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2006年04月06日
長距離走者は孤独じゃない(担当★石森則和)
平和な朝でした、・・・・何も無ければ。
民主党代表選挙関連がトップニュースになるのはほぼ決まりでしたが
それ以外に何を取材しようか、デスクと頭を悩ませていたところでした。
その時!
デスクを担当するための勉強をしていた高尾記者が不意に
「西日暮里駅で異臭騒ぎ、人が倒れている模様!」と立ち上がりました。
・・こんなとき、細かい打ち合わせはしません。息は合っています。
すでに僕は鞄を持って立ち上がっていましたし
デスクは中継車のドライバーの張替さんに電話、
僕が文化放送の玄関を出るときには
張替さんは技術のたきちゃんを呼んでいて
あとは乗り込むばかりでした。
ここまで2~3分。出発!

中継車の中で東京消防庁に取材、この時点でけが人は4人、
消防隊は30隊以上が出動していることがわかり、同時に
警視庁にいる扇キャップに連絡をいれ連携を確認したのでした。

現場が近づくにつれ、緊急自動車の姿も増えてきます。
すると、
「だめだ。これ以上車では近づけない!」
「走ります!駅はどちらですか!?」「信号を左!」
「がってんでえ!」
車を飛び出し歩道を走り出す!はしるはしるはしる・・・
はし・・・・遠っ!とおおおおおおおおいっ!
僕の脳裏に「子供の運動会で転倒するお父さんのイメージ」が!
おええええええええ。
はい、ここで「石ちゃんのからだまめ知識」です。胃液はすっぱいんだね。
で、よれよれで現場に到着、
「い、いれてくださいってば!」僕の凄い形相にちょっと引いてる警察官。
手をつこうとすると・・・そこにけが人の搬送先を書いた表が。
「げっ!18人?」どうか軽症でありますように。
正午のニュースまでは40分ほどだが、どうにか目撃者を見つけたい!
しかし当事者はほとんど搬送されてしまった。
でもしっかり目撃していた人が!「・・・立ち食いそばやさん!」
まだノドが痛いといいながら、犯人の姿まで話してくれました。
ありがとう。今度かきあげそば食べるね。今、胃がちょっとね。
こうした現場では次々に断片的な新情報が飛び込んできます。
だから、レポートのときに手に持っているメモは
訂正訂正、また訂正でこのとおり。
自分でも読む行を間違えそう。
本番前1~2分というところで「重傷者2人!警察官!」との情報が。
これはスタジオ(中継車経由)と現場を結ぶ無線機のイヤホンに飛び込んできた
報道部にいた高尾記者の声。
あのね、これ、もし携帯電話での連絡だったら間に合わなかったかもしれないのです。
ポケットから携帯を取り出している暇はないし、そもそも鳴っているのも気がつかないかも。
これは日々現場を経験してきた高尾記者ならではの機転!「ぐっじょぶ、たかおくん!」
高尾記者:「あはい」
このようにたくさんのかたや
スタッフの援護があってこそレポートはできるのです。
緊張感から放たれ切れないまま中継車の後席で深呼吸したとき
ナビ役もしている技術のたきちゃん♀が「合羽橋」を読もうとする声が聞こえました。
「あいがも・・・?」
何かがほどけていくのがわかりました。
<負傷された皆様のご回復をお祈りいたします>
投稿者 : 2006年04月06日 17:29