2007年06月26日
最後のブログ ☆扇一平
なかなか手が付けられませんでした。
このブログを書くことに・・・・・
・・・警視庁記者クラブの幹事社から連絡が
「広報課長が異動になるのでお別れ会を開きます・・」
人事の季節
異動の季節
学生達は就職活動で自分の進むべき道が決まったり
新しい自分の居場所を見つけたり・・・
勤め人にとっては新しい部署に移ったり
これは警視庁でも、文化放送でも・・・同じ・・です。
悲喜こもごもの居場所が変わる出来事が起こります。
「・・・実は・・・ぼ・く・も・・・」
その幹事の人にはとうとう言い出せませんでした。
自分も警視庁キャップを退き、遠くへ行ってしまうことを・・・・
報道に来て3年目
警視庁キャップになって1年半
最初に担当した事件はドンキホーテ放火事件でした。
暮も押し詰まる12月、現場に急行しました。
未だにあの鼻を突く焦げた臭いが忘れられません。
その後、国会や事件を担当し警視庁キャップに。
自分の動きなどは、このブログを見ていただければお分かりになりますが、
楽しいレポートをやったのは数えるほどしかありませんでした。
やりきれない事件が続き身も心もボロボロになったとき
息が詰まる現実を離れて
クルマを飛ばして海に会いに行きました。
僕の育った海です。
少しは気分が晴れました。
リスナーの方に、犯罪という現実に目を向けてもらい
少しでもそれが減っていくように報道を続けようという気持ちを持ち続けることが出来ました。
しかし反面、それが自分の取材や放送によって十分伝えることが出来たかどうか・・・
それはいつも考えてしまうことでした。
ラジオはリスナーと送り手、1対1のメディアです。
一番身近なメディアでもあり、一番特殊なメディアでもあります。
テレビのように見ただけで分るのと違い、
新聞のように何度も読み直して理解できるのと違い、
ラジオは「瞬時のメディア」とも言えます。
通り過ぎたら何も残らない。
時間の制限がある中で、いかに伝わる言葉を選ぶか
たくさんの素材がある中で、いかに重要なことを探して伝えることができるか
そしてそれを、いかにリスナーの耳に残る表現で伝えるか・・・
これはラジオ番組の制作者にとって永遠のテーマなのです。
自分だけに限らず、文化放送報道部員達は出来るだけ現場の音をかき集めます。
1分の原稿よりも10秒の「音」の方が何倍も真実を伝えることが出来るからです。
テレビや新聞たちとははるかに少ない人数で頑張っている文化放送報道部員たち
彼らに後を託して自分は報道部を去っていきます。
・・・そう 異動するのです。
私、扇一平の異動先は「スポーツ部」
スポーツアナウンサー達が喋って作るいわゆる「アナデューサー」の部です。
自分が新人の頃はスポーツアナウンサーが出発点でした。
異動辞令が出る直前の報道部記者として最後の現場レポートは
ハニカミ王子・・石川遼君の試合の実況レポートでした。
スポーツ実況レポートからスポーツ部へ・・・何か因縁めいたものを感じています。
扇は異動して報道部から離れてしまいますが・・・・
異動先スポーツ部の僕の席は・・・
今まで座っていた報道部デスク席からわずかに3歩
距離にしておよそ2メートル
世界一短い「異動の距離」なのでした。
ああ・・浜松町に社屋移転して1年が経とうとしているのに
まだ社内の地理が分らない状態が続きそうです。
報道記者としてありがとうございました!!!!
投稿者 文化放送報道部 : 01:25
2007年06月12日
ハニカミ王子はやっぱり凄かった!! ☆扇一平
今日、東京江東区にある若洲ゴルフリンクスで、関東高等学校ゴルフ選手権・東京都予選Bブロック(長い!)が行われました。この大会には報道陣が100人以上詰め掛けました。
今まで、関東選手権だったらまだしも、予選にテレビや新聞など、ゴルフ専門誌以外のマスコミが大挙して集まるなんて・・丸ちゃんの時も、藍ちゃんの時も、さくらちゃんの時も・・まったく無かったって役員の方が言ってました。
それもそのはず!
この選手が!
出たからです!!!ジャ~ン!!
あっこれは高尾記者だった!間違いです。
(実は高尾だって学生時代、ラクロスで全日本を争った選手!走るのが好きで、今でもレポートするため時間ギリギリに中継車に走ってきます)
・・話がそれました。
そう、この選手です!!
男子プロゴルフツアー「マンシングウェアオープン KSBカップ」で、プロを押しのけて優勝した15歳の高校1年、石川遼選手=ハニカミ王子が出場したからです。
ハニカミ王子にとって、初めての高校の試合、しかも団体戦もある試合。
今年はプロの試合、アマチュアの試合と出ているハニカミ王子。
今までの試合は、負けて元々と言っても間違いではないけど、今回は勝ちに行かなくてはいけない試合です。どんなプレーをするのか楽しみで、私は取材受付開始の45分前、朝6時丁度に若洲ゴルフリンクスに到着していました。
高校の連盟側もあまりの取材陣の多さにピリピリしていました。
ハニカミ王子の取材のために、他の選手に影響を与えてはいけないということで、取材はスタートホールと上がりホールのロープの外だけ、そして選手にはアドバイスと取られるのでホールアウトするまで一切声をかけてはならないというきつ~いお達しが出たのです。
まだスタートしていないので、王子のいる練習場の周りにはカメラがずらりと並びます。
ハニカミ王子スタート直前のパター練習にも気合が入ります・・
他の選手に迷惑がかからないように端っこで「気配り王子」です。
そしていよいよスタートが近づきました。
この後は・・・写真はありません。
だって取材禁止なんだもん!!
取材が出来る記者会見では、マイクを操作してましたので・・・写真なし
結局ハニカミ王子は前半9ホール1オーバーの37で5位。トップと5打差もついてしまいました。
9ホール目の380ヤード、パー4で王子の打ったドライバーショットはなんと360ヤード飛んだもののカート道に当たりOB・・ダブルボギーを叩いてしまいました。
あの当たりだったらバーディー確実。34で回っていたかもしれません。
王子はちょっと暗くなっていました。自慢の笑顔が無くなっていました。
絶対勝たなければいけないというプレッシャーでしょうか。
・・・でも違いました。
後半のハーフは6バーディー、ノーボギーのなんと30で回ってしまったのです。
「絶対全部バーディーで行く気持ちでプッシュしました」
普通だったら絶対気持ちが空回りしてしまいますよ!少なくとも僕だったら・・ね。
圧巻は報道陣全てが待ち受ける最終18番390ヤード、パー4。
王子の放ったドライバーショットは、前の組がパットを打っているグリーンのすぐ近くまで飛ぶ370ヤードショット!!!!ワォ!!!!
海からのフォローの風があったとはいえオジサン真っ青!!
なんなくバーディーを奪ってガッツポーズ!!
「あの笑顔は自分でも素晴らしいと思いました」
言っちゃってくれるねっ、会見でのハニカミ王子!!
でも彼が言うと、ぜんぜん嫌味が無いのは人徳でしょうか?
これで王子の大逆転優勝かと思いきや
上には上がいるもんです。
名門、駒場学園3年のシード選手、小平智君がなんと32・32の64で第1位!!
王子は怒涛のチャージをしたものの2位でした。
しかし王子の杉並学院は団体優勝!
7月末の関東大会に進むことになりました。 おめでとう!!
こういう風に取材をしていると何か忘れていることに気づきました。
・・・そうです。朝4時50分に起きてから昼過ぎまで水分、そして食べ物・・何もとっていないことに気づいたのでした。
レストランは報道陣の使用禁止。東京湾の埋立地、周りに店など無し・・・(悲)
でもですよ!みなさん!!
「ハ○カ○王子」が・・僕のために・・・お弁当と飲み物を買ってきてくれたのです!!
彼のアップの写真を掲載します!!ハ○カ○王子です!!

(中継車ドライバーのハリカエ=張替さんです)
文化放送の「ハリカエ王子」です!!!ジャ~~~ン!!!!
ハニカミ王子と同じように、よく飛ばすよ!!
それにロングドライブが得意だよ!!
いいドライバーだよ!!
・・・すみませんでした。
でも優しいんですよ。中継の合間に、僕が何も食べてないと聞くやいなや若洲までお弁当と飲み物を買って届けてくれたんですから!!
もうあなたのことを、これから「ハリカエ王子」と呼びまくります!!
・・・・いや・・本当は「ハリカエ大爺」・・だけど
いいのさ!!「ハリカエ王子」だぃっ!!!!
面白かったこと・・・
今日の大会、選手のスタート表をよ~く見ると、石川遼選手の右下に斉藤ゆうき選手の名前が!!
・・・ハニカミ王子のほかにハンカチ王子も出ていたのだ!
本当は、日大櫻丘の同姓同名の斉藤ゆうき選手でした。
なんかミョーに面白かったので・・・
警視庁キャップだけど、たまにはこんな取材は楽しいと思った扇一平でした。
投稿者 文化放送報道部 : 00:24
2007年05月28日
やりきれない午後 ☆扇一平
普段の月曜はデスク業務のため報道部でニュースを作成している私ですが、今日は午後警視総監キャップ会があるので警視庁に入りました。
そしてもうひとつ、新たに警視庁担当になった石森記者を警視庁関係者や他社の記者の皆さんに紹介する目的もありました。
(石森記者)
午前中事件会見は無し、警視庁関係はここまでは平穏。
広報、ほぼ全社の記者の皆さんと石森記者は名刺交換をすることが出来ました。
そろそろ昼のニュースだし、ニュースの後は昼飯をどうしようかと永野サブキャップや石森記者と話し合っていたとき、各社記者の間からZARD坂井泉水さんが亡くなったという噂が立ち始めました。
「そんなバカな・・!」
文化放送ブースの中で話していると・・それは事実でした。
文化放送に所属事務所からのファックスが届いたのです。
・・・入院中の慶応病院での転落事故。
坂井さんは子宮頸がんの手術後、しばらくして肺に転移が見つかり入院していたということです。
この状況は年齢こそ違いますが私の亡くなった母とまったく同じものでした。
子宮頸がんを発症し、慶応病院に入院、子宮を全摘し、一時は快方に向かったものの
肺に転移。その後母は帰らぬ人となりました。2年前のことです。
坂井さんも子宮を手術し快方に向かったものの、転移が見つかったそのときの気持ちは言葉には言い尽くせないほどのショックだったと思います。
付き添いの私たち家族でさえもひどい落ち込みだったことを考えると、坂井さん、そして周りの方の気持ちが痛いほど分かります。
しかしアルバム発売、ツアーに向けて希望を持って治療に励んでいた坂井さん。
「がん」というと報道にあるように「自殺」に結びつけてしまいがちです。
警視庁も自殺と、事故の両面から調べている・・事故のきっかけが分からない以上それは当然です。
しかし坂井さんはまだ若いし、絶対治ると信じていたに違いありません。
これからも音楽でファンたちと心を共有するために頑張っていたに違いありません。
私の母を例に出して申し訳ありませんが、肺への転移が進行していた場合、
肺だけではなくその他の部分への転移も考えられ、そのような病状の治療中には
突然、ひどい貧血のように倒れてしまうことが良くあるのです。
母も3度ほど頭から崩れ落ちました。
どんなに注意をしていても、1秒前まで元気に話していたとしても、急に倒れてしまうのです。
坂井さんの場合が、母のときとまったく同じだとは言えませんが、少なくとも同じような状況を迎える可能性はあったと思います。
坂井泉水さんのご冥福を心からお祈りいたします。
そしてショッキングな出来事が続きました。
松岡農林水産大臣の自殺。
昼のニュースのあと、入ってきた第一報。
私はすぐに広報の部屋に走りました。
情報はまだほとんどありませんでした。
本社デスクと連絡を取りながら、石森記者は現場の赤坂議員宿舎へ、
(この前の石森記者のブログ参照)
警視庁に詰めていた永野サブキャップは国会にいる吹野記者と取材を分担するためすぐに出発しました。
私は警視庁に入ってくる情報の整理・伝達。
119番からの転送で警視庁に自殺を図ったらしいという情報が入ったものの、詳しい状況がまったく掴めませんでした。
しかし心肺停止状態で慶応病院に運ばれたという情報を元に、白鳳の取材をしていた奥山記者が病院に飛びました。
そして14時ちょうどに死亡確認が警視庁から発表。
松岡大臣を取り巻いていた状況は報道でご存知だと思いますが、人が亡くなるということはどんな場合でもやりきれないものです。
この松岡大臣の自殺については人それぞれ考えるところがあるでしょう。
しかし今まで幾多の事件が、関わりのある人物の死をもって闇に埋もれていったことを忘れてはいけません。
松岡大臣の自殺の原因、遺書、そして一連の問題、事件の全容解明。
これが行われなければ7月の参議院選挙では、国民が誰に入れるかを決めるための判断をする与党・野党の政治姿勢はそっちのけで、相手を批判するだけの選挙になりそうで有権者の選挙離れに拍車をかけてしまいます。
「選挙に影響する・・・」という言葉・・溢れています。
何もやらないことが・・
相手だけを批判することが・・・
一番「選挙に影響する」のではないでしょうか。
誰もどちらにも入れたくなくなります。
投票率が低ければ有利・・なんて喜ぶ政治家は要らないのでは・・
フランス大統領選挙の投票率を見てください。
日本は恥ずかしく思います。
与党も野党も、一度洗濯してアイロンできれいにしわを伸ばして・・・
日本を良くするためのお互いの構想を聞いて、議論を聞いて、
一票を入れたいと思います。
それにしても今日は本当に暗くやるせない午後となってしまいました。
母の入院していた慶応病院が今日の2つの「死」に深く関係したことも影響があるかもしれません。
投稿者 文化放送報道部 : 20:27
2007年05月09日
警視庁記者クラブ大掃除 ☆扇一平
それはゴールデンウィーク最中に起きました。
警視庁から電話!事件か!!!
違いました・・・文化放送のブースの天井から水漏れしているとの報。
すぐさま動きのすばやい高尾記者が急行!![]()
高尾記者のすばやさには定評があります。
高尾記者→![]()
(高尾よ、写真撮り直そうな。毎回花に囲まれた極小写真じゃいやだろ?!)
なにせ休日でも公休でも朝から何かあった場合のために家でスタンバイしているんですから!!
まあそんなわけで、高尾記者が濡れたブースを夜中まで掃除。
そして週末は奥山記者がブースの確認作業。
週明けは永野記者がこまごまと濡れた書類などを整理。
永野記者
あっごめん愛犬タビーと永野記者

