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2008年12月29日
2008年12月29日 2009
2008年も絵日記をお読みいただき、ありがとうございました。
あなたにとってどんな一年でしたか?浜美枝のいつかあなたとでは、今年も様々なゲストをお招きし、貴重なお話をお聞き出来ました。この経験は人生の宝です。ところでこの場所は本来ですと放送後記をお届けすればよいのでしょうね。はじめはそうでした。しかし気が付けば私的な出来事を書き記すようになっていました。2009年は原点に立ち戻り、スタジオにいらしたお客様の模様も時折お伝え出来ればと考えています。
2009年もどうぞ宜しくお願い致します。
2009
2009
2009
投稿者 joqr : 09:56
2008年12月22日
2008年12月22日 メリークリスマス!
今年もクリスマスがやってくる。この時期昭和記念公園にこの3年訪れている。ライトアップが見事。しかし、ここにも景気の影響が。飲食の出店数が減っているのだ。それだけ客の財布の紐がかたいと踏んで、余計な出費を避けたのだろう。夢のようなイルミネーションの中現実に戻った夜だった。来年は・・・。メリークリスマス!
メリークリスマス 1
メリークリスマス 2
メリークリスマス 3
メリークリスマス 4
メリークリスマス 5
投稿者 joqr : 10:16
2008年12月15日
2008年12月15日 雨から晴れへ
日曜は夕方まで雨だった。それも冷たい雨。いよいよ冬本番。こう寒くては背中が縮こまり、仕事どころではない!というのは一昔前のことで、近頃の事務所や店舗はエアコンが完備され快適だ。バスや電車もそう。お客様に快適に過ごして貰えるように!という配慮に他ならない。気になることがある。それは、設定温度が高すぎないか?ということ。特に電車。年齢は?性別は?どういう状況でどのくらい乗っている人を想定して決めているのだろう。早朝はまだ電車も車庫から出てきたばかりで冷えきっている。足元のヒーターなどとてもありがたい。しばらくすると、人も乗り込んできて体温などで大分暖まってくる。外気温が低い時ほと、利用客は厚着して防寒対策は怠りない。ここで問題が起きる。車内温度が高すぎると、今度は汗ばんでくる。だったらコートを脱げば済むことだが、ラッシュ時には身動きがとれない。マフラーですらはずせない時がある。汗が大量にでる。そして、降車したあと外気で体を冷やし、風邪をひいてしまう。ケースバイケースは承知。食事や居酒屋など二時間位はコートなしでリラックスする場所の他はもう少し温度設定は低くてもよいのではないだろうか。冬は寒いのだ。寒がりはそれなりの対策をすればよい。私のように。
センジツ、デンシャデアセヲカキ、カゼノタメビネツガデテ、キタノヘヤデハナヲカミナガラ、ソウオモッタオトコヨリ
雨から晴れへ
寒くても・・いい
投稿者 joqr : 10:18
2008年12月08日
2008年12月8日 懐かしの
師走に入った。今年もあとひと月。街を歩いていても慌ただしさを感じるようになった。ある商店の前で思わず足が止まった。店先に新巻き鮭が吊されている。あっという間に時間が40年巻き戻された。あの頃暮れになると決まって父と二人葛飾区亀有にある親戚の家を訪問した。そこには父方の祖母がいた。当時杉並に住んでいた私が祖母に会いにいくのには、片道二時間近いちょっとした旅行だった。晴れた日曜の朝9時には家をでる。普段背広姿の父はネクタイをつけない開襟シャツ。私はよそ行きの半ズボン。まさにお出掛け気分。私鉄国電を乗り継ぎ、席が空いていてもドアの窓に額をつけ、ひたすら流れる風景に目を輝かせていた。亀有駅に着くと魚屋に行く。そして父の目が真剣になる。吊されている何十匹という鮭から、これというものを選びだすのだ。私は父の目に憧れた。5分にも満たない張り詰めた時。大人の世界だった。
懐かしの
さらに、そこからタクシーに乗った。子供の私にとってタクシーは年に2度しか乗らなかった。今ほどサスペンションのよくない車に父が後から乗り込み、体が少し浮き沈みする中「大曲がりまで」と告げる。親戚宅の玄関に祖母は迎えにでていた・・・。90近い高齢ですでに視力の殆どが失われていたが、伝いながらそこにいた。着いた早々、「尚!よく来たねえ」と顔の輪郭を両の手で確かめる。指からは白菜漬けの匂いがする。「おばあちゃん!お父さんがね、鮭持って来たよ!お父さんがね、一番かっこいいの選んだよ!時間かかったんだよ!」「バカ!余計なことはいい!」父が私の興奮に水をかけた。祖母は閉じっぱなしの目尻から頬に川を作っていた。父は便所に消えた。中から鼻をかむ音が聞こえる。「やさしいねえ。」おばが一言呟いた。あれでよかったのだ、あれで。近ごろの新巻き鮭はハナから切れているものが多い。便利になったものだ。御歳暮の季節。二人は天国で鮭のやりとり、懐かしんでいるだろうか。
感謝の形
投稿者 joqr : 10:21
2008年12月01日
2008年12月1日 師走の楽しみ
師走の楽しみ
2008年もあと1ヶ月。街はクリスマスのデコレーションとイルミネーションで賑やかだ。これまで商店街の仲間で取り付ける電飾はみたことはあるが、ビルの壁に施すツリー型のそれはみたことがなかった。先日その作業を眺める事ができた。プロが一時間以上かけて、それもトラックからゴンドラをせりあげて作業するとういう大仕事。それは飾るどころか建築する!という表現がぴったりの電気工事現場だった。作業時はヘルメットをしっかり被っている。高さ約5メートルの完成したツリーはその先端が闇夜に突き刺さり、まわりの喧騒を忘れさせその傷口からは幸せをがしみ出ている気がした。今夜はあの明かりがどのくらいの人の心にも明るい光を灯しただろうか。
師走
師走
投稿者 joqr : 10:19