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2006年08月11日
遺骨泥棒恐喝未遂事件・・解決!! ☆扇一平
はじめに昨日の警視庁記者クラブの窓から皇居越しに見える夕焼けは実に美しく心が洗われるようでした。
明日は嫌な事件などなければいいなと思い今日来てみると・・・こんな事件が・・・
5月25日、会社役員のA子さん(61歳)が港区にあるご主人のお墓参りに行くと、墓石に張り紙が!
「骨壷を預かっている。警察に通報するな。通報すれば骨壷は永久に帰ってこない」
・・・こう書かれていました。
誰もが自分ちの墓に言ってそんな張り紙が貼ってあったら驚くよね。
しかも警察に通報するなって、通報したら遺骨は永遠に・・・!!!
・・・納骨室を調べるとご主人の骨壷がなくなっていました。
A子さんは迷うことなく麻布署に通報したのでした。
えらい!!毅然とした態度!!
その紙には「ここに電話しろ」と犯人の携帯電話番号が書かれてあり、A子さんは電話をします。
その後、2ヶ月間に27回犯人から電話があり、最終的にこんな要求が・・
「古い札で3000万円用意しろ!」
そして・・
「8月10日に水道橋の黄色いビルに来い」
さらに犯人は
「巣鴨に変更する」
さらにさらに
「大塚に来い」
どんなに行ったり来たりさせても、もう警察が張ってんのにネ!
案の定、犯人は指定した南大塚の路上で原付に乗っているところを発見され現行犯逮捕されました。
しかし供述で
「これは、ある人から頼まれたことで、何も知らない」
他に真犯人が!!??
・・・うそでした。
捕まったのは63歳の自営業のおっさんでした。
骨壷は東池袋のスポーツセンターそばのコインロッカーから見つかり、A子さんの元に返されました。
なぜ、このおっさんはA子さんの家の墓を狙ったのか?????
会見で記者達の質問はその一点に集中しました。
捜査一課長はこう説明しました。
「この男の家の墓が同じお寺の中のすぐそばにあり、A子さんの家の墓が一番豪華だったから」・・・
事件の陰にはターゲットに対する周到な調査も何もありませんでした。
実に簡単な理由でした。
記者達は拍子抜けをし、乾いた笑い声さえ起こりました。
このおっさんの罪名は「恐喝未遂」
それにしても盗んだものが「遺骨」と「生きた人間」ではエラい違いがあるって思いましたね。
もしこれがA子さんのご主人の遺骨でなく生前のご主人だったら・・・
罪名は「身代金目的誘拐」・・大罪です。
しかも間違いなくあの大変な「報道協定」が敷かれます。(7月25日の私のブログ参照)
このA子さんの亡くなったご主人は某グループ企業のトップとも聞く資産家。
資産家は生きている時も、亡くなった後も・・・大変だと痛感し、なぜかほっとしている自分がそこにいました。
A子さんは遺骨が見つかったことについて、
「主人の骨が見つかってとても嬉しい。自宅に数日置いて供養して、再びお墓に納めたい」と話しています。
でも今度は鍵をかけておいた方が・・・いいかと・・・・
ウチの墓は大丈夫、資産家でもないし・・ただオヤジが亡くなった4年前に、僕がデザインしたオシャレな墓だからちょっと心配!
(墓石に写っているのは写真を撮ってる僕ですので怖がらないでください)
いやぁ、ウチのお墓ができてからというものの、扇家の墓を参考にさせてくださいとか言われたり、ウチと同じデザインの墓が霊園の中に沢山できちゃって、警視庁記者出身の墓石デザイナーなんてどうでしょう??
すみません!!えらい話がそれてしまいました。
そう言えば・・今朝の「吉田たかよしプラス」の神出鬼没のコーナーで、僕のレポートは「コンピュータ犯罪」・・・ハッカーの話をしたんだっけ・・「墓」と「ハッカー」・・なんたりして・・
もう一度スミマセンでした。だから吹野記者にバカにされた書き方をされるんだよな。・・反省・・・・・なんかしないもんね。
警視庁担当 扇一平
投稿者 : 2006年08月11日 01:22