いやぁ警視庁班の結束がさらに深まった数日間でした。
むしろ水漏れしてくれたおかげでチームワークの再確認が出来た感じで・・・
でもこの間に警視庁管内で大きな事件が起こらなくて良かったと胸をなでおろしています。
そして私がやおらと警視庁記者クラブ、文化放送ブースを訪れたのでした。
「うぇ~~ん!!まだまだ掃除したり整理したりすることが一杯だよ~~!!」
何から手をつけていいのやら。
人一倍お片付けが苦手な私・・・
モノを出すのは好きなんですが、片付けるのは・・・ダメ
しかも警視庁では会見などが目白押しで、その間にやらなくてはと思うと・・悲
感覚の中では「よしこの仕事は来年だ!!」
「いいじゃないか、汚いほうが落ち着くし」って、もうこの件は撤収気分。
そこに電話が!本社にいる永野サブキャップからでした。
「今奥山記者が早出の取材を終えて、一段落しましたので扇さんの応援に行きました」
・・・奥山記者がやってきました。
もうすでに雑巾を持っています。
「失礼します」
奥山記者は、窓からサン、機械部分、床と見事に磨き上げていきます。
「扇さん、捨てていい書類を選んでください」
「はい、分かりました」
奥山記者はもうすでに紙類を縛るヒモを手に握っていました。
「これとこれと・・」
奥山記者は本や書類の束を見事に縛り上げていきます。
まるで縛る趣味があったかのような・・いや・・僕が小学校のとき廃品回収で新聞紙などを集めてきたとき、それを見事に縛り上げ、いくつもの束にしていった中村先生のようでした。(知るかっ!)
その後奥山記者は、僕がひとこと「これを機会に部屋の中の模様替えしたいよな」と
言ったことを覚えていて、家具の配置などを効率的に変え、今までにない文化放送ブースが出来上がったのでした。
それはまるで、僕が今の家に引っ越したとき、すべてお任せセットで頼み、理想通りの家具配置をしてくれた○○引越しセンターのようでした。
奥山様はこの大仕事のあと何事もなかったかのようにソファーでくつろいでいらっしゃいます。
僕は奥山様の一見ワイルドに見えるその中に、繊細であり行動的である真の姿を見たようでした。
そういえば奥山様はいつも自分で可愛いお弁当を作ってきていました。
奥山様の本来の姿を見抜けなかった僕は、キャップとしてまだ甘いと反省したのでした。
さて大掃除をしていると、いろんなものがゴロゴロと出てきました。
これはどうです?
一時代を築き上げたオープンテープの録音機「デンスケ」です。
マニア垂涎の「デンスケ」
これは昭和の事件の生き字引です。
埃まみれになっていた彼を、奥山様はいたわる様にきれいに拭いていました。
そして以前この記者クラブで日々取材活動をしていた文化放送記者たちの取材ノートの束。
今はノートのほかにパソコンに会見内容などを入れてしまうため、ノートの量は少なくなりましたが、ページを開くと「オウム事件」の切り抜き。
1995年・・今から12年前の新聞記事でした。
その隣にはやはりオウムの「上祐被告を再逮捕」の記事。
おやっと思って、机の上に置いてある昨日届いたプリントを見てみると
「上祐代表 新団体「ひかりの輪」設立記者会見のお知らせ」・・・でした。
警視庁キャップ 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 15:09
2007年04月23日
警視庁にて ☆扇一平
このところ我が報道部は忙しい日々が続いています。
統一地方選挙、それに大きな地震の連続、伊藤長崎市長が撃たれ、バージニア工科大学銃乱射事件、さらに週末の町田の暴力団員銃乱射立てこもり事件・・・・
ニュースを作成するデスクをやっていても、前の日に翌日は大きなニュース予定がなくても当日になれば重大なニュースで満杯になってしまうといった日が続きました。
嫌なニュースが多過ぎです。どうにかして欲しいものです
ところで、あの町田立てこもり事件で「SIT」という言葉を皆さん耳にしたと思います。
「SIT」とは「捜査(S)一課(I)特殊(T)班」のことで文字通りその略です・・・いやウソです。
「Special Investigation Team」(特殊捜査班・捜査一課所属)のことです。
実はあの日、この「SIT」のほかに「SAT」(特殊急襲部隊)も現場に急行していたのです。
「SAT」は、「Special Assault Team」で、対テロ特殊部隊のことを言い、所属は警備部です。
あのときの突入条件を整える役割を果たしたのがSATだったのです。
これ以上詳しいことは今後の警備上問題になるので・・これは警備部長との約束!
ここで豆知識。
基本的にSATが出動するのはハイジャックや人質をとっての立てこもりの場合。
その他の刑事事件はSITが出動するというすみ分けになっています。
SATのOBでSITに入る人はいますが、その逆はないとのことです。
当日町田の現場にはSAT、SIT、機動隊、警察犬、捜査一課員(凶悪事件など担当)、組対四課員(暴力団担当)、町田署員、それに文化放送報道部・奥山記者と、考えられるフルメンバーで事件解決に当たったというわけです。
中でもSATとSITと警察犬は深い関連があります。
警察犬は「SIT(シット)」と言うと「SAT(さっと)」お座りするからです。
うちのアポロ君も「SAT」「SIT」しろ!って言うとちゃんとします。実におりこうさんです。
・・・すみません・・話題がそれてしまって・・・
話題がそれついでにここで問題です。
この写真はなんでしょう???

「お願い 一歩前へ」???
答え・・警視庁のマスコミが集まる記者クラブフロアの男子トイレの張り紙です。
意味?はお分かりでしょうから言いませんが、
「警視総監に礼!!」とか「敬礼っ!!」など号令をかけることの多い警視庁の中で、
「お願い」って命令口調でないところに、いつも用を足しながら笑ってしまいます。
そんなこんなで今日も平和を祈りながら警視庁大食堂でお昼ご飯を食べました。
お昼時になると食券を買うためにいつも100人くらいの人が並びます。
きょうどんなメニューがあるのかが分かるのは、レジの直前まで前に進み、サンプルがようやく見えてその隣のレジでお金を払うまでのわずか5秒間!
お腹を空かせている人々はこの5秒の「間違いないメニュー選び」に賭けるのです。
ついこの間、ぐらぐらになっていた歯を抜く前日に、その5秒で決めたメニューの中にあった硬いキャベツの芯で歯を折ってしまった私・・・
今日は「やわらかいもの」だけを頭に入れ決めたのはこれでした。

「ナスの四川風味」
今日も次から次へと人が並んでいて席が足りないので、
「SIT」して「SAT」食べました。
投稿者 文化放送報道部 : 17:34
2007年04月05日
文化放送のマイクとOQソング ☆扇一平
昨日鈴木ビン記者がマイクにまつわる笑っちゃう話を書きました。
そうですよね・・
文化放送が全国的に有名なのは、この真っ黒で「文化放送」って書かれたマイクと
「~♪文化放送 文化放送 JOQR ♪」っていうQRソングです。
しかしリスナーの皆様は「♪文化放送 文化放送 JOQR」っていうとこだけしかご存じない方がほとんどではないかと思います。
野坂昭如さん作詞、いずみたくさん作曲の「QRソング」
フルの詞はというと・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
聞いちゃった 聞いちゃった
ドラマに ニュースに ミュージック
1130キューアール 文化放送聞いちゃった
キュッ キュッ キュー キューアール
ランランラジオは キューアール
文化放送 文化放送 JOQR
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・というのが歌詞なんです。
ただし最初ザ・ピーナッツが歌ったときは「1130」だったんですが
周波数がその後変わり「・・1134」となりました。
あっそれから黒いカラスと言われるマイクについて・・・
我々は少ない人数で、あらゆる取材に出かけ頑張っています。
ある意味「文化放送」と書いたマイクを会見場に立て、
「文化放送報道部はちゃんと来て取材しているぞ!!」ってアピールしているとも言えますね。
だって僕が警視庁で事件会見の取材をし、昼休みに省庁の会見に行き、裁判の会見に行ったりしてるのを他の会社の記者たちがびっくりして「大変ですね」って言ってくれるんですもん!
ホントに一人何役もやるのがわが報道部なんですよ!!
だからみなさんがテレビや新聞で見る記者会見で「文化放送」って書かれたマイクが燦然と光り輝いているのをご覧になった方は多いいと思います。
我々はこのマイクに誇りを持って毎日取材を続けているのです。
ですから、テレビなどで「文化放送」と書かれた黒いマイクをご覧になったときは、
心の中で「♪文化放送 文化放送 JOQR」って口ずさんでくださいね。
投稿者 文化放送報道部 : 02:01
2007年03月19日
今日はデスクの日 ☆扇一平
考えてみればデスクの日に、このブログ担当は初めてだと思います。
それだけ警視庁か外に飛び歩いていることが多かったんですね。
デスクというのはその日のニュースを決める役です。
外に散らばっている記者たちの動きを決めたり
中継車の手配、もちろんニュースも書きます。
さらに日本全国で起きた事件事故の取材やレポートを
ネット各局に発注したりもします。
事件が進行していたり大きな事故が起こったり、
記者会見などがあるときには・・・胃が痛くなったり熱も出てしまいます。
パズルのように記者と現場を組み合わせたり、
決められた放送時間にネット局からのレポートをうまく入れ込んだりと
とってもとっても気を遣ってしまう役なんです。
今日のニュースパレードのラインアップは
・原発トラブル発覚
・不二家の飲み物販売再開
・北海道積丹岳で雪崩にスノーモービルが飲み込まれた事故
・6カ国協議再開
・都知事選に桜金造氏出馬会見
・堀江被告が明日村上公判に証人で出廷
・船越英二さん死去
・・・・などでした。
その中で嬉しいニュース!
不二家のネクターの販売が再開されたこと・・
もちろん賞味期限切れの素材を使っていたことは非難されるべきことです。
およそ50日ぶりの飲料の販売再開、洋菓子も今週中とか
不二家には今後、不祥事で失った消費者の信頼をいかに回復していくかという
大きな課題が残っています。
それは不二家に任せるとして、
僕はネクターの販売再開が嬉しいのです。
はっきり言いましょう。
とがめられても言いましょう。
僕はどんな飲み物よりも「ネクター」が好きなのです。

