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2006年10月31日

悲しくてやりきれない(担当★野中)

ニュースというのは、全般に
悲しいこと、つらいこと、ひどいことが多いものです。
嬉しい、明るいニュースなんて<スポーツ>くらいのもの。
そんなこと長年ニュースをやっているから
わかっているのだけれど、この頃ひどすぎますネ。
やりきれないニュースが多すぎる。

私たち報道部員は、ニュースを送り出しながら、
ため息をついたり、グッと胸に詰まって
涙ぐんだりする回数が増えてきました。

今日も、
岐阜県瑞浪市の中学2年の女子学生が自殺したのは、
まじめな性格だから、という理由で、いじめられたため、
というニュース。
何ともやりきれない。
女子生徒は、帰宅すると

『まじめで何が悪い!
 一生懸命やって何が悪い!』

と、部屋でよく泣いていたという。
人一倍まじめで、責任感が強く、学級委員もして、
勉強もスポーツもできて、みんなから信頼されていた。
それなのに、なぜ?

14才の誕生日の、まさに、その日、命を絶った。
お父さんが誕生日のケーキを買ってきてくれるのを
楽しみにしていたのに、なぜ?

女の子のロッカーの中には、
図書館で借りた【生きる】というタイトルの
詩集があったという。
その詩を読んでも、死を思いとどまることはできなかった。

『もう何もかもがんばることに疲れました』
という遺書を残して・・・・。


テレビのコメンテーターが言っていた。

「学校は、命がけで行くところではない」

本当に、そう思う。

大人の世界にも、いじめはある。
学校も、仕事場も、死ぬほどまで苦しんで行くところではない。
生きていて欲しかった・・・(茨城県の校長先生も・・・)


今日は、こんな気持ちでいるからか、
テレビ、ラジオから盛んに流れる、
明日発売の本田美奈子さんを追悼するシングル
≪wish≫という歌が、その歌詞が、やけに胸にしみる。


≪あたり前に くる朝も  光る海も 雨の街も
 あたり前のことなのに  かけがえのない日々

 生きる意味は  生きること 探しながら 迷いながら
 生きるために  生きること

 かけがえのない日々  ただ抱きしめて
 今、そこにある その 幸せを・・・   ≫

今日は、こんなやりきれない思いで、少し時間もあったので、
気分転換に、浜松町に引っ越してから2度目の
町内探検に出かけてみました。
1度目は、7月24日、引っ越してきた当日。増上寺へ。
2度目の今日は、文化放送から増上寺まで行く途中、
半分ほどの距離にある「芝大神宮」へ。

文化放送から増上寺方面に向かって
大門の交差点を右に。1つ目の通りを左へ曲がると
正面突き当たり、長い階段の上に「芝大神宮」がありました。
四ツ谷の須賀神社も、
狭い急な階段を上ったところにありましたが、
神社というものは、高いところに建てられるものなのでしょうか?
階段の下に立てられた説明書きには、この神社は、
「1005年に、伊勢神宮から分霊して建てられた」
とありました。
1000年の歴史を持つ古い神社だったんですね。

例によって、ここでも、おみくじを引いたら

≪笑う門には福来たる≫ と出ました。

そうだ!今の私には、笑いが必要なんだわ
きっと、今の世の中にも・・・・・

これから先、私も、あなたも、
死ぬほどつらい目にあうことがもしかしたらあるかもしれないけど、
自分で死ぬ、なんてことは、絶対やめましょうネ。

自然にお迎えが来るその日まで、
(アシタは、いいことがある、と信じて)
みっともなかろうが、格好悪かろうが、
生きて、生きて、生き抜いて、
笑って、笑って、乗り越えていきましょうネ。


投稿者 : 20:47

2006年10月30日

復興へ向けて        (担当☆高橋民夫)

伊豆諸島三宅島は今どうなっているかご存知ですか?

2000年6月26日噴火に伴う地震活動が始まり、
やがて7月から8月にかけて約2500年ぶりとなる
カルデラを形成する噴火活動となりました。

9月の初めに全ての島民が島外避難、
その後は山頂火口から多量の火山ガス放出。
帰島を望む声が高まる中、火山ガスの放出量が
減少傾向をみせた2005年2月、避難指示が解除となり
約4年半ぶりの島民帰島が実現しました。

それから約1年8ヶ月、
島民たちの復興へ向けての動きが続いています。

その中のひとつが、三宅島と羽田間の航空路の
早期再開を願う署名活動です。

私も、身近なひとや職場関係などで、賛同者からの
署名をもらい、発送しましたが、結果が出ました。

当初目標1万人に対して、7万8183人(10月5日現在)!
もちろん、相手が自然災害ですから、
署名の人数によって動き出すものではないことはわかっています。

また、10月26日の気象庁発表の火山観測情報・第299号によりますと
「活動はやや活発で、二酸化硫黄を含む多量の火山ガスの放出が
続いており、当分継続すると考えられます。(中略)
火山ガスの放出が続いていますので、特に風下にあたる地区では
警戒が必要です。また、雨の場合、泥流にも注意が必要です。」
となっています。

こうした中、私は、11月3日の夜、文化放送のすぐそばの竹芝桟橋から
船で三宅島に行きます!!
これは、4日に行われる「三宅島復興インターナショナル磯釣りの祭典」の
取材のためで、今回13回目の磯釣り大会ですが、初めて「復興」という言葉が
入っており、大勢の人でにぎわうことを祈っています。

ちなみにこの磯釣り大会の受付窓口は「三宅島観光協会」
電話  04994-5-1144   で、
11月3日まで受け付けているそうです。

なお、番組宣伝もしちゃいますが、「吉田たかよしプラス」の
3日朝の7時20分ごろのコーナーでは、私高橋民夫も出演し、
現在の三宅島の状況などについて三宅島観光協会の上松会長を結んで
お伝えする予定です。

あっ、そうそう私が三宅島に行くとき、もちろんガスマスクを持っていきます。

投稿者 : 20:50

2006年10月27日

もってる男・新庄   =吹野=

そして
もってない記者、吹野です。
シーズン中、最後の新庄の姿を観たくて札幌行ってきました。.jpg
ファイターズ優勝、おめでとうございます!
昨日の試合は感動しっぱなしでした…。
最後の打球を
新庄の後継者、森本哲稀が捕る…。
最後までドラマを観ている気分でしたね。
上の写真はシーズン中の写真です。
新庄が春キャンプで練習した沖縄名護球場にも行ってきました。.JPG
9月は札幌ドームのほか、名護球場にも行ってみました。
日ハムの、ぃゃ新庄のキャンプ地ですから…。

実はこの球場、「ニューパレ」キャスター
野中直子アナと一緒に歩いた思い出の場所なんですよ。

得点ボードの裏はすぐ海岸なんですが
夕陽が沈む砂浜で
野中さんが僕に
勇気を振り絞って言ってくれたんです…

野中 「ファイターズの監督は、次のうちどれでしょう?
        ①ヒルマン
        ②肉まん
        ③代々木八幡  」

吹野 「…はい!オッケ~で~す」

ぃゃぃゃ、野中アナも自分も
日ハムの応援番組を担当していた時期があって
キャンプに取材に行った、そんでもって
波打ち際で番組のエンディングを収録した、というだけなんですなコレ。

※上はちょうど番組プレゼントの告知のリハーサルです(笑)


はい、見事にオチたところで


今回は
今まで書くタイミングを逃していたネタを
またもや 一気に掲載していきたいと思います。

まずは8月24日(木)。
陸上自衛隊の富士総合火力演習の取材。
ノドンじゃねーぞ!.JPG
ノドンじゃないですよ(↑)
角川映画も真っ青…①.JPG角川映画も真っ青…②.JPG
角川映画も真っ青…③.JPG
音効さんが喜ぶ迫力サウンドのオンパレードです。
やっぱ隊員の敬礼はキレイだわ….JPG
思わず記念撮影したりして…。
右の男性は近いうちに紹介します

翌週、8月31日(木)の朝。
東京湾にやたらとデカい船が入港してきました(↓グレーの)
しもきた、よく来た。.JPG
海上自衛隊の大型輸送艦「しもきた」です。
翌日は“防災の日”。
帰宅難民を想定した訓練で海上輸送に使われたそうです。
ちなみに海上自衛隊はJMSDF。
ジャパン・マリタイム・セルフ・ディフェンス・フォースです…(覚えたことはすぐ人に言いたがるタイプですハイ。)

翌日、9月1日(金)。
以前書きましたが安倍さんの出馬会見を取材
その翌日、広島平和記念公園に立ち寄りました。
「過ちは繰り返しませんから」と言うべき国はどっち?.JPG
向こうに見える照明塔は広島市民球場。
この空で原子爆弾は炸裂したんです。
過ちを繰り返すべきではないのはどっちだ?日本か?.JPG
「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」
…過ちを繰り返すべきではない国は、はたして日本なのか?
そんなことを考えつつ市民球場へ。
広島側は西日が当たって暑いのなんの!.JPG
感想。
広島市民球場にスーツで行っちゃダメです!
1塁側はもろに西日が当たります (↑影を見て!)
猛暑の中、ファンはに立ったり座ったりの“例の”応援…尊敬しますホント。
ダイエットするなら広島カープをオススメします。

さて、以前のブログに
警視庁の腹話術人形にからかわれた
という話を書きましたが、
9月15日(金)、また警視庁で面白い発表に遭遇しました。
コナン君とピーポ君.JPG
子供が凶悪犯罪の犠牲になるケースが増えてきたことを憂慮して
『名探偵コナン製作委員会』が
子供達に「防犯意識」と「状況判断能力」を高めてもらおうと
防犯プロジェクトをスタートさせた…というものです。
確かにコナン君は
「自分の頭で難事件を解決していく子供」の代表ですもんね。
ピーポとコナン、可愛いツーショットです(↑)。

「何かポーズを!」と言ったら
ポーズをつけてくれたのは…
ピーポ君….JPG
イカすぜピーポ。

9月29日(金)
朝ワイド「吉田たかよしプラス!」
法廷画家のレポートをしました。
テレビでよく見る
法廷内の様子をイラストで描く職人です。
今回はテレビ朝日と契約されている染谷さんを取材しました。
法廷画家、製作中….JPG
染谷さんは昔、イラストレーターとして
広告会社に勤務していたんだそうです。

法廷画の流れを教えてもらいました…
 10時に開廷したらすぐに数枚をデッサン。
 10時半には記者クラブで色づけして
 11時にはテレビ撮影。
午後にも裁判があれば、傍聴席の抽選のために向かうそうです。

1枚に費やす時間は5分。
被告が絵になる表情を見せない時もあります。
「死刑判決とか記者がすぐにレポートする裁判は
               絵もすぐに必要なので大変です!」
とおっしゃってました。

お願いして、スタジオの様子を描いてもらいました。
この絵になります!.JPG
左が神原智己さん、右が吉田たかよしさん。
5分で完成!早っ

そしてレポートを終えたその夜…(9月29日)
新庄が春キャンプで練習した沖縄名護球場にも行ってきました。.JPG
あらどっかで見た写真?
というわけでトップに戻ってもう一度お楽しみ下さい(笑)

投稿者 : 11:41

2006年10月26日

Yesterdayを歌って(担当☆石森則和)

きょうは、午前中は自民党の中川幹事長の講演を取材、
報道部に戻り、その編集が終わって
お弁当を注文したところで・・・

練馬で警察官3人が包丁で刺される事件が発生!
現場レポートのため、出動!
「やる気まんまん」と「ニュースパレード」でレポートし・・・

今、帰ってきてコロッケ弁当(昼ご飯)を
食べ終わったところさ。(19:00)

冷めてもうまいぜ。
(・・・・永野記者に食べられないか心配でした)


さて、お話は朝にさかのぼります。

午前中の講演会に行くことになり、デスクに会場を聞いて
「おおっ!」と思いました。・・・その理由とはっ!?

