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2006年05月19日
『娘の事件を覚えていますか?』 担当☆永野
今日は泊まり明けなので、早めの更新です。

これは、京成線の柴又駅。 葛飾区柴又と言えば、
寅さんでおなじみですよね。 駅前にはこんな銅像も。

寅さんの足元だかに触るとお金に困らないとかで、
それを聞いたご婦人たちが必死で触りまくってました。
私が入り込む余地は、もちろんありません・・・。
私が柴又駅に降り立ったのは寅さんに会うためではなく、
ある事件の取材のためです。
「ある事件」・・・10年前、上智大学4年生だった小林順子さんが
柴又の自宅で殺害され、家が放火された事件です。
順子さんがアメリカ留学に出発する2日前に、事件は起きました。
小雨が降っていた日です。
現場近くには、目撃情報を呼びかける建て看板も。

事件から10年を迎えた今も、犯人逮捕はおろか、
容疑者さえ浮かんでいません。
順子さんのご両親にとって、取材に応じるということは
事件の詳細について思い出さなければならないということ。
それはとてもつらく苦しいことです。
しかし、事件を風化させたくない、そのためには
自分たちが事件について語ることが必要だと、
身を切る思いでインタビューにこたえて下さいました。
「10年経っても、あの時と何も変わっていない・・・。
私たちの中で、順子は21才のままなんです。」
ご両親の言葉が胸に刺さります。
順子さんが小学校5年生の時、15年後の自分に
手紙を出していました。 その手紙が事件の5年後に
両親のもとに届きました。
その手紙には次のように書かれています。
「15年後の私は、きっと子供が2人くらいいて
家は2階建ての広い家だと思います。
子供たちにはかわいいスカートやポシェットなどを
作ってあげていて、平和な家庭だと思います。
私は、子供たちには厳しく優しいお母さんになりたいです。
それに、とてもユニークなお母さんになりたいです。」
しかし、順子さんに15年後は訪れませんでした。

柴又駅の踏切は、のんびりした雰囲気です。
順子さんの家があった辺りも、とても静かで
穏やかな街並みです。
そんな柴又で起きた事件をあらためて取り上げようと、
特番を放送します。 今月28日(日)の26時~26時30分、
タイトルは、『娘の事件を覚えていますか? ~葛飾・柴又
女子大生殺害放火事件』です。
いつになくシリアスなブログになってしまいましたね・・・。
投稿者 : 2006年05月19日 08:00