あの桃の甘さ
適度のとろとろ感の喉ごし
特に湯上り後に、腰に手を当てがってネクターを飲むのが大好きなのです。
再開の喜びは、吉野家の牛丼のときもありました。
しかし吉野家の牛丼には不満があります。
僕の大好きな「ネギだく」がまだないということです。(2週間ほど前の取材?で)
つゆだくネギだくを食べながらネクターを飲む
変ですか????僕って???
いいじゃないですか!好き好きなんだから!!!
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 17:59
2007年02月28日
捜査一課長とワンコ ☆扇一平
今週警視庁捜査一課長が代わりました。
捜査一課長といえば警視庁の花形と言われますが、一番厳しいポストです。
光真章(みつざねあきら)・前捜査一課長も物凄い方でした。
休んでいる姿を見たことがありませんでした。
この一年間キャップである僕の携帯にも土曜日曜、そして深夜にもかかわらず「変死事件です。捜査一課長が現場に向かいました」「殺人です。一課長が○○署に入りました」と広報から連絡が頻繁に入りました。
凄惨な事件現場に向かい、捜査を指示する。
ホシを挙げて欲しい・・解決して当たり前・・・そんな声が目が捜査一課長に集中し期待されます。
光真・前捜査一課長は退職前の1年間、見事に大役を果たされました。
多くの重大事件を解決されました。
心からお疲れ様と言いたいです。
でも解決できなかった事件もあり、無念だったに違いありません。
光真・前一課長の住まわれていた官舎の前を通ると、もうすでに表札の名前は変わっていました。その風景は、遺族の気持ちを思い解決に全力を尽くしたにもかかわらず、それを遂げることができず去っていく前課長の気持ちを表しているようでした。
捜査一課長というポストは強靭な体と共に、繊細な神経と、被害者そしてその家族に対して深い愛情が必要です。
新しく捜査一課長になられた佐久間正法さんは前鑑識課長。
その前にも捜査一課で活躍されており、重大事件現場のベテランです。
(新任記者会見にて 捜査担当者ということであえてボカしました)
佐久間さんも日頃はとても穏やかな方で(部下にはどうか知りませんが)一緒に食事をして話したりしていると、被害者、そして残された家族の無念を晴らすため頑張るという気持ちがひしひしと伝わってくる人です。
そんな佐久間・新捜査一課長はワンコが大好きです。
パピオンをなんと4匹も飼っています。
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きっと悲惨な事件を捜査し、疲れ果てて我が家に戻ったとき、純粋に自分を迎えてくれる・・・
身も心も疲れ果てたとき、愛犬たちに接することは最高の癒しになるのではと思います。
僕もワンコが大好きです。
人間として考えられないような事件の取材をして、深夜家に帰ると2匹のワンコが迎えてくれます。
13歳のおばあちゃん犬と、5ヶ月のちっこいワンコがソファーの上で体を寄せ合って寝ていたにもかかわらず、起き上がり大きい舌と小さい舌で僕を舐めまくってくれるんです。
時々は起こすのが可哀想なので抜き足差し足で前を通り過ぎますが、
その寄り添う2匹を見ているだけで疲れが吹っ飛んでしまうんですよね。
ちょっと世の中荒みすぎてはいませんか。
音楽などもバラード系、癒し系がヒット曲の今の主流ですもんね。
世の中の全ての人が、一日に一回でも癒される瞬間を持つことができたら、犯罪は絶対に少なくなると思うんです。
警視庁キャップ 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 02:16
2007年02月09日
パトカーが変わる! ☆扇一平
以前警視庁で指に切り傷を負い、売店で「ばんそうこう」を買いました。
警視庁売店にはさまざまな警視庁グッズが売っています。
せっかくだから「ばんそうこう」もパトカーの可愛い絵が入っているものを買いました。
その「ばんそうこう」を貼ったまま、帰りに家の近くのコンビニに寄ったらレジでお姉さんに笑われました。
そんなパトカー・・・・あなたは乗ったことがありますか?
普通に人はなかなか乗れません。
もっとも容疑者になったら乗れますが・・・
僕はずっと以前、警視庁交通安全パレードの先導車のパトカーに乗ってマイクでアナウンスしながら走ったことがあります。
スカイラインGTRの交通機動隊のパトカーでした。
それからもっと以前、運転していたとき、パトカーの乗務員の方に声をかけられ、
パトカーの後ろの座席に乗せてもらったこともありました。
当時、私は若者向けの番組を担当するアナウンサーでした。
「ああ、あの番組の扇さんですか!」・・番組を聴いてくれたことがあるようでした。
警察官の方は私に向かって「サインしてください」と言ってくれました。
「分かりました」と私は警察官の方が差し出した紙にサインをしました。
・・・その紙は薄く細長く、青い色をしていたのを覚えています・・・・・・悲
ところで、そんなパトカーが変わります。
精悍になります。
こんなです。

夜もはっきり!


警視庁のパトカーは昭和25年には白一色でした。
それが昭和30年には白と黒のツートンとなり現在に至りました。
しかし車の色も増え、今のままでは目立たなくなり、
犯罪の抑止効果と外国人にも分かるようにと
大きくエンブレムと「POLICE」の文字を入れたんです。
金色に輝くエンブレムは警察手帳の記章をデザイン、
白の「POLICE」の文字は夜でも光に反射してめちゃくちゃ浮き上がります。
警視庁装備課長に小声で聞きました。
「赤灯を消しても目立つので交通取締りが大変じゃ・・・???」
装備課長はきっぱりと言いました。
「違反や犯罪を抑止するために目立たなければならないのです!!」
・・そりゃそうだ!・・・でも運転していて・・・いきなり・・出てきて・・・捕まった
・・・・友達も・・・いた・・・けど・・・
あっそうか!
これからは、より一層違反や犯罪の抑止効果を高めようとする警視庁の気持ちの表れなんだ・・そうか!!そうだったのか!!!!
現在警視庁の白黒の車両は1400台。
このうち交通パトカーとパトカー645台には、6月までにエンブレムと「POLICE」の文字が貼られるということです。
ただ今月18日に行われる東京マラソンの交通規制などのために数十台が先行配置されますが、せっかくの「POLICE」のところに「東京マラソン2007」と上に貼られちゃう予定なので、拝むことはできないかもしれません。
あっそうそう「東京マラソン2007」の18日(日)は、都内は朝から夕方近くまで
史上最大の交通規制が敷かれますのでご注意を!
首都高も乗ったらいいけど、出口から出られないこともありますからね!!!
警視庁キャップ 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 10:41
2007年01月23日
警視庁担当になってから一番・・恐怖の予定・・・ ☆扇一平
まずこの写真・・
そしてこの写真・・
このブログでも見覚えあるでしょう・・・
そう、去年の重大事件での記者会見です。
ここは警視庁記者クラブのフロアにある「記者会見室」
今まで幾多の重大事件の記者会見を行った「事件の歴史」の証人でもある会見室なのです。
しかしこの会見室は他のことにも使われます。
暮れの記者クラブ忘年会。
さらに年明けの警視庁各部が行う武道始の剣道着の衣装合わせにも使われます。
初めて剣道着を切る記者たちにとって緊張の場所でもあります。
何度帯を締めても袴が落ちてきて、広報部の剣道の先生たちが帯を締めなおしてくれます。
武道始・・・記者たちにとっては恐怖の季節。
事件取材をしながら毎日の稽古、そして試合・・・
しかもしかも!!!!!
今年は順番で総務部の武道始に文化放送の私が選手で出なければならないのです。
刑事部や公安部の武道始には腕に自信のある若手記者も出ますが、
私はまったくの初めてなんです。
えぇえぇ稽古しましたよ!
総務部2週間に渡って毎日稽古スケジュールを組んでくれましたよ!
胴着を着けて稽古しているときに捜査一課の会見が入ったといって汗だくのままスーツに着替えて走りましたよ!
竹刀ももらいましたよ!
広報の人たちから「いやぁ扇キャップは本当に剣道着似合いますね」っておだてられもしましたよ!
警視総監に「今年から剣道やめてボウリングにしませんか?」って言ったら怒られましたよ!
いくら稽古したって相手は警視庁の有段者ですよ!!
しかも去年サンケイのキャップが叩きのめされているのを知ってるんですよ!
総監や、刑事部長のキャップ会で半年間それを言われ続けて可哀想でしたよ!!
そんなこんなで明日、試合に出てきます。
結果は絶対に言いません。
あああ武道始めが非公開で良かった・・・
投稿者 文化放送報道部 : 18:02
2007年01月04日
仕事始め ☆扇一平
1月1日午前2時半に浅草の殺人事件でたたき起こされた2007年、
正月は2日と3日に休みをもらって、今日から普段通りの警視庁キャップ生活に戻りました。
しかし報道部に朝、警視庁広報からの電話。
渋谷区内の住宅で殺人事件の報。
捜査一課長が向かったということで、警視庁担当は今日は僕しかいないので所轄の代々木署に急行しました。
悲惨な事件でした。
20歳の短大生が殺され、遺体をバラバラに切り刻まれ、ビニール袋に入れられて自宅子供部屋で見つかったという事件でした。
なぜ!!去年の暮れといい、バラバラ遺体が見つかる事件が続くのでしょう。
今年こそ悲しい事件は無くなって欲しいという僕の気持ちを逆撫でするような事件が年明けから起きてしまいました。
夕方、僕は警視総監の公邸で行われた賀詞交換会に参加していましたが、急遽捜査一課長会見があるということで警視庁に戻り、実の21歳の兄が妹の遺体を損壊した容疑で逮捕されたことが分かりました。
逮捕された兄は、妹から「夢がないね」などと言われたのをきっかけに妹を殺し、遺体を切り刻んだと供述しているということですが、この供述が立件されれば殺人でも再逮捕されるでしょう。
この事件の背景にはいろいろと家族の問題もあると思います。
逮捕された兄は、医歯薬学科系の予備校に通っていたということですが、21歳でした。家が歯科医、日頃のプレッシャーが妹の一言で爆発したとも考えられます。
でも・・普通、人間は人を殺しません。切り刻みません。
なぜこんな事件が続くのでしょうか。
「昔より日本人は切れやすくなった」と言われています。
「呼吸が浅く脳内に酸素が行き届いていないから切れやすくなる」と言う医学者もいます。
100の事件があれば原因は100あります。
ひとつひとつの事件の原因を分析しても、また新しい原因の事件が起こります。
このような事件の報道を聞き、事件の悲惨さを感じてもらい、犯罪を憎む人が増えていくことが、犯罪を減らす一番の方法でしょう。
ただ興味本位に伝えるだけでは・・
ただ興味本位にニュースを聞くだけでは・・・
・・・・・駄目です。
投稿者 文化放送報道部 : 19:36
2006年12月18日
新宿切断遺体事件 ☆扇一平
土曜日朝、警視庁から僕に連絡がありました。
東京西新宿で切断された男性の遺体がゴミ袋に入れられて路上に捨てられていた事件。
警視庁は特別捜査本部を設置して捜査に当たっています。
ちょうど金曜の夜、僕は刑事部長、捜査一課長、鑑識課長と、警視庁キャップ会で「今年は例年よりはるかに特別捜査本部の設置数が少ない、
凶悪事件が少ない」・・・などの話をしていたばかりでした。
鑑識課長からは、捜査員でも目を背けるような・・新人捜査員なら卒倒するような遺体もあった・・という話も聞きました。
しかしおそらくその時間と相前後して・・・犯人は死体を切り刻み、特捜も立つような凶悪な事件を起こしていたのです。
まだ事件は死体遺棄事件での捜査ですが、少なくとも死体損壊、そして殺人も絡んでいるかもしれません。
文化放送報道部全体としても年末の忙しいときなのに・・・
警視庁班は大変です!永野サブキャップとテンパーリ高尾はノロウィルスの病み上がりだし、ここはひとつキャップの僕が休日返上で捜査一課長の会見に臨みました。
それにしても嫌な事件です。・・恐ろしい・・・
なんで人の体を切り刻むことが出来るのでしょうか???
現場は歌舞伎町と線路を挟んで反対側。
新宿JRの大ガードから大久保方面に向かって300メートルほど行った線路沿いの道です。
なぜか僕はその場所を何度か歩いたことがあります。
それはそのそばに行きつけのラーメン屋さんがあったからです。
メインストリートである小滝橋通りと平行している細い道路・・
昼間でも人通りが少ない道でした。
(ここからはショッキングな内容を含みます)
遺体は東京都指定の白いゴミ袋(90リットル)に入れられていました。
しかもそれは道路上に放置され、朝8時ごろ会社員が発見、110番通報されました。
道路上に置き去りにされた大きなゴミ袋・・・
発見した会社員は、結ばれていない袋の中を覗き込みました。
袋の中には首のない遺体が入っていました。
会社員はどんなに驚いたでしょう・・!!
駆けつけた捜査員が調べると、その遺体は、首から上、左ひじから下、右手首、へそから下がのこぎりのような物で切り取られ、胴体部分だけのもので変色していたということです。
その後の捜査で法医学の見地から上腕骨の組織を調べ、この遺体は20才代の男性で、死後1~3日経過していることが分かりました。
今のところ被害者の身元や、犯行の目撃など有力な情報はまだ得られていませんが、事件発覚当日の深夜3時ごろ一台の車が現場付近に止まっていたという情報もあり、捜査本部ではその車の特定を急いでいます。
捜査一課長は「被害者の身元判明が捜査上大きな進展となる」と言っており、
事件直近のいざこざや暴行事件などの110番通報を解析すると同時に、所在不明者の洗い出しをしています。
以前「愛犬家殺人事件」で犯人だったブリーダーが被害者たちを風呂場で切り刻み、燃やしたという猟奇殺人事件がありました。
今回の切り刻みはそれとは違い、おそらく遺体を捨てるためのゴミ袋に身長170センチ前後の男性の体が入らなかったため、そして重かったためにバラバラにしたのではないかと思います。
死因はまだ分かっていません。殺されたのか・・それとも????
体が切り刻まれたのは、生体反応がないため死後とみられています。
まだ見つかっていない体の部分はどこにあるのか?
見つかった体の部分の重さは20キロ。血液の分を差し引いても、頭を含めまだ半分の部分が不明です。
見つかった部分に比べ、まだ見つかってない部分は頭や指紋の確認が出来る手など、100倍以上証拠としての材料になるところばかりです。
被害者の特定は、残るからだの部分の捜索が大きな要素にもなります。
それと平行して犯行時間、犯行車両の特定(車が使われた可能性大と捜査本部はみている)、DNA鑑定で被害者の身元確認など、捜査本部の捜査は続いています。
また今夜も行われる捜査一課長の捜査状況説明に行ってきます。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 15:00
2006年11月29日
今日の警視庁 酒について ☆扇一平
月末になると警視庁は忙しくなります。
毎日各部、各課の事件会見。
さらに各部長と記者との意見交換会が行われます。
これは月に一回開催されるもので、その部の担当記者が報道各社から出席して部長からその月の活動、捜査状況などが報告され、記者たちから質問が飛ぶといった内容です。
この会を警視庁では「放談会」と呼んでいます。
昨日も2つの部長放談会があり、今日は3つありました。明日は2つあるんです。
新聞など記者の多い社はひとつずつ別々の記者が出ればいいのですが、文化放送は3人の記者で回しています。
文化放送警視庁担当
(キャップの扇)
(サブキャップの永野)
(頑張り屋の高尾)
でも警視庁に全員がいけない日の方が多く、1人か2人でやりくりして出席することがほとんどなんです。
今日の放談会は「警視総監」「警備部長」「交通部長」でした。
警視総監はキャップ会なので僕が出席しなければならず、永野サブキャップが「警備」「交通」に掛け持ちでどうにか出席することができました。
総監は都内の交通死亡者数が過去最低になろうかとしているので、年末は気を引き締めていきたいと話していました。
さあ飲酒運転が多くなる可能性のある12月を迎えます。
・・・取締り、凄いですよ!
絶対に飲んだら運転はしてはいけませんよ!!!
今までいかに日本が酒に対してルーズだったのか痛いほど分かった1年でした。
酒に対しては
「おめでたい席だから」・・とか
「酒は百薬の長」・・・だとか
「酒を飲んで腹を割って話せばわかる」・・・とか
酒のいいとこばかり強調してきた過去がありました。
「酒を飲んで酩酊していたから心神耗弱」
「酒を飲んでいたので何も覚えていない」・・など
犯罪を犯しても酒のせいで責任をまぬかれようとするのは大間違いです。
今は酒を飲んで犯した罪は、飲んでいない時と同じように扱うべきという時代になってきました。
タバコの害が言われ続けています。
そのため喫煙者は肩身の狭い思いをするようになりました。
確かに体に悪いことは誰でもわかります。
吸わない人に対して大きな迷惑がかかることは誰でもわかっています。
タバコが吸えない場所では・・吸わない。
まだ迷惑な吸い方をしている人間をたまに見ますが・・・
ほとんどの人はタバコが嫌いな人がいることを考え、マナーを守っています。
一方、酒を飲む人は、
酒が、アルコールが、酔っ払いが嫌いな人がいるということを考えているでしょうか。
世の中には、アルコールの臭いを嗅いだだけで気分が悪くなる人も多くいます。
酔っ払いを見ただけで避けて通りたくなる人も多くいます。
嫌煙権を主張した人が言いました。
「いい空気を吸いたい」
アルコールが嫌いな人はまだ言っていません。
「いい空気が吸いたい」・・・と
レストランも道路も、公共施設も喫煙場所を除いてほとんどが禁煙です。
列車も飛行機もほとんどが禁煙です。
終電近くの満員電車・・・
アルコールの臭いがダメな人の周りにアルコールの臭いを発生させる酔っ払いたちがくっついている・・・
そんな人たちはこう考えています。
「禁煙車があるのなら、禁酒車も作って欲しい」
「飛行機でなぜ酒を出すのか?国際便で10時間近くも隣で酒を飲まれたらかなわない」
アルコールのマイナス点がより拡大し、犯罪や事故が増え、マナーもなくなり、
禁酒法が制定されたら困るのは酒を飲む人たちです。
タバコを吸う人たちが今置かれている立場が、まさにその世界です。
タバコがマナーからルールへと変わりました。
酒も道交法ではルールになっていますが、まだマナーの時代です。
しかしマナーが野放しになってしまったら、すべてがルールに縛られるようになるでしょう。
暴力事件、飲酒事故、体を壊す・・・
・・・酒の弊害はタバコ以上かもしれません。
だから酒を飲む人たちも、自分の首を絞めないようにしなければ・・・ネ
嗜好は人それぞれです。
だからそれぞれの人がマナー、ルールを守って、それが嫌いな人の気持ちを尊重しなければならないのです。
特に今は酒に注目が集まっています。
間違った飲み方をしてしまうと、本当に人生を捨ててしまうことになります。
忘年会シーズンに突入します。
くれぐれもご用心を!
投稿者 文化放送報道部 : 21:19
2006年10月24日
こちら警視庁です ☆扇一平
きょう警視庁に行くと捜査2課でスケート連盟元会長らの再逮捕の会見。
またもや国際大会に外国人役員を呼んだりした旅費を水増し請求させ、
旅行会社からキックバックさせたという腐りきった背任での逮捕でした。
そして10人ほどの理事たちにもそのお金を分けていたということで
平成14年から16年秋にかけ4000万円の裏金作りとも言われるこの犯罪は行われていました。
嫌な体育会体制というか・・こういった連盟とか協会はワンマン体制で、
中で何が行われているか闇の状態が多いと聞きます。
選手たちは大きな目標に向かって頑張っているというのに何と言うことか!!
フィギュアスケートなどはお金持ちのスポーツなどとも言われますが、
実情は、各選手とも自分たちには大変なお金をかけています。
良いコーチを付けなければならなかったり、海外で修行を積んだり・・・
だからコスチュームなどは選手のお母さんらがほとんど手作りです。
水増し請求で裏金作りをする悪知恵があるくらいなら
表金で日本全国から良い選手を探してどう育てるかに知恵を働かせるべきだったでしょう。
そんなこんなでプンプンしながら次の会見場、保安課に急ぎました。
会見時間が重複しているのでもう始まっていました。
会見場に入ると・・
「巨乳娘」という言葉がいきなり飛び込んできたのです!!!
保安課は風俗なども扱う部署、しかしこの1年間は耐震強度偽造事件などで
めちゃくちゃ忙しかった課でもあります。
今日の会見は「わいせつDVD」販売店の一斉摘発でした。
新宿歌舞伎町の通称「ビデオ村」で10店舗3倉庫が一斉捜索され
わいせつDVDビデオ3万7553枚が押収、14名が逮捕されたという事件でした。
きょうもいろんな事件が起こっているなと、記者クラブ文化放送ブースに戻ると電話が鳴りました!!

