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2008年12月03日
12/3 『日本の食文化』
毎週水曜日の「大人の遊び場」は
「日本の食文化」「日本食の美味しさ」について
様々な角度から展開してまいります。
この日は、ゲストに江戸東京博物館 館長の
竹内 誠さんをお招きして
「江戸時代」の正月、おせち料理について
伺いました。
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◇◆竹内 誠さんのプロフィール◆◇
1933年東京・人形町出身。
東京教育大学大学院博士課程修了。
東京学芸大学教授、立正大学教授を経て、
現在、東京学芸大学名誉教授、
江戸東京博物館館長。
また、近世日本への造詣が深く、
NHK大河ドラマ「元禄繚乱」や
金曜時代劇などの時代考証も担当。
著書は『江戸と大阪』『江戸幕府事典』『江戸は美味い』など。
「江戸東京博物館」館長の竹内誠さん
◇◆江戸東京博物館開館15周年記念 特別展◆◇
江戸東京博物館では
「江戸東京博物館開館15周年記念」の
特別展のひとつ
「珠玉(たま)の輿 ~江戸と乗物~」で
天璋院篤姫の「女乗物」を本邦初公開!
蒔絵や金工など、まさに「動く御殿」とも呼ぶべき
豪華なものですので、ぜひ お出かけください。
(公開期間は 12月16日~2月1日)
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◇◆博物館は子供が畳体験できる場所?!◆◇
江戸東京博物館開館の体験型ゾーンで
人気の、昭和前期の和風建築・住宅には
玄関、縁側、畳の和室にちゃぶ台、
タンスの上にラジオ、蓄音機…と、
当時の情景が再現されています。
これが“畳のない”住宅に暮らす子供たちに
人気で、ちゃぶ台の上でおはじきをしたり
お手玉をして遊ぶ姿が見られるそうです。。
(館長)“畳を体験するには博物館へ”となると
悲しい話です。
(バンブー)畳は日本人が忘れつつある
大切な道具なのかもしれません。
◇◆外国人に衝撃を与えた畳部屋◆◇
畳・和室のよさに衝撃をうけた外国人として
「トロイの遺跡」を発掘した
ドイツのシュリーマンの名前が挙げられました。
西洋の住宅には、目的別に部屋があり、
その数に比例して「家具」が増えますが
日本の“畳部屋”は、一つの部屋で
あらゆる機能を果たすことがその理由。
普段は「居間」として。
お客様に座布団をお出しすれば「応接間」に。
銘々膳(めいめいぜん)を囲んで食事をすれば
そこは「ダイニング」。
さらに、布団を敷けば「寝室」に。
(館長)「すごいシンプルだ!」と
感動しているんです。
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◇◆江戸時代の正月◆◇
●“節”(せち)
今年も12月に突入し、1か月もすれば
「お正月」を迎えます。
江戸時代の正月は
どのような様子だったのでしょうか。
まず、「数え年」で全ての人が一斉に
年を重ねる「節目」であることから
気持ちも新たになるのが正月。
そして、初湯に浸かり、
歳神様(としがみさま)にお参りをして
「おせち」料理を食べます。
「節(せち)」とは季節の変わり目にあたる
祝日=「節日(せちにち)」のことで、
五節句(一月七日、三月三日、五月五日、
七月七日、九月九日)を祝う習慣は
現代にも残っていますが、
中でも特に“めでたい”のが
新たな年を迎える一月、つまり「お正月」です。
●おせち料理
江戸時代の「おせち料理」は
黒豆、ごまめ、数の子などで、
これらはいずれも「子孫繁栄」「五穀豊穣」などを
願う祈りが込められています。
(バンブー)江戸時代の「お節」は、
見た目は地味だったかもしれませんね。
●江戸時代のお酒は薄かった??
江戸時代初期は「濁り酒」が一般的で、
現在の「清酒」が定着したのは江戸時代中頃。
また、館長の予測では、
当時のお酒は“薄かった”のかもしれないようです。
(館長)お酒を飲む大会で
「九升」飲んだという記録が残っています。
(バンブー)
想像を膨らませる楽しさがありますね。
そして、江戸の食文化に思いを馳せると
豊かな食文化を楽しめる我々は
「恵まれているな」とつくづく思いますね。
投稿者 いそべ : 2008年12月03日 21:15