚をして、すぐに子どもを授かり、退職した私。
時はバブル。
回りの同期はキャリアを重ね、夫も仕事に忙しく、私だけ取り残されているような日々。

そんなある日、公園にも出かけられないような雨の日に、あかちゃんに泣かれ、私も泣いていたところに、伯母は電車を乗り継ぎ、訪ねてきてくれました。

伯母はいいました。

「回り道こそ人生。ゆっくり歩けば、見えないものが見えてくる。目の前のことに全力投球しなさい。」
優しくも厳しい言葉に元気を取り戻しました。

伯母は20代を結核療養所で過ごし、30歳で音楽大学に入った苦労の人。
今でも伯母の言葉は、不器用な私の座右の銘です。
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投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年06月04日 18:43

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