(記者クラブの電話)
「はい!警視庁!」
(向こうの人あわてて)
「すっすみません(ガチャ)」
電話を切られました。
「警視庁記者クラブ文化放送です」と親切に言えばよかったかな。
それとも何か警視庁と聞いて後ろめたいものでもあったのかな・・と思っていると
また電話が!
向こう・・おばあさんらしい
「もし もし あの~ ○○会社の××さん??」
「いえ、違いますけど」
「××さんじゃあ ないの??」
「いえ、どちらにおかけですか?」
「ええと・・○○○の○○○○番よ」
「ああ、それならうちですが、でも××さんではありませんよ」
「じゃあ××さんはどこにいるの??」
「はぁ、そう言われても・・・」
「だって番号案内でちゃんと聞いたんだから、この番号」
「お間違いになったんでは?」
「NTTも案内、間違えるのかねぇ」(あなたです聞き間違えたのは!!)
「あは、そうかも知れませんねぇ」
「じゃあ何番にかければいいの??」
「そう聞かれても・・・ひとつ言えることは、このおかけになった番号以外ですね」
「おもしろい人ねだわ、でも本当にこの電話間違ったの??」(しつこい)
「ええ、ここは警視庁・・」
「なに!!うわ~~大変なところにかかっちゃたのね・・あなた刑事さん???」
・・・警視庁には刑事さんしかいないと思っているたくさんの人の中の1人でした。
・・・このおばあちゃんは
でもなにか、ほのぼのとした空気の中にいたなぁ
スケート連盟の記者会見でプンプンしていた自分が癒し系に変わっていくようでした。
そういえば・・・以前も
警視庁の玄関を警備の警察官に敬礼されて出て、前にいたタクシーに乗り込み
「新宿歌舞伎町のあたりまで」と言った時、運転手さんが
「捜査ですか?」と聞いてきたこともあったっけ
また外からタクシーに乗って
「警視庁まで」と言うと
妙に安全運転過ぎるタクシーも多かったな。
このブログをお読みになっているあなたは
「警視庁」と聞いて最初にどんな言葉が頭に浮かびますか?
それでは本官はこの辺で・・失礼します! 敬礼!!
投稿者 文化放送報道部 : 11:16
2006年10月05日
この2日間 三権巡り ☆扇一平
いやぁこの2日間三権移動しまくりで疲れました。
私は警視庁のキャップ。
本来ならばデスク業務で会社にいる以外は
警視庁に詰めて、各部や広報への対応、マスコミ各社間の調整などを
しなければならないのです。
しかし我が文化放送報道部はそうも言ってられません。
人数が・・・足りない!!!!
もう10月だというのに、まともに夏休みを取っていない人間ばっか!!
だから1人休むとそれだけ仕事の量が多くなるわけなんです。
ご存知のように・・ほとんどの人が知らないけど・・
文化放送報道部はデスクなどの内勤のほか、
国会、警視庁、その他都庁、裁判所などの司法、気象庁、消防庁、JR、空港、証券取引の兜町・・・
・・・・・・・・・うわ~~~~っ
・・・といろんな記者クラブに在籍していて取材活動を続けているんです。
だから必然的に記者クラブの幹事業務などが回ってきて、やることの多さったらあんた!!
今月は警視庁、国会が文化放送の幹事。
私は警視庁なので詰めていなければなりません。
しか~~し!!
まず昨日の朝からまいりましょう。
8時半に出社、10時から東京地裁で「渋谷女子大生身代金誘拐事件」の初公判が開かれます。
あの報道協定がしかれた事件です。→私の過去のブログ参照
てなことでまず朝一で東京地裁へ
裁判を傍聴して昼ニュースのレポートを行うのです。
406号法廷記者席の最前列をゲット、
あの重大誘拐事件を引き起こした3人の被告が目の前にいます。
彼らはすべて起訴事実を認めました。・・・くわしくは6日(金)の「吉田たかよしプラス」で
レポートします。
昼ニュースのレポが終わり、すぐに警視庁に入ります。
警視庁では永野サブデスクが幹事業務を行っていました。
各社と打ち合わせをして、広報にも確認を取り、何も大きな発表ものがないことでほっとし、
すぐさま総務省のビルの警察庁へ・・・
警察庁で調べ物をし、今度は国会に行きます。
国会キャップの鈴木ビン記者が本社のデスクで、
ベテランの高橋タミー都庁キャップが国会に詰めていたんですが、
タミーが総理官邸取材になり、私が国会民放クラブに入り幹事業務。
1時間ほどで、国会幹事のすべき書類をを作り再び警視庁に戻ります。
警視庁に戻ると、捜査2課の会見が待っていました。
捜査2課は詐欺などの犯罪を取り扱う部署。
その会見は「元日経新聞幹部による詐欺事件」で逮捕の会見でした。
このところ2課は振り込め詐欺などのほか、スケート連盟の事件などめちゃくちゃ
忙しい課なんですよ。
そんなこんなでニュースパレードも終わり、ライブドア事件の取材レポートをした
高尾記者とともに中継車で浜松町本社に戻りました。
蛇足ですが、ライブドア堀江裁判は9月に5回、10月に10回、11月に11回と
集中しています。これは司法制度改革の短期集中審理の概念がまともに出た結果ですが、
高尾記者はヒーヒー言っています。

(右がヒーヒー言う高尾記者、左は週末に総理随行で中国・韓国に行く吹野記者)
でも若いまじめな高尾記者は裁判の取材に命をかけています。(ちょっと・・いや凄い大げさ)
朝から夕方まで毎日のように続く堀江裁判、このほか耐震偽造裁判とか集中していて
丸1日裁判を傍聴し、まったく時間もなく全国ニュースでレポートをする高尾は大変です。
だから私は司法キャップもやっているので、高尾にせめて少しは裁判を休ませてやろうと
誘拐事件の取材レポをやったのですが、堀江裁判もその日もあったので高尾のヒーヒーは止まりませんでした。
こいつが高尾です

(右が高尾記者、左が湾岸に住んでいて東京湾花火を見るため沢山の人を呼んだが雨で順延になり手持ち無沙汰になった吹野記者)
高尾は熱心すぎる若者です。

(右が熱心すぎる高尾記者、左が総理随行を宿直明けで自室で寝ている時に知らされ、寝ぼけていて渡航書類にはんこを押すため、わざわざ部長を家に呼び付けた吹野記者)
高尾はよくテンパリます。