これがその会場、「キャピトル東急ホテル」
zenkei.jpg

そしてこれが会場となった紅真珠の間。
kouennkai.jpg


このステージ上を見て、「おおっ!」と
感激する方もいるかもしれません。

どこみてんの?
壁だよ、壁!後ろの「これ!」

appu.jpg

そう。今から40年前、1966年6月29日の午後3時半
この壁の前に座っていたのは

「ビートルズ!」
あの有名な来日記者会見シーンのバックに写っていたのが
この「デコボコちゃん」なのです!

1966年(僕の生まれた年です)6月20日の午前3時50分!
日航412便に横付けされた
ピンクのキャデラックに乗り込んだメンバーは
このホテルに直行しました。(当時は”東京ヒルトンホテル”)
そしてスタッフやカメラマンとともに
10階をすべて貸しきって宿泊したのです。

ただ、せっかく来日したのにメンバーは缶詰状態!
もっともメンバーも何度もこっそり抜け出して
都内のあちこちに出没してたんですけど。

その日、退屈しのぎに書いた絵が
宿泊したプルデンシャルスイートには残されています。
また、ミュージックライフの星加ルミ子さんは
日本のマスコミで唯一取材が許され
この部屋でジョンと「シェー」をやっている写真が残っています。
また加山雄三さんはこの部屋で一緒に
発売前のアルバム「リボルバー」を聞いたそうな。

でもねえ・・・そんな思い出のつまったこのキャピトル東急の建物。
来月いっぱいで、リニューアルのため取り壊されてしまうのです。
さびしいなあ・・・・

実はこの紅真珠の間、今では記者会見ではめったに使われないのです。
なぜ「紅真珠」なのか?ですが、・・・これ!このシャンデリア!
syanderia.jpg


なんと1基辺り20万個(!)10基で200万個の本物の真珠が使用されています
外国人観光客に「日本」をアピールするものとして、真珠が選ばれました。
そう、あの日も、ビートルズの姿を照らしていたのです。
まわりの記者には、「なんでこの人、天井見て涙ぐんでいるの?」と思われたかも。
記者として、最後にこられてよかった。
あの日の記者たちも、こんなふうに取材してたんだなあ・・・


とはいえ、ちゃんと取材はしましたよ?
講演会の録音上、技術的な問題があり
作業着姿でとことこ歩いていた「係のおじさん」に
問い合わせようと声をかけたのですが・・・・
someyasann.jpg

この人、なんと40年以上前からここで音響などを担当しているかた!
染谷さんとおっしゃいます。
そう!歴史の生き証人のひとりなのです。

あの夜、ポールがこの会場に、こっそり降りてきたそうです。

そしてポールはこのステージのピアノを弾きたい頼み、
染谷さんは、弾かせてあげたといいます。
でも、染谷さん、何の曲なのか知らなかった!惜しい!
(気になる・・・)

「なくなってしまうのはさびしいですねえ」とお話すると
「この壁のデコボコを、ひとつわけてくれないか?と
ファンのひとに言われるけど
残念ながらできないんですよ」
・・・・と笑うのです。
慈しむように壁を見つめ、
思い出話がとまらなくなった染谷さん、
長い間お疲れ様でした。

きょうは、家に帰ったら
ビートルズに
浸ろうと思っています。

投稿者 : 19:45

すずかちゃんの笑顔 (担当☆永野)

今日は泊まりで取材に加わっていないため、
昨日のニュースから少々。 


駅構内.jpg


ご存知の通り、昨日午前、東海道新幹線がストップしました。 
東京から新大阪まで上下線とも運転見合わせ。  


切符販売機.jpg


私が東京駅に着いた頃、JR側は対応に追われて
超バタバタしていました。  
取材の許可を得るため駅事務所に行くと、
カタコトの(失礼)英語が。
『 We have a trouble・・・でいいんじゃないか?!』


どうやら、構内アナウンスの英語バージョンを
思案中だったようです。 ただ・・・
韓国語とかはいいのかなあ? 
っていうか、もしもの時に備えて外国語バージョンの
ひな型みたいなものはないのかなあ? 
構内アナウンスとは別に、改札などで駅員さんが
拡声器で案内していましたから、
そのためのものかもしれませんね。 

 
 

案内板.jpg 


運転が再開されたのは、およそ2時間後。 
本来、東京駅を8時46分に出発するはずだった『のぞみ』が
ホームを後にしたのは、11時を過ぎてからでした。 

JRといえば、今日は東海道線が3時間半にわたって
運転見合わせ。 踏み切り内に進入したトラックの
荷台から落ちたショベルカーが、立ち往生したから。 
帰宅ラッシュとドンピシャの時間だけに、
東海道線を利用する人は大変だったことでしょう・・・。 


話は昨日に戻って、昼ニュースのレポートを終え
ランチに親子丼を食べた後、裁判所に行きました。 
この笑顔に会うために。 


笑顔の鈴花ちゃん.jpg


青木鈴花ちゃんです。 
のどに障害を持つ鈴花ちゃんは、痰の吸引が必要なことを理由に
認可保育園への入園を拒否されていました。 


そこで、鈴花ちゃんと両親が東大和市に
入園不承諾処分の取り消しなどを求めていた訴訟。 
東京地裁は『保育は可能』とした上で、
市の処分を取り消し、5つの保育園のいずれかへの
入園承諾を命じました。 


『お兄ちゃんと一緒の保育園に行きたい。』 
鈴花ちゃんの願いが認められました。 


お父さんと.jpg


お父さんと一緒に法廷に入っていた鈴花ちゃんは、
判決のあと、お父さんにこう言ったそうです。 
『保育園に行っていいんだよね?』 


今年1月、東京地裁は入園を仮に義務付ける決定をし、
鈴花ちゃんは2月から市内の保育園に通っています。 
その間に身長が一気に5センチも伸びたという鈴花ちゃん、 
『保育園に行ったから伸びたんだよ。』
会見の間も、嬉しそうにお父さんに語りかけます。 


鈴花ちゃん.jpg


鈴花ちゃんは今、6歳。 来年春からは小学校です。 
『これから頑張って小学校に行きます!』 
笑顔で話した鈴花ちゃんの願いが叶うようにと、
会見場にいたみんなが微笑みました。 

投稿者 : 18:40

2006年10月25日

今日もライブドア公判(担当☆たかお)

こんばんは、「まだ」新人のたかおです。
最近は専らライブドア事件や
耐震強度偽装事件などの裁判を傍聴しています。

先月4日から始まったホリエモンことライブドア前社長の
堀江被告の裁判も今日で18回を数えます。

罪状認否が注目された初公判、
かつて「側近中の側近」と呼ばれた元財務担当取締役の
宮内被告(分離公判中)が証人として出廷した証人尋問など…。
初公判の1回と宮内尋問5回中の初回は
マスコミの注目度が高かったのですが、
日に日に記者の数も一般傍聴希望者も減って行く一方。

次の注目は11月から行われる堀江被告に対する被告人質問。
初公判以来、口を閉ざしたままだった堀江被告が何を語るか、
また慌ただしい動きになりそうです。

「中だるみ」と思われがちな証人尋問ですが、
初公判の後半から今日の18回目まで10人以上が
検察側の証人として出廷。
宮内・中村・岡本・熊谷被告(4人とも分離公判中)の元幹部のほか、
ライブドアやその関連会社、
そして粉飾決算の舞台となったファンドの業務執行組合や管理会社などの
取締役や財務部門の実務を担当した社員など。
次回以降、弁護側の証人がやっと登場します。

前置きが長くなりましたが、現在の状況はどうなっているのか?

堀江公判を傍聴しているところ、弁護側に有利なように思えます。

どういうことか?
検察側の証人に「格好の材料」とも言える宮内被告が採用され、
検察側が描く「堀江被告主犯説」に沿った証言が得られることなっていました。
全面無罪を主張する堀江被告に対して、
宮内被告は起訴事実を全面的に認めているため、
宮内証言は堀江被告の主張を覆すかと見られていました。

確かに、宮内被告は「堀江の指示だと思いました」などと証言し、
「どう?どう?株価どう?」と堀江被告のモノマネを見せる余裕すらありました(9月15日)が、
弁護側の厳しい追及にしどろもどろな回答を連発(9月20・25・26・29日)。
ついには「疲れたので休廷にして下さい」と裁判長に申し出るまでに至ります(9月25日)。

では、弁護側が何を明らかにしたか?
それは宮内・中村被告が香港へ出張した際に設けたとされる個人口座に
いくつかのファンドを通じて会社の資金を流していた横領や背任の疑いがあること。
この資金の流用については宮内・中村被告とも
「生活費に使った」などと認めています(9月25日・10月4日)。

ここから弁護側は堀江被告の了承なしに、
宮内・中村、そして沖縄で自殺したされる野口氏などが
財務やM&Aに精通していて、自社株売却のスキームを考え出したとして、
「宮内主犯説」を主張します。

それ以外にも細かな証言はありますが、
検察側の「堀江主犯説」と弁護側の「宮内主犯説」がしのぎを削っている状況です。
この中で「弁護側に有利なように思え」る理由は
 ①堀江被告が決算を粉飾するよう指示・了承したと言われる文言が
  「いいですよ」「大丈夫です」というだけで、具体性に欠け、
  特に宮内・中村証言が二転三転することが多かったこと、
 ②宮内・中村被告の横領・背任疑惑について
  裁判所も積極的に質問していること(特に10月13日)、
この2点が挙げられます。

確かに上記の2点だけでは「弁護側の主張が正しい」と
言えないことは分かっています。
検察側の主張にも理に叶う部分もあります。
ただ傍聴している一記者としての心象に過ぎません。

レポートでは微に入り細に入るため、
具体的な犯行状況などについて説明は出来ません。
今後の裁判の行方に注目します。


「まだ」新人 たかお

投稿者 : 18:07

2006年10月24日

こちら警視庁です  ☆扇一平

きょう警視庁に行くと捜査2課でスケート連盟元会長らの再逮捕の会見。

またもや国際大会に外国人役員を呼んだりした旅費を水増し請求させ、
旅行会社からキックバックさせたという腐りきった背任での逮捕でした。
そして10人ほどの理事たちにもそのお金を分けていたということで
平成14年から16年秋にかけ4000万円の裏金作りとも言われるこの犯罪は行われていました。

嫌な体育会体制というか・・こういった連盟とか協会はワンマン体制で、
中で何が行われているか闇の状態が多いと聞きます。


選手たちは大きな目標に向かって頑張っているというのに何と言うことか!!

