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2006年10月23日

統一地方選で肩をつかまれたのは誰<担当★鈴木>

統一地方選終了〜。
自民党の2勝0敗とは言え、
安倍さんの信任選挙とまでは言えません。

今回もはっきりしたのは、公明党票の後押しの強さ。
今回の選挙で発言力を増した平和路線の公明党と、
現実路線の安倍自民党。
これからどんな案配で与党の舵取りをしていくのかに
興味が移ります。

今回14日(土)の神奈川県伊勢原市での候補者演説会に
いらした方は安倍さんの新しい一面を見て驚いたのでは。

安倍.jpg

亀井善太郎候補や公明党・太田代表の
「古典的」生真面目一本演説の後、
万来の拍手に肩すかしを食わせるように、
ギャグ中心の構成で会場を笑わせにかかった安倍さん。

(誌上再現)
「安倍 まで書いて何度も投票用紙に安倍晋太郎と書かれてしまった〜(会場エコー)」

「亀井善 まで書くと今までの習慣でお父さんの名前の「善之」
と書いてしまうので名字の亀井だけで止めといてくださ〜い!!(会場エコー)」

「35歳の亀井さんのように
私にも若くて格好いい時期があったんですよ〜!(会場エコー)」

「新人議員のころは支持者の方に
晋三君は早口で何を言うとるか全然分からんでよ(山口弁か)
といつも怒られてました〜!!(会場エコー)」

など綾野小路きみまろもびっくりの自虐ネタ満載。

小泉さんが今回の応援演説で聞かせた
「息子にもらった綾野小路きみまろの本を読もうと思って
老眼鏡をかけたが、眼鏡がいらないくらい活字が大きかった」
という名人の技を感じさせる漫談域までは行かなかったものの、
明らかに2人で呼応したような「笑い路線」への転換。

当然、安倍リーグの広報部長、政権スクリプターこと
世耕弘成さんの影もちらつきますが、そればかりでも無いと思います。

思い起こせば、2004年の参院選の前、
当時の安倍幹事長が「やる気MANMAN」に出演。

安倍さん、吉田照美さんと3人でスタジオで
放送前の打ち合わせをしたのですが、話の中身は全くの雑談。
しかも私が「野球チームはどこが好きですか?」の質問したところ、
子供のころ大好きだったサンケイスワローズの思い出を
熱く語り始めたのです。

オールドファンなら泣いて喜ぶジャクソンやロバーツといった
1960年代後半のスワローズを支えた名物助っ人選手の名前を
蛇口をひねって出てくるお湯のごとく、
おなじみのやや舌足らずさにのせたマシンガントークで連射し続け、
表情はまるで「ALWAYS三丁目の夕日」に出て来た少年。
本番があるので途中で中断となりましたが、
あのまま一時間でも語りそうな気配でした。

安倍さんが小学校の高学年か中学校の低学年くらいだった
1960年代半ば。
当時のサンケイは今の東京ヤクルトと違って、
典型的な「閑古鳥の鳴く」チーム。
川崎球場の中日戦では「観客100人」という
プロ野球最少観客試合記録も樹立しています。

ちなみに安倍さんが応援していたジャクソンは
焼き鳥好きの愛すべき助っ人黒人で、
オープン戦の試合で倒れて、急死してしまった悲劇の選手でもあります。

チーム名はオフレコにしておきますが、
安倍さんは現在好きなチームを応援する理由を
「弱いから」応援したくなると言っていました。
まあ2年も前の話ですが、
そんな一面もあったという事実だけを伝えておきます。
ひょっとしたら「再チャレンジ構想」は
2年前にすでに芽生えていたのかもしれない!?

冗談はさておき、
チーム法被を来て野球ファンを集票マシーンにしようと企む
スケベ根性丸出しの「プロ野球の地元先生系」の議員に比べて、
素朴なファン気質で、少なくとも「プロ野球話」に関しては好感を持てました。

プロ野球ファンで言えば民主党・前原誠司さんのような
政治家の打算度外視の「熱狂的トラ党」タイプの議員も、
野球好きの視点から見ればやはり好感は持てます。

話は大きくそれましたが、
そんな訳で補欠選挙も終わりました(突然強引なまとめ)

破れた民主党ですが、小沢代表は
投票日に早くも鈴木宗男さんとの選挙協力を約束し
「政局の天才ぶり」を発揮しています。

小沢さんは体調不良もあってか今回。存在感は薄いものでしたが、
小田急線本厚木駅前の演説でみせた
「政権交代の無い国は民主主義の国ではない!」という訴えには
さすがに背中に電気が走りました。

民主党.jpg
  ※あれっ、小沢さん、映ってないか?

来月は沖縄と福島で県知事選挙。
TVニュースの8秒間の映像では分からない政治家の機微がつかむため
やはり生で演説を聞きましょう。
候補者の底の浅さ、深さも「一聞瞭然」。

今は、会場でとかく写真を取ることに集中しすぎでは無いですか?
「お兄さんの背中で安倍さんが撮れないわ!!」
と取材中の私の肩をつかんで座らせようとした皆様。

「この人があのイチローさんっていう人なの?」と
マイクを持つ私の肩をつかんで確認すると同時に
小沢一郎さんの写真を取り始めたオカアサン。

安倍サンや小沢サンはヨン様ではありません。

ぜひ次はカメラを置いて私と一緒に演説の声を録音してください。
       な、訳ないか。チャンチャン。

おまけにもう一枚、写真

神取.jpg

 男物の背広姿もりりしい神取忍議員
 演説もしっかりしていました。
 ちなみに、いつのまにか政治部の番記者たちの姿が消え
 マスコミはスポーツ紙の記者たちに入れ替わっていました。
  
            国会担当  鈴木びん


※ 政治と何の関係も無い追伸

俳優の藤岡琢也さんが亡くなりました。
残念ながら直接お目にかかったことは無いのですが、
大学のクラブの大先輩です(陳腐ながら「放送部」)。
藤岡さんは学生時代ラジオドラマの練習をしていたそうで、
当時から「ドラマ」の方だったのですね。
学生時代、クラブ行事でOB,OGの方々に
ご招待の出欠葉書を送ったことがあるのですが、
ずいぶん丁重なご欠席の返事を頂いて感激した事を思い出します。
             合掌。

投稿者 : 2006年10月23日 20:24