(右がよくテンパる高尾記者、左がブログに使うために写真を撮ると、まるでアイドル芸能人みたいに確認をしなければ落ち着かないナルちゃんの吹野記者)
でも高尾を応援してやってください。・・・出たついでに吹野も・・・ネ
ところで・・・
今日も朝から私は警視庁
朝から会見の連続!
その中で、重軽傷者を出した都電荒川線の追突事故の運転士らが
業務上過失傷害で書類送検されたレポートを昼のニュースで放送、
その後明日の「吉田たかよしプラス」のための取材を警視庁内や
各省庁を回って行い、警視庁に戻ったところ、高尾記者からSOSが!
そうです裁判に命をかける(大げさ)高尾は、今日はヒューザー小嶋被告の初公判の取材でした。
公判が長引きそうで、裁判所から出るグランドステージ東向島の住民のインタビューを取ってくれないかと言うお願いでした。
お願いされて今まで一度も断ったことのない私は(ちょっと大げさ)すぐさま地裁へと走りました。
外は大雨です。
ちょうど着いたところに、住民の方はやってきました。
テレビカメラ、新聞記者の間に、このブログのメインタイトル
「文化放送と書かれた黒いマイク」を突っ込みました。
しかし右手でマイクを出し、左手で録音機を操作、
傘を持つ手がありましぇえ~~ん!!! ヒーヒー(今度はオレか!!)
傘は落ちました、マイク録音機が濡れないようスーツの上着をかぶせました。
いい録音は取れましたが、びしょ濡れになった私がそこにいました。
中継車に戻って本社にインタビューを送り、
体を乾かしていると、ニュースパレード直前に、高尾記者が走って帰ってきます。
あと放送まで2分!!!
予想通り高尾記者はテンパっていました。

(もう面倒くさいので説明は省きます)
そんな感じで2日間が終わりました。
小学生の時、社会で「三権分立」を学びました。
立法、司法、行政はそれぞれ分離して、お互い介入しない・・・
しかしこの2日間の私の活動は・・・・
「三権合体」でした。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 21:14
2006年09月18日
オウム事件は終わっていない ☆扇一平
先週金曜日、最高裁はオウム真理教の松本智津夫被告の特別抗告を棄却し
松本被告の死刑が確定しました。
・・・オウム事件は、教祖の死刑確定をもって終結したという訳ではありません。
オウム事件によって被害を受けた方々の苦しみは一生続いているのです。
浅川一雄さんという方がいます。46歳。
何もなければご夫婦、お子さんたちと幸せに暮らしていたはずのサラリーマンでした。
しかし11年前、地下鉄サリン事件で、当時31歳だった妹の幸子さんが倒れてしまいます。
幸子さんはサリンの後遺症で重度の言語障害、寝たきりの状態が続いています。
「松本智津夫は税金で生きていられる。食事を取り、風呂も入ることができる。
しかし妹に対しては国は何もしてくれず、家族の介護がなければ生きることも、風呂に入ることもできない」と、松本被告の死刑確定の日の会見で浅川さんは訴えました。
「妻もパートに出て妹の介護に協力してくれています」
「私たちが倒れたら、子供たちに妹の介護をしてくれとは頼めません。彼らには彼らの人生があるのです」
「松本被告の一生は死刑執行をもって終わるかもしれませんが、私たちはそれで終わることなく苦しみが一生続くのです」
犯罪の被害者には誰もがなってしまう可能性があります。
その確率は加害者になるよりもはるかに高いものだと感じます。
犯罪の被害者になってしまった場合、
体の苦しみ、心の苦しみ、さらに経済的苦しみは、被害者そしてその家族に大きくのしかかってきます。
2004年に成立した「犯罪被害者等基本法」
これは犯罪被害者に対して再び平穏な生活をおくれるよう国や地方自治体が適切な施策をとりなさいというアウトラインを示したものであり、具体的なものはほとんどありません。
犯罪被害者になった場合、損害賠償請求権は生まれますが、加害者に支払い能力がない場合がほとんどで、被害者の経済的負担は大変なものになってしまいます。
国からは見舞金程度のものが出る程度。
オウムの被害者だけでなく、大勢の犯罪で被害に遭った方々が救いの手を待っています。
本当にひとごとではないのです。
国や自治体は具体的に動くことに「待った」はできません。
投稿者 文化放送報道部 : 18:39
2006年09月05日
ぶっ文化放送がっ・・破壊されるぅっ!!☆扇一平
私は思わず涙を流しそうになりました。
取材をしながら・・・・
目のあたりにしたのです。
文化放送社屋の壁にドリルがめり込み
スタジオに続く鉄の扉が火花と共に焼ききられていったんです!!
さらに何十万枚もの貴重なレコード、CDが保管される民放界最大級のレコード室まで破壊されていきました。
実は四谷消防署の要請を受け、文化放送は四谷の旧社屋を大規模災害救助訓練に提供したのでした。
旧社屋の周りにはたくさんの消防士たち
そしてはしご車を含む何台もの消防車
そのはしご車に乗せてもらい30メートルの上空から初めて文化放送を見ました。
指揮官の赤羽四谷消防署長は
「放送局は防音など他のビルに比べて堅牢にできている。ここで訓練をすることは、難しい救助に対しての備え、経験に大きなプラスになる。こんな体験は本当に稀で、若い消防士達にとってもいい勉強になり、提供してくれた文化放送に心から感謝したい」と言ってくれました。
20数年前に入社し、怒られたことも、褒められたことも、全てを見守ってくれ包み込んでくれた四谷の局舎・・・・
それが自分の目の前で、壁に穴を開けられ、ドアを焼ききられ、ガラスを粉々にされていく・・・
涙が出そうになりました。
でも今、その役割を終え、災害救助に役立つなら・・・
人間としての命を終え、苦しむ人のために臓器を提供し最後の役割をしている身内を見るようでした。
投稿者 文化放送報道部 : 23:14
2006年08月30日
今日警視庁であったこと ☆扇一平
今日は一日中ほとんどが会見でした。
午前中の捜査2課の正規の「投資会社を装った詐欺事件」の逮捕会見を皮切りに夕方5時近くまでほとんど休みなしに様々な会見が続きました。
こんな日って珍しいんですよ。
その中で2つのスローガンが発表されました・・・
まず鑑識課・・・
このポスターです。
「いつか 必ず 家族のもとへ」
そうです、「身元不明者相談所」の開設の会見でした。
都内の身元不明死体の数は、昭和62年以降、今年7月末までに3100体に上ります。
家出人の中には犯罪の被害者になっている例もあります。
息子が、お母さんが帰ってこない・・・
ご家族の心配は計り知れないものでしょう。
そこで警視庁は今年も9月1日から9月30日までの間「行方不明者相談所」を開設することになりました。
場所は警視庁本庁舎1階の身元不明相談室と浅草警察署観音前交番の2ヶ所です。
去年はこの期間で791件の相談があり、42体の身元が確認されました。
もし、自分の家族がいなくなった・・・という方があれば
相談してみてはいかがでしょう。
詳しいことは警視庁ホームページをご覧ください。
身元不明者140人分のデータも載っています。
もう一つのスローガンは・・・交通部
「やさしさが 走るこの街 この道路」
これは交通安全標語です。
現在使われていた「おもいやり 人に車に この街に」が6年経過したということで新たに募集し、応募作品5217点の中から選ばれた作品です。
この標語は平成19年から広く使われるようになります。
本当に「優しさ」があればトラブルなど少なくなると思いますよね。
私はモータースポーツをやっていました。
レースの世界のルールでは、速いマシンが近づいてきたら、譲らなければなりません。
遅いマシンには各ポストから青旗が振られ、後ろから速いマシンが来ていることを知らされます。
ラインを譲ってもらったドライバーが手を上げて追い越していくシーンを良く見ます。
たとえそれが300キロ近い超高速でも・・・
実際、一般道ではどうでしょう。
高速道路の追い越し車線をゆっくり走る車、
後ろから車が近づいてもまったく走行車線に戻る気配はなく
後ろのドライバーはキレてしまう・・・
強引に割り込む車、
他車にブレーキを踏ませるドライビングは×です。
しかも何も挨拶をしない・・
そして割り込まれたドライバーはキレる。
自転車は信号を守らない
子供たちが赤信号で待っているのに、平気で渡っていく大人たち
横断歩道を人が渡っているのに突っ込んでくる車
タバコを吸いながら走るバイク
・・・今の交通社会、キレる要素が満載です。
僕はもう止めました
切れることを
たしかに20年位前までは、運転をしていてカッとすることはありました。
でも止めたんです。
・・疲れるから
自分だけ疲れて、カッとさせた相手はぜんぜん疲れてないんですから。
渋滞でとなりの車線に入りたいときは、早めにウィンカーを出して
窓を開け手を上げます。
雨が降っていてもやります。
入れてもらったらもう一度挨拶をします。
相手も手を上げてくれた時の爽やかさってありませんよね。
横断歩道で止まったとき、渡る子供たちが笑顔で挨拶をしてくれたときの
爽やかさ・・本当に素敵です。
まったく知らない相手と、交通社会の中でコミュニケーションを取れたときの嬉しさは格別です。
そう・・人にどうしろとは言いません。
人の優しさを感じるっていいなぁって思うだけです。
そう思う人も多いんでしょうね。
話し変わって9月1日(金)は午前11時から
「防災スペシャル あなたにできること ラジオにできること」を放送します。
プロデューサーの私は、警視庁の仕事と平行して番組制作に奔走しています。
ゲストに来てくれるハリウッド女優、工藤夕貴さん。
私、扇一平と工藤夕貴さんの関係をご存知の方は「文化放送通」です。
私も夕貴さんに会えるのが本当に楽しみです。
このスペシャルでは、あなたからの防災に関する素朴な疑問を待っています。
文化放送のトップページから「防災スペシャル」を開き、投稿フォームから
メールをお寄せください。
抽選で素敵なプレゼントをお送りします。
明日は進行表、台本のチェックなど「防災スペシャル」の最後の仕込みです。
それも抜けられない警視庁で・・・・
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 23:52
2006年08月11日
遺骨泥棒恐喝未遂事件・・解決!! ☆扇一平
はじめに昨日の警視庁記者クラブの窓から皇居越しに見える夕焼けは実に美しく心が洗われるようでした。
明日は嫌な事件などなければいいなと思い今日来てみると・・・こんな事件が・・・
5月25日、会社役員のA子さん(61歳)が港区にあるご主人のお墓参りに行くと、墓石に張り紙が!
「骨壷を預かっている。警察に通報するな。通報すれば骨壷は永久に帰ってこない」
・・・こう書かれていました。
誰もが自分ちの墓に言ってそんな張り紙が貼ってあったら驚くよね。
しかも警察に通報するなって、通報したら遺骨は永遠に・・・!!!
・・・納骨室を調べるとご主人の骨壷がなくなっていました。
A子さんは迷うことなく麻布署に通報したのでした。
えらい!!毅然とした態度!!
その紙には「ここに電話しろ」と犯人の携帯電話番号が書かれてあり、A子さんは電話をします。
その後、2ヶ月間に27回犯人から電話があり、最終的にこんな要求が・・
「古い札で3000万円用意しろ!」
そして・・
「8月10日に水道橋の黄色いビルに来い」
さらに犯人は
「巣鴨に変更する」
さらにさらに
「大塚に来い」
どんなに行ったり来たりさせても、もう警察が張ってんのにネ!
案の定、犯人は指定した南大塚の路上で原付に乗っているところを発見され現行犯逮捕されました。
しかし供述で
「これは、ある人から頼まれたことで、何も知らない」
他に真犯人が!!??
・・・うそでした。
捕まったのは63歳の自営業のおっさんでした。
骨壷は東池袋のスポーツセンターそばのコインロッカーから見つかり、A子さんの元に返されました。
なぜ、このおっさんはA子さんの家の墓を狙ったのか?????
会見で記者達の質問はその一点に集中しました。
捜査一課長はこう説明しました。
「この男の家の墓が同じお寺の中のすぐそばにあり、A子さんの家の墓が一番豪華だったから」・・・
事件の陰にはターゲットに対する周到な調査も何もありませんでした。
実に簡単な理由でした。
記者達は拍子抜けをし、乾いた笑い声さえ起こりました。
このおっさんの罪名は「恐喝未遂」
それにしても盗んだものが「遺骨」と「生きた人間」ではエラい違いがあるって思いましたね。
もしこれがA子さんのご主人の遺骨でなく生前のご主人だったら・・・
罪名は「身代金目的誘拐」・・大罪です。
しかも間違いなくあの大変な「報道協定」が敷かれます。(7月25日の私のブログ参照)
このA子さんの亡くなったご主人は某グループ企業のトップとも聞く資産家。
資産家は生きている時も、亡くなった後も・・・大変だと痛感し、なぜかほっとしている自分がそこにいました。
A子さんは遺骨が見つかったことについて、
「主人の骨が見つかってとても嬉しい。自宅に数日置いて供養して、再びお墓に納めたい」と話しています。
でも今度は鍵をかけておいた方が・・・いいかと・・・・
ウチの墓は大丈夫、資産家でもないし・・ただオヤジが亡くなった4年前に、僕がデザインしたオシャレな墓だからちょっと心配!
(墓石に写っているのは写真を撮ってる僕ですので怖がらないでください)
いやぁ、ウチのお墓ができてからというものの、扇家の墓を参考にさせてくださいとか言われたり、ウチと同じデザインの墓が霊園の中に沢山できちゃって、警視庁記者出身の墓石デザイナーなんてどうでしょう??
すみません!!えらい話がそれてしまいました。
そう言えば・・今朝の「吉田たかよしプラス」の神出鬼没のコーナーで、僕のレポートは「コンピュータ犯罪」・・・ハッカーの話をしたんだっけ・・「墓」と「ハッカー」・・なんたりして・・
もう一度スミマセンでした。だから吹野記者にバカにされた書き方をされるんだよな。・・反省・・・・・なんかしないもんね。
警視庁担当 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 01:22
2006年07月25日
八王子スーパー強盗殺人事件・・あれから11年 忘れないで!! ☆扇一平
平成7年7月30日 夜9時15分 痛ましい事件は起きました。
八王子市大和田町のスーパーナンペイ大和田店の事務所内で、パート女性(47歳)と17歳と16歳のアルバイト女子高校生が頭を銃で撃たれ死亡。犯人は金庫をこじ開けようとしましたが売上金などはそのまま残されていたという事件・・・覚えていらっしゃるでしょう・・
この事件、あと5日で11年が経ってしまうのです。
あれから今日までの4013日、のべ11万2000人の捜査員を導入、現在でも24人体制で情報収集、聞き込み、被害者の身辺の洗い直しなど捜査を続けており、これまでに寄せられた情報は740件です。
しかし時の流れとともに次第に情報が減っていき、八王子防犯協会が立ち上がり、「大和田町スーパー事務所内強盗殺人事件の捜査に協力する会」を発足させ、7月30日を機に300万円の懸賞金を付けて捜査の協力を呼びかけることになりました。
同時に3200枚のポスターを貼り、八王子駅周辺では7月30日の13時から14時にかけて事件の情報提供を呼びかける特製のメモ帳を配布します。
この事件は11年が経過するものの、未だにご遺族の心の苦しみは癒えてなく、今日警視庁捜査一課長からも取材に関してのお願いがありました。
私が警視庁のキャップをしている以上は被害者、遺族、さらにもう一方の被害者とも言える加害者の家族に対しての取材には反対の立場をとっています。今までの警視庁班もそうでしたし、これからも文化放送警視庁斑はこの考えを貫き通すでしょう。(向こうから記者会見等をする場合は除きますが)そっとしておかなければならない人たちの心を踏みにじったり、場合によっては犯罪捜査に大きな支障を来たすからです。
ですから何が何でもマイク、カメラを向ける一部マスコミには大きな疑問を抱いています。
この事件のみならず、遺族の方々の心が新たなスタートを切れるきっかけは、事件の解決以外にありません。
このブログをご覧になっているあなたも、この事件を忘れずに、何か心当たりがあったならば八王子警察にご連絡をお願いいたします。
警視庁担当 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 16:12
2006年07月06日
渋谷・女子大生誘拐事件から10日 ドキュメント 担当☆扇一平
東京・渋谷区に住む医師、池田優子さんの娘さんである大学生、池田果菜子さんが誘拐され、身代金を要求された事件、きょう捜査一課長の会見があり、監禁容疑で逮捕されていた3人の容疑者が身代金目的略取誘拐容疑で再逮捕したと発表されました。
取調べで3人の容疑者から「大金が欲しかったのでやった」との供述が得られ再逮捕となりました。
・・・事件から今日でちょうど10日・・・
6月26日(月)昼 12:25ごろ
私はその日はニュースパレードのデスク。
昼のニュースの放送が終わってほっとしている時間でした。
・・・その時、渋谷区鉢山町のバス停近くで果菜子さんが3人の容疑者たちに拉致されていました。