フィギュアスケートなどはお金持ちのスポーツなどとも言われますが、
実情は、各選手とも自分たちには大変なお金をかけています。


良いコーチを付けなければならなかったり、海外で修行を積んだり・・・
だからコスチュームなどは選手のお母さんらがほとんど手作りです。


水増し請求で裏金作りをする悪知恵があるくらいなら
表金で日本全国から良い選手を探してどう育てるかに知恵を働かせるべきだったでしょう。


そんなこんなでプンプンしながら次の会見場、保安課に急ぎました。
会見時間が重複しているのでもう始まっていました。


会見場に入ると・・

「巨乳娘」という言葉がいきなり飛び込んできたのです!!!

保安課は風俗なども扱う部署、しかしこの1年間は耐震強度偽造事件などで
めちゃくちゃ忙しかった課でもあります。


今日の会見は「わいせつDVD」販売店の一斉摘発でした。


新宿歌舞伎町の通称「ビデオ村」で10店舗3倉庫が一斉捜索され
わいせつDVDビデオ3万7553枚が押収、14名が逮捕されたという事件でした。

きょうもいろんな事件が起こっているなと、記者クラブ文化放送ブースに戻ると電話が鳴りました!!

fax写真.jpg

(記者クラブの電話)


「はい!警視庁!」

(向こうの人あわてて)
「すっすみません(ガチャ)」


電話を切られました。


「警視庁記者クラブ文化放送です」と親切に言えばよかったかな。
それとも何か警視庁と聞いて後ろめたいものでもあったのかな・・と思っていると

また電話が!

向こう・・おばあさんらしい
「もし もし あの~ ○○会社の××さん??」

「いえ、違いますけど」
「××さんじゃあ ないの??」
「いえ、どちらにおかけですか?」
「ええと・・○○○の○○○○番よ」
「ああ、それならうちですが、でも××さんではありませんよ」
「じゃあ××さんはどこにいるの??」
「はぁ、そう言われても・・・」
「だって番号案内でちゃんと聞いたんだから、この番号」
「お間違いになったんでは?」
「NTTも案内、間違えるのかねぇ」(あなたです聞き間違えたのは!!)
「あは、そうかも知れませんねぇ」


「じゃあ何番にかければいいの??」
「そう聞かれても・・・ひとつ言えることは、このおかけになった番号以外ですね」


「おもしろい人ねだわ、でも本当にこの電話間違ったの??」(しつこい)


「ええ、ここは警視庁・・」
「なに!!うわ~~大変なところにかかっちゃたのね・・あなた刑事さん???」


・・・警視庁には刑事さんしかいないと思っているたくさんの人の中の1人でした。
 ・・・このおばあちゃんは


でもなにか、ほのぼのとした空気の中にいたなぁ

スケート連盟の記者会見でプンプンしていた自分が癒し系に変わっていくようでした。

そういえば・・・以前も

警視庁の玄関を警備の警察官に敬礼されて出て、前にいたタクシーに乗り込み
「新宿歌舞伎町のあたりまで」と言った時、運転手さんが
「捜査ですか?」と聞いてきたこともあったっけ


また外からタクシーに乗って
「警視庁まで」と言うと
妙に安全運転過ぎるタクシーも多かったな。

このブログをお読みになっているあなたは
「警視庁」と聞いて最初にどんな言葉が頭に浮かびますか?

それでは本官はこの辺で・・失礼します! 敬礼!!

投稿者 : 11:16

2006年10月23日

統一地方選で肩をつかまれたのは誰<担当★鈴木>

統一地方選終了〜。
自民党の2勝0敗とは言え、
安倍さんの信任選挙とまでは言えません。

今回もはっきりしたのは、公明党票の後押しの強さ。
今回の選挙で発言力を増した平和路線の公明党と、
現実路線の安倍自民党。
これからどんな案配で与党の舵取りをしていくのかに
興味が移ります。

今回14日(土)の神奈川県伊勢原市での候補者演説会に
いらした方は安倍さんの新しい一面を見て驚いたのでは。

安倍.jpg

亀井善太郎候補や公明党・太田代表の
「古典的」生真面目一本演説の後、
万来の拍手に肩すかしを食わせるように、
ギャグ中心の構成で会場を笑わせにかかった安倍さん。

(誌上再現)
「安倍 まで書いて何度も投票用紙に安倍晋太郎と書かれてしまった〜(会場エコー)」

「亀井善 まで書くと今までの習慣でお父さんの名前の「善之」
と書いてしまうので名字の亀井だけで止めといてくださ〜い!!(会場エコー)」

「35歳の亀井さんのように
私にも若くて格好いい時期があったんですよ〜!(会場エコー)」

「新人議員のころは支持者の方に
晋三君は早口で何を言うとるか全然分からんでよ(山口弁か)
といつも怒られてました〜!!(会場エコー)」

など綾野小路きみまろもびっくりの自虐ネタ満載。

小泉さんが今回の応援演説で聞かせた
「息子にもらった綾野小路きみまろの本を読もうと思って
老眼鏡をかけたが、眼鏡がいらないくらい活字が大きかった」
という名人の技を感じさせる漫談域までは行かなかったものの、
明らかに2人で呼応したような「笑い路線」への転換。

当然、安倍リーグの広報部長、政権スクリプターこと
世耕弘成さんの影もちらつきますが、そればかりでも無いと思います。

思い起こせば、2004年の参院選の前、
当時の安倍幹事長が「やる気MANMAN」に出演。

安倍さん、吉田照美さんと3人でスタジオで
放送前の打ち合わせをしたのですが、話の中身は全くの雑談。
しかも私が「野球チームはどこが好きですか?」の質問したところ、
子供のころ大好きだったサンケイスワローズの思い出を
熱く語り始めたのです。

オールドファンなら泣いて喜ぶジャクソンやロバーツといった
1960年代後半のスワローズを支えた名物助っ人選手の名前を
蛇口をひねって出てくるお湯のごとく、
おなじみのやや舌足らずさにのせたマシンガントークで連射し続け、
表情はまるで「ALWAYS三丁目の夕日」に出て来た少年。
本番があるので途中で中断となりましたが、
あのまま一時間でも語りそうな気配でした。

安倍さんが小学校の高学年か中学校の低学年くらいだった
1960年代半ば。
当時のサンケイは今の東京ヤクルトと違って、
典型的な「閑古鳥の鳴く」チーム。
川崎球場の中日戦では「観客100人」という
プロ野球最少観客試合記録も樹立しています。

ちなみに安倍さんが応援していたジャクソンは
焼き鳥好きの愛すべき助っ人黒人で、
オープン戦の試合で倒れて、急死してしまった悲劇の選手でもあります。

チーム名はオフレコにしておきますが、
安倍さんは現在好きなチームを応援する理由を
「弱いから」応援したくなると言っていました。
まあ2年も前の話ですが、
そんな一面もあったという事実だけを伝えておきます。
ひょっとしたら「再チャレンジ構想」は
2年前にすでに芽生えていたのかもしれない!?

冗談はさておき、
チーム法被を来て野球ファンを集票マシーンにしようと企む
スケベ根性丸出しの「プロ野球の地元先生系」の議員に比べて、
素朴なファン気質で、少なくとも「プロ野球話」に関しては好感を持てました。

プロ野球ファンで言えば民主党・前原誠司さんのような
政治家の打算度外視の「熱狂的トラ党」タイプの議員も、
野球好きの視点から見ればやはり好感は持てます。

話は大きくそれましたが、
そんな訳で補欠選挙も終わりました(突然強引なまとめ)

破れた民主党ですが、小沢代表は
投票日に早くも鈴木宗男さんとの選挙協力を約束し
「政局の天才ぶり」を発揮しています。

小沢さんは体調不良もあってか今回。存在感は薄いものでしたが、
小田急線本厚木駅前の演説でみせた
「政権交代の無い国は民主主義の国ではない!」という訴えには
さすがに背中に電気が走りました。

民主党.jpg
  ※あれっ、小沢さん、映ってないか?

来月は沖縄と福島で県知事選挙。
TVニュースの8秒間の映像では分からない政治家の機微がつかむため
やはり生で演説を聞きましょう。
候補者の底の浅さ、深さも「一聞瞭然」。

今は、会場でとかく写真を取ることに集中しすぎでは無いですか?
「お兄さんの背中で安倍さんが撮れないわ!!」
と取材中の私の肩をつかんで座らせようとした皆様。

「この人があのイチローさんっていう人なの?」と
マイクを持つ私の肩をつかんで確認すると同時に
小沢一郎さんの写真を取り始めたオカアサン。

安倍サンや小沢サンはヨン様ではありません。

ぜひ次はカメラを置いて私と一緒に演説の声を録音してください。
       な、訳ないか。チャンチャン。

おまけにもう一枚、写真

神取.jpg

 男物の背広姿もりりしい神取忍議員
 演説もしっかりしていました。
 ちなみに、いつのまにか政治部の番記者たちの姿が消え
 マスコミはスポーツ紙の記者たちに入れ替わっていました。
  
            国会担当  鈴木びん


※ 政治と何の関係も無い追伸

俳優の藤岡琢也さんが亡くなりました。
残念ながら直接お目にかかったことは無いのですが、
大学のクラブの大先輩です(陳腐ながら「放送部」)。
藤岡さんは学生時代ラジオドラマの練習をしていたそうで、
当時から「ドラマ」の方だったのですね。
学生時代、クラブ行事でOB,OGの方々に
ご招待の出欠葉書を送ったことがあるのですが、
ずいぶん丁重なご欠席の返事を頂いて感激した事を思い出します。
             合掌。

投稿者 : 20:24

2006年10月20日

がんばれタグチくん  ☆ 哲

きょうは泊まり勤務
今夜から明朝にかけてのニュース送出責任者です。
出張に出た人のピンチヒッターなのですが、
どうか「ピンチ」にならないでと願う次第です。
金正日総書記が「2回目の核実験はない」と
中国の唐国務委員に伝えました。
なかなか信用ならない国ですが、
まあ一安心といったところでしょうか。
こうなるとやはり一回目は大失敗、
2回目のメドも立たないからではないかと思われますが、
だから安心ということはもちろんありません。
早く6カ国協議を中心に国際社会全体で
核の放棄、拉致問題の全面解決、
東アジアの安定を達成しなければなりません。
さて、で、 きょうは午後3時にのんびり出社。
社屋.jpg
夕方5時から放送の「ニュースパレード」のため、
記者連が現場から送ってくる音を編集する仕事からスタート。
あっという間にぴりぴりドタバタの
編集作業となってしまいましたが、
なんとか準備完了。
MO.jpg
MO2.jpg
これはトリガー
パレード放送中のアタック、効果音などを送出する器械。
MO3.jpg
これはMO
編集したニュース音を送出する器械。
このブログのプロフィールに
「新しい技術についていくのが・・」と書きました。
未だに使いこなしているとは言い難いですし、
まして根本の原理的なことは全くわからない。
だから予想外の画面が出てくるとパニック!
自宅のパソコンなら無理やり電源落としたりして復活させたり、
それこそモニター叩いて直しちまえくらいの勢いですが、
会社のはそうもいかず、
まして大事な取材音が消えてしまったら目も当てられない。
ということですぐに技術陣にSOSとなる訳ですが、
ただ新しい技術はやはり様々な点で便利なんです。
便利さを享受できる最低限のスキルは身につきました。
という訳でニュースパレード本番。
放送.jpg
放送2.jpg
バックヤード中心の業務で、出場の機会は少ないのですが、
カージナルス田口選手のようにピンチヒッター打率10割!
を目指します。(プレーオフ4打数4安打4打点)
ワールドシリーズが楽しみだ!!

