こころのビタミンタイム
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2008年07月08日
7月7日ご紹介

(ふじみ野市・KENさん)

私の父は、いつも1人で晩酌をしていました。

私が進学で実家を出た後、父は入院しました。

入院は長く続き、私が就職して数年経った頃、
私は父の外泊に合わせて帰省しました。

手土産の一升瓶を渡すと、
父は笑顔で涙を流し始めました。

父は一生懸命私に何かを話しかけるのですが、
意味が分かりません。

強さの象徴だった父のそんな姿に直面し、
以後、足が遠のきました。

数年後会った父は、顔が変わり、棺の中でした。

今になって、ずっと思ってます。

親父、一緒に酒飲みたかったな。

いろんなことを聞きたいよ。

親父もそう思っていたんだろうな。
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投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年07月08日 10:37

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