そして・・犯人たちからは母親の優子さんに3億円を要求する電話があり、果菜子さんは川崎市内のマンションに監禁されました。

私は夕方のニュースパレードを放送し、社屋引越しの荷物整理をし、20時ごろ会社を出ました。
帰宅途中、知り合いと会って、家に着いたのが22時少し前、着替えてほっとしていると携帯が鳴りました。
・・・・警視庁広報の係長からでした。
「警視庁にキャップはすぐにお集まりください。重要な件です」
私が家にいた時間はわずか5分。警視庁へと向いました。
23時00分
警視庁ではクラブ加盟の全マスコミのキャップたちにこの事件の説明があり被害者の生命に危険が及ぶ恐れがあるため、その後各社は報道自粛を決めます。
・・・いわゆる報道協定です。
その間、事件は解決に向けて大きく動いていました。
翌27日(火)0時40分
「川崎駅前でワゴン車の2人を拘束」の第一報が入りました。
午前1時20分 事件の経過説明の会見が行われました。
午前1時25分、「被害者の身柄を無事保護」の一報がもたらされました。
会見場にもほっとした空気が流れます。
そして午前2時前、各社は一斉に誘拐事件の報道を始めたのです。
文化放送でも、2時から、深夜の放送、早朝のワイド、午前のワイドと放送、警視庁からもずっとレポートや会見内容を喋り続けました。
不思議と気が張り詰めていたせいか疲れなどはまったく感じませんでした。
(そのあとが大変でしたけど・・)
午前4時15分
刑事部長が総括会見を行いました。
・・・逮捕された3人の容疑者
3人はきょう「営利目的誘拐」容疑で再逮捕されましたが、容疑をすべて認めています。
中国国籍の李容疑者と韓国国籍のチェ容疑者は、伊藤容疑者を通じて実行日の数日前に知り合ったばかりだったということです。
またこの誘拐は4月下旬ごろに計画し、5月には探偵社に依頼し、果菜子さんの行動をつぶさに調べ上げていました。
そして伊藤容疑者は知人から監禁の舞台となったマンションを1週間だけの契約で借り、伊藤容疑者が果菜子さんの監禁、チェ容疑者がレンタカーを借りて運転、李容疑者が電話をかけるといった役割分担を決めていました。
警視庁は8日にも送検する予定で、拳銃を撃ったことによる殺人未遂、拳銃の不法所持についても
立件を目指して検討中だとしてます。
ところで、今回の誘拐で強く思ったこと・・・
「被害者が自分から犯人を呼び寄せてはいないか」
「メディアが誘拐事件のきっかけを作ってはいないか」・・ということです。
さすがにラジオはほとんどそんなネタを扱いはしませんが、
「たくさんお金を持っている」と、実名でマスコミに登場している有名人がいかに多いことか!
そしてそれを取り上げるワイドショーや雑誌もいかに多いことか!!
今回の容疑者たちもそんなメディアの情報で知ったとも言っています。
自分を大きく取り上げてもらえるということで、仕事に関しては宣伝にもなるでしょう。
しかしそれに反比例して、同時に悪い作用もあるということを肝に銘じておくべきです。
犯罪を行う者が悪いのは当たり前のことです。
・・・多くの方が、今回の事件でそう感じたと思います。
世の中には「犯罪のきっかけ」がたくさん見えます。
きっかけが無ければ犯罪は起こりません。
衝動的・・これも瞬間的なきっかけによるものです。
過失・・これも心のスキがきっかけです。
そんな「きっかけ」をひとつでも多く摘み取っていきたいものです。
警視庁キャップ 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 17:44
2006年06月20日
警視庁にいると・・・☆扇一平
警視庁9階の「警視庁記者クラブ」に1日中いると、広報から様々なお知らせや事件の説明プリントが届きます。
今日も何度も部屋をノックされ担当広報が文化放送ブースを訪れました。
事件や事故のプリントの中に警視庁ニュースというものがあります。
中には心温まるものもあるんですよ。
新宿駅東口交番・・・5月1日、夜10時
A巡査が立番をしていると、少し離れた場所から交番の方をチラチラ見る若い女性が・・
雰囲気から女性が途方にくれているのをA巡査は感じ、交番の中に案内し事情を聞きました。
「岩手の家に帰るため、品川から岩手行きの夜行バスに乗るつもりが、乗り間違えて千葉に行ってしまったんです。もう最終の夜行バスも出てしまい、どうしていいか分からず新宿に戻ってきてしまいました。お金も2千円しかなく、今晩どうしたらいいのか困っていたんです」
A巡査たちはとっさにある制度を思い付いたのでした。
「JRには到着駅に運賃を事前に払い込むことで乗車できる制度があるんですよ」
こう言って女性を安心させ、新宿駅に連絡を取る一方、岩手の女性の実家と連絡を取り、
翌朝に女性の母親が運賃を前払いをして帰宅できる手はずを整えたのでした。
そして女性が宿泊場所や所持金もなく、新宿も良く知らなかったため、警察の当番責任者に報告の上、新宿署で休憩を取らせ、夜が明け女性は始発電車で岩手まで無事帰ることができたのです。
そしてその数日後、女性の母親から親身になって助けてくれたお礼と感謝の気持ちに溢れた手紙が新宿駅東口交番に届いたということです。
多くの事件のプリント中にこういったほのぼのとしたニュースを見つけると、とっても嬉しくなります!
あっそれから交通安全箸をゲットしちゃいました。
自転車、二輪車、お年寄りの死亡事故が増えてますので気をつけましょう。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 16:58
2006年06月07日
北朝鮮からの覚せい剤 ☆扇一平
初めて見ました。こんなに大量の覚せい剤!
北朝鮮の貨物船「ツルボンⅠ」に乗せた大量の覚せい剤を
島根県松江市沖で海に投げ込み、釣り船で回収しようとした一味が再逮捕されました。
海に投げ込んだ大量の覚せい剤を回収できず未遂に終わりましたが、
それらが鳥取県の海岸に漂着したのです。
その覚せい剤が警視庁で公開されました。
こんなに!!大量に!!
一袋1キログラム。
末端価格にして一袋6000万円。
245袋あるので全部で142億円です。
「これが全部日本人の体に入っていたと思うと・・ゾッとするな」
そばにいた捜査官がポツリと言いました。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 10:25
2006年06月02日
機動隊観閲式 ☆扇一平
先週の木曜日、5月25日、警視庁機動隊の観閲式が行われました。
朝7時20分開始!!
なかなかめったに見られるモノではないので1週間遅れでレポートします。
これに先立つさらに1週間前・・・
警視庁の広報の人が記者クラブの僕のところにやってきました。
「扇キャップ!ぜひ機動隊の観閲式にご出席ください」
記者クラブに所属する各社のキャップは他の記者とは別格な存在。
キャップとは記者達に指示を出す役で、各社のキャップの下には一課担、二課担、組対担・・・
つまり凶悪事件担当や、詐欺事件担当、暴力団事件担当・・など何人もいるわけで、
キャップはそれぞれの記者達の動きを決め、取材に行かせ、
記事やニュース制作の最終責任者となるわけです。
警視総監の部屋で総監と直接意見交換をしたりできるのはキャップだけ・・・
警視庁内のいろいろな部・・刑事部や交通部などにキャップが行くと、最敬礼で出迎えてくれ、
課長室や部長室のソファーに座らされ、お茶まで出る。
それが各社の代表とされるキャップなんです・・・
でもウチのようなラジオは、人が少ないのでキャップとは名ばかり!!!(悲)
一所懸命働いてくれる永野景子サブキャップには
「永野の愛犬タビーは可愛いね。言うことよくきくだろ、頭いいから・・」
・・と永野の喜ぶようなことを言って働きやすい環境を整えます。
でも永野は、
「いえ、この間、甥っこを咬もうとしたんです」

(いつも優しい永野サブキャップ)
もう一人2年目の高尾記者には
「疲れたろ、どうだ、かりんとう食うか!甘くて旨いぞ!疲れがとれるぞ!
ほらコーヒー買ってきたぞ!」と高尾の働きやすい環境を整えます。
でも高尾は記事やレポート原稿作成でテンパッていて相手にしてくれません。
![]()
(よく動く高尾記者)
おや?ブログのタイトルが「機動隊観閲式」なのに何書いてんだろう????
そうだ!!そうそう
広報の人が機動隊観閲式に来てくれと言ったんだっけ
「キャップ!キャップのお席はご用意してますので・・」
「分りました。行かせていただきます。取材は高尾にさせますので・・」
てな具合で行くことになりました。・・・それが観閲式の1週間前。
会社に戻って・・
「高尾、25日観閲式に行くか?凄いぞ!面白いぞ!!」
「あっ・・はい、行きたいっス」
「よし、決まりだ!じゃあ朝7時に神宮だ」
「えっ7時っすか?・・・あっ・・はい」
![]()
(何でもOKの高尾記者)
5月25日・・・昨日までの大雨とはうって変わっての素晴らしいお天気!
あまりに気持ちの良い朝なので私は6時半には神宮に着いていました。
いつも早いはずの高尾はまだ来ていません。
6時50分・・絵画間前広場は全てセッティングが終わり、7時20分の観閲式開始を待っているだけでした。
不安になって高尾の携帯に電話しました。
高尾が来なければ、愛するキャップ席を離れて、取材ゾーンに行かなければなりません。
ずっと立ちんぼです。
高尾とは入社暦25年以上の差があります。僕だって新人の時は立ちんぼで取材をやってました。
もういいでしょう座っても・・ネ
観閲式開始の直前!
遠くから見慣れた顔が汗だくで走ってきます。そうです高尾です!!!
「あっ・・はい」
ハアハアハア
「あっ・・はい」
ハアハアハア
「あっ・・はい」
と、こめかみに青筋を立てながらこっちに走ってきます!!
「すみません!!お電話貰って・・頭洗ってました」
さすが朝から綺麗好きな高尾でした。
そしてホッとしたのもつかの間、警視総監が到着です。
そして総監の訓示、観閲式の始まりです。
警視庁は1948年、警察予備隊を交通部に設け、これが機動隊の前身となります。
そして1957年、予備隊が警視庁機動隊に名前が変わり現在に至っています。
警視庁機動隊は第1から第9機動隊、さらに特科車両隊の10隊が置かれています。
そしてあらゆる事故や事件に対応できるよう、特殊技能部隊として・・
・爆発物処理班
・銃器対策部隊
・機動救助部隊
・騒音取締部隊
・水難救助部隊
・災害重機部隊
・災害対策部隊
・山岳レンジャー部隊
・科学防護部隊
・・・などがあります。

