« つまらないことなどを~その11~★柳澤和三 | メイン | ガンバレ日本!!(担当★野中) »

2006年05月25日

時のないホテル(担当☆石森則和)

耐震強度偽装事件で休業に追い込まれた
全国のビジネスホテルなど9社が、
総研=総合経営研究所を相手に、
経営指導料名目で払った契約料など4億5000万円の
返還を求める損害賠償訴訟を起こしました。

東京地裁に入る原告団.jpg

ホテル側は、

「総研と結んだ契約内容は
単なる経営指導ではなく、
総研が全業務を請け負う一括請負契約だった
だから偽装による被害の責任は総研にある」

・・・としています。

要は支払ったお金は返してくれということと、
追って改修費用なども出せ!ということなんだけど・・・・

じゃあ、これに勝訴したら
ホテルは、
「やったあ!一件落着!わっしょいわっしょい!」

・・・・なのかというと、

それは大間違い。

休業って書いたけど、そもそも
再開のメドすら立っていないところが多い!

例えばホテルの建設に10億円ぐらいかかったとするわいな、

でも、これが休業になった場合、
もちろん宿泊費は入ってこないのだが、
ダメージはそれだけではない。

飲食店などテナントも休みになるわけで、
その家賃収入もなく(これが結構、大きい)
・・・かといってメンテナンスは必要で、
営業再開のメドもたたないまま
ただただ毎月、
数百万円にのぼる利息を払い続けている状態だったりする。


じゃあ、ってんで泣く泣く解体を決めても
解体費用だけでなく安全対策や廃棄物処理などで
莫大な費用がかかる。

改修を決めたホテルのひとつは
免震対策をすることを決めたものの
数億円かかるというのですよ!

つまりね、仮に裁判に勝ってもぜんぜん足りないのだ!

今後、休業補償などは
金額が確定したら請求するというが
一件あたり億単位になるそうです。


じゃあ、なぜ訴えるのか?ですが
今回取材に応じてくれたホテルの取締役は

「お金、よりも
総研の責任を追及をしたいんです」と
話してくれました。
いわゆるホテルルートの
全貌解明につなげたいということもあるのです。


実はね、
こうしたビジネスホテルは
内河氏に誘われて
全く知識のなかった家族が
「家族経営」で初めたところも多いのです。
「家族」だよ?

結果として
数億円のうち半分以上の負債が残ってしまった、
それでもこのホテルでは
「従業員の解雇はしない!」と歯を食いしばってきました。

偽装されたホテルの場合、
公的支援もない。

このホテルの建築確認をしたのは
イーホームズなどではなく
「市」だったのにね。

やっと改修工事を終えて
来月から営業を再開するといいます。

・・・ただね、

営業を再開したからといって
一度失った利用客の信頼を取り戻すのは
簡単なことではないでしょう。

総研側にもコンタクトしましたが、
この件について
コメントをもらうことはできませんでした。

ホテル幹部の一人は
あんだけ
AtoZ、クチを出していたのに
TV以外で姿を見せなくなったと
怒りをあらわにしていました。


今週から、この車なの.jpg


投稿者 : 2006年05月25日 17:18