« 安倍家の花道 =吹野= | メイン | ぶっ文化放送がっ・・破壊されるぅっ!!☆扇一平 »
2006年09月05日
仲間たちは顔面蒼白でした 担当☆高橋民夫
9月2日、土曜日の午前中の静けさは
上空を飛び交う何機ものヘリコプターでやぶられました。
多摩川にかかる丸子橋の近くに住んでいる私は
2日の午前11時ごろ、異様なプロペラ音に気が付き、
外へ出ると、何機ものヘリコプターが時計の針と反対周りに
旋回していました。
これはなにかがおきていると思い、近くの消防署に
電話で問い合わしたところ、多摩川で水難事故とのこと。
急行すると、東急東横線の鉄橋と丸子橋の間が現場でした。

現場には東京消防庁の水難救助隊も駆けつけていました。
私の取材メモによると、良い天気に誘われて会社の同僚14人が
午前8時ごろから、多摩川の川崎市側の河川敷でバーベキューをはじめ、
ビールなどを飲んでいたところ、気温が上がったので、6~7人が川に入って
泳ぎ始め、突然2人が深みにはまるなどしておぼれました。
連絡を受けた警察と消防が駆けつけて、いっしょにいた若者たちから
事情を聞くとともに、必死の捜索を続けたところ、さらに1人が救助を
求めていたため病院へ運びました。彼は命に別条はありませんでしたが
おぼれた2人は、翌3日までに2人とも死亡しました。
現場は川崎側から石段で川に入れるようになっており、普段から
釣り人や子供たちが川に入って遊ぶ姿が見られるところでした。
また、この場所は昔、丸子(まりこ)の渡しという渡し舟が行き来しており
私が子どものころは、遊泳も禁止されていませんでした。
このため幾度かおぼれて死亡するという事故が繰り返され、
遊泳禁止となったところです。
バーベキューを楽しむために集まった若者たちは一瞬にして
仲間の命が奪われ、ことの重大さに気が付いたときには
川の土手で体を寄せ合って幾分放心状態でした。
上空を旋回していたヘリコプターがそれぞれの基地に戻り
どっと押し寄せていた野次馬たちも三々五々帰り始めたのは
お昼も過ぎた午後1時ごろでした。
携帯電話を持って現場で取材をした私は局の報道部と
連絡をとり、レポートしたかったのですが、タイミングが悪く
ニュースに入れられなかったのは残念でした。
仕事はお休みでしたが、ある土曜日のできごとでした。
投稿者 : 2006年09月05日 04:20