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2006年10月17日
日本のこどもの幸せ 〈 ★ おたんこ那須 〉
「子どもを産めずに苦しんでいる患者を放っておけない・・」
と、長野県の根津院長は、子宮を失った娘の代理母として、
孫を産んだ祖母のケースを公表した。
「子宮ガン、子宮筋腫の若年化で出産できないひとが増えている。
多くの人に、自分のこととして考えてほしい。
今後の方向性をみいだすきっかけになってほしい」といって、
批判を覚悟で、十数年、日本の医学界で戦っている医師だ。
高田延彦・向井亜紀夫妻は、
アメリカ・ネバタ州で発行してくれた出生証明書をもとに
居住地の品川区の区役所に子供の出生届を出した。
親として、あたりまえのこととして・・・
でも、
アメリカの代理出産制度を利用したことを公表している二人から
出された出生届は品川区としては、
受理するわけにはいかなかった。・・・
高田夫妻は、「正面玄関から、ノックしてみよう!
そしたら、何かがかわるかもしれない」と思った。
答えは「不受理」の3文字のみ。何の説明もなかった・・・
何故?
「子供たちから『僕は何故、日本人じゃないの?』
『何故、日本は、僕たちの出生届を受け取ってくれないの?』
と聞かれたとき、どうやって、説明したらいいのでしょうか?」
ふたりは会見で思いを語った。
「子供に、説明できるような内容の答えがほしい。」
「親として認められないなら・・・」
「保護者でもいい・・・」
高田夫妻は、「不受理」の3文字に
「法律を変えてくれといっているのではない」と付け加えた。
「だれでもがわかる説明を聞きたいだけ・・・」
東京高裁は、品川区に「出生届を受理せよ」の命令を下した。
しかし、
品川区は最高裁に抗告した。
高田夫妻は、「来たな!」と思った。
二人の予想どおり
「次のステージに進むだけ」
と、ふたりに悲壮感はない。
「産みの母親」でないと、「母親ではない」 という世の中の批判に
「どう答えますか?」と会見で質問をあびせられた向井。
「決して出産を軽んじているわけではない。
それより、尊敬している。泣けるくらいあこがれている。」
向井は答える。
母・向井亜紀の卵子 と 父・高田延彦 の精子 が
アメリカの代理母のお腹で育っているとき、
母・向井亜紀は、胸から母乳がでたという。
「身体が勘違いをしたらしい・・」
と、母・向井亜紀は 明るい声で 語った。
有名人のため、表面化したことで
「国は早急に対応を!」と日本産科婦人学会は声明をだした。
「早急に?!」
十数年前から、聞いている言葉だ。
子供はどんどん大きくなっている。
高田夫妻は、
「たとえ、僕たちが望む答えでなくても説明できればいいなと・・・。」
「子供たちが、幸せをつかめれば・・・」
と願いを語った。
議論はあってもいいが、
子供が不幸になることだけは、あってはならない。
と、私は思う。
日本がこだわる“親”ってなんだろう?
投稿者 : 2006年10月17日 19:02