(科学防護隊)
さあ、車両部隊のパレードが始まりました。
まず最初は「広域レスキュー車」
続いては「災害投光車」
「高性能救助車」
「動力ショベル車」
「電源車」
「爆発物処理筒車」
「科学防護車」
「高所対策車」
「水難救助車」
「災害クレーン車」
「災害給水車」
「災害ショベル車」
「災害用レッカー」
「重機搬送車」
「キッチンカー」
「トイレカー」
「X線検査装置車」
「高圧放水車」
「高所高圧放水車」
・・・と、まあ半分くらいの紹介しかできませんが、これらを使わずに済めば世の中平和ってことですね。
どうせ使わないのならキッチンカーとトイレカーなんかを大好きなオートキャンプ用に貸しては貰えないでしょうかね。
凄い料理が作れそうだし、夜、虫がいっぱいいてトイレに行けない奴も多いのでいいよね。
そんな不埒なことを考えて会社に戻ってもまだ始業前。
凄い早朝勤務だったんだね「なっ高尾!」
「あっ・・はい・・いま観閲式の音の編集と記事書くんで・・・声かけないでくださいっす」
![]()
・・・・と、テンパっている高尾記者がそこにいました。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 11:54
2006年05月17日
新しい駐車違反取締り ☆扇一平
巷のうわさでは
「駐車違反の取り締まり厳しくなるぞ!」とか
「一秒でも止めたら切符切られるんだ」など噂が飛び交っている
新しい駐車違反取り締まり制度。
改正道路交通法の一環として6月1日から始まります。
強化されるのは
「放置駐車違反の取り締まり」!!
放置駐車って、運転者が車から放れていて直ちに運転できない状況のことです。
そしてその車両の使用者に対し放置違反金制度が新しくできました。
なぜか!!!???
これまで駐車違反でステッカーやワッカがはめられても
運転者の特定が困難な状況が多かったんです。
使用者に連絡をしても、誰が運転していたか分からないと
申し立てる事例が最近増加していて、大きな労力を費やしているのにもかかわらず
違反者を特定できないことが多かったのです。
そこでその使用者(車検上の)に対して放置違反金制度ができました。
ステッカーを貼られて出頭しなかった場合・・・
使用者に対し弁明通知書と仮納付書が送られ、
放置違反金を納付すれば基本的にそこで終わりですが
それでも払わない場合は回数によって車両の使用制限、
車検の拒否、さらに差し押さえなどが待っています。
そしてもう一つ。
民間駐車監視員が導入されます。
東京都内では12の区の43の警察署で民間委託が行われ、
530人の民間駐車監視員が警察官とともに駐車違反の確認を行います。

(駐車監視員・警視庁広報より)
監視員の仕事は2人1組で行動します。
①放置車両の発見
②デジタルカメラで違反状況の撮影
③データを端末に打ち込む
④プリントアウトされた放置車両確認標章(ステッカー)がプリントアウトされる
⑤車両に貼って、最後に写真を撮って終了
・・・こんな風に活動します。
ただし、民間の監視員は取締りをするのではなく、
あくまで放置車両の発見と確認なのです。
一秒でも止めたら駄目というウワサ・・・
違反は違反ですが、監視員が行動をして、
ステッカーを貼られるまでに車に戻れば
お目こぼしはしてくれそうですよ。
とにかく6月1日から新しい駐車違反取り締まり制度が始まります。
取り締まりの重点地域などは警視庁のHPで初めて公開されるようになりました。
確認してくださいね。
もう新制度に変わることは決まっています。
取締りと運転者の意識改革がうまくシンクロすれば
迷惑駐車が減り、渋滞緩和そして交通安全にもつながっていくんですが・・・
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 10:16
2006年05月01日
都内の食堂で拳銃を所持した男を目撃!!☆担当・扇一平
見てしまいました!その男は食事をしていて油断したんでしょうね、
上着の下に拳銃を忍ばせているのを発見してしまったのです。
だてに私は事件記者をしていません。
日頃から何か怪しいニオイのするものに敏感になっているのです。
その食堂は東京のド真中にありました。
これ以上詳しくは言えません。
あなたに被害が降りかかってしまったら大変ですから・・・
鋭い目つきの男・・
その男が・・・私に・・・
「どうも!お忙しいですか?」
「一応、耐震強度偽装事件、一段落したけど、いつ何があるか分からないから・・ね」と私。
「そうですよね。警視庁キャップって大変ですよね」
「いやあ警察官のほうが大変でしょう」
「今日は?」
「ええ、昼飯食べに一旦戻ってきたんですが、また警らに出ます」
「頑張って下さいね」
「ありがとうございます」
お騒がせしました。
制服警察官が拳銃を持っているのは当たり前。
話したのは顔なじみになった若い警官でした。
警視庁には1階に大食堂があってお昼時になると
何百人もの警察官が一斉に食事を取ります。
初めて行った時には緊張でメシが喉を通らなかった記憶がありますよ。
だってあなたも何百人もの警官に囲まれたことってないでしょ?

警視庁の食堂入り口です。あまり鮮明に写すことが出来ないので雰囲気だけですみません。

この食堂で食べていると、ときどきビックリするくらいカッコいい美しい女性刑事に出会ったりして
どきどきしてしまいます。
いやいや皆さん東京の安全のために頑張っていらっしゃるんです。
僕も真面目にいいニュースを伝えなければ!!
・・・それにしても素敵な女性刑事さんいるんですよ!!
扇一平
あっそれから、全国の繁華街の客引きのみなさ~ん!!
今日から風適法が改正されて、道行く人の前に立ちふさがったり、まとわり付いたりしたら
逮捕されますからね!!気をつけてくださいよ!!!
投稿者 文化放送報道部 : 11:51
2006年03月28日
なんて1日! 担当★扇一平
今日は朝から警視庁。
少年事件の発表がありました。
都内の公園で暴動族の少年がグループに上納する金のもつれから
仲間を殺害しようと刺し、殺人未遂で逮捕された事件です。
この公園は小学校の真裏にあり、犯行の時間はお昼過ぎでした。
公園には小学生達が遊んでおり、刺した少年は子供達に
「おまえらあっちへ行っていろ」と言いながら犯行におよびました。
少年は「20歳ぐらいの男2人が友達を刺した」と自ら119番通報、
しかし小学生が一部始終を見ており、少年の犯行がわかり逮捕されたものです。
わずかのお金で人を殺そうと思う・・・
こういった事件を見聞きするたびに「命ってそんなに安いものなのか」と
やりきれない気持ちになってしまいます。
午後は東京地裁で2つの裁判の取材。
1つ目は幼い頃、中国から不法入国した両親とともに日本に来た少年が
親達が強制退去させられた後も日本の学校に通い、
親と同じように命じられた強制退去の取り消しを求めた裁判でした。
結果は「強制退去取り消し」の温情判決。
裁判官は「模範的な高校生」と少年を評価し、子供には責任はなく、
日本で勉強を続けるのが好ましいとしました。
この裁判の影には少年を応援した里親、先生達、そして多くの友人達の力がありました。
会見場には同級生達の姿もあって、まるで裁判所を見学している修学旅行生をみているような
ほほえましい気持ちになりました。
少年は工業大学に進学し、電気関係の仕事に就きたいと目を輝かせています。
少年と話しましたが、誠実さにあふれていました。
彼だったら大丈夫!しっかり勉強を続けていくことができると思います。
なぜなら彼の周りには国境を越えた素晴らしい仲間達がいるからです。
そしてもう1つの裁判・・・
いわゆる「割り箸事件」
当時4歳の子供が綿菓子を食べていて、その割り箸が上あごから脳に突き刺さり
死亡した事件です。
この裁判は治療に当たった大学付属病院の当直医師に
しかるべき治療を行わなかったということで業務上過失致死が問えるかというものでした。
判決は「医師は無罪」
CTを撮らなかったり、母親にどんな状況だったかを聞く「問診」を行わなかったことなどで
過失は認めたものの、たとえ専門の医師に任せたとしても子供の延命は難しかったとして
過失と死に因果関係を認めることは疑わしいと医師は無罪となりました。
判決後、会見場でご両親は
「息子にいい報告ができなくて心苦しい。頭の中が真っ白な状態」
「医療裁判の難しさを改めて感じた」と話していました。
しかしこれはこの両親と息子さんにたまたま降りかかった不幸な事故です。
どこの家庭でも起こりうる事故なのです。
いったん遭遇してしまうと苦しみ、悲しみが一気に押し寄せてきます。
お母さんが話しました。
「裁判の過程で息子の解剖写真を見せられたり・・・・・・・・・」
ふたたび自分はやりきれない気持ちに襲われていました。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 22:31
2006年03月10日
事件記者 (担当★扇一平)
今帰ってきました。夜11時過ぎです。
今日のブログを待っていた方お待たせしました。
・・・そんな人いないか・・でもこのブログアクセス数が凄いんですよ!
ですから報道部全員頑張ってやってます。
今日は世田谷の少年放火事件の取材、
そして来週のニュースパレード特別企画
「検事総長に聞く」の打ち合わせ、用意などで
ブログを書こうにもまったくできない状態でした。
家に帰って書いている私です。
それにしても世田谷の少年の事件・・・
やりきれない思いです。
こういった事件は無くなって欲しいのですが、
次々と起こってしまいます。
少年の孤独、
親の子供への伝わらない思い・・
ひとつひとつの事件はそれぞれその原因は違います。
しかし行き着く言葉はひとつです。
・・・起こらなくてもよかった悲しい出来事
我々は報道するものとして、こんな事件など無くなって欲しいという
願いをこめて取材しています。
事件が明るみに出た後、
自分は文化放送警視庁記者クラブのキャップとして
警視庁班の仲間達と取材方針を話し合いました。
「決して興味本位に、○○○ショー的な取材はやめよう。
同級生達の心を傷つけないように配慮をしよう」
昨日から報道部の仲間達は頑張りました。
人数の少ない我々はこの事件の取材には
新聞のように多くの記者達を送り込めません。
国会やその他のニュースのためにも記者が必要なのです。
しかし昨日午後から今日のニュースパレードまで
永野サブキャップ、高尾記者、吹野記者は何人分もの動きをし、
嶺岸デスクのもと、厚いニュースを送り続けました。
自分は警視庁で待機して少年事件課などから情報を収集し、
各記者達に送り、取材の方針を固めました。
夕方のニュースパレードが終わり
たった一人の警視庁記者クラブ。
自分は事件のやりきれない思いに大きなため息をついていました。
文化放送の部屋を出ると、様々な社が使えるソファーがあります。
そしてその片隅には囲碁と将棋盤が追いやられた形で置いてあります。
少し年齢を重ねた方でしたらイメージが沸くと思います。
「警視庁記者クラブ」という小説を基にした昭和30年代に放映された
人気テレビドラマ「事件記者」
そのドラマでは各社の記者達が厳しい事件取材の合間、
息抜きをするため将棋や囲碁を楽しんでいたシーンがありました。
今の記者クラブでは時代も変わり、もうそんなシーンは見ることはなくなりました。
しかし時代時代の事件のために忙しく走り回る記者達を、
この年季の入った囲碁と将棋盤はずっと見続けていたに違いありません。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 22:44
2006年02月22日
検事総長との対談!(担当★扇一平)
検事総長・・検察官のトップで、最高検察庁の長。
事件などで起訴をする検察のボスなのです。
現在の検事総長は松尾邦弘さん。
松尾検事総長はかつてロッキード事件では特捜検事として
丸紅幹部などを厳しく追及したことで有名な方です。
実は今日、その松尾検事総長とお会いしてきたのです。
しかも1時間近くも雑談してしまいました。
現在は新しい犯罪があまりに多くなり、
検事たちも事件のたびに勉強が大変だということです。
検事の1日も、取り調べがある時は早朝から小菅の拘置所に行って
夜に検察庁に戻り報告、家に帰るのは午前1~2時ごろ。
そんな日々が何日も続くそうです。
とにかく検事は体力勝負でもあるのです!
あ~あ 検事にならなくて良かった!!
(どうせなれるわけ無かった・・・涙)
僕の文化放送入社試験の面接でのネタですが
「法学部なので学生時代は法曹界を目指していましたが、
今後は別の放送界を目指しますっ!!」
「学生時代は刑法を勉強していましたが、
卒業後は『民放』ですっ!!」
・・・失礼しました。
実は今のギャグを今日、松尾検事総長に話してしまったのです。
しかも一緒に行ったこのブログのタイトルにもなっている報道部長の健司、
「部長もケンジなので検察庁には縁があるんですねぇ」
・・なんて追い討ちをもかけてしまいました。
しかし検事総長は、
「ホントだ!縁があるんですね。よろしくお願いしますよ」
・・って気さくに笑ってくれました。
そんな松尾検事総長ですが、
なぜ私が対談に行ったのか?・・・ですが、
実は文化放送に出演してくれることになったのです!!!
番組は「吉田照美のやる気MANMAN」!3月8日(水)です!!
さらに翌週3月13日(月)~17日(金)まで
夕方の全国ネット、我々報道部員が全力を挙げて放送している
「ニュースパレード」にも毎日出演してくれることが決まりました。
・・・その打ち合わせだったのです。
検事総長という名前から、こわ~い方かなって思っていましたが
気さくな話のおもしろい方でした。
やるMANでは照美さんと小俣さんが検事総長に対して
どんな突込みをするのか楽しみです。
上手くかわされ、逆に取り調べられたりして・・ネ
ニュースパレードでは裁判の予定されている新しい制度
「裁判員制度」を分かりやすく解説してもらう予定です。
その他毎日いろいろな興味深いことをお聞きします。
どうぞお楽しみに!是非お聞きくださいね。
最後に、この報道部のブログのことを話すと
「そうですか、じゃあ写真を一緒に撮りましょう」って
検事総長自ら提案してくれたのです。
下の写真が、検察の頂点、デスクに座る
松尾検事総長との記念ショットであります。

扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 15:52
2006年02月06日
落ち着かない日々が始まった・・・
私、扇は警視庁のキャップを命ぜられました。

今まで衣笠記者がキャップだったんですが、
社内異動のため、私が国会担当からの変更となりました。
私はキャップという言葉に対して認識が甘かったことを
反省しています。
衣笠キャップがいかに大変な仕事をしていたかを
改めて思い知らされました。
キャップ変更による警視庁に対する挨拶回り・・・
いきなり警視総監との懇談、
総監室では全員が起立して私を出迎えてくださいました。
そして副総監との懇談・・刑事部長・・総務部長・・と
警視庁幹部との懇談が続きました。
こんな新米のキャップなのに・・・と、
警視庁側の厚い対応に恐縮していると
どうやら「警視庁キャップ」というのは
放送局の代表者との認識だということらしいのです。
そうでなければ総監をはじめ副総監とはまともに話など
できるはずもなかった訳です。
その代り責任も大きくなります。
いつも事件事故に気を配っていなければなりません。
警視庁キャップは、文化放送では自動的に「司法クラブキャップ」
「消防庁記者クラブキャップ」も兼務となります。
平和主義者の自分にとって事件・事故の最前線に立たなければならなく
なりました。
休みの日も・・寝ているときも・・
携帯は常にONにしていなければなりません。
何かが起こると私にまず連絡が来て行動を起こさなければならないのです。
私の救いは素晴らしい警視庁担当の報道部員がいること!!
きめ細かな動きができる「永野景子記者」!

しかしいざとなったら大胆に入り込んでいき、
アナウンス部出身ということからそのレポートには定評があります。
そして「高尾益博記者」!
新人にして普通の記者の3~5年分は現場で突撃取材をした頑張り屋です。
文化放送代表として出場した警視庁武道大会の剣道では
あっさり一本負けを喫してしまいましたが・・・

そして新しく報道に入ってきた吹野記者にも頑張ってもらいましょう!
・・子供の頃テレビで放送していた「事件記者」
大人気ドラマで警視庁記者に憧れましたが、
いざ自分がそうなってみると・・実に大変な仕事だと改めて実感しています。
扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 11:39
2006年01月18日
勉強しなきゃ 一平
今起きました。
今日は宿直明けだったのです。
昨日はご存知のように大きな出来事がありすぎて
一晩中原稿書きまくり、音素材編集しまくりで
疲れ果てて、お昼に家に帰り夜まで気を失っていました。
明日は国会で耐震強度偽装事件の参考人質疑が行われます。
昨日のヒューザー小嶋社長の証人喚問は観ている人にとっては
がっかりの結果だったと思います。
証人喚問というものの限界すら感じました。
だからむしろ明日の参考人質疑の方がむしろいろんな情報が
新たに分るかもしれません。
それに明日は初めて住民の方が呼ばれるわけですからね。
そして四ケ所メモというものが去年の証人喚問で明らかにされた
総合経済研究所の四ケ所チーフコンサルタントも初めて登場します。
そんなわけで私は明日、国会から随時レポートを入れる人になりました。
勉強です。
会社から明日の参考人質疑のスケジュールなどをファックスしてもらおうとしましたが
こんな大事な時にファックスのインクがない!!!
パジャマ姿の私はあわててコートを羽織っただけで
電気屋さんに走りました。
なんで急いでいる時に限りファックスとかプリンタのインクってものは
切れるのでしょう???
明日の参考人質疑で聞きたいくらいです。
どうにか無事にファックスを受け取ってこれから明日の勉強を始めます。
頭の中に今までの流れを入れておかないとダメですからね。
勉強しながら時々愛する女性と抱きあっている写真を見て
疲れと心を癒すんです。
とっても優しいかわいい娘です。
もっと良く見たいでしょ?
戌年!前回のブログで言わなかったので・・・言います
「今年もよろしくお願いいたします」!!!
国会担当 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 21:02
2006年01月03日
しっ しまった!!一平
今日は宿直開けでした。
家に帰って箱根駅伝実況を文化放送で聞きながら
テレビを見ました。
こたつの上にはおせちの残りがあります。
それにしても今年の駅伝は凄かった。
脱水症状で本来の走りが出来なかった選手は
可哀想でしたが、各校のデッドヒートには釘付けになってしまいました。
そして初優勝した亜細亜大学!!
特に9区を走ってトップに立った山下選手の走りには感激しました。
今日の駅伝を聞いていると宿直明けの完全徹夜の眠気もすっ飛び
最後までお茶の間リスナーとして各大学に声援を送る自分がいました。
しかしそのあと急に睡魔が私を襲い、
気が付いたら夜中になっていたのでした。
1月3日の報道ブログは私の担当・・・4日になってしまいました。
これがタイトルの「しっ しまった!!」の訳なのです。スミマセン
報道部の横には生放送、ワイド番組のJスタジオがあります。
1月2日、3日はワイド番組は他のスタジオに移動し、
このJスタは箱根駅伝スタジオとなるのです。
なぜ他の番組が使えないかというと、
ご覧のように、スタジオ実況用のモニターや機材で埋まってしまうからなんです。
スタジオには大きなモニターが数台入り、
協力してもらっている日本テレビからの画像が入ってきます。
文化放送の駅伝実況は各拠点にアナウンサーを置き、
スタジオのアナウンサーが回し役となって中継を進行します。
背中左が上野アナ、右が松島アナです。
そしてスタジオ横にはデジタルスタッフが
駅伝中継のインターネット配信や、携帯でのサービスのため
レース速報をパソコンに打ち込んでいきます。
彼らの左側が報道部エリアです。
なぜこのようにブログに写真を残したかというと、
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
文化放送は今年浜松町に移転します。
すなわち、このJスタ駅伝スタジオは今年が最後なのです。
私もアナウンス部の時は駅伝の実況スタッフにもなっていましたので
中継が始まった時にはデジカメを抱えて写しまくってたのでした。
私、扇はこうして新年1回目の宿直明けを迎えました。
昨夜のニュースには大きな動きはあまりありませんでした。
しかし動きがないということは、正月を返上して捜査に当たっている
子供たちに絡む重大事件にも進展が見られないということでもあります。
栃木の小学1年生の女の子が殺害され遺棄された事件も
ご家族のためにもせめて早く犯人が見つかることを祈っています。
もし、自分の子供が被害にあったらと思うとやりきれません。
私は学生時代は法学部で、犯罪学、被害者学を専攻しました。
今、学者、政治家には死刑廃止論が主流を占めています。
しかし「刑」というものはもともと「しかえし」でした。
ヨーロッパでも条文化された初めは「応報刑」と言われ
お上が「報復」するというのが刑でした。
それが犯罪者の人権を認めることから次第に更正させる
「教育刑」に変わっていきました。
でもどうでしょう。自分の家族が犯罪に巻き込まれたとしたら・・・
私には・・・自信がありません
ですから人の心までも踏みにじってしまう犯罪を報道する時は
悔しくてしようがないのです。
平穏かといわれた去年でもこれまでにないような事件、事故、天災、犯罪が
多発しました。
すべて世の中には必要のないことばかりです。
明るいニュースしかない時代は訪れるのでしょうか。
箱根駅伝からこんな話題になってしまいましたが、
今年は笑顔が包み込む世界が近づいてくるのが
見える年になって欲しいと願っています。 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 23:19
2005年12月19日
ニュース原稿、書く手を休めて・・・一平
現在泊まり勤務中の扇です。
24時間放送のラジオは夜何かが起きた場合は
すぐにニュースを入れなければなりません。
速報性が命のラジオは夜勤の人間が必要なのです。
そして朝のワイド番組のためにもニュース原稿を書く。
夕方出社の泊まりデスクはその日あったことを把握していることが大事なのです。
そんな訳で、出社するとまず溜まっている文化放送報道部記者のレポート、
取材音、昼デスクの原稿、通信社からのニュースなどのチェックをします。

そして深夜から翌朝の番組にはどんなニュース原稿を書くべきかを考えます。
昼間のニュースで確定している事柄(裁判の判決や、行われたイベントなど)は
夜の早めに原稿を書くことが出来ますが、
動いているもの、発生中の事件などは
朝の番組ギリギリに書き上げることが多いんです。
せっかく書いても内容が変わったら使えなくなってしまいますからね。

僕の場合多いんですよ。・・・深夜から早朝にかけて何かが起きることが!
ヨハネ・パウロ2世の時は毎週僕の泊まりの日に限って容体が急変し、
そして僕の泊まりの日に亡くなりました。
さらに新しい法王が決まったのも僕の泊まりの日。
このように日本は深夜であっても昼の海外からは
事件のニュースなどがどんどん入ってきますので
まったく気が休まりません。
海外の飛行機事故なども僕の泊まりの日に集中しています。
大きな地震も僕のときが多いし・・・
一体僕の泊まりの日は何なんでしょう?!
呪われているとしか・・・
だから今夜は何もないことをひたすら祈ります。
それでなくても原稿に書きたくない忌まわしい事件が多すぎますから。
世の中が、楽しく笑顔がこぼれるニュースに満ち溢れて欲しいと願います。
夜が明けて僕の泊まり勤務が終わる頃、
出社してきた気象予報士の伊藤佳子アナウンサーの
「扇さん!今日は何もなくてよかったですね」という優しい一言が
![ito_b[1].jpg](http://www.joqr.net/blog/news/archives/ito_b[1].jpg)
徹夜明けの僕にとって癒される瞬間なのです。
投稿者 文化放送報道部 : 19:51
2005年12月01日
12月1日(木)再び国会 記者の一平
文化放送報道部ブログが昨日から始まって第2回、昨日は国会キャップの鈴木びん記者がオープニングを飾りましたが、今日も国会担当の私、扇一平がお送りします。
昨日のびんちゃんは国会紹介をお届けしましたが、昨日ご紹介できなかったところを私が引き続きお届けいたしましょう。
例年だったら今の時期、国会の委員会、本会議、各党の取材、国会前にある総理官邸、霞ヶ関の各省庁、各大臣の取材と文化放送国会記者たちはめまぐるしく動き回っています。しかし今年は珍しく国会は休会中のためひっそりとしています。
議員さんたちのネームパネルには登院ランプがほとんど点いていません。

でも見学者たちは多いいのです。

初めて国会に足を踏み入れた時、私はエレベーターとトイレの豪華さに驚いたものでした。
金ピカ・・そして大理石張りなんです。



こんな国会の中で日夜取材活動を続ける報道部員たち、しかしここで仕事をするためには
このような国会取材パスが必要なのです。

しかし私は間抜けにも先週このパスを落としてしまったのです。
途方にくれていたところ、親切にも拾って警察に届けてくれた方がいらっしゃいました。
この場をお借りし改めて御礼申し上げます。
衆議院本会議場最上部の外側に、記者たちが集まる一角があります。
廊下にはいつでも出動できるようテレビカメラがずらりと並んでいます。

そして文化放送のデスクのある民放クラブです。

私の取材道具たち。
MD・ラジオ・ICレコーダー・取材音やレポート、記事などを送るモバイルパソコン・
そしておなじみ22センチの「黒光りする文化放送のマイク」です!!

各記者たちはそれぞれのスタンスやアイディアで取材を続けています。
それは音にこだわる文化放送のニュースによく表れているのではないでしょうか。
昨日今日と国会をお送りしましたが、文化放送はさまざまな記者クラブに所属し、
また記者たちは毎日のように、事故・事件などの現場に行き取材、レポートを行っています。
明日からはこのブログでも、さらに多くの文化放送報道シーンをお届けしていくつもりです。
記者の嘆きの一言などもきっと書き込まれるんじゃないでしょぅか。
明日の担当は頑張っている新人「たかお記者」ですよ。
国会 扇一平
投稿者 文化放送報道部 : 12:04