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2013年06月24日

パ・リーグを語る! 混戦を抜け出すためのキーマン

■6月24日の放送は・・・
  混戦パ・リーグを占う ―― ナマッパ!
 
 プロ野球はセパ交流戦を終えリーグ戦再開。
 首位から最下位まで8ゲーム差(23日終了時)にひしめく
 パ・リーグの今シーズンここまでと
 今後、混戦を抜け出すためのカギをガンちゃんが しゃべくりまくった
 「ナマッパ」をお送りしました。
 
 交流戦はソフトバンクが優勝、
 西武をのぞく5球団が勝ち越し――。
 その結果、交流戦が始まる前と後で順位の変動はごくわずか、
 首位から最下位までのゲーム差は「8差」のまま変化なし
 ――と、依然として6球団での混戦模様が続く状態。
 
 今シーズンのパ・リーグ、これからどうなる?!
 
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 「順位予想」「優勝予想」を頑なに拒否するガンちゃんでしたが、
 各チームが優勝に近づくためのポイントを分析。
 
 ロッテ
  (トップにいるチームは不安材料を探してしまうが)
  抑えの益田直也がどこまで持つか心配。
 
  チーム躍進の立役者――投げっぷりがいい2投手の良さ・・・
  西野勇士(チームトップ7勝)は「怖いもの知らず」
  ルーキー・松永昂大投手(25歳)は
  ベテラン投手のような「マウンドさばき」。
 
 楽天
  ベテランが活躍するチームで、夏以降が心配。
  3位ながら失点が得点を上回っており、
  時に大量失点ゲームもあるため
  投手陣は、田中将大頼みにならないことが大切。
 
 オリックス
  波がありすぎる。
  バルディリスは打撃好調も、守備(三塁手)でエラーが多い。
  サードへの“いいあたり”の打球をエラーすると
  相手チームが活気づいてしまう。
 
  1、2番の出塁率が高まると常勝チームになる。
 
 日本ハム
  ホームラン数パ1位でも勝てないのは
  つなぐ野球ができていないということ。
  それでも最近は打線のつながりが出ているので
  “その気”になったら怖い。
  低迷の原因を払しょくできれば、猛威をふるうと思う。
 
 西武
  ここまでは、菊池雄星の調子がよく、牧田和久が安定。
  今後は、涌井秀章がどの“ポジション”で活躍するか――がカギ。
 
 ソフトバンク
  本多雄一の好調がホンモノならば
  チームの上昇は間違いなし。 
  長谷川勇也今宮健太のセンターラインが強力。
  投手では摂津 正の存在が大きい。
 
  千賀滉大は、圧倒的な直球の速さが変化球を生かし
  短いイニングで成功。
  1球(1ストライク)で打者を“追い込む”ことができる。
 
岩本 「戦力でいうとソフトバンクが強い!」
 
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 ガンちゃんは順位予想をした4月1日と同じく
 この日も結論は、ソフトバンク推し!
 
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ロッテの強さの秘密は“4スタンス理論”の注入か??
 
 “自分の能力を超える力”(いわゆる「火事場のバカ[ぢから]」)
 意識的に呼び起こす修練を積むアスリートが増加し
 近年、様々な競技で
 (これまで考えられていた)“人間の限界”を超える記録が誕生・・・。
 
 そして、ある時ガンちゃんが関心を持った“4スタンス理論”――。
 
 同じ動作をするにも、人はそれぞれ個性があり
 正しい身体の動かしかたは4つある――という
 “4スタンス理論”を提唱する
 コンディショニングトレーナー・廣戸聡一さんが今シーズンから
 ロッテとアドバイザリー契約を結びました。
 
  ひょっとすると、今シーズンのロッテの躍進にも
  “4スタンス理論”が関係しているのかも・・・
  と考えを巡らせるガンちゃんでした。
 
岩本 「人の体で(時速)160キロ(のボールを)投げることは
     絶対無理だと唱えた人がいた――。
     今は出るからね」

 
松島 「トレーナーさん、チームを支えるスタッフの方
     非常に重要になってきていますね」

 
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育成選手制度の是非
 
 パ・リーグを語る中で
 話題は育成選手制度の是非へと脱線・・・
 
 ガンちゃんちゃんは、育成選手制度を利用した新人獲得は
 スカウトのレベル低下につながる、と危惧します。
 
 (たとえば) 高卒で“そこそこ”の評価の選手であっても、
 大学に進学すれば4年間で“ドラフト1位級”
 選手に成長する可能性がある・・・
 
  そうした選手が育成選手としてプロ入りした場合、
  契約金はなく、
  支度金として(標準)300万円を手にするだけ。
 
 スカウトが「プロで活躍する“素材”を見つけた」
 自信を持てるのであれば
 育成枠ではなく、ドラフト上位で指名し
 契約金を支払うべき――。
 
岩本 「ドラフトで指名して1千万でも2千万でも、
     身の保証をしてあげなさい、と」

  
 ガンちゃんによれば
 育成選手制度を利用していない日本ハム
 スカウトマンの目聞き・判断を信じている――
 という考えに基づいて
 新人選手はドラフトで指名
 (“プロ野球選手”として獲得)する方針なのだそうです。
 
 しかし、ガンちゃんも全面的に育成選手制度
 反対しているわけではありません。
 巨人・山口鉄也、ロッテ・西野勇士など、育成枠で入団後
 一軍で活躍する選手が増えている現状から・・・
 
岩本 「(選手がチャンスをものにする)
     “可能性”といった意味ではいいと思う。
     賛否両論あるけど、こういう意見もありますよ」

 
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 ◆7月1日は 全日本大学駅伝 関東地区予選会 リポート
 
  放送前日6月30日に開催される
  全日本大学駅伝 関東地区予選会の詳細リポート
  「本日のイチオシ」をお送りします。
 
  11月3日本大会へコマを進める大学は??
 
  どうぞお楽しみに!!

 
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 2013年06月24日 18:50