投稿者 : 22:10

2006年10月19日

教育再生といじめ<担当★健司>

安倍政権にとっての
重点目標「教育再生会議」(第1回)が
きのう開催された。

「質の高い教育」
「規範意識や情操を身につける教育」
「地域ぐるみで」取り組むことを
目指すとしている。
061019.jpg

一方では
いじめのニュースが連日報じられている。
何かがおかしいと誰もが感じている。
一体学校で起きているのだろう?

教師の問題、
家庭でのしつけ、
教育委員会の構造上の問題等々が
考えられている。

余り報道されていないが
「こころのプロジェクト」なるものを
日本サッカー協会が来春から
本格的にスタートさせる。

子供の心身の健全な育成のため
元日本代表やJリーグクラブが
協力するという。

そして、学校の授業の中で
サッカーのフェアプレー精神に基づく
責任感や社会性などを養うとしている。

各校の判断で
総合学習や道徳の授業、
課外活動の中に組み込まれる
見通しだという。

実は私も子供が小学生の時、
学校のグラウンドで
小学生たちに
サッカーを教えていたことがある。

サッカーというスポーツは
個人技を磨く練習が基本だけど
チームワークも大事な要素となっている。

子供たちは試合で負けたりすると
○ちゃんが悪いからと
言い訳したりする。
いじめの精神構造は
何かしら劣っている人間に
皆で見下ろして
自分は優越感に浸るものだ。

指導者が問われるのは
こういう時だ。
コーチは
フェアプレー精神に基づく
責任感や社会性を身をもって教える。
今、学校教育で足りないのは
こういうものかもしれない。

当時、何故か先生は
積極的には誰も関わってはいない。
むしろ子供がけがしたら困るので
親父達の指導を遠目で
見ていたに過ぎない。

教育再生会議がまず目指すべきは
教育現場の実態を徹底的に調べて
「いじめ」の原因を取り除くことだ。

美しい国づくりは
そのあともでいい。

投稿者 : 20:11

下町のドラえもんたち!(担当☆石森則和)

いや、すごいんですって!日本の中小企業は!!

中小企業による国内最大級の産業交流展
「東京都産業交流展2006」を取材してきたんですけどね?
目からコンタクトレン・・・もとい目からうろこですわ。
(2006年10月19日~20日東京ビッグサイト
なんと入場無料!あすは16時まで)
えらい、カタイ名前でとっつきにくそうですが
素人にも楽しい!楽しい!

これ、もともとは
優れた製品・技術を有する
首都圏の中小企業などおよそ580社が集結し、
技術や製品を一堂に展示するとともに

「あのう、うちはこんな
スンバラスィー技術を持ってるんですけど、
あなたもそのスンッ・・・・ゴイ!技術を持ち寄って協力し
新しいビジネスパートナーになりません?」
・・・・って展示しあう、
いわば中小企業同士の
お見合いパーティーみたいなものよ。

ユニークな展示がいっぱい!
例えばね?これなんだとおもいます?(↓この写真)
061019-2.jpg


象の枕でも
熱が出たときおでこに乗せるやつ(でかっ!)でもありません。

これ、江東区の小川クラウンという会社が
開発したものなのですが・・・

通常ドラム缶をトラックの荷台から降ろすときって
フォークリフトを使ったり、
専用のパワーゲートつきの荷台を使ったりするんだけど
お金も時間もかかるし、
小口の配送のときは専門でない不慣れな運送業者が
荷降ろししなければならず、危険だったのです。

そこでなんと、そこでこのマットをしいて
そこにゴロゴロ、ポーンと落としちゃう!(↓)
IMG_1604.JPG

doramukann.jpg

「ええっ!?そんなことしてだいじょうび?」とお思いでしょうが
優れた衝撃吸収性と耐久性などの技術により
液体の入った200ℓ級のドラム缶まで損傷無く
スピーディーに荷卸ができるっつーわけ。
ひとりで簡単にできるのでお金もかからない!・・・・すごいなあ。

もうひとつ紹介しましょう。
これなあんだ?
sekkenn.jpg

風呂吹き大根でも水羊羹でもありません。

愛知県半田市にある「グローバルテクノロジー」という会社。
ここはコンピュータシステムなどを手がけるのが主な仕事
・・・なのに!
じぇんじぇん関係ない分野に情熱を注いだのです!
         
ある土を使って栽培を行うと味の良い野菜ができることや
また犬・猫などには、体調不良のとき、
時折草や土を食べる行動が見らるのを不思議に思い
その理由について研究を開始。

土壌に生存する細菌を研究して培養を行った結果、
免疫力を向上する可能性があることを発見し、
それを使った石鹸を作ったというのです。                 
(・・・・一個3000円弱!するんですけどファンはいるらしい)

このほか、
「O-157など食中毒の原因菌を判定する際、
これまで数日かかっていたのを
1時間でできるようにした」会社

「SARSの抗体を鳥の免疫細胞から作り出した」会社

「携帯電話の画像を3次元にするための技術を開発した会社」など
驚きのテクノノロジーがいっぱいなのです。

そんなの、ドラえもんの4次元ポケットにも
入ってないぞ。

・・・でもね、「知らなかった」でしょう?
そこが問題なのです!

多くの中小企業は
大企業ほどには情報発信力を持っていないし
情報受信力も持っていない。
日々の業務で精一杯だったりします。

また、すばらしい機能を持っていても
すぐれたデザイナーと出会えていないばかりに
「だっせえ」製品になったりする。

するとせっかくいい技術を持っていても
「持ち腐れ」になりかねません!モッタイナーイ!

まして、以前なら
例えばうちは「ニッ○ン」の系列ですから
その仕事だけをします・・・っていうのが普通でしたが
そもそも「系列」という概念自体減る傾向にある。

そうなってくると各社が
互いの技術を持ち寄って有効に使わないと
「生き残れない」可能性だってあるわけです。

この交流会、
わずか2日で3万人が訪れ、
5000件もの商談などが決まるといいますが
「景気回復の傾向」といわれながら
「まだ追いついていない」(小川クラウン)となげく中小企業には
切実な思いの表れでしょう。

大企業との格差、
地域的な格差はまだまだ大きいのです。


助けて、ドラえもーん!

投稿者 : 16:06

初対決 ☆宏枝

今日は国会で安倍総理と小沢代表の初対決。
党首討論が行われました。

自民党を離れた時から、
ずぅっと2大政党制を唱えて
政権交代を目指してきた小沢さんにとって
民主党のトップとなった今が
その最後のチャンス。

ところが、打倒安倍政権!に燃え、
民主党代表に再選された党大会その日に、
小沢さんは体調不良で入院。

臨時国会での代表質問も
予算委員会での質問も
鳩山幹事長や菅代表代行に譲り、
ようやく今日、安倍総理と直接対決の日を迎えたのでした。


小沢準備.jpg小.jpg

 (開始直前の第1委員室)


午後3時から始まった45分間の対決。

小沢2.jpg小.jpg


  (傍聴席から見た討論シーン)


結論から言いますと、
スタートから30分近く過ぎたところでの
北朝鮮に対する国連の制裁決議の問題で
ようやく議論がかみ合い、熱を帯びました。

(小沢氏)国連決議は日本の有事が前提ではなく、
国際社会の平和を乱す行為に対するものなのだから、
日本の有事を前提としている周辺事態法を適用して
船舶検査の後方支援をするのは無理。
政府の方針は、場当たり的でその場しのぎ。

(安倍氏)すぐに周辺事態を適用するとは言っていない。
しかし、事態は瞬時に推移している。(周辺事態法の適用を)
考えるべきではないと言うべきではない。

(小沢氏)憲法上、何が可能か、国民にきちっと知らせるべきだ。


上記のやり取り、読んですぐわかります?
これでも無駄な言葉を省いて芯の部分だけ書き抜いたのですがーー
わかりにくいですよね?

政府の見解の矛盾点を、回りくどく(ごめんなさい)突いて、
安倍総理に「本音を言え」と迫る小沢代表。

原則論の小沢さんと現実論の安倍さん。

その論法の違いもあって、全体がまだるっこしさの漂った
討論でしたがーー
終了真近で「もっと聞きたい」「話はこれから」と思わせた初対決。

直後の会見で「今日は最初だから、
基本的なポイントだけ総理の意見を聞いて、
またの機会に議論を深めようと思っていた」と小沢さん。


小沢1.jpg小.jpg

  (記者会見にのぞむ小沢代表)


うーん、どんな時も時間の制約はあるものだけれど、
それじゃあ、次回も期待することにします。


     

投稿者 : 09:21

2006年10月17日

日本のこどもの幸せ  〈 ★ おたんこ那須  〉

「子どもを産めずに苦しんでいる患者を放っておけない・・」
と、長野県の根津院長は、子宮を失った娘の代理母として、
孫を産んだ祖母のケースを公表した。

「子宮ガン、子宮筋腫の若年化で出産できないひとが増えている。
多くの人に、自分のこととして考えてほしい。
今後の方向性をみいだすきっかけになってほしい」といって、
批判を覚悟で、十数年、日本の医学界で戦っている医師だ。

高田延彦・向井亜紀夫妻は、
アメリカ・ネバタ州で発行してくれた出生証明書をもとに
居住地の品川区の区役所に子供の出生届を出した。

親として、あたりまえのこととして・・・

でも、

アメリカの代理出産制度を利用したことを公表している二人から
出された出生届は品川区としては、
受理するわけにはいかなかった。・・・

高田夫妻は、「正面玄関から、ノックしてみよう!
そしたら、何かがかわるかもしれない」と思った。

答えは「不受理」の3文字のみ。何の説明もなかった・・・

何故?

「子供たちから『僕は何故、日本人じゃないの?』
『何故、日本は、僕たちの出生届を受け取ってくれないの?』
と聞かれたとき、どうやって、説明したらいいのでしょうか?」

ふたりは会見で思いを語った。

「子供に、説明できるような内容の答えがほしい。」
「親として認められないなら・・・」

「保護者でもいい・・・」

高田夫妻は、「不受理」の3文字に
「法律を変えてくれといっているのではない」と付け加えた。

「だれでもがわかる説明を聞きたいだけ・・・」

東京高裁は、品川区に「出生届を受理せよ」の命令を下した。

しかし、

品川区は最高裁に抗告した。

高田夫妻は、「来たな!」と思った。

二人の予想どおり

「次のステージに進むだけ」

と、ふたりに悲壮感はない。

「産みの母親」でないと、「母親ではない」 という世の中の批判に
「どう答えますか?」と会見で質問をあびせられた向井。

「決して出産を軽んじているわけではない。
それより、尊敬している。泣けるくらいあこがれている。」
向井は答える。

母・向井亜紀の卵子 と 父・高田延彦 の精子 が
アメリカの代理母のお腹で育っているとき、
母・向井亜紀は、胸から母乳がでたという。

「身体が勘違いをしたらしい・・」

と、母・向井亜紀は 明るい声で 語った。

有名人のため、表面化したことで
「国は早急に対応を!」と日本産科婦人学会は声明をだした。

「早急に?!」

十数年前から、聞いている言葉だ。

子供はどんどん大きくなっている。

高田夫妻は、
「たとえ、僕たちが望む答えでなくても説明できればいいなと・・・。」
「子供たちが、幸せをつかめれば・・・」
と願いを語った。

議論はあってもいいが、
子供が不幸になることだけは、あってはならない。
と、私は思う。

日本がこだわる“親”ってなんだろう?

投稿者 : 19:02

2006年10月16日

≪無題≫ (担当★野中)

朝晩は、ひんやりして、ようやく秋めいてきました。
皆さんは、衣替えは、お済みですか?
私は、まだまだ、日中暑いのをいいことに
のばしのばしにしていたのですが、ようやく、済ませました。
間に合った!って感じ。

デパートをのぞいたら、
食品売り場では、おせち料理の受付も始まりましたし、
文房具売り場では、もう来年のカレンダーが売り出されていました。
カレンダーといえば・・・
文化放送アナウンサーカレンダーも、来月1日からラジオショッピングで
1部2000円(送料別500円)で販売されます。
ちょっと高いけど、他では売っていない超レア物です。
よろしかったら買ってください。

なんて書いてみましたが、今日こそ、このブログで、
特に書くことがないんですよね。
今日は、報道での仕事もなかったし・・・
書くことないなァ~と、カラッポの頭の中を探していたら
ありました。ひとつ。


このブログ、いろんな人が読んでいるんですネ。

前回、<サプライズ>と題して、
私と塩崎官房長官が、高校の同級生だと書きましたら、
ある有名な雑誌の、記者と名乗る人が、
「ブログを読んだけど、
塩崎さんについて、何かエピソードはないか?
彼は、フェミニストといわれるけど本当ですか?
野中さんの名前は出しませんから」
と、電話で聞いてきました。
ブログにも書きましたが、もう40年近く前のことですし、
特におつき合いもなかったので、お役に立てませんとお断りしました。
けど、恐いですネ。
電話でお話したとして、それがどのように書かれるか
わかりませんし・・・
大体、週刊誌や月刊誌などの雑誌の記者は
電話で取材するものでしょうか?

実際にお会いして、名刺をいただいても、
(ちゃんと私の言ったとおりに書いてくれるかしら?)と疑い、
結果、予想通り、面白おかしく脚色されてしまって
裏切られることが過去に何回もあったものですから、
雑誌の記者というと、心のどこかで信用できない、
という想いがあるんです。
ましてや、電話ですから、
その方が、本当に記者かどうかもわからない。
もし、その方が、本当に記者で、今、このブログを読んでいたら
こんなこと書いて申し訳ない、と思いますが、
私の本当の気持ちです。

ラジオでも、
かつての文化放送の名物番組『本気でDONDON』に代表されるように
アポなしで、いきなり電話で取材してお話を聞く番組がありました。
毎日毎日<アポなしいきなり電話取材>で成立していた番組です。
もちろん断られることもたびたびありましたが、
無理を承知で、お願いして、お願いして、
そうして話していただくんです。
取材するこちら側としては、
話していただければ、勿論、よかった!ありがたい!と
心から感謝しますが、話していただかなければ困る、
当然話していただけるもの、くらいの押しの強さであたりました。

ところが、自分が電話で取材される側になってみると、
本当に、この人を信用して話していいのかしら?
という想いがどうしても出てきます。
ラジオの場合は、自分がラジオに出て話せば、
それは100%自分の話です。
そこが雑誌と違うところです。
電話で話した自分の話を活字にする過程で、
記者(第三者)の恣意が働くのではないか?
それを疑ってしまうのです。

今回自分が電話で取材されて思ったことは、
月刊誌や週刊誌などの雑誌記者の皆さんは、
日常、どうやって、取材される立場の人の信頼を得て
話を聞き出しているのか、ということ。
実際、毎日、どのように取材しているのでしょう。
電話でなくても、直接お会いしても、名刺を出されても、
自分の話を、記者が聞いて活字にする過程で
脚色されてしまうのではないか、という不安を、
誰もが、チラッとは抱くと思うんですけど・・・。
それをどうやって払拭させるのか?聞いてみたいです。


私を電話で取材した記者の方、
こう書いたからって、私があなたにお話したことは本当です。
特にお話するエピソードは、本当にないんです。
でも、もし、塩崎さんがスタジオにやってきて
私と生放送でお話する機会があったとしたら、
想い出す話も、1つや2つ、出てくるかもしれませんけどネ。


投稿者 : 19:37

2006年10月13日

風が吹くとき ♪高橋小枝子♪

こんちわ 浜松町の★★★★小僧です。

秋 運動会で玉入れです。

小僧秋1013.jpg


浮き輪をもってお出かけも楽しかったけど
(よければ、8月2日のブログを・・・)
秋はやっぱりスポーツだい。

それにしても、新庄選手の歯は白い。
ヒルマン監督の胴上げ、札幌は盛り上がりました。

うちの斎藤一美アナの中継も、盛り上がりました。

ヒルマン監督、落合監督 
さー今度はどちらが胴上げされるんでしょ。


朝、9時のニュースを読み終わって、現在の文化放送報道部
閣議後の大臣記者会見の音が、次々と入ってきています。
国会は、参議院予算委員会の質疑が始まりました。

今週は、10月9日(月)祝日の長閑な朝
「北朝鮮、核実験実施」のニュース速報が飛び込みました。

この日の文化放送は、祝日編成のため、お昼のニュースは
裏送り(といってます)
つまり、各局さんのためにオンエアはしますが
文化放送では放送していない状況。

中国、韓国を訪問中の安倍総理の動向がトップ項目でしたが
即座に差し替え、次々入る速報を処理し、
安倍総理のコメントもカット。
胡錦涛主席は「核実験を止めさせるよう努力を」と
前日、言っていたのですから。
面目丸つぶれです。


そして、今日、金曜日
10時のニュースは、
日本の北朝鮮への追加の制裁措置決まる
中国の特使、ブッシュ、ライスと会談
愛媛県、伊方原発、プルサーマルの受け入れに同意 


国連安全保障理事会は、14日にも
北朝鮮への制裁決議案を採決に付す方針です。

この1週間「ニュースパレード」も
北朝鮮が今、なぜ、これからどうなる、どうすべきかを
伝えてきました。

思い出した絵本

レイモンド・ブリッグズ作 小林忠夫訳
「風が吹くとき」

風が吹くとき表表紙.jpg


私が購入したのは、1987年 第11刷 篠崎書店


ジムとヒルダは、長年働いた後、田舎に引退し
年金で暮らしている、典型的なイギリス市民。

「先制の攻撃があるかもしれないって」
「あら、また、先生のストなの」

「いよいよ、開戦だ」
「何の改選なの」

こんな会話を交わしながら食事中
ラジオから
「戦争勃発、核シェルターに3日間ほど避難・・・」
というニュースが流れます。

「シェルターを作らなくちゃあ」
「シェルタ、山登りするの」
「それはシェルパ」

お役所のパンフレットを見ながら
放射能を防ぐために、窓ガラスを白く塗り
ドアを外して壁に立てかけ、マットレスを敷き、
ろうそくと水を持ち込み、
体がすっぽり入る紙袋も用意します。

「大丈夫よ。前の戦争の時だって死ななかったもの」

その時、あたり一面まっしろに・・・

絵本のページをめくると
両開きが真っ白で、ページの端だけが
うすーくピンクに・・・

そして次のページは
左上の真っ白から、じわじわと右下へ赤く染まり
ドアの影からジムが「畜生め」とつぶやきます。

・ ・・・・・・・・・・

いつもの牛乳配達も来ず
生垣も、林檎の木の葉も落ち
道は少し溶けています。

「あらまあ、毛が抜けるわ」
「心配するな、女は禿にはならん」

降りだした雨を飲み、
お祈りを続けるふたり・・・・

風が吹くとき裏表紙.jpg


「ブリッグズは、この本を、
現代のエリート達への警告の書として描いた」
あとがきで、小林忠夫さんが述べています。


風が吹くとき

坊や、ねんねよ、樹のこずえ
風が吹いたら、揺りかごがゆれる
枝が折れたら、揺りかごが落ちる
坊やも、揺りかごも、みな落ちる

風は原爆、揺りかごは地球


1987年の絵本

今、2006年
核を持つ国、持たぬ国、持とうとする国のせめぎあい。

非核三原則 平和憲法を持つ
世界で唯一の被爆国 日本

ひとりひとり
傍観者ではいられないはずです。

高橋小枝子でした。

投稿者 : 11:44

2006年10月12日

悲しい贅沢(担当☆石森則和)

耐震強度偽装事件で、建築基準法違反などの罪に問われた
元一級建築士、姉歯秀次被告の裁判の被告人質問が行われ、
姉歯被告は罪状認否以来、久々に法廷で発言しました。 
houteiga.jpg
(法廷画:BY石森)
丸刈りに白い格子柄のシャツ。
視線は空ろでヒトゴトのように語っている印象がありました。

先月6日の初公判で姉歯被告は起訴事実を大筋で認めています。
ところが、きょうは・・・
「調書をほぼ全面的に認める」といいながら
「あれは検察に言われたままに書いた、
私の言うとおりになんて書いてくれなかった」
・・・どっちなの?

「偽装は全部自分一人でやった単独犯行」と言いながら
メディアへのインタビューで最初に関係者の名前を言わなかったのは
まだ事実を明らかにできなかったから」・・・どっちなのよ?!

「区役所は偽装を見抜いてくれると思っていた。
建築確認が通っておどろいた」
「え?見抜いて欲しかったの?」
「だって本当は偽装なんてしたくないし」
あんた一人の意思でやったんでしょうが!意味わからん!

民事裁判で
今グランドステージ川崎大師の居住者から損害賠償を求められるも
「賠償義務はない」と主張していることについて理由を聞かれると、
「お金がないし」・・・・おい!

「生活費がなくて困っていたというがベンツとBMW、
70万円の時計を買っていたではないか?」といわれると
「ローンがあるから」

ぶっちいいいいいっ!

あらら、裁判長がキレた・・・「そんなの理由になりますか!」
2重ローンを背負わされた居住者が聞いたら
怒りでどうかなっちゃうのではないかと心配だよ、もう。

「偽装したマンション、震度5でも倒れなかったです」となんて
言っちゃってるし、ことの大きさが全くわかっていない!

06-10-12_12-44.jpg
(姉歯被告の入廷を待つ取材陣)
さて、実は質問されたのは本人だけではありませんでした。
もうひとりは姉歯被告の23歳になる次男です。
父親の姉歯被告とは対象的に
スーツ姿で、緊張しつつも真摯な態度で臨みました。

姉歯被告がぼけーっと見守る中、
「逮捕されるまで姉歯被告が姿を消していたとき
どのように連絡をとったか?」
「父の姿を見て建築士になりたいと思ったことはあるか?」
「母親の自殺は事件と関係があると思うか?」というような
つらい質問まで丁寧に答えようとしていたのです。

そして。
もし、裁判が終わり父親が帰ってきたらどうするのか?と聞かれ
「兄と話したのですが、父と3人で暮らしていくと決めました」
「お父さんを見捨てないということですか?」
「はい」
そのときだけ、
無表情な姉歯被告が、しきりに唇をなめ回しました。

姉歯被告の家族は
この事件についてどんな思いだったのでしょうか?
姉歯被告は事件当初、
病気がちの妻がいることを動機に匂わせていましたが
実は高級外車や時計を買い、
後に自殺することになる妻が長期入院しているのに、   
愛人に月々15万円の金やネックレスを貢いでいました。
父親のほうを見ないまま、次男は母親の死について
「事件が直接の原因ではないと思います」と
搾り出すように語りました。

国交省により事件が明るみにでて
マスコミが家に押しかけるようになった姉歯被告は
まもなく家を出て、神田周辺のビジネスホテルを転々とします。
結局、逮捕まで家に帰らなかったのですが、
その間、次男は携帯で電話したり
時折、隠遁中のホテルで会ったりしたそうです。
ただ「家族に迷惑をかけて悪かった、と言われたことは
はっきりと記憶にない」ととまどっていました。
・・・・では、このとき妻はどこにいたのか?

入院していることが多かったようです。
姉歯被告は、入院中の妻とだけは
毎日、朝晩2回、
携帯電話で話したといいます。

裁判官にどんな話をしたのか?と聞かれ

「妻はいつも・・会いたいといいました」
と気の抜けた表情で答えました。

彼女は毎日、
会いたい、会いたいと繰り返したといいます。
会えないということ自体に
彼女は傷ついていったように見えたそうです。

支えてくれる身内の存在さえ
欲で見えなくなった姉歯被告は、どこか夢うつつで、
今でも心底責任を感じているのかはうかがい知れません。

裁判長は、たまらず尋ねます。
「あなたはなぜ建築士になったのですか?
ものをつくる人は、
例えば地震でほかの建物が崩れても
自分の建てたものだけは崩れなかった、ということを
誇りにするものなのではないのですか?」と。
そして裁判長が
「これからどんな心構えで生きていくのですか?」と聞くと

姉歯被告は
「これだけ騒がれたら就職もできないし・・」
「あなたの生活設計を聞いているのではないっ!」

この期におよんで自分の生活費の話か!
彼はバブル時の2000万円以上あった年収を維持したくて
この犯行に及んだのです。
だから、今やそんな暮らしを失ったことが
まず口をついてしまうのでしょうか。

でも、彼には、
それでも会いたいといってくれた人がいたのに。

どんなに世界を敵にまわしても
会いたいと言ってくれた人がいたのに。

どんなに贅沢をしようとも
大切な人を失わないでいられることこそが
最も難しく、

贅沢なことなのに。

投稿者 : 18:33

つまらないことなどを~その19~★柳澤和三

 当ブログのスタート時は
僕(WAZO)は内DWAZOと称していましたが
最近は内Dを勤めるだけでなく取材にもでかけるので
内DWAZOの名称を返上して
かつて、同僚に言われたPEDANTICを
冠につけたいと個人的に思っています。
取材といってもナカナカうまくいかず、ヘコんでいます。
苦労の連続ですが、考えさせらることが多くあります。
先日も神奈川16区の衆議院補選取材で気がついた事です。
今やニュースの中心は北朝鮮の核実験一色ですが
PEDANTIC WAZOはひと言言いたい。

 神奈川16区の補選、自民党候補の応援にきた
自民党中川政調会長の演説の一説
「北朝鮮には“対話と圧力”と言ってきたが
核実験をするならもう対話は必要ないでしょう。」
というもの。

これは聞き流すと真っ当に聴こえますが
よ~くかんがえると
「核実験をしているアメリカ、中国、ロシア、インドとも
対話の必要はないという」ことになってしまう。

このように昨今は短絡した議論が多いように感じるのは僕だけでしょうか?

テレビでも「危機だ!危機だ!」とあおるばかりで
もっと冷静になる必要にあるのではないか。
脅威だからそれに対抗するということは
突き詰めると北朝鮮とことを起す事ですか?
そんなことできるんですか?

小泉前総理ではないが
「まず北朝鮮と国交を結ぶことが
拉致問題の解決につながり、核実験も脅威でなくなんじゃないですか」

話は飛ぶが安倍総理の『美しい国』→『美国』は
中国語ではアメリカを意味します。
美しい国を目指すということは
日本をアメリカにすることなんですか?

それで納得できる・・・『自主憲法』制定・・・・言葉では真っ当にきこえるが、
真の目的は日本の自衛隊を米軍に組み込むことだ。
日本のアメリカ属国化である。

ここで僕はカミングアウトする
僕は“マスコミ九条の会”、
“映画人九条の会”のメンバーである。

僕は現行憲法の精神を熱烈に支持する。
自主憲法制定に心から反対する。
自主憲法制定の為の「国民投票法」に断固として反対する。


昨夜、「マスコミ九条の会」の会合で
講師の澤地久枝さんの「メディアにもの申す」の
なかの言葉にひどく動かされたので紹介します。

『何も発言しないのは犯罪行為ではないか?』
『自ら発しなければ誰もよそから発するものではない。』
『100、発言できなくとも、1、発言すれば良い。』
『市民個人個人が考えて発言して社会を創ってゆく。』

昨日のこの会合にでたことは
PEDANTIC WAZOにとって勇気づけられたことでした。
ホント、元気をもらいました。

日本国憲法を“世界遺産”に!!
日本国憲法に“ノーベル平和賞”を!!

投稿者 : 14:03

2006年10月11日

ミサとコスモス (担当☆永野)

北朝鮮が地下核実験を行ったと発表したことで、
いろんなところに影響が出ていますね。 


たとえば・・・

部内.jpg


連日の核実験報道で、バタバタしている報道部
~の様子を、と思ったら、意外とノンビリ
映ってしまいました。 


いろんな影響、たとえばニュース。 


今週も様々なニュースがあったにもかかわらず、
北朝鮮報道で時間枠を大幅に使ったため
本来より扱いが小さくなったものがいくつかあります。 
小林薫被告の死刑確定や、大阪のタクシー運転手殺害を
自供した郵便局員の『誰でもいいから人を殺したかった』
という供述もそうです。 


そんな中、おそらく報道されていないであろう
この話について、少し触れさせていただきます。 


以前にこのブログでも取り上げたことがありますが、
10年前、葛飾・柴又の自宅で殺害され
自宅が放火された、上智大生の小林順子さん。 

立て看板.jpg


以前から、順子さんやご両親のために
何かをしたいと考えていた上智大学の有志の方々によって、
月命日の9日・月曜日、追悼式と偲ぶ会が催されました。 

式次第.jpg


上智大学の聖堂で行われた追悼ミサ。 
ご両親のご意向で、順子さんの写真は
大好きだったコスモスに囲まれていました。 


私はなぜか中学から大学まで、カトリック系の
学校に通っていたため、ミサは何の違和感もなく
懐かしい思いで参列させていただきました。 


今回、追悼ミサを行うにあたって、神父様は
順子さんの事件についての資料に目を通したそうです。 
そこで「招きの祈り」に引用する聖書の箇所に
『マルコによる福音書・14章1節~9節』を
選んだとのことでした。 

式次第広げ.jpg


聖書を朗読した後の講話で涙ぐんでいた神父様。 
マルコの福音書にはどんなエピソードが書かれているのか、
それに触れないと意味ないでしょうが、
これを書くとどうも長くなりそうだし
ミサに接したことがない方にはわかりにくい世界だと
思いますのでやめておきましょう。


コスモス.jpg


ミサの最後、一人ひとりが献花したコスモスです。 
お土産にといただきました。 


順子さんに手をかけた犯人は、今もどこかにいます。 
一刻も早い犯人逮捕を多くの人が願っています。   

投稿者 : 17:59

2006年10月10日

安倍とどこまでも(韓国篇)   =吹野=

アンニョン!
今はソウルにいます。
昨日に引き続き、安倍総理の日中日韓訪問を同行取材中です。
韓国到着.JPG
安倍さんと昭恵夫人が手をつないで韓国に降り立ったとき、
…そう、この写真のとき
まだ「核実験実施」の情報は安倍さんにも入っていませんでした。
韓国で記者団走る.JPG
(恒例:総理撮影クルーは走って移動!の図)

安倍総理はこの写真の後、車の中で「核実験」の一報をうけます。

ソウルに到着する直前、時間にして11時50分ころ、
記者たちを乗せたバスもザワザワし始めました。
「北朝鮮が核実験を実施した」
本社から携帯に連絡があったんでしょぅか、
会社と連絡を取り合う人、パソコンをたたき始める人…。

12時にホテルに着いたら
安倍総理が記者会見をやるという一報が…。
録音機持って走りましたよ。

スーツ姿の記者やカメラマンが
ロッテホテルの広いロビーを100人くらいでダッシュです。

安倍「北朝鮮の声明発表は聞いています。
   塩崎官房長官に情報収集するように指示しました。
   アメリカ・中国・韓国とも情報交換をし始めています。」

厳しい表情で話す安倍総理大臣。
無言で車に乗り込む姿が印象に残りました。

韓国訪問の日程に合わせるかのように行われた核実験…。
「テメ、ひよってんじゃねーよ!」
という韓国への牽制球に見えます。

「さぞ韓国の人は怒っているんだろーなー」とマイクを向けてみると

  「ま、いつもの事だよ」
      「何にも大変なことじゃないよ」

と、北朝鮮を半分軽蔑した感じ。
日本のテレビでは「許せない!」という市民の声を使っていると思いますが
それはそれ。
ニュースも演出ですから…。
僕がディレクターだったらそうゆう画を使います。

でも、ソウル市民の本当の声は
金正日を“田舎もの”扱いして、相手にしていない感じでした。

あ。
その市民の声を通訳してくれた
カナエちゃんです(下)。
現地の焼肉屋さんでバイトしている日本の大学生です。
語学勉強がっばってね.JPG
なんで彼女の力を借りたのか?
文化放送は自社ビル建てちゃったので
通訳を雇えるお金を出してくれませんでした(笑)
ので
どーにかしました。
突然のお願いだったのに、力を貸してくれてありがとう。
語学留学がんばってください。
(ちなみに横にいるのはTBS武田記者、奥はMBS水野記者です)

この日の安倍総理のスケジュールもハードでした。
 8:10~11:00 北京国際空港→ソウル空軍基地に移動
11:35       国立顕忠院で戦没者に献花
12:20       緊急記者会見
12:35~14:05 国務大臣主催の昼食会
15:05~17:05 盧武鉉大統領と会談
18:00~18:20 記者会見
18:30~      盧武鉉大統領主催の晩餐会
20:45~22:45 ソウル空軍基地→羽田空港に移動
23:00~      官邸で麻生外務大臣などと打合せ
厳しい表情の安倍さん.JPG

政治家はタフでないとやっていけないですね。

外務省の職員も大変…かと思いきや
「そのメガネ、オンケルですよね?」と声をかけてくる若い男性が…
明るい日本大使館職員.JPG
韓国の日本大使館に勤める岩本書記官でした(左)
さすが、メガネが有名な韓国に勤務しているだけあるなぁ
と思いきや、単なるメガネマニアだそうです。
30個近くを毎日“着替え”ている“オシャレ外交官”でした。

「主張する外交」を実践している人がすでにいました(笑)

ソウルは今、深夜…。
ロッテホテルの部屋から.JPG
もう安倍総理大臣は日本にいます。

冬の時代だった日中関係を回復し
日韓関係も再開の端緒をつかんだ今回の外遊…。
北朝鮮の核実験も良いアシスト(?)となって
「主張する外交」は、順調な船出を果たしたのではないでしょうか?

今後は北朝鮮への制裁を行うために
日本が「集団的自衛権の行使」について態度を決めなきゃいけないですね。
発足してから2週間なのに、次から次へと安倍総理も大変だわ。


…てなことで吹野記者はあす帰国です。
ナイスな原稿にグダグダな喋り。
朝のレポートもソウルから頑張ります。


それでは

アニョヒカセヨー


イイカゲンネカセテヨー

投稿者 : 02:15

2006年10月09日

安倍総理の初外交は中国・韓国    担当☆高橋民夫

第90代総理大臣の安倍さんは、
初めての外遊先に中国と韓国を選びました。

歴代の総理大臣が主にアメリカ詣でを優先していた中で
安倍さんが、隣国を選んだのは、周辺国との関係修復を
急ぐねらいがあったものと思われます。

この早い判断が、安倍さんの外交に神風を吹かせました。

北朝鮮が、とんでもないことをしでかしてくれたからです。
いえ、決して喜ばしいことではありません。
先頃、核実験を実施するとの表明に対して、国連はもとより
世界各国が、北朝鮮の表明に一斉に反発していた中での
9日の核実験実施の発表でした。

その一報をソウルの空港で耳にした、総理に同行していた
文化放送の吹野記者(写真)は情報の確認に東奔西走し、
リポートも思わず早口になってしまいます?!
総理同行吹野記者.jpg

              (早口カンケーないがな! ソウルより 吹野)

安倍総理にとって、さらには韓国のノ・ムヒョン大統領にとっても
追い風になったかも知れない、と述べたのは次の理由からです。

前の小泉政権の頃から、靖国参拝の問題をめぐって、
日本は、中国とも韓国とも一種の緊張状態になっていました。

政権が変わって、安倍さんになり、たとえ外遊最初の訪問国に
中国と韓国を選んだからといって、その問題は避けて通るわけには
いかない課題であったことには変わりはありません。

思うに、お互いの理解を深めるためには時間がかかる問題だけに
わずか数時間の首脳会談での解決は難しいでしょうし、
そういう意味では、今後も折にふれて会談開催の筋道を作った点で
評価されると思います。

さて、「追い風」についてですが、日韓首脳会談の前に、
北朝鮮から核実験実施発表の情報が入ったことで、安倍総理は
ノ・ムヒョン大統領との首脳会談で、北朝鮮の核実験に
厳しく対応することで意見の一致をみました。

これまで北朝鮮への対応でスタンスが食い違っていた
両国の足並みがそろったことは安倍総理の得点でしょう。

一方、これまで北に対して太陽政策をとりつづけてきた
ノ・ムヒョン大統領にとって、今回の核実験実施発表の情報は
大統領にとって、政策転換を迫られることになり、
こうした点で、タイミング良く日韓首脳会談が開けていたことは
ノ・ムヒョン大統領にとってもポイントになったものとみられます。

今夜のうちに日本に帰国する安倍総理と昭恵夫人ら、
総理は今夜も国連の動きに注目し、明日早朝から閣議をはじめ
国会を中心として、北朝鮮の暴挙への対応に追われます。

さて、総理に同行していた文化放送の吹野記者は、
あす10日の朝の番組にソウルから生リポートを行います。

一緒に表現するのもなんですが、総理も記者も大変です。


投稿者 : 21:39

2006年10月08日

安倍といつまでも(中国篇)  =吹野=

ニイハオ!
今は北京にいます。
安倍総理大臣の初の外遊、日中日韓訪問に同行させてもらいました。
北京市内のホテルに設置されプレスセンターから書いています。
これが中国のプレスルーム.JPG
えーと麗しの吹野記者はどこにいるんでしょーか?
プレスルームで仕事中.JPG
(ちなみに手前にいるのはMBSの水野記者)
この席で書いた原稿、編集した音声を
東京まで伝送しています。

今回は自分にとって生まれて初めての外遊同行取材。
政府専用機なんて「政府専用」だと思ってました。
(ぃゃ子供の頃よ)

もう見るものすべてが想像とは別の世界。
チケットだって珍しいです。
これが政府専用機の搭乗券.JPG
「JASDF」はご存知、航空自衛隊です。
そう。ジャパン・エア・セルフ・ディフェンス・フォース。
操縦士も自衛隊員。
機内のパーサーも自衛隊の制服を着た男性隊員です。

政府専用機は2機あります。
政府専用機は2機.JPG
同時に現地まで飛んで
訪問先で片方が故障しても
必ず総理が帰れるようにカバーしているんだとか…
ちなみに前のタラップは総理専用。後ろのタラップは記者用です。
総理は前のタラップ.JPG記者は後ろのタラップ.JPG
記者用のフロアには会見用のステージがあります。
ブリーフィングなど発表ものがあれば
外務省職員などがステージ上の席に座り、記者たちと向かい合わせで話します。

そうそう。

水平飛行になったら、安倍さんが
記者席にあいさつに来てくれました。
ポロシャツを着て爽やかな笑顔。
この日をいよいよ迎えた…という晴れがましい笑顔でした。

男性隊員がサーブしてくれる機内食を楽しんでいるのもつかの間。
4時間で北京空港に到着。
中国到着.JPG
しっかりと手をつないで、安倍総理と昭恵夫人は北京に降り立ちました。
ここから安倍総理はハードスケジュールです。
14:00       北京市内到着
14:40~15:00 歓迎式典出席
15:00~16:30 温家宝首相と会談
17:00~18:10 胡錦涛国家主席と会談
18:20~18:50 呉邦国全人代委員長と会談
19:00~21:00 温家宝首相主催の晩餐会
22:00~22:20 記者会見

記者たちは14時に
ホテルのプレスルームに入りました。
次から次へと入ってくる会談情報を記者たちは日本に送ります。
吹野記者もレポート原稿に追われちゃったりして…
締め切りと戦う吹野記者.JPG
そして安倍総理の記者会見。
美しい安倍.JPG
北京で22時に会見ということは
日本時間の23時に会見ということです。
それから編集して原稿書いて…

気づいたらド深夜でした。

そんな中でも北京ダックにはパクついたりして…。
今日はじめてのご飯.JPG

      う、うまい…

明日、記者は早朝5:50にロビー集合です。
一泊二日で中国・韓国…。
安倍総理もタフだぜ。


韓国篇に続く

投稿者 : 23:59

2006年10月06日

雨がすごくて…(担当☆たかお)

こんばんは、「まだ」新人のたかおです。
昨日の扇キャップのブログにあるようにテンパっているたかおです。

ライブドア事件に耐震偽装事件と裁判が多いわけですが、
堀江被告らの逮捕が今年1月下旬、
姉歯被告らの逮捕が4月下旬と5月中旬ということを考えると、
ここ最近の事件は3年後から導入される予定の裁判員制度のこともあってか、
逮捕・起訴から公判までの期間が意外と短いもので、
「あれこの事件って今年だったかな…」と思うこともしばしばです。

裁判の取材・レポートをする際、
事前に事件の概要や公判の流れなどを把握しておかなければなりませんが、
過去の記事や資料などを読んでいると
「ああ、こういう事件だったな」とか思い出すことが良くあって、
時間の流れの早さと記憶の曖昧さを感じます。

さて、今日はこの写真です(↓をクリック)。

実は今日、代休を頂きました。
昨日までに宏枝デスクから
「あした裁判ないんでしょ。あんた、休みとりなさいよ」と言われていました。
しかし、今朝起きてみると、雨がザーザー降り。
大雨でした。
「ま、新聞でも買いに行くか」と思い、駅売りを買いに傘を差して外へ出ました。
雨足もさることながら風が強く、傘を差しているのもやっとでした。

しかし、それだけでは済みませんでした。
駅で新聞を買って戻って来るところ、突風に襲われ、
傘が「御猪口」になりました。
傘の骨が反ったりする、こここまではよくあることですが、
その瞬間「バキッ」という音がしました。
折れました、傘の骨が…。

「ああ…」と思ったときにはすでに時は遅く、雨が吹き、付けて来て、
服も新聞もビショビショになってしまいました。
で、その傘の写真です。
傘が….jpg
メガネも….jpg
メガネも曇っています(分かるかな…?)。

この傘が駄目になってしまったので、
そのあと外へ出るときは折り畳み傘の根元を持って差しました。
再び駅に近付くと、完全に「御猪口」状態になったビニール傘の残骸が
ゴミ箱や道端に捨ててありました。
今日の風は尋常ではなかったことを物語っています。

ちなみに明日は曇りのち晴れで気温もグ~ンと上がるようです。
体調を崩さないように気を付けます。


「まだ」新人 たかお

投稿者 : 22:15

2006年10月05日

この2日間 三権巡り ☆扇一平

いやぁこの2日間三権移動しまくりで疲れました。

私は警視庁のキャップ。
本来ならばデスク業務で会社にいる以外は
警視庁に詰めて、各部や広報への対応、マスコミ各社間の調整などを
しなければならないのです。

しかし我が文化放送報道部はそうも言ってられません。

人数が・・・足りない!!!!

もう10月だというのに、まともに夏休みを取っていない人間ばっか!!
だから1人休むとそれだけ仕事の量が多くなるわけなんです。

ご存知のように・・ほとんどの人が知らないけど・・
文化放送報道部はデスクなどの内勤のほか、
国会、警視庁、その他都庁、裁判所などの司法、気象庁、消防庁、JR、空港、証券取引の兜町・・・
・・・・・・・・・うわ~~~~っ

・・・といろんな記者クラブに在籍していて取材活動を続けているんです。
だから必然的に記者クラブの幹事業務などが回ってきて、やることの多さったらあんた!!

今月は警視庁、国会が文化放送の幹事。

私は警視庁なので詰めていなければなりません。

しか~~し!!

まず昨日の朝からまいりましょう。

8時半に出社、10時から東京地裁で「渋谷女子大生身代金誘拐事件」の初公判が開かれます。
あの報道協定がしかれた事件です。→私の過去のブログ参照

てなことでまず朝一で東京地裁へ

200610052102000.JPG

裁判を傍聴して昼ニュースのレポートを行うのです。

406号法廷記者席の最前列をゲット、
あの重大誘拐事件を引き起こした3人の被告が目の前にいます。
彼らはすべて起訴事実を認めました。・・・くわしくは6日(金)の「吉田たかよしプラス」で
レポートします。


昼ニュースのレポが終わり、すぐに警視庁に入ります。

200610052104000.JPG

警視庁では永野サブデスクが幹事業務を行っていました。


各社と打ち合わせをして、広報にも確認を取り、何も大きな発表ものがないことでほっとし、
すぐさま総務省のビルの警察庁へ・・・
警察庁で調べ物をし、今度は国会に行きます。

200610052101000.JPG

国会キャップの鈴木ビン記者が本社のデスクで、
ベテランの高橋タミー都庁キャップが国会に詰めていたんですが、
タミーが総理官邸取材になり、私が国会民放クラブに入り幹事業務。

1時間ほどで、国会幹事のすべき書類をを作り再び警視庁に戻ります。

200610052104000.JPG

警視庁に戻ると、捜査2課の会見が待っていました。
捜査2課は詐欺などの犯罪を取り扱う部署。

その会見は「元日経新聞幹部による詐欺事件」で逮捕の会見でした。

このところ2課は振り込め詐欺などのほか、スケート連盟の事件などめちゃくちゃ
忙しい課なんですよ。

そんなこんなでニュースパレードも終わり、ライブドア事件の取材レポートをした
高尾記者とともに中継車で浜松町本社に戻りました。

蛇足ですが、ライブドア堀江裁判は9月に5回、10月に10回、11月に11回と
集中しています。これは司法制度改革の短期集中審理の概念がまともに出た結果ですが、
高尾記者はヒーヒー言っています。

高尾.bmp
(右がヒーヒー言う高尾記者、左は週末に総理随行で中国・韓国に行く吹野記者)


でも若いまじめな高尾記者は裁判の取材に命をかけています。(ちょっと・・いや凄い大げさ)


朝から夕方まで毎日のように続く堀江裁判、このほか耐震偽造裁判とか集中していて
丸1日裁判を傍聴し、まったく時間もなく全国ニュースでレポートをする高尾は大変です。
だから私は司法キャップもやっているので、高尾にせめて少しは裁判を休ませてやろうと
誘拐事件の取材レポをやったのですが、堀江裁判もその日もあったので高尾のヒーヒーは止まりませんでした。

こいつが高尾です
高尾.bmp
(右が高尾記者、左が湾岸に住んでいて東京湾花火を見るため沢山の人を呼んだが雨で順延になり手持ち無沙汰になった吹野記者)


高尾は熱心すぎる若者です。
高尾.bmp
(右が熱心すぎる高尾記者、左が総理随行を宿直明けで自室で寝ている時に知らされ、寝ぼけていて渡航書類にはんこを押すため、わざわざ部長を家に呼び付けた吹野記者)


高尾はよくテンパリます。
高尾.bmp
(右がよくテンパる高尾記者、左がブログに使うために写真を撮ると、まるでアイドル芸能人みたいに確認をしなければ落ち着かないナルちゃんの吹野記者)


でも高尾を応援してやってください。・・・出たついでに吹野も・・・ネ

ところで・・・
今日も朝から私は警視庁

200610052104000.JPG


朝から会見の連続!
その中で、重軽傷者を出した都電荒川線の追突事故の運転士らが
業務上過失傷害で書類送検されたレポートを昼のニュースで放送、

その後明日の「吉田たかよしプラス」のための取材を警視庁内や
各省庁を回って行い、警視庁に戻ったところ、高尾記者からSOSが!

そうです裁判に命をかける(大げさ)高尾は、今日はヒューザー小嶋被告の初公判の取材でした。
公判が長引きそうで、裁判所から出るグランドステージ東向島の住民のインタビューを取ってくれないかと言うお願いでした。


お願いされて今まで一度も断ったことのない私は(ちょっと大げさ)すぐさま地裁へと走りました。

外は大雨です。

ちょうど着いたところに、住民の方はやってきました。
テレビカメラ、新聞記者の間に、このブログのメインタイトル
「文化放送と書かれた黒いマイク」を突っ込みました。

しかし右手でマイクを出し、左手で録音機を操作、

傘を持つ手がありましぇえ~~ん!!!  ヒーヒー(今度はオレか!!)

傘は落ちました、マイク録音機が濡れないようスーツの上着をかぶせました。

いい録音は取れましたが、びしょ濡れになった私がそこにいました。


中継車に戻って本社にインタビューを送り、
体を乾かしていると、ニュースパレード直前に、高尾記者が走って帰ってきます。

あと放送まで2分!!!

予想通り高尾記者はテンパっていました。

高尾.bmp
(もう面倒くさいので説明は省きます)

そんな感じで2日間が終わりました。

小学生の時、社会で「三権分立」を学びました。

立法、司法、行政はそれぞれ分離して、お互い介入しない・・・

しかしこの2日間の私の活動は・・・・

「三権合体」でした。


 扇一平

投稿者 : 21:14

小さなケーキの向こうで(担当☆石森則和)

06-10-05_11-24.jpg
幼いころ、彼女は。

誕生日のたびに、お母さんに
「お寿司」をつくってもらい
お友達も呼んで、
ケーキのろうそくを吹き消しました。

しかし、
13歳になってまもない11月。

お母さんが、帰りの遅いのを心配して
迎えにいった学校の体育館には
灯りが灯っていたものの、

とっくに彼女の姿はありませんでした。
・・・異変は既に始まっていたのです。

彼女が家に帰らなくなってからも
双子の弟といっしょに
「お姉ちゃんの誕生日」は祝っていました。

しかしその弟たちも大きくなって家をでていくと
めっきり家で「お誕生会」をすることも無くなっていたのです。
・・・ところが。

平成9年。
ご両親はある情報に震えます。


その年は、
「大きな大きな」ケーキを買いました。

だって!
06-10-05_11-24~00.jpg


「めぐみちゃんは、北朝鮮で生きているって!」


横田滋さん、早紀江さんご夫妻は
きっとそのケーキを
ひとくち、ひとくち、
大切に食べたことでしょう。


・・・でもね?
翌年のケーキは
「小さい小さい」ケーキでした。

なんでだと思います?
滋さんはいつものように
はにかみながら・・・


「だって、北朝鮮では
あんなに大きなケーキ、
めぐみちゃんは食べられないもの」

しかし、それからの日々
救出を求めて奔走する夫婦には
誕生日どころではありませんでした。

でも、きょう10月5日。
横田めぐみさんの42回目の誕生日には
久しぶりにお祝いができました。
しかも500人もの人が集まって!
zenninn.jpg


アメリカ人夫婦が監督をし、
アカデミー賞ドキュメンタリー部門の最有力候補との声も聞かれる映画、
「めぐみ  引き裂かれた家族の30年」の試写会がきょう開かれ
滋さんは「めぐみの誕生祝になりました」と顔を綻ばせました。

スクリーンでは
ニュースなどで断片的に見てきた映像がひとつにつながり
横田家の幸せな時間と苦悩の日々が心に流れこんできました。

日本人の私たちには見慣れた映像も多いはずなのに
灯りが再び灯る前の客席からは、すすり泣く声が聞こえます。

この映画の原題は「アブダクション」=「拉致」。
ドキュメンタリーなのに
ナレーションが全くありません。

そのかわり、
ニュースでは映し出されない拉致現場周辺の美しい情景や、

横田夫妻をはじめ、アンミョンジンさん(内容はショッキング!)
当時、ほかに先駆けて拉致の疑いを指摘した記者たちの
貴重な証言。

当時のワイドショーのレポートや、
「拉致」なんて認識は全く無く、
テレビの「家出人コーナー」で呼びかける横田夫妻の姿。
波が打ち寄せるテトラポットの隙間を覗き込み捜索する警察官
・・・などの貴重な映像。

そして家族しか知らない8ミリの
いくつもの笑顔。
これらが1000の言葉よりも多くを語ります。


なんと夫妻が家で
「夫婦げんか」をしているところまで収録されています。
会見場での温厚で仲のよいお二人を知っているだけに
「新鮮」です。

横田夫妻自身、日本で映像を見るまで知らなかったそうで
「恥ずかしいなあ」と照れていましたが、
「私たちも普通の夫婦ですから
・・皆さんと同じですもの」と笑いました。

密着取材したアメリカ人監督は
アメリカでこの拉致問題を認識してもらうためには
ご夫妻が何か特別な立場の人でもなく
「私たちとおなじ普通のひと」であることを
まず認識してほしかったんだ・・・と語りました。
kurisu.jpg
(クリス・シェリダン監督が逆取材)

アメリカ人監督のクリス・シェリダン、パティ・キム夫妻は
ほかの多くのアメリカ人と同じように
この事件を全く知りませんでした。

しかし、ある日。
ワシントン・ポストの、小泉訪朝を伝